それではごゆっくりどうぞ
悪夢を乗り越えろ!
夜に王国を出た城之内たちは明け方にホルアドに到着をした。
流行る気持ちを抑え、まず救出しに向かうため装備や食料を整える。
「城之内君。お金とか大丈夫なの?」
「あぁ!いくらか稼いでおいたからな。奈落に落ちた南雲はきっと腹も減ってる。空腹過ぎれば人間死んじまう!だから持てるだけ食料は持ってく。金なら気にすんな!人の命に比べりゃ金なんて安いもんだ。」
そうして城之内はパンや肉、レモンやみかんに似た果物も買っていく。果物は水分も含むので水分補給や体に必要なビタミンも摂れる。
そして恵理の方も幾つか袋を出しては肉などを魔法で真空状態にして保存状態を良くして長持ちをするようにして調味料塩や胡椒も購入した。昔の人は胡椒を使って保存状態を保ったという話しもある。そして小さいサイズではあるものの鍋を一つ購入する。
煮る、蒸す、焼くなど一つの鍋で、できる優れもので値段は張ったものの必要経費として購入した。
そして香織には回復ポーションや魔力ポーションといったものをお金のあるかぎり買ってもらい準備を済ませた。
そして受付が開く前だったので見付からないように強引にそのままオルクス迷宮に突入する。
灰色の体毛に赤黒い目が不気味に光る、ラットマンという魔物や道中にロックマウントが蠢くなか城之内を先頭に斬っては進みある時は恵理が風霊術 雅で壁に叩きつけながら火霊術 紅で焼き尽くす。
「…二人は凄いね。」
「どうしたの香織?」
「…城之内君は先を切り開く力があって、恵理ちゃんは魔法、罠をうまく使って攻撃してる。でも私は回復させるしか出来ないからちょっとね。」
「んなこたねぇよ。確かに俺は攻撃できるが人を癒すことは出来ねぇ。恵理もそういった回復は出来るが本職ほどじゃねぇ。白崎の力はすげぇ。南雲が怪我してたら治してやれるのはお前だけだ!だから自信と後は覚悟さえあれば実力だって付いてくるさ。」
「ありがとう!それに城之内君たちからもらったカードもあるから私頑張る!」
そうしてあの時檜山が触れてしまった岩盤にまで辿り着いた。
「二人とも。準備はいいな。また触ればトラップが、作動するはずだ。ここからは気を引き締めていくぞ!」
「そうだね!」
「うん!いこう!」
そうして城之内が触れる!
光が、溢れてそしてその場から三人は消えた。
そして目を開くとそこはハジメが落ちた場所そのままであったが橋は修復され更にトラップも健在で背後からトラウムソルジャー、そして
「グルァァァァァアアアアア!」
あの時の悪夢が蘇る。
「恵理後ろの奴ら頼めるか?」
「任せて!克也はやるんでしょ?」
「…あぁ!前に進むためにもこいつはここで倒す!」
そしてベヒモスは最初の時と同じく突進をしてくる。
「優しき光を全てを抱く 光輪」
「守護の光をここに 光絶!」
それを香織が魔法で衝撃をある程度殺して障壁で一瞬動きを止めたあと城之内は稲妻の剣をもち勢い良く横凪に振るう。
ガギィン
「ちっ!まだかてぇか!」
「それ!くっ!数がやっぱり多いね。それなら!」
恵理の方は無数に増えるトラウムソルジャーを相手に火霊術 紅で焼き尽くしていたがキリがないので今度は水霊術 葵でトラウムソルジャーたちを全て飲み込む水流で次々と橋から落としていく。
「二人とも!天恵よ、遍く子らに癒しを 回天!」
そして、回復魔法を掛けて二人をサポートする香織
戦況は恵理の方は段々有利になってきたが城之内の方は劣勢に立たされている。
(くそっ!剣が中々入らねぇ!ここで足踏みしてる場合じゃねぇっつうのによ。ここで苦戦してたら南雲を助けることなんて出来ねぇ!俺は…俺は!)
そしてベヒモスは頭部を赤熱させ突進をする!
城之内は咄嗟にサラマンドラのカードを発動させ受け止める。しかしその突進の威力は凄まじく腕への衝撃で、サラマンドラを落としかけるが踏ん張り耐える。
(南雲は俺みてぇな力もねぇのにこいつに立ち向かったんだ!俺がこんなところでくたばっちまったら助けてくれた南雲に顔向け出来ねぇ!)
ズッズッズ
次第に城之内は押され始める。香織も
「天の息吹、満ち満ちて、聖浄と癒しをもたらさん 天恵」
対象の体力、魔力を回復させる天恵で城之内をサポートする。
「うぉぉぉぉぉぉぉ!負けてたまるか…俺は…あいつを…南雲を仲間を助けるんだ!」
その時城之内へ声が聞こえてきた。
「そうだ。お前は友を助けるために前へ進まねばならない。ここで立ち止まっている暇はない。」
(誰だ!?声をかけてきたのは?)
「お前は私のことを知っている。その剣を使うのだ。分かるはずだ。我が名を呼ぶのだ!」
(サラマンドラが…!そうかお前なんだな。いつも俺を助けてくれた…頼む俺に力を貸してくれ!)
「炎の剣士!」
ピカーン
「眩しッ」
「克也?」
そして光が止むとそこには炎の剣士の姿をした城之内がサラマンドラを、携えて立っていた。
再びベヒモスは突進するが今度はきっちり受け止める城之内
「ぜってぇに助けて見せる…てめえで、時間を使ってる余裕なんざねぇ!うぉぉぉぉぉぉぉ!
闘気炎斬剣!!!」
ズォォォォォォ!
その一撃はベヒモスを、斬り裂きベヒモスが炎に包まれた。
そしてある程度すると動きが緩やかになり殆ど瀕死になっていた。
そしてそこに近づく香織
「おまえが おまえがいたから南雲君は…ハジメくんは落ちたんだ…許さない…私の無力さも約束を守れなかった自分も許せない。だからこれは弱い自分と決別するためのもの。」
そして香織はご隠居の猛毒薬の魔法カードを使い二つ目の効果相手へ800ダメージを与える方を使い
「毒の息吹よ あらゆる命に災いを! 毒災」
とオリジナルの魔法を使う。
途端にベヒモスは苦しみ出すが城之内の一撃で動くことも出来ずそのままベヒモスは息絶えた。
「…白崎」
「ごめんなさい。城之内君…私は私を許せないの。あの時守るっていったのに…」
「ならその言葉を嘘にしねぇためにも進もう!」
「にしても、克也?その姿はどうしたの?」
「いやぁ、俺にもわかんねぇんだけど炎の剣士が力を貸してくれたんだ。」
「よくぞやった。克也よ。」
「炎の剣士!」
「うそっ!炎の剣士が実体化して喋ってる!」
「漸く我が声が届いたのだな。これからは我らも共に力を貸そう!」
「もしかして精霊ってやつなのか?」
「その通りだ。我らは見えないながらも陰ながら見守っていたのだ。」
「城之内君精霊って?」
「あぁ!俺たちの世界とはまた別にデュエルモンスターズの精霊たちの住む世界があるって聞いたことがあってな。あっちじゃ見えなかったんだがどうも見えるようになったみたいだな。」
「克也が最初から使ってる愛着あるカードだからなのかな?」
「それもあるぞ。そして恵理…克也の伴侶よ。」
「伴侶!?」ボフン
「克也は何かと危なっかしいからお主が支えてやるのだぞ!」
「あはは…精霊さんからのお墨付きって凄いね恵理ちゃん!」
「うぅ恥ずかしいよ。」
「それと克也よ。お主の仲間、南雲ハジメはまだ生きているはずだ。」
「!本当か!」
「その側にも精霊がいて微かにではあるが分かる。」
「よしっ!早いところ行くとするか!」
「でも、この下にどうやって?」
「それなら!」
と城之内はカードを召喚する。
「グァァ!」
「ベビードラゴン!」
「グァァ!」スリスリ
「はははっくすぐってぇ!」
「ベビードラゴンはまだまだ子供だから甘えたい盛りではあるがその飛行能力は本物だ。その小柄な姿なら狭い洞窟などでもスムーズにいけるはずだ。」
「頼むぜベビードラゴン!」
「グァァ!」
こうして三人はベヒモスを倒し奈落の先へと進む。
この先に待ち受けるものを退けハジメを救出に向かう決意を固める三人であった。
オルクス迷宮序盤になります。
ホルアドにて食料と回復薬を大量に買い救出へと動く三人
再会したらまず美味しいご飯を振る舞うと決めて更には回復薬等を冒険者で稼いだお金で購入。
ハジメのために料理を振る舞い好感度が更に上がりそうな城之内。香織の一番のライバルは城之内かもしれない
今回で城之内は仲間を思う強い気持ちからカードの精霊たちの力を借り受けられるようになります。まだまだ未熟ではあるものの着実にハジメの所へと近付いていきます。
そして香織はオリジナルの毒魔法も習得をしました。魔力操作を覚えれば回復と相手へのデバフをかけて味方をサポートできる回復役へと成長します。
そして恵理もきっかけさえあれば精霊たちの力を借りられるようになるでしょう。
城之内の一番最初の相棒といえばやはり炎の剣士でしょう。決闘王国からずっと城之内を見てたので危なっかしくも優しい城之内を見守り恵理との仲も認めている父のような存在かもしれませんね。
そしてベビードラゴンは無邪気で城之内に懐いているモンスターであります。
彼に乗り奈落を降下していく予定です。
次回は真のオルクス迷宮かハジメの現在のどちらかをやっていく予定です。
今回も読んで頂きありがとうございます。
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