シアはハジメたちをハウリアのいる場所まで誘導した。
ハウリア族の長でシアの父カムと出会いシアは黙って抜け出したことを海馬に怒られて鍛練を10倍にされた。
シアの母親モナの所へ案内される一同です。
今回はモナの容態と社長と城之内たちの世界の違いの話しになります。
それではごゆっくりどうぞ!
カムに案内されるままにハジメたちは一際大きいテントへと向かった。
テントに入るとそこにはうさ耳のシアに似た女性が寝ていた。
「昔から身体が弱くシアを産んである程度は体調も良かったのです。しかし…フェアベルゲンを離れる前から悪化し…」
「…んぅ…あなた?」
「モナ…今は横になってなさい」
と起き上がろうとしたモナを制止するカム
「あら…そちらの方々は?」
と言うので簡単に自己紹介をする一同。
「シアが…娘がご迷惑をお掛けしました。」
「いえ誰かのために動ける優しい人でご両親の育て方が良かったのだと思います。」
「モナさん身体に触れさせてもらいますね。」
と香織は浸透看破を行使する。これは、魔力を相手に浸透させることで対象の状態を診察し、その結果を自らのステータスプレートに表示する技能である。片手に自分のステータスプレートを持って診察用の魔法を使用する。
「!こ、これって…」
「…貸してみろ。」
と海馬は香織のステータスプレートを借り受けその結果を見る
状態 免疫不全 肺炎 結核末期
症状 運動機能の低下 呼吸機能の低下
原因 先天性免疫不全症
「…やはりか」
「香織殿…妻は」
「………」
「…カオリ?」
何処か言いづらい雰囲気で黙り込む香織を心配するユエを尻目に海馬は
「カムはっきり言う。覚悟はしておけ。」
「!!…そう…ですか…」
「なぁどういうことなんだ!」
「喚くな凡骨。…先は長くないと言うことだ。」
「結核ってしかも相当進行してるってことは…」
「そこに免疫不全だ。複数の感染症にかかっていたとしても不思議ではない。」
「香織神水でどうにかならない?」
「…確かに結核とかなら治ると思うけど…でも免疫不全は治せない。身体が免疫不全の状態が普通って認識してしまうからまた病気に…何度も繰り返せばそれこそショック死しちゃう…」
「くそっ!どうにかなんねぇのかよ」
「克也殿…モナのためにありがとうございます。…いつかこんな日が来るのではと覚悟はしておりました。」
「でもよ!」
「凡骨!下手な優しさ甘さは時として傷付けるだけでしかない。」
「海馬…」
「俺は戻る。カム貴様は暫く訓練はなしだ。この意味分かるな」
「社長…ありがとうございます」
と海馬はその場を後にする。
それに付いて城之内たちもテントを出る。
そして誰もが言葉を発しない中で海馬専用のテントの前に簡易的な椅子が設けられていた。
「貴様ら全員の事情など知ったことではないが部下の容態をみたこと礼を言う。」
「いえ!私はただシアさんに頼まれて!」
「礼は受け取っときな。海馬がんなこというなんて天変地異が起こるぐらい珍しいからな!」
「ふぅん…凡骨に何をいわれようが所詮は負け犬の遠吠え程度のこと」
「海馬てめぇぇぇ」
「はい抑えて克也!社長のこれはいつものことでしょ!今は状況確認しないと」
「そ、そうだったな。悪い恵理」
「中々状況を読めるものだ。さっさと話せ」
と海馬へトータスへ来た経緯、大迷宮とよばれる場所、神代魔法に解放者のことを話す。
「で、俺たちは残りの神代魔法を探してるってわけよ。」
「帰還の方法か…」
「社長はどうしてここにいるの?それに僕たちの知ってる社長と比べて何というか違和感が?」
「なに言ってんだ恵理?海馬は海馬だろ?」
「まず社長のデュエルディスク。僕たちの持ってるのよりもハイテクになってるのが見受けられること。
カードがセットされてなくて多分だけどディスク事態にデータ化してるような気がすること
なにより僕たちの知ってる社長でもまだここまでハイテクなデュエルディスクは作れてなかった。」
「ふぅん…小娘名は何と言う。」
「中村恵理だよ。」
「中村。貴様はそこらの凡夫とは違うようだな。」
と言い懐から紙とペンを取り出す。
「まず貴様らのいた世界これを仮にAとする。世界とは過去、現在、未来と真っ直ぐに一直線になるものが殆どだ。しかし次元を越えトータスという全く関わりのないXという世界線へと連れ込まれた。」
「異世界転移ということですね。」
「もしくは次元移動というべきだ。そして俺もまた次元を越えようとしたしかし何の因果かトータスへと降り立った。」
「…もしかしてハジメたちとは違う世界?」
「そういうことかもね。」
「俺が中村のように有能なものを覚えていないというのならばそうであろう。」
「じゃあ俺たちの知ってる世界線とちょっと違う歩みの海馬ってことか」
「…凡骨の割には上出来だ。」
「なら照合していこう。そこら辺は克也のが分かるかな?」
「最初はあれか。海馬と遊戯の最初のデュエル。あの時はエクゾディアで海馬を倒してたな。」
「エクゾディアだって!?」
「ハジメ君エクゾディアって?」
「誰も揃えたがないって噂まである凄いカードなんだ。確か5種類のパーツを揃えるとデュエルに勝つって感じだったかな。」
「そこは変わらんか…凡骨の世界でもDEATHーTはあったか」
「?DEATHーTって何だ?んなもんやった覚えがねぇぜ」
「なる程な。デュエルだけだったか。続けろ。」
「その後は決闘王国だな。海馬も途中から来たし何だかんだペガサスは遊戯が倒したぜ。」
「当然だ。俺に勝つぐらいだ。それぐらいは凡骨の世界でもやらねばな。俺直々に引導を渡せんかったのは業腹だが。」
「ん?ペガサスは生きてるぜ!んな死んだようなこと言わないでくれよ」
「こちらの世界ではペガサスは何者かに殺害されている。それにともないインダストリアル・イリュージョン社は経営も悪化し最盛期に比べ衰退している。」
「マジかよ!一体だれが!?」
「過ぎたことだ。次はバトルシティか。」
「あぁグールズのことや神のカードの争奪戦だったな。8人残ってアルカトラズに向かったんだがそこでコンピューターに移植された海馬剛三郎がバトルシップごと乗っ取りやがって大変だったぜ。」
「あの時は間一髪だったね。まさか軍事衛星をハッキングしてミサイルが発射されるなんてね。」
「…何!奴が生きてるだと!」
「…まぁ俺にはそこんところ分かんねぇから気にしないがよぉ。」
「ふぅん。こちらでは投身自殺しているから問題などない。奴に割く時間などない。」
「んでアルカトラズでバトルシティの準決勝と決勝やってお前がアルカトラズ爆破しやがって。こちとら救護ヘリがきてなきゃお陀仏だったんだぞ!オマケにブルーアイズのジェット機でそのままアメリカいっちまうし」
「そこも変わらずか…」
「で、石盤に三枚の神のカードを掲げたら何かに弾かれて、んだその夜にドーマの三銃士っつうのに神のカードが奪われてオレイカルコスの神っつうのと戦って世界救ってアメリカでKC主催のKCグランプリやったりしたぜ。」
「そんなものは知らんな。」
「で記憶の世界でアテムと一緒にゾークっつう奴と戦ったぜ。海馬の奴もそこにいたからな。」
「なんだと!?」
「で、そのままの流れで戦いの儀を見届けた。これぐらいか。」
「…っ!」
「社長?」
「…貴様の世界の俺は納得をしたというのか…」
「…あぁ。あいつなりに納得出来るもんを自分の中で出したみたいだぜ。」
「戦いの儀の場面に俺は立ち会ってなどいない。だからこそ俺は奴に引導を渡すため冥界へ至ろうとし、ここにいる。」
「…そうか。海馬、木馬の所へ戻るつもりはあるんだよな。」
「当然のことだ。」
「なら、なにも言わねぇ。」
「貴様に言われることなど何もない。」
「けどよ、アテムの奴に会うなら当然勝つためのパターンとか組み上げてるだろ。」
「奴が俺の想像を越えることなど容易い。ならば俺の万全のデッキで叩きのめすだけのこと。」
「何処の世界の社長も王様を倒したい気持ちは同じなんだね。」
「ねぇ恵理ちゃん?王様って?」
「それにアテムって遊戯さんと関係があるの?」
「そうだね。僕は色々と王様に教えられた。仲間の大切さ、結束という形、遊戯君からは優しさを。僕にとって掛け替えのないものなんだ。」
「アテムのことを語ると長くなるな。」
そして簡易テントを借り受け泊まることにした城之内たち。
その夜アテムのこと遊戯のことを語る城之内と恵理の二人。
ハジメもレイカも自分達のことを受け入れてくれた理由に納得するのであった。
今回はここまでになります。
モナの診断をした香織。
見る限りに症状も悪化しているのが分かり言いづらい中でも社長はカムへと伝えました。
城之内も何とかしようとするものの海馬はカムに休みを与える。それは家族と共に過ごす時間を作るため
自分としては優しい言葉で誤魔化されるよりもハッキリと言われた方がすっきりすると思ってますね。
そして城之内たちの近況を話し海馬も自分なりに城之内たちの世界と自分の世界の違いを説明し、
城之内はすりあわせで関わった主な出来事を話しました。
原作はDEATHーTで文字通り殺されかけたこともあり海馬に突っかかったりしてましたがアニメ版ではないのでそこまで突っかからずライバル視してるだけです。
そして一番はペガサスの生存ですね。
超融合時空を越えた絆では彼の生存がデュエルモンスターズに与える影響力を物語ってます。
漫画版ではRという3邪神やらペガサスの後継者候補、ペガサスミニオンやら登場したりしてます。
そして剛三郎が生きていたのは驚いたものの別に死んでるからか興味無しな社長。
そして戦いの儀を見学したかしてないかの違い。
アニメ版ではその後デュエルアカデミアやら宇宙にカードを飛ばすなどオカルト方面にも手を出したりなど幅広く事業を拡大。
劇場版はアテムに会うために千年パズルを宇宙で完成させるために宇宙エレベーターなど作り出す執念と次元を超えて冥界へ行こうとする海馬。
劇場版社長は何かしら納得したかったのかもしれないと映画を観てた時は思いましたね。
そして城之内も海馬の心情を理解し、余計なことは言わず木馬の元へちゃんと帰るのか聞きそれ以上は何も言いませんでした。
城之内ももしその場にいなかったら納得や気持ちの整理は出来なかったと思いますし、前に進めなかったと思ってますね。
ハジメ、レイカ、香織、ユエはアテムのことを知らなかったのでテントでアテムのことを話しました。
いつか番外で語らいは書きたいですね、
ハジメ、レイカは遊戯やアテムに会って話してみたいと感じ、香織も遊戯や海馬に負けず劣らず城之内も凄いんだなと感心しユエもデュエルモンスターズにますます興味を持つことに。
一話か二話後からハルツィナ樹海へと出発することになると思います。
話しは変わりマスターデュエルではエクシーズイベントも始まり、作者はほぼエクシーズせずに大体ウィッチクラフトで制圧しに掛かりますが自爆デッキやら色々とビックリするデッキと当たったりと色々とありましたね(^-^;
ジェムが美味しいイベントなので皆さん参加してくださいね!
アンケートにて海馬と城之内のデュエルの勝敗予想をします。投票数で勝敗が決まるわけではないのでそこはご勘弁を!
今回も読んで頂きありがとうございました!
????
夜寝静まり、シアはモナの所へと戻っていた。
「母様~戻りましたです~」
「シアおかえり…」
「うぅ~社長はスパルタですぅ。こんないたいけな美少女にあんな仕打ちはひどいです~」
「でもシアのために言ってることなんだもの。社長はシアに期待してるのよ。」
「そうですかねぇ。」
「…もし私がいなくなっても社長やハジメさんたちを頼りなさい。」
「!そ、そんなことないです!ぜっ、絶対に大丈夫です。」
「シア…」
「私は…母様に生きてほしいです。」
「ありがとうシア。貴女は優しい娘ね。」
とシアを撫でるモナ。
「…あれ?母様これって?」
モナの横にはガラス細工のとても綺麗な精巧なコップから置物が置いてあった。
「これはねもらったの。」
「?誰にですか?」
「不思議な女の子でね。もし魔法で治るなら病気を治したいかって聞かれたの。」
「んー???」
「治せるなら魔法で治したいって…私もまだあの人やシアとも居たいもの。それでその女の子ね。こう言ったの。」
「魔法の依頼承ろうって」
遊戯王にてラスボスクラスのモンスターで相応しいものは?(シンクロ以降のものは除く)
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