ありふれた凡骨は決闘者の高みを目指す   作:生徒会長月光

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今回は温泉での語り合い中心になりました!

ハジメちゃんの名前もオリジナルで付けましたのでどうか宜しくお願いします!

それでは…ごゆっくりどうぞ!


温泉での一時…少女は乙女となり華を咲かせる

あの後オスカーの遺言を聞き終わった城之内たちはオスカーの亡骸を弔い簡素であるが墓を建てた。

 

偉大なる解放者オスカーオルクスここに眠る

 

そしてオスカーの身に付けていた指輪を拝借し他の開かなかった場所へと行くと

 

ガチャン!

 

と音を立て開く。

 

「成程な。指輪が鍵っつうかカードキーみたいになってたってわけか!」

 

「克也にしては言い例えだね!」

 

「確かに不審者とかに荒らされる心配はないだろうしね。」

 

「でもこんな奥深くへ来る人もいないだろうけどね。」

 

「…ん!そうかも」

 

そして書斎にて何かしら神代魔法の手懸かりがないかと探すと

 

「あった!これは…?」

 

それはオスカーの残した手記でその内の一節に、他の六人の迷宮に関することが書かれていた。

 

「……つまり、あれか? 他の迷宮も攻略すると、創設者の神代魔法が手に入るということか?」

 

「……かも」

 

手記によれば、オスカーと同様に六人の〝解放者〟達も迷宮の最深部で攻略者に神代魔法を教授する用意をしているようだ。生憎とどんな魔法かまでは書かれていなかったが……

 

「……帰る方法見つかるかも」

 

ユエの言う通り、その可能性は十分にあるだろう。実際、召喚魔法という世界を越える転移魔法は神代魔法なのだから。

 

「決まりだな!他の迷宮を踏破して神代魔法を手に入れる。そして俺たちの世界へ帰還する方法も何か見つかるかも知れねぇな!」

 

「そうだね!」

 

それからしばらく探したが、正確な迷宮の場所を示すような資料は発見できなかった。現在、確認されているグリューエン大砂漠の大火山、ハルツィナ樹海、目星をつけられているライセン大峡谷、シュネー雪原の氷雪洞窟辺りから調べていくしかないだろう。

 

 

「……ねぇ城之内君提案なんだけどしばらくここに留まらない?さっさと地上に出たいのは山々なんだけど

 

…せっかく学べるものも多いし、ここは拠点としては最高だ。他の迷宮攻略のことを考えてもここで可能な限り準備しておきたい。良いかな?」

 

「確かに準備は必要だな!デュエルだって万全のデッキを構築して準備するのが一番だからな。」

 

「僕も賛成かな。」

 

「私も!」

 

「……ハジメたちと一緒ならどこでもいい」

 

そして、五人はここで可能な限りの鍛錬と装備の充実を図ることになった。

 

幸い、鉱石類といった錬成に必要なものが揃っていたので新しい武器や移動手段を確立させることは充分可能である。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

ちゃぽん…

 

城之内は久しぶりに温泉へとは入り身体の疲れを癒していた。

 

「ふぅ…何だかこっちに来てから色んなことがあったな…トータスのこと解放者のこと…あぁごちゃごちゃ考えてたって仕方ねぇ!俺に出来ることをやるしかねぇ!俺は弱ぇ!だけど自分の周りぐれぇ守れるようにしねぇと…」

 

「うん、城之内君なら出来るよ…だって私も僕も君に助けられたんだから」

 

「うぉぉ!?ハジメってもう一人の方か!?」

 

といつの間にか隣に入ってきていた女人格のハジメに驚く城之内

 

「ハジメに言ってちょっと変わってもらったの…お礼も言いたかったしこうやって話したいと思って…中村さんにも許可は取ったから大丈夫。」

 

「そ、そうか…」

 

と言いながらハジメを見る。

 

そこには魔物を食べた影響か胸が大きくなり、女としても色気が出ていて、赤黒い線がはいり左腕のない姿…

 

城之内はハジメを…いやハジメの左腕を見て

 

(俺がもっと早く助けにいってりゃ…ハジメのやつは)

 

「ううん。そんなことないよ。城之内君は私を助けてくれた。もし四人がいなかったら私たちは人を止めてたかもしれない…でも城之内君の決意が…四人の思いが私たちを引き留めてくれた。」

 

「俺分かりやすいか?」

 

「なんとなくだけどね…それに私たちずっと親友っていなくて友達になっても長続きしなくてそれで両親の仕事の手伝いをしてたの…

 

今はちょっと逃げてたのかもって思う。でも城之内君のデュエルを見て凄く目を引かれたの。

 

それで人を惹き付けることをしたいって…トータスなんて私たちからすれば良い思い出もないし急に連れてこられて無能って言われて…

 

でも城之内君のこと、香織、八重樫さん、園部さん、谷口さん、ユエやリリアーナ王女のことをもっと知れたのだけは良かったと思う。」

 

「ハジメ…」

 

「ありがとう城之内君…こんな私たちを受け入れてくれて…」ギュウ

 

と城之内に抱きつく女ハジメ。右腕で抱きつくハジメを優しく抱きしめ返す城之内。

 

「んなこたねぇよ。ハジメは仲間だ。俺よりも頭が良くて頼りになって助けられたんだ。俺の方こそありがとな!」

 

抱き付いた身体は温泉の熱さとは別に熱を帯び心臓は早鐘を打ち自分でもビックリするほどドキドキしている。

 

顔も真っ赤でそれはのぼせてしまうといったことではなく恥ずかしい感情もあり思わず鼻血が出そうな位な

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハジメであった。

 

(わっわぁーーーー!!!!!どどどどど、どうしよう!?感極まっちゃって抱きついちゃったけど迷惑じゃないかな…

 

それにしても城之内君の胸凄く逞しくて意外に鍛えてて…腹筋も硬い……このまま腕の中で安心して寝ちゃいそう…もういっそのことベッドに

 

…ダ、ダメダメ!城之内君には中村さんがいるんだからダメだよ!うぅぅど、どうすれば良いのハジメェェ)

 

(まぁまぁ落ち着いてもう一人の僕。そういう時は深呼吸して冷静になると良いよ。城之内君だって満更でもない筈だろうしね。)

 

(う、うん…スーハー、城之内君の男の子の匂い…す、すごぉい…)

 

(落ち着くどころかなんか悪化しちゃってるなぁ。まぁトータスならもう一人の僕の身体を作れるかもだしそれも探そうかな…城之内君といたいのは僕も同じだしね。)

 

敢えて言うとハジメたち二人が城之内へと抱くものは男人格は友愛であり友として横に立ちたいと思い、女人格のハジメは心愛で自分も恵理のように城之内の側にずっといたいと思っている。

 

「ハジメ大丈夫か?なんか顔赤いがのぼせてんなら一回出た方が良いんじゃ?」

 

「だ、だいひょぶだよ…」

 

「むっふっふ~えぇ身体してますなぁ~ハジメちゃんはぁ」

 

ムギュウ

 

「へぇっ?な、中村さん!?あぅ~」

 

「いやぁ~何て言うか庇護欲をそそられるというか物凄く可愛いよ!ほれぇここが良いんでしょ~」

 

「ひゃあ!?な、中村さん、だ、ダメぇ…」

 

「恵理って呼んでくれないと止めてあ~げない」

 

「え、恵理さん…」

 

「なぁに?克也の身体に興奮しちゃった?」

 

「!?ご、ごごごごめんなさい!その…」

 

「フフフ、大丈夫、ハジメちゃんも克也のこと好きになったんでしょ?僕は歓迎するよ。」

 

「えっ!…良いの?」

 

「ハジメちゃんは克也の魅力を知って惹かれたんでしょ。克也のことを好きになってくれる人に悪い人はいないし…それにハジメちゃんなら私も大歓迎だから。」

 

「恵理さん…ありがとう!」

 

「どういたしまして」ナデナデ

 

とハジメを後ろから抱きしめて頭を撫でる恵理。

 

「仲が深まったみたいで良かったぜ。」

 

「…ん!」

 

「そうだね!それにしても恵理ちゃんだけズルいよ!私もハジメちゃんに抱きつく!」

 

と前に抱きつく暴走突撃娘。

 

「………うぉぉ!?ユエたちもはいってきたのかよ!?…お、俺は先に出るぞ!」バシャァァ

 

と流石に出た方が良いと立ち上がる城之内。

 

「…カツヤと一緒に…入りたい。色々話したい!」

 

と無垢な瞳を向けるユエと

 

「ハジメちゃん~もう~ハジメ君もハジメちゃんもどっち愛してるよ♥️」

 

「香織…ありがとう…でもその…あんまり胸は揉まないで?」

 

「ハジメちゃんたちの身体が柔らかくて安心するのがいけないんだよ!も~う愛しくて可愛い❤️」

 

「そうだね!なんだかほっとけないっていうかねぇ!」

 

と盛り上がる二人。

 

「…そういやぁもう一人のハジメにも名前があった方が良いよな?」

 

「それは良いね!」

 

「…ん!名前は重要…もう一人のハジメにも付けるべき!」

 

「そうだね!」

 

(僕とはまた違う個人の人格だから良い考えだと思うよ!)

 

「皆…ありがとう…」

 

と照れながら顔を赤らめるハジメちゃん。

 

「そうだとしたらどういう名前が良いかな?」

 

「うーんそうだな…」

 

と考える中で

 

「それなら!レイカってどうだ?ハジメっつう始まりから生まれた新しい始まりのゼロで華みてぇ綺麗な笑顔から取ったんだけどどうだ?」

 

「レイカ…南雲レイカ…城之内君…もう一回呼んでくれる?」

 

「レイカ。」

 

「うん…うん!ありがとう城之内君!」

 

バシャァと勢い良く城之内の胸へと飛び込むハジメちゃん改めてレイカ

 

「レイカちゃん嬉しそうだね!」

 

「うん!レイカちゃんもハジメ君も嬉しそうで良かった!」

 

「…レイカもハジメもカオリも私は好き…」

 

「ユエちゃ~ん」

 

と抱きつく香織。

 

……そうして一時間ばかり温泉に入っていた五人はハジメがのぼせてしまったので出ることにした。




今回はここまでになります。

オスカーの墓を造りそこへ弔う五人。

オスカーの意思は確かに後世へと引き継がれました。

そしてハジメたちは暫くの間オルクス迷宮にて準備と研鑽をすることになりました。

そして温泉で女ハジメは城之内に感謝を述べ城之内へと抱きつく…その心中ではとても恥ずかしいようでハジメへと思わず助けを求めてしまうほど。

ハジメも城之内のことは好きなのでどうにかもう一人の自分に身体を造りたいと考えている。

作者としてはハジメの細胞を再生魔法で培養して魂魄魔法で魂を移せるかなとは思っております。

そしてハジメちゃん改めてレイカという名前を城之内からもらいますます思いが溢れるレイカでありました。

候補としてはトウカとかもありましたがゼロから始まり華のような人生をと思いレイカにしました。

そして恵理もレイカのことは好きであり受け入れるつもりであります。

なお香織はハジメの匂いで、感じていたようでそれはもう大変なことになっていた模様であります。

恵理の精霊の話しも入れようかと思いましたが長くなりそうだったので次回へと持ち越します。

すいません!

次回は留まったオルクス迷宮でのこと、恵理の精霊の説明、書けたら雫、リリアーナ、鈴たちの様子を書きたいですね。そしてライセン迷宮編へと突入していきたいと考えてます。

それでは今回も読んで頂きありがとうございました!

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