ありふれた凡骨は決闘者の高みを目指す   作:生徒会長月光

67 / 79
今回は攻略後の様子になります。

神代魔法の説明と食事タイムになります!

どうぞごゆっくり!

とんスキアニメ最高ですね!


攻略の印 友好を深める一行

オレイカルコスの残滓を完全に消滅させた城之内たちは半壊したライセン大迷宮の奥地でミレディの住処へ移動した

 

そこには魔法陣の書かれた部屋がありオルクス迷宮と同じならそこで神代魔法を手に入れることが出来るのが推測できる。

 

「さぁ皆魔法陣の中に入ってね。途中から参戦した娘たちもOKだから遠慮せずにね。」

 

と最初に魔法陣の中に入るハジメ、香織、ユエ、シア、城之内、恵理、海馬。今回は、試練をクリアしたことをミレディ本人が知っているのでオルクス大迷宮の時のような記憶を探るプロセスは無く、直接脳に神代魔法の知識や使用方法が刻まれていく。海馬とシア以外は経験済みなので無反応だったが、シアは初めての経験にビクンッと体を跳ねさせた。

 

海馬は興味深くふぅんというだけであった。

 

ものの数秒で刻み込みは終了し、あっさりとハジメ達はミレディ・ライセンの神代魔法を手に入れる。

 

そして今度は精霊たちも陣の中に入り全員が神代を手にした。

 

「これは……やっぱり重力操作の魔法か」

 

「そうだよ~ミレディちゃんの魔法は重力魔法。上手く使ってね…って言いたいところだけど、ハジメちゃんとウサギちゃん、カツヤンは適性ないねぇ~もうびっくりするレベルでないね!」

 

「まぁそうなるのは想定済みですので」

 

ミレディの言う通り、ハジメとシア、城之内は重力魔法の知識等を刻まれてもまともに使える気がしなかった。ユエが、生成魔法をきちんと使えないのと同じく、適性がないのだろう。

 

「まぁ、ウサギちゃんとカツヤンは体重の増減くらいなら使えるんじゃないかな。ハジメちゃんは生成魔法使えるからそれで何とか出来るさ

 

ユエちゃん、エリリン、そこの重力系の魔法の使えたアウスちゃんと社長さんは適性ばっちりだね。修練すれば十全に使いこなせるようになるよ、あとの人たちはん~可もなく不可もなくかな?」

 

アウス、恵理は地霊術で重力を操れたこともあり重力魔法に適正があることは分かっておりユエも元々の相性が良かったのであろう。

 

そして漸く一段落したのでハジメの持つ宝物庫から香織が

 

「それじゃあ簡単なものだけど食べよっか!皆魔力も体力も使ってるからごはん食べてゆっくりしよう!」

 

宝物庫から作り置きしていた物をどんどん出していく。

 

ハジメの作った寸胴鍋に沢山作られた味噌汁、更にブルックの町にて沢山買って炊いてハジメ、香織、城之内、恵理で握ったおむすびを出していく。

 

ライセンに生息していた魔物も宝物庫へ入れていたのでそれを出してハジメ特性の魔道コンロ付きのキッチンも取り出して油で焼いていきある程度焼いたところで水を投入して蒸していく。

 

辺りをいい匂いが包み込み

 

キュルキュルキュル

 

と可愛らしいお腹の音がなりそちらを向くと

 

「あ~その…き、気にしないでくれるとミレディさんも嬉しいかな~なんて…ぅぅぅ」

 

と恥ずかしがるミレディ。

 

無理もない何千年とゴーレムへ魂を移して生き長らえ味覚も嗅覚もない無機物に憑依していたのだ。

 

デュアルタイムマジックにより魂の状態も肉体の状態も巻き戻り万全になったとはいえ経験してきたことが消えるわけではないので仕切りにミレディのお腹は空腹を訴える。

 

「ミレディさん先におむすびをどうぞ。」

 

と香織は神秘の中華鍋を振るう手を止めると恵理と代わりおむすびをミレディへ手渡す。

 

「へ?い、良いの?ミレディさん試練やその…暴走しちゃってカオリンたち傷付けちゃって…」

 

「戦いが終わればノーサイド、私たちの世界ではデュエルなんですけど、戦い終わったらそういったものは全部流して讃えて仲良くなることは多いです。それにさっきも言ったんですけど私、ミレディさんとお友だちになりたいんです!」

 

「カオリン…ありがとう!それじゃ頂くね…」

 

もぐもぐとおむすびを頬張るミレディ…

 

宝物庫に入れておいたお陰が握った時の温かさがあるそれを食べて

 

「ミレディ…?どうしたのだ?」

 

「え?ヘルモス?どうしたってなにが?」

 

「泣いておるぞ」

 

ミレディの瞳からこぼれ落ちた雫はどんどんと流れ落ちていく。

 

「へ、変だな…私…どうして泣いてるのかな…食べただけなのに…どうして」

 

「古来食事とは英気を養うものだ。ミレディ・ライセン貴様は何千年の間で気を張り詰め来る日も来る日も待ちわびていたのだろう。孤独、空腹、極度の緊張感…頼れるもののいない環境張り詰めたものが溢れたのであろう。」

 

「ミレディさん泣いて良いんです。ミレディさんはいっぱい頑張ってきたんです。だから泣いたって僕たちは気にしません。だって貴女の頑張りは偉大なものだから。」

 

とハジメはお椀に味噌汁をよそいミレディへと差し出す。

 

おむすびを更に一口入れて味噌汁を飲む

 

米一つ一つがほどけてミレディの胃を…いや心を満たしていく。

 

「グスン…しょっぱいなぁ…でもなんでだろう…凄い…温かい…」

 

「ミレディさんおむすびって縁を結ぶ、お結びって言う風に言われてるんです。

 

人と人との良縁を結ぶという意味から縁起が良いものって伝わってて私たちの国日本っていうんですけど

 

その中の歴史書で日本歴史書である『古事記』には

 

「むすびの神(正確には、高御産巣日神(たかみむすびのかみ)」っていう神様が登場して

 

この神様は万物の生みの神とされていて、その神様の名前が由来とされる説があるんです。」

 

と言いおむすびを食べ終わりお椀を置いたミレディの手を握り

 

「ミレディさんの頑張りが結ばれてこうやって手を結んで縁を紡いでいくことが出来たんです!ミレディさん…ありがとう。」

 

「カオリン…ぅうぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」

 

ミレディは今までのこと、そして自分のやってきたことが無駄ではなかったと言われ香織に抱き付く。

 

香織もミレディを抱きしめて抱擁するそれは女神のように優しい心地であった。

 

「香織ったら成長したんだね…何だか嬉しくなるね…!」

 

「つうか歴史書なんて良く知ってたな白崎。」

 

「えっと…ハジメ君のやるゲームとかアニメとか見ててそういう背景とか調べてる内にルーツを調べてみようかなって…エヘヘ」

 

(全く…凄いわね。香織は…ハジメ離す気はないと思うけど絶対に)

 

(分かってるよレイカ。香織は僕が絶対に守るよ。)

 

ひとしきり泣いてスッキリしたのかミレディは乙女にあるべく姿とは離れどんどんおむすびを口に入れていく。

 

「はむ…はむ…はむ…美味しい!こっちの魚の入ったのとツンとくる酸っぱさのやつもおむすびに合ってるし味噌汁が程よく食欲をつついてくるね!」

 

とどんどん食べていくミレディ

 

「ミレディよ、そんなに慌てて食べると喉を」

 

「はぐっ!?」

 

「全く言わんこっちゃない…水だ。」

 

とヘルモスは水を差し出すとミレディは一気に呷る。

 

「ぷはぁ…美味しすぎて慌てちゃった…ミレディさんうっかり…テヘっ♪」

 

「さっ!こっちも出来たよ!魔物肉のケチャップソース合えだよ!」

 

と皿に出されたそれは濃厚な肉汁にケチャップとソースを混ぜ合わせクリーミーに仕上げた一品。

 

「さっ!皆遠慮せずに食べてね!」

 

と言う間に全員が手を伸ばしていく。

 

「…♪美味しい!」

 

「や、やっとご飯を食べられます~マスターのお仕事と自分の仕事両方やってたら食事する時間もなく2日ぶりです!」

 

「ハイネさんまた食事抜いてたんですか!ダメですよぉ!ちゃんと食べないと身体壊しちゃうんですから!」

 

「いや~このお椀を装飾も中々だし鍋も耐熱性があって良い逸品だね!」

 

「これは中々良い逸材ね!」

 

「おむすびとお肉の連鎖が止まらないね!更に味噌汁でリセットしてループしてるよ!流石香織たちだね!」

 

「…美味しい…あぅ…酸っぱい…」

 

「大丈夫?お味噌汁どうぞ。」

 

「…ありがとう…酸っぱいけど…お味噌汁に合う…」

 

「香織さん!肉巻きおむすび美味しいですぅ!」

 

「良かった♪シアさん凄い頑張ったからどんどん食べてね。」

 

「はいですぅ!あっ!ヴェールさんその…副作用って凄い痛いですかね?」

 

「ん~あれはね。ゴニョゴニョ」

 

ボフンとシアの頭から湯気が出る。

 

「まぁそういうことだから頑張ってね。ハジメと香織もね。」

 

「?どういうこと?」

 

「まぁ夜になれば分かるさ。」

 

「さっ!恵理ちゃんモウヤンのカレーです!栄養満点ですから一杯食べてください!あと克也さんもどうぞ!」

 

「ライナそんなに急かさないの。あとは精霊界の霊験あらたかな霊水も飲んでね。魔力の回復に良いから。」

 

「おぉ!うめぇな!味噌汁の具もネギっぽいやつとワカメっぽいやつで食が進むぜ!」

 

「ほらヒータほっぺについてますよ。もう。」

 

「わりぃエリアサンキュ!」

 

「にしても重力魔法ね…霊術と組み合わせると良い具合に強化出来るかな?」

 

「アウス今はそっちよりも恵理の手作りのおむすびがなくなってしまいますよ?」

 

「そうだね。それは困るな。」

 

「皆さん良く食べて休んでいきましょう。恵理辛くはないですか?」

 

「うん雪姫ありがとう!」

 

「ユエしっかり食うんだぞ、特に血を結構流してたからこっちのレバー肉食って鉄分を補給しねぇと!」

 

「…ありがとうお父様…美味しい!」

 

「ふぅん…まずまずといったところか…他の神代魔法…アテム…待っていろ。」

 

そうして一行は久方振りの休息を挟むのであった。




今回はここまでになります。

ミレディの神代魔法の重力魔法を無事に授かりました。

城之内たちはこれで2つ、海馬、シアも一つ神代魔法を手にしました。

適正は原作通りハジメ、シアと城之内はそこまで適正は高くなくユエと地霊術で重力を操っていたのでアウス、恵理、海馬は前世が神官だったこともあり高い適正を持っていました!

他の面々は可もなく不可もなしといった感じです。

そしてライセン大迷宮に潜る前に作っていたおむすびと味噌汁をミレディへと渡す香織。

おにぎりよりもおむすびのがハジメたちと縁を結んで良いかなと思いおむすび表記にしました。

実際ミレディはゴーレムに魂を移して何千年と生きてたので温かい食事なんて取ってないだろうなと思いこうなりました。

香織がどんどん母性溢れるキャラになっていく…どうしてそうなった(困惑)

ミレディが若干食いしん坊キャラに…それもありかと思う作者でした。

そして副作用を説明したヴェールの言葉にゆで上がるシア。

それはそれで夜に分かるという。

次回はライセン大迷宮の復旧やらを予定してます。そして書けてない女子会を今度こそ書きたいです。

マスターデュエルと新しく始まるフェスが今から楽しみですね!

今期のアニメ、とんスキが熱いですね!

協賛も出て動いているムコーダ、フェルも良いですね!PVでは他の4女神も登場するようなので今から楽しみです!

それでは今回も読んでいただきありがとうございました!

遊戯王にてラスボスクラスのモンスターで相応しいものは?(シンクロ以降のものは除く)

  • 邪神アバター
  • 邪神ドレッド・ルート
  • 邪神イレイザー
  • 創星神 sophia(ソピア)
  • 創星神 tierra (ティエラ)
  • 毒蛇神ヴェノミナーガ
  • 夢幻転星イドリース
  • その他コメント欄へ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。