霊術使いの残る二人も参戦します!
それではどうぞごゆっくり!
ミレディオルタの苛烈な攻撃の前に全滅の危機に瀕したもののヴェールの助力によりウィッチクラフトメンバーたちが参戦し最終決戦へと突入するのであった。
シアが決死にミレディオルタへと攻撃を浴びせる中
「さてまずはあの娘の中の残滓をどうにかして外へ追い出さないと共倒れになってしまうからね。」
「魂を乗っ取ってるだったか。物理攻撃が駄目なら俺じゃ役に立てねぇ。」
「…魂を解放する…城之内、貴様魂の解放のカードはあるか?」
「魂の解放って…俺は持ってねぇ……そうだ!恵理が持ってた筈だ!」
「でも単体でやると威力が削がれるかもしれない。何か上乗せできれば…」
「それなら魔法効果の矢をプラスして直接ミレディさん自身に打ち込むのはどう?」
とフラフラしながらも恵理が合流した。
「恵理、怪我は!」
「大丈夫、アウスたちが守ってくれたからかすり傷だよ。でも魔法効果の矢で直接打つとしてもはずす可能性はあるしミレディさんの持つ魔法で効果を弾かれちゃう可能性はある。」
「クソッ!折角良い考えだってのに」
「そこは僕たち霊術使いの出番だね。」
「えぇ。私たち全員の霊術を合わせれば一時的に魔法を封じられるでしょう。そうすれば魂を引き剥がせる筈です!」
「……?誰だ?」
「いつの間にいたんだい。光霊使いの娘と闇霊使いの子?」
「先程ですよ!恵理ちゃんのピンチだとびびっと来たのでヒータたちの力を追いかけて来ました!」
「全くびっくりしたよ。来たら瓦礫が大量に振りかかる所だし、ライナが飛び出すし。」
「恵理ちゃんが危なかったのですよ!飛び出しますよ!」
時間は少し遡り
瓦礫が恵理へと振り注ぐ中で恵理のデッキが光輝き、二人の人影…一人は恵理を前に立ち光の障壁を展開し続いてもう一人も暗い闇の障壁を展開して受け止めた。
「これは…!ライナ!ダルク!」
「アウスお久し振りですね~。」
「大丈夫かい?」
「えと?貴女たちは?」
「私はライナ、光霊術を使えます!」
「僕はダルク、闇霊術を使えるよ。久しぶりだね。」
とライナは恵理を抱きしめる。
「久しぶりって?」
「昔…君が赤ん坊の時にね。僕もライナも君の父親と同期でね。一緒に魔法を学んでたんだ。」
「はい!ちっちゃい頃の恵理ちゃんはそれはもう可愛くてお姉ちゃんって呼んでくれたんですよ!」
「お父さんの…知り合いだったの?」
「えぇ、ごめんなさい、貴女の苦しいときに一緒にいてあげられなくて…でもこうやって会えたのは何かの導きです!これから共に戦わせてください!」
「うん!お願いね。ライナあっちの人ミレディさんって人がオレイカルコスの残滓に乗っ取られたの。どうにかして引き剥がせないかな?」
「そうですね。魂を解放してどうにかその残滓の方を追い出せれば。」
「でもミレディさんの神代魔法を使えるから厄介だし…」
「それなら私たち霊使い皆の力を合わせた大霊術ならその魔法を封じ込められる筈です!」
「ともかくあっちの人たちと合流しよう!」
とダルク、ライナを伴い恵理は城之内たちと合流した。
「その霊術とやらはどれぐらいで発動出来る?」
「集中力が必要なのと僕たち全員の霊術を合わせるから…5分は必要。その間無防備になっちゃうから守りをお願いしたい。」
「要は決まればいけるってことだな。なら俺たちで注意を引き付ける!」
「克也お願いね。」
「あぁ!恵理が後ろにいてくれるって思えば俺にとってこれ程安心出来ることはねぇさ!」
そうして作戦も決まりミレディオルタを抑えにかかる城之内。
その間にハイネに連れられ回復した香織が恵理の方へ駆け寄る。
「恵理ちゃん!私はどうする?」
「香織、今から説明するね。」
と作戦を説明する恵理。
「そういうこと。なら私がそれを射るよ。」
「…任せたよ香織。」
「うん!」
と魔法効果の矢に魂の解放をのせて香織へと託す恵理。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
そうしてミレディオルタの方へと戻る。
「せいや!」
「クッ!」
シアの猛攻をかろうじてかわすミレディオルタ。
シアの攻撃に全振りした動きは防御を考えない捨て身の行動であった。
しかしそれ故にミレディオルタは攻めあぐねていた。
(こやつ防御を考えていない…生物は普通攻撃と防御のどちらかの行動を取るがそれでも回避、
防御への意識を回す。どんなに優秀な生物でも100ある内の20はそういう配分だ。故にそこを崩すことで隙を生み殺す。
だが攻撃をし続けるこやつに隙がない。更に)
ズドン!
「殺りづらい…!」
ミレディオルタが死角を攻撃するタイミングでハジメが援護射撃することによりミレディオルタの攻撃のタイミングをずらしシアの攻撃をサポートしていた。
分解作用を無効化したことで威力の戻ったドンナーでの攻撃は一撃でも受ければ致命的な隙になり、シアの攻撃に対処出来なくなる。
更にゴーレム騎士たちは
「そこ!エーデルさんそいつは右腕が脆くなってる!」
「わかった…わよ!」
シュミッタがゴーレム騎士を自身の鍛冶道具で叩いた反響音で何処が脆くなってるかを的確に導きエーデルは宝石に魔力を込めて破壊する。
再生して一際大きくなったゴーレムは
「…じゃま…!」
とアルルの大槌で粉砕される。
「さてさてこれは量が多いですね。っと」
ゴーレム騎士たちを相手するジェニー。
同じく相手をしていた海馬は後ろに下がると丁度
ポンと背中合わせになる。
「ふぅん、貴様が持つスクロールとやら酸素はあるか?」
「酸素ですかぁ?何をするおつもりで?」
「周辺全てのブロックが現状ゴーレムに取り込まれることで再生している。だが元のブロックを錆び、風化させてしまえば脆くなる。さすれば労力を掛けずにやつを葬れる。」
「成る程そういうことですか、用意は出来ますがそれほどの火力はどうするおつもりで?」
「そんなものどうとでもなる。やれるのかやれないのか?」
「はぁ…仕方ないですね。やりますよ。」
「それと貴様のもつスクロールの大量発注はできるか?」
「別に良いですけど、人間界の通貨での支払いは出来ませんよ?」
「ならばこちらはバーチャルシステムの雛形を提供する。それがあれば貴様らの工房とやらの宣伝になるであろう。古株だけでなく新規の顧客を取るのは重要なこと。シンプルかつインパクトあるものは食いつきやすい。」
「これはこれは、貴方は経営者でしたか!えぇやはり新規のお客様の獲得は死活問題ですからね。そのバーチャルシステムとやら後で見せてもらっても?」
「構わん。それで値段をつけるが良い。」
「交渉成立ですね!それでは行きます!」
とスクロールに貯めていた膨大な酸素を解き放つジェニー。
そして海馬はカイザー・グライダーゴールデンバーストを召喚し
「カイザーグライダー!ゴールデンバァースト!」
カイザーグライダーが炎のブレスを解き放つとそれに伴い次々に引火してゴーレムたちを焼き付くしていく。
更に駄目押しで
「魔法カード火竜の火炎弾!」
と海馬は容赦なく炎の勢いを強める。
炎の燃焼で酸素を持ってかれ息を切らすミレディオルタだがシアはものともせずドリュッケンを振るう。
ガギン
「貴様の仲間は味方諸とも殺す気か!?」
「社長がそんなことするわけないですぅ!社長は私たちならこれぐらいへっちゃらだって信頼してくれてるんです!」
「にしても暑いわよ!?」
「まぁ僕は気にならないかな?鍛冶の時はもっと熱いし」
「シュミッタはそうでも私は違うわよ!」
「…そうか!海馬さんはゴーレム周りのブロックを酸化させて再生速度を落とそうとしてるんだ!」
「成る程ね。二酸化炭素による風化を急激に進めさせるって訳だね。」
そうして急激な酸素の延焼による二酸化炭素がブロックへと吸収されていきブロックが風化されていくものの残ったゴーレム騎士たちが向かっていくが突如として動きが止まる。
「!?ゴーレムの制御が離れただと!」
「…ゴーレムたちもその人助けたい…だから私たちが助けるまで動かないでもらってる…!」
とポトリーがゴーレム騎士たちの制御を奪うことに成功し動きが止まり隙が出来た。
「今です!」
とハイネが魔力布を取り出しミレディオルタを縛り上げる
「クッ!?これは!」
「魔力を吸い取る特殊な布です!魔力がなければ魔法も使えないでしょう!」
とハイネが拘束したのですかさず香織が弓を構える。
直感的にそれを受けたら不味いということを察知し回避することを選択するのの動きの制限と魔力を吸い取られるというダブルパンチ。
そして香織から矢が放たれた。
「動けぬとしても回避する術などいくらでもあるわ!」
と魔力を吸い取られながらも強引に空間魔法を使用することで射線から外れることにより香織の矢をかわされてしまう。
「香織さんの矢が!?」
「ふん、確かに危うかったが見え見えの上に矢という少し回避すれば当たらぬものを使ったのが運のツキ、これで」
仕切り直しと言おうとしたミレディオルタ
しかし
グサッ!
「…は?」
かわした筈の矢が身体に刺さっていた。
「バカな!?」
「良かった。貴女を信じて、貴女は死に物狂いで避けると思った。私たちの希望をねじ伏せてこっちの心を折ってそのオレイカルコスの生け贄にしようとしたくらいなんだから…だから私は…仲間を信じた!」
そう香織が言う中でミレディオルタが見たものそれは
かわした先で弓を放ったユエとそれを支えるピットレの姿であった。
「バカな!?奴は我が真っ二つにした筈!?生きているわけが」
「…ん、ちょっと危なかった。でもピットレのおかげ。でも貧血気味…」
「そっちの女の子の言った通りでした!」
そう香織は恵理から矢を託された時回復途中のユエと治療していたピットレへと渡し自身の矢を放った後無防備になるからそれを放つように言っていたのである。
そして矢に封じられた魂の解放の効果が発動する!
「グォォォォォォォォォォォォォ!?た、魂が!?こ、魂魄魔法で縛れば!」
と尚も足掻こうとする。
実際魂魄魔法を使用すれば魂の解放も不発になったであろう。
「さぁて好き放題やったんだ、そろそろ観念しな!」
「私たち全員の霊術を合わせた大霊術!」
「ミレディは返してもらうよ!」
「皆さんの頑張り…無駄にしない!」
「さぁいきましょう!恵理ちゃんを傷つけた報いを受けるのです!」
「全くライナは…まぁでも僕も同感かな。それに放置してたら駄目だってわかる闇だからね!」
「皆の力を合わせる!」
「させるか!」
と抵抗を続けて重力の塊を投げつけるミレディオルタ。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
と城之内は重力の塊を剣で受け止める。
ジリジリと後退していくがそれでも恵理を守るべく引かない城之内。
「克也さん!筋力、速力、魔力エンチャント!」
雪姫が城之内を援護する。
そしてそこへ
「ハイネ!やっちゃって!」
「はい!マスター!」
とヴェールの持っていた魔力を溜め込む水晶がおもむろに割れるとハイネが固有の能力を発動させる。
ハイネは魔道具を消費することでそれに見合った破壊をすることが出来る。
ただし魔道具の消費と本人が破壊を嫌う性質なため滅多には使わないが使うべき時には躊躇わずに使う。
そして重力の塊が切り裂かれ遂に恵理たち7人の霊使いによる術が解放される!
「「「「「「「大霊術!一輪!!!」」」」」」」
遂に解放された大霊術
果たしてミレディを救えるのであろうか
今回はここまでになります。
ミレディオルタをミレディから分離させるべく魂の解放と魔法効果の矢を使うべく奮闘。
そして恵理に瓦礫が振り注ぐ中でデッキより恵理のピンチを察知しライナ、ダルクが参戦。
ライナ、ダルクはブルックの町にて少し言及され、ライナ、ダルクは恋人同士です。
そして実は恵理の父親と魔法を学んだ同期であり恵理のことを大分気に掛けておりそしてライナは…これはまた後に話しましょう。
シアの奮闘。攻防の話しは刀語における誠刀銓(はかり)の所有者、彼我木輪廻より、
攻撃と防御に半々に振る戦闘力をシアは仲間を信じ攻撃へと全て振り切りそのフォローはハジメたちがすることにより善戦出来ています。
そして7人の霊使いによる霊術の奥義
それはくしくも迷宮を作り出し後の世に掛けようとした7人の解放者の数と同じであった。
そしてこんな状況でもジェニーと商談する海馬。
細かい商談はライセン後になりますが空間収容できるスクロールがハウリアへと行き渡るとますます忍者になりそうな予感がします!
ウィッチクラフトの面々がゴーレムを抑えてポトリーがゴーレム作りをしている故かゴーレムの感情を読み解きミレディオルタの制御を離れさせました。
そして香織がミレディオルタのしぶとさを信用してユエへと託した一撃が見事命中。
ミレディオルタはユエを殺したと思っていましたが自動再生にて復活し血液が足らず貧血なもののピットレに支えられ見事仕事を果たしました。
そしてハイネのカード効果での破壊は魔道具を消費することでそれに見合った破壊が出来るようにしました。
力の強いものはそれ相応の魔道具を消費しなければいけないものの問答無用で破壊できる優れもの。
しかし強大な神や力を持つものへは効かなかったりする設定。
そして発動した大霊術。
次回へと持ち越しになります!
今回も読んで頂きありがとうございます!
この作品も100000UAを越えました。
これも読者の方々のお陰です!
まだ先ですが記念小説を作成しようと思います!
次回でミレディ戦終わりにまで持っていけたらと思います。
今回も読んで頂きありがとうございました!
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