そして社長たちはある決断をすることに!
それではごゆっくりどうぞ!
前回から少し遡り
香織は何時も通り早起きをしユエと話しをしたり交流を深めつい最近はシアも加わりガールズトークを楽しんでいた。
そしてハジメのテントへ行き起こそうとしていた。
「ハジメ君?朝だよ!今日も一日………」
「…?カオリ?どうしたの?」
「香織さん急に止まってどうしたんです?」
香織が見たのは
何時も通り寝ているハジメが幼女を抱きしめて寝ていたのだ!
「…んぅ…かおりぃ…?おはよぉ~」
ハジメたちは早めに目覚めた方が身体を動かすようにしていてハジメは深夜まで作業していてどうやら疲れているようでレイカが起きてきた。
「……あれ?この娘…何処かで見覚えが?」
「むにゃむにゃ…」
とレイカは幼女の頭を撫でると気持ち良さそうにくっつく幼女。
「は…は…」
「…?くしゃみ?」
「ハジメ君がママになってるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」
「なっ!?何言ってるの香織!?」
「どういうこと?いつ産んだの?誰の子なの?私?ユエちゃん?シアさん?それともまさか城之内君!?」
「お、落ち着いて香織…」
「私は落ち着いてるよ!誰の子なの?大丈夫!ちゃんと認知するから!皆で育てよう!」グワングワン
とレイカの肩をグワングワン揺らし興奮する香織。
「ユエさん、ユエさん 修羅場ですよ!」
「…修羅場というか子育て談義?」
とユエとシアは幼女の様子を見る。
スピーと穏やかに眠り続けるのを観察していると
「朝から一体何があったんだ?すげぇ響いてたぞ?」
「香織?あんまり迷惑かけちゃ駄目だよ?」
「!カツヤおはよう!」
「おう!おはよう、ユエは朝から元気だな。」
とわしゃわしゃと頭を撫でる城之内と満更でもないユエ
「シアさん何があったの?」
「実は私たちも良く分かってなくて、ハジメさんを起こしにきたら女の子が一緒に寝てて香織さんが暴走したんですぅ。」
「おう恵理どうしたんだ?伴侶も朝飯作るんじゃなかったか?」
「恵理様?何かありましたか?」
と心配したヒータとエリアも顔を覗かせると
「……あん?そっちの奴…何処かで見たような…」
「ちょっ!?ど、どうして?この人がここにいるのですか!?」
「エリアの知り合いなの?」
「知り合いというか私たち魔法使いの間では知らない精霊は殆どいないほど有名な精霊です!」
「ふぁぁぁぁぁぁぁぁ…うるさいなぁぁ気持ち良く寝てたのに…アルルみたいに温かくて安心するのに…」
「起こしてすいませんでもどうして貴女がここにいるのですか?」
「人々の依頼を魔法で解決する魔法技術集団の長でかのエンディミオンとラメイソンのどちらとも懇意にしている工房の魔女たちの中でも最高位の大魔女」
「ウィッチクラフトマスターヴェール」
「んぅ~……誰かと思えば霊使いの火と水の使い手?杖の心地はどう?シュミレッタがかなり気合いを入れて作ってたけど?」
「おう!すげぇ使いやすいぜ!自分の手足みたいに動くし最高だ!」
「えぇ他の子達も良く馴染むって言ってました。」
「そうかそうか、弟子の成長は嬉しいものだね。」
「ちょっと待ってくれる?その人も精霊なの?」
「そうだよ~」
「取り敢えず香織を落ち着かせないとね。こら!香織!レイカちゃん困ってるでしょ!いい加減にしなさい!」
とバチコンと良い音を立て香織はうずくまる。
「あぅ~い、痛いよ恵理ちゃん~」
「暴走する香織が悪いよ。話しを聞かないと」
クゥ~~~
とお腹の音が流れる。
「ここ数日何も食べないで作業してたからお腹空いた~」
「おう!なら話しは飯の後だな!皆待ってるし早くいこうぜ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「遅いぞ!この俺を待たせるとは良い度胸だ。」
「悪かったって、お前の分は豪華にしてやるからそれで勘弁してくれ」
「さってと早速作りますか!」
と恵理と城之内は昨日から仕込みをしておいたラーメンの生地を取り出し薄く伸ばしていく。
他のハウリアたちも手伝い進めていくうちに包丁で丁寧に同じ大きさに切っていく。
「…カツヤこんな感じ?」
「ん?おぉ初めての割には上手いな!あとユエ左手はこうやって猫の手みたいに握った方が手を切ることもないからな。」
「…多少の傷は治るから大丈夫」
「それでもよ。ユエには傷付いてほしくはないぜ。無駄に怪我をしないようにしてくれ」
「…ん!分かった。」
と城之内はユエの後ろで包丁の持ち方と握り方を教えてユエも素直にそれを真似て作る。
「香織さん、香織さん。ユエさんと克也さんなんか親子みたいに見えますぅ」
「城之内君面倒見が良いし、将来良い旦那さんになるよ。ね、恵理ちゃん!」
「そりゃあ克也だもん!当然のことだよ!」
「いいなぁ~城之内君とユエ…私も手取り足取り教えてもらいたい。」
「凄い良い匂い~この間食べたチーズのったパンも美味しかったし楽しみだなぁ~」
「ピザの時ヴェールはいたの?」
「うん!チーズの香ばしい匂いがして食べたらすっごい濃厚で美味しかった。」
「そうなんだね。」
とレイカはヴェールと共にスープを作っていた。
三日三晩煮込んだ猪のような魔物肉を神秘の中華鍋で炒めて臭みと毒素を抜いてそこに胡椒から少量の醤油を足して濃厚な醤油ベースの豚骨スープが出来た。
他にも味噌、醤油、魚介風、塩、ほんのりピリ辛なトマトスープといった多種多様のスープを作っていく。
そして作り終え、モナも含めたハウリアたち全員へと行き渡ったことを確認して朝食を取る。
「ズルズルズル…ゴクン……美味しいです!この味噌の濃厚な味に細い麺が合わさってどんどん食べられますぅ!」
「本当ね…それにこのお野菜にも味が染み込んで口のなかで麺と合わさって何倍にも美味しさが上がるわ」
「チュルチュルチュル…美味…!私はこっちのトマトスープが良い!酸味が効いて後からくるちょっとした辛さも癖になる!」
「…ふぅん、魚から取れたDHAの豊富な栄養素と後からくる強い出汁の味付け…朝のことはこれで不問にしてやる。」
とシアとモナは味噌ラーメン、ユエはトマトスープ麺、海馬は魚介つけ麺でトッピングなど他よりも豪華になっているラーメンをを堪能する。
「香織が味噌も作れるようになったからバリエーションが増えたよ!」
「流石香織だね。凄く美味しいわ。」
(レイカ後で豚骨の方もお願い!)
(分かってるわ!)
「ズルズルズルズルズルズル…ゴクン!やっぱラーメンは最高だぜ!俺はバリバリの醤油ラーメンだな!」
「うん!麺が確りしてて味も染み込んでるから美味しいね!私は塩豚骨かな?」
と恵理は豚骨、レイカは塩を頼み更に豚骨をハジメは食べるようで城之内は醤油、香織は塩豚骨を食べていた。
「クゥ~うめぇな!栄養が身体に行き渡るぜ!」
「自然豊かな味が口に広がりますね!」
「人間界は食も豊かだね!こういうところは勉強になるね。」
「チュルチュルチュル…美味しいです!おかわりを!」
「ウィンも気に入ったみたいですね。チュルチュル…醤油ベースの豚骨のつけ麺も中々ですね。」
「ズルズルズルズルズルズルズルズルズル…ゴクンいくらでも食べれるね!よぉし全部の味を食べ尽くす!」
各々が食事を楽しみ朝食の後片付けをし終わり漸く話しを再開する。
「お腹も膨れたしさっきの続きだね。」
「私がいる理由だったね。それは…」
「それは?」
とギルドの長がここにいる理由を考える中やはり精霊界の危機にいち早く気付いてと思う全員だが
「エンディミオンとラメイソンの依頼の量がとんでもなく気分転換しようと思って私のカードの力を感じたから道具一式もってカードに転移してこっちに来たんだよ。」
と堂々とサボりをしに来たというヴェール
「カードってもしかして!」
とハジメは保護フィルムに入れたカードを見るとヴェールのイラストが出ていた。
「それでハジメに付いていってね。一人寂しそうなモナに私の硝子細工を見せたりして話しをしたりしたんだ。
純粋に私の硝子細工を誉めてくれてね。やっぱりそういうのって嬉しいからモナの病気を治そうと頑張ってつい先日に完成したんだ!
徹夜続きで眠くてふらふらしてたらハジメがいて抱き心地が良くて気付いたら寝てたんだよ。」
「も、もしかして母様が凄い元気なのは!」
「完治したからだと思うよ。二、三日様子を見て大丈夫なら平気だよ。」
「モナさん失礼しますね。」
と香織は調べると異常なしと出た。
「すごい!本当に治ってる!」
「いやぁ手持ちのドーピング薬にゴブリンの秘薬と魔物肉の体質変化に目を付けてそこの部分だけ再現してエリクサーも入れて小規模な破壊と再生で身体も丈夫になってるよ。」
「ど、ドーピングって!?あのシャイニートマジシャンが作った効果は絶大だけど副作用のある!?」
「そこら辺はなくしたから平気だよ。」
「あ、ありがとうございます!母を助けていただきありがとうございますぅ~」
「よかったねシアさん。」
「はいです!」
「ヴェール殿妻を治していただきありがとうございます。妻とこれからも生きられる時間を大切にします!」
「良いよ良いよウィッチクラフトが承った依頼だしこういう一家団欒は私も好きだからね。」
「ヴェールちゃんがここに来たのもハジメ君について来たからってことはシアさんの行動は間違ってなかったってことだね!」
「…それにしても内封する魔力がとんでもない。精霊って皆そうなの?」
「それは生きてる内に色んなことを経験するからね。私は硝子細工の加工が主だけどそれ以外だって一流に出来るんだよ。」
「話しは済んだか?ならば準備をする。」
「準備って何のだよ?」
「ここを出る。そしてフェアベルゲンへ行き大迷宮を攻略する。さらにフェアベルゲンを拠点に各地の迷宮の在処と情報を仕入れる。」
「しかし!我らは故郷を追われて」
「それがどうした!それは貴様らに戦う意志がなかったからだ!お前たちはここで何を学び何を得た!理不尽に奪われる側にいつまで立つつもりだ!俺はそんな腑抜けを雇った覚えなどないわ!」
「社長…そうですな。我等は理不尽に抗うために社長から学んだのだ。」
「そうだ!ならばやることはなんだ?」
「国を見返し我等を認めさせます。」
「長!社長!我等も付いていきます!」
「ならば準備せよ!目標はフェアベルゲンだ!全速前進だ!!」
「「「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉ!」」」」」」」
「…凄い統率力…セトが昔にいたら国を纏め上げる王だったかも」
「流石KC社長だね。」
「会社を纏め上げるカリスマっつうのはずば抜けてやがるな。」
「ふぁぁ…まだ眠いや…お休み~」
「ヴェール!?」
「ヴェールちゃんすっかりハジメ君とレイカちゃんに懐いてるね。」
こうして一行はハウリアと共にフェアベルゲンを目指すのであった。
今回は早めに投稿できました!
昨日も投稿はしてるので見てない方はそちらもご覧ください。
謎の幼女の正体はウィッチクラフトマスターヴェールでした。
彼女はハジメとレイカの精霊で仕事を部下に押し付…任せてトータスへとカードを伝いやってきました。
そしてモナと話しをする内に気に入り薬を作りモナを治して見せました。
そして眠い眼を擦りながらもハジメの部屋で抱き付き寝ていたところを香織に発見されました。
他の精霊たちが気付かなかったのはジャミング装置で姿を隠しながら作業を邪魔されないようにしていました。
そしてお腹の空くヴェールに城之内はラーメンを振る舞いハウリアたちにも人気で様々な味に舌鼓をうちました。
ユエも料理を覚えようと手伝い城之内はそんなユエに丁寧に教えて一緒に料理をしていました。
そんな姿は父娘の姿に見えたと恵理たちは言う。
そしてモナが完治したことにより海馬たちもフェアベルゲンへと向かうことに!
果たしてフェアベルゲンの明日はどうなるのか!?
次回は帝国兵との邂逅になるでしょう。
さてFGOではボックスイベントが始まるのか楽しみです。そしてマーリンピックアップ…作者は持ってるので今回は引きませんが一言。マーリンは良いぞ~
周回させても心が痛まないのでいくらでも走り抜けられますね!
今回も読んでいただきありがとうございました!
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