ありふれた凡骨は決闘者の高みを目指す   作:生徒会長月光

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衝動的に出すことにしましたとあるキャラ。

そして前回出なかった海馬に焦点が当たります!

それではどうぞごゆっくり!


星の導きの先を目指す者との邂逅

海馬はこの数日ブルックの町でとある物を設置し使用状況や発動できる条件を整えていた。

 

この数日はハウリアからの定期連絡も順調であり全員が隠密に徹しているのもありいざこざはないようである。

 

だが気になることも幾つかあった。

 

一つは最近になりユニコーンのような魔物が出現するようになったこと。そのユニコーンは黄色く討伐や綺麗な色で剥製にしようと貴族が冒険者に依頼したもののいずれも失敗していること。

 

更に呼応するように赤い鳥のような魔物も出現しこれもユニコーンと同じように依頼があったものの失敗している。

 

いずれも何かを探すような動きを見せていることをその場で居合わせたハウリアたちは証言している。

 

何かの前触れなのかは知らないものの特に被害が出ているわけでもないので後回しにする。

 

もう一つは西の町エリセンからで何でも海人族の子供が拐われたとのことで母親はその時誘拐犯から受けた傷で歩けず冒険者ギルドで依頼が出されているとのこと。

 

丁度そこへ偵察に向かっていたモナは母親として同じように子供を持ちそんな状況になったらと情が湧いたのか薬を調合し彼女一人の時に手渡したそうである。

 

大体の傷は治ったものな神経をやられているからか歩けないでいるとのこと。

 

そうしたこともありモナからもし海人族の子供を見かけたら連絡をしてほしいと全体に通達されていた。

 

そして海馬はブルックの町を回り孤児の天職を見たりし冒険者ギルドへ推薦したりして一度ブルックの町を出る。

 

周辺に装置を埋め込む海馬は後ろに気配を感じた。

 

チャキという武器を構える音もする。

 

「そこの方何をされていたのですか」

 

「…」

 

「その機械から何かを遮断する気配を感じます。それを作動させて良からぬことをしようとしてるのではないですか?」

 

「ふぅん、小娘には分からんことだろうがこれは結界装置だ。」

 

「何故そんなものを?」

 

「来るべき決戦に備えてだ。この世界の神を騙る者は狡猾だ。ならばいくら準備しても足りないだろう。」

 

「皆から聞いたこの世界の神エヒトは信仰されていると聞きます。」

 

「それは本性を隠しているからだ。後は教会の言うことを鵜呑みにする馬鹿者だけではないだろうが洗脳の類いを受けているのだろう。」

 

「…」

 

「人から言われたことを鵜呑みにするなど三流のすることだ。己が感じ決めずして未来など掴めん。」

 

「ワゥゥゥ?」

 

「イムドゥーク多分この人は嘘をついてないと思う。」

 

と少女は鍵を下ろす。

 

「先程は失礼しました。私はリイヴ、こちらはイムドゥーク。旅をしていてある噂を聞きここへ立ち寄りました。」

 

「噂だと?」

 

「はい。私たちの世界にいた者たちがこちらに出現しているという。既にユニコーン、フェニックスが確認されていてここにもその一体が入るはずなのですが…」

 

「ハウリアたちの報告にあった奴らを知っているだと?小娘キサマ何者だ。」

 

「それは」

 

というと何処からともなく咆哮が轟く。

 

海馬たちの前に三つの首を持つモンスターが出現する。

 

「グルルルルルルル」

 

「やっぱり…ユニコーン、フェニックスだけじゃなくケルベロスまで!」

 

「ふぅん、中々の力を秘めているようだが」

 

「そちらの方逃げてください!ケルベロスは私たちの世界のジャックナイツと呼ばれる存在の成れの果て…私が浄化しないと…!」

 

とリイヴはその手に持った星鍵を握りしめて言う。

 

「奴らがどういう存在かなど、どうでも良い。だがこの俺の前に立ちはだかったのだ。ならば容赦はせん!」

 

とデュエルディスクを起動させる海馬。

 

「行けアサルトワイバーン!敵を蹴散らせ!」

 

とアサルトワイバーンを召喚し攻撃を仕掛ける海馬。

 

アサルトワイバーンはケルベロスの回りを旋回しその刃を向けるがケルベロスの三つの首の一つが刃を歯で受け止め残りの2体がアサルトワイバーンの胴を噛み千切る。

 

「ハァァァァ!!」

 

首が全てアサルトワイバーンを見ている隙にリイヴは星鍵を振りかぶる。

 

ケルベロスはそのまま跳躍し距離を取る。

 

三つ首から火炎を吐き出しリイヴは自身に当たりそうなものだけを星鍵で切り裂き回避する。

 

その後に斬りかかるものの何度も距離を取られる。まるでリイヴの持つ星鍵を警戒するように。

 

「少しはやるようだな…だが小手調べは終わりだ。

 

来いX-ヘッドキャノン!

 

Y-ドラゴンヘッド

 

Z-メタルキャタピラー!」

 

と海馬はXYZを呼び出す。

 

その機械染みた姿を見て何かを思うリイヴだが秘めている力にも驚く。

 

「凄い…!あんな簡単に強力な機械たちが言うことを聞いてる…クローラーとは違った機械の力…」

 

「行けX-ヘッドキャノン!」

 

とキャノン砲が発射されるがケルベロスが魔法陣のようなものを発動させるとそこに飲み込まれていく。

 

「もしかして!?そちらの方エネルギー砲はケルベロスの能力で吸収されてしまいます!多分ですがケルベロスが暴食を司ってるから…」

 

「ふぅん。俺には関係のないことだ。Y-ドラゴンヘッド、Z-メタルキャタピラー、進撃!」

 

そうして空からはY-ドラゴンヘッド、陸からはZ-メタルキャタピラーが続く。

 

しかしそれらもかわしてXYZに火炎を吐きダメージを与えていく。

 

「やっぱり不利です…このままでは」

 

「ならば真の力を見せてくれるわ!X、Y、Z、合体!」

 

と言うと空へ浮かび上がる三体。

 

Y-ドラゴンヘッドの胴体にx-ヘッドキャノンの下部がz-メタルキャタピラーの胴体にY-ドラゴンヘッドが合体しその姿を現す。

 

「XYZ-ドラゴン・キャノン!」

 

「三体が一体に合体した!?でもあの巨体ではケルベロスのスピードに追い付くことは」

 

と言う前にXYZはその体に似合わぬ超スピードでケルベロスを組伏せる。

 

一瞬の出来事にリイヴは驚きを隠せない。

 

海馬はこの時重力魔法でドラゴンキャノンにかかる重力を限りなくゼロにすることで高速での戦闘を可能としていた。

 

抵抗するケルベロスは炎を吐き出そうとするもののその三つ首をX-ヘッドの腕にすべての頭を掴まれ身動きを封じられる。

 

「これで終わりだ!

X・Y・Z ハイパー・キャノン!」

 

と各ユニットの武装がケルベロスに照準を合わせ最大威力の攻撃が浴びせられる。

 

魔法陣で吸収を試みるものの膨大な量のエネルギーに魔法陣は砕けてケルベロスを蹂躙する。

 

ドガーーーンと土煙が晴れるとケルベロスは動かなくなっていた。

 

「す、凄い…!ハッ!呆けてる場合じゃない…」

 

とリイヴはケルベロスに近付き星鍵を掲げるとケルベロスは丸い球体のようなものへ変化するとそのまま星鍵に吸い込まれた。

 

「…よし、これで封印できた。…あのお名前は…?」

 

「ふぅん…海馬瀬人だ。」

 

「ではセトさん、ありがとうございました。貴方のお陰でケルベロスを封印できました。」

 

「俺の前に立った障害を取り除いただけのことだ。それより小娘、キサマはその存在を知っているのだろう。ならば話してもらうぞ。」

 

「そうですね。巻き込んでしまったのはこちらです。」

 

そうしてリイヴは話し始める。

 

自身の世界において重要な聖遺物という存在、クローラー、ジャックナイツと呼ばれ自身を乗っ取ったリースによりコアを抜かれトロイメアという存在になってしまったこと。

 

そして自身が一度死にその後に起こった親友と兄との対立

 

最後に聖遺物は統合され世界を守るために双星神となった親友から託された星鍵。

 

その光の導く先を目指していること。

 

「そして星鍵の導きでこの世界へ来た私はトロイメアの存在を感じ取りました。トロイメアにしたのは私ではないですがそれでも関係あるのには違いありません。

 

ユニコーン、フェニックスの目撃情報があり星鍵が反応したので此方に向かいセトさんに会うこととなりました。」

 

「文明のリセット、過ぎたる力は身を滅ぼすと言ったところか。星鍵の導きというが小娘自身の目的は違うのだろう。」

 

「それはどういう。」

 

「そんなものは自分で見付けるものだ。他人に言われた目的を成すことと己の中から生まれたものはそれだけで価値が違う。」

 

「…わたしは…」

 

リイヴは目を伏せる。

 

「まぁ良い。トロイメアという存在がどういったものかは分かった。目の前に現れるというのならば容赦せんというだけだ。」

 

と踵をかえし海馬はブルックへと戻ろうとする。

 

「小娘、キサマの情報は有意義であった。ならば対価を払わねば釣り合わん。」

 

と言い10万ルタを渡す海馬。

 

「?これは?」

 

「物を買うのならば必須になるものだ。キサマのいたところは文明も衰えそういった貨幣の概念がなかったということか。」

 

と言いそのまま簡易的な端末を渡す海馬。

 

「その端末に手をかざせ。その後は音声入力すれば大抵のことは答えるだろう。時間は有限だ。キサマに構う暇など俺にはない。」

 

と言い今度こそブルックへと戻る海馬。

 

「…なんというか優しい方なのでしょうか?」

 

「わぅ!」

 

「そうだね。イムドゥーク。えっとこれをこうして?」

 

ヴゥンとモニターが起動する。

 

「わっ!び、ビックリした。えっと確か音声入力?すれば良いのかな?貨幣って何ですか?」

 

「商品交換のなかだちで、支払いの手段、価値の尺度として社会に流通するもの。硬貨・紙幣の類。」

 

「ということは食べ物とかの価値に見合うものを出さなければいけないってこと?さっきセトさんからもらったこれはどれぐらいの価値なのでしょうか?」

 

リイヴは文明が衰退し自給自足で補っていたためか貨幣自体見たこともないのでどれ程の大金なのか良く分からない。

 

10万円もあれば一月は衣食に関しては問題なく暮らせるであろう。更に端末にはブルックの町の地図が分かりやすく表示されていてどういったものが有名なのかという情報が分かりやすく載っていた。

 

「…今まで野宿だったけど…どんな町か気になる…」

 

「わぅ!わうぅ!」

 

「そうだね。イムドゥークも興味あるよね。!ここの場所湯浴みが出来るの!?行ってみましょう!」

 

とリイヴとイムドゥークは歩き出す。

 

その歩む先はブルックの町のマサカの宿であった

 

こうして白き龍を操りし決闘者は荒ぶる獅子を沈め聖遺物の光の導く先を歩む少女たちと邂逅するのであった。




今回はここまでになります。

というわけでデュエルターミナル世界とは少し別の次元、聖遺物を巡る物語よりリイヴとイムドゥークが登場!

クローラーやリースといった科学文明が生み出した咎を知っているので海馬を警戒するものの言葉から悪意を感じないので取り敢えず信じました。

星鍵により導かれた先で海馬と出会うリイヴはトロイメアの存在を感じ取り星鍵の気配を感じ取りケルベロスが現れました。

トロイメアは元が七つの大罪をモチーフらしいのでケルベロスのモチーフの強欲らしくエネルギーなら何でも吸収し力にしてしまう能力を持ちましたが海馬のXYZドラゴンキャノンの激しい砲撃の前に呆気なく撃沈。

星鍵で封印を施して星鍵の中に封じ込めることに成功しました。

その後に海馬へトロイメアや自身のいた世界のことを話したリイヴ。

この後海馬はリイヴの情報を他のハウリアたちへと送り警戒を促すことになりました。

確認されているのは現時点でユニコーン、フェニックスの2体だが他の場所にも出現をしてる可能性もあるとのこと。他の個体たちに出番はあるのであろうか。

聖遺物のラストから旅を続けているリイヴとイムドゥーク星鍵の導きもあるが彼女の中にある大きな感情に気づけないままであるという設定で。

聖遺物世界に貨幣があったかどうかは明確な描写がないのでここでは知らないとさせてもらいます。

早速海馬は重力魔法を使いこなしていました。XYZが高速で移動して攻撃するのは中々に脅威ですね。

リイヴたちもブルックの町へと入りマサカの宿を目指すとのこと。

城之内たちと邂逅するのもすぐになりそうです。

今回は少しだけ出てきたとある海人族の女性…まぁお察しの通りです。

マスターデュエルではエクシーズが開幕したのでレジェンド同様頑張りたいところです。

引き続きのブラマジかウィッチクラフトで制圧かラビュリンスか迷うところですね。

FGOでは大量のバレンタインがもらえるのでとても嬉しいです!

それでは今回も読んで頂きありがとうございました!

おまけ

ブルックの町へと入るリイヴたちを見つめる影…

それは人というよりは機械に近い存在でその横には精霊のような存在もおり先ほどの顛末を見守り危なくなればと思ったがどうにかなったのでまた見守る。

それはかつてトロイメアを一人で討伐してみせた存在であり今も妹を見守る一人の機械戦士の姿であった。

遊戯王にてラスボスクラスのモンスターで相応しいものは?(シンクロ以降のものは除く)

  • 邪神アバター
  • 邪神ドレッド・ルート
  • 邪神イレイザー
  • 創星神 sophia(ソピア)
  • 創星神 tierra (ティエラ)
  • 毒蛇神ヴェノミナーガ
  • 夢幻転星イドリース
  • その他コメント欄へ
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