ありふれた凡骨は決闘者の高みを目指す   作:生徒会長月光

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ブルック編になります。

次回でブルックを出てフェーレンへと向かっていくことになります。

それと同行者が増えます!

それではごゆっくりどうぞ!


さらば変態の巣窟そして星に導かれる者の決意

それから数日間城之内たちはブルックに滞在をしていた。

 

その間ウィンやヒータ、エリアと仲良くなっていたリイヴは改めて自分たちの仲間を紹介するということで城之内たちと顔合わせをしていた。

 

「それにしてもこの剣…?というかなんというか?」

 

「多分だけど剣というよりかは鍵って言う方がしっくりくるかな?作られたというより天然のあるべき形を取っている…中身を内包する入れ物に近いのかな?今は反応的に一つ入ってるかな?」

 

「そこまで分かるんですか?」

 

「まぁ長年鍛冶をしてると自然とね。これは下手に弄ると性能が逆に下がるかもね。それにしても薄手というか…う~ん…よし!」

 

とシュミッタは唐突に

 

「じゃあ服脱いで!」

 

と言い放つ。

 

「…ふぇ!?」

 

「シュミッタそれでは言葉が足りませんよ。全く鍛冶になると言葉が抜けるんですから。」

 

「お姉さん、シュミッタさん装備作ってくれるって…それで採寸とかしたいから脱いでってことだよ。」

 

「ごめんごめん、でも装備は作っておきたいのは本当だよ。ハジメたちは普通の服の下にハイネさんの簡易魔法衣を着てるから魔法耐性もあるし

 

ハジメの作った防具もある程度着けてるから攻撃を受けても体へのダメージは少ないんだ。それに比べるとリイヴの装備はぶっちゃけその鍵ぐらいだし身軽なのも良いけど重い攻撃を受けたら一発でダウンしちゃうんじゃないかと思うんだよね。」

 

「シュミッタさんの装備は色々と凄い」

 

「ポトリーちゃん色々凄いって?」

 

「性能も高く動きを損ねないように軽量化しているのです。それと普通にシュミッタの装備はとても重宝されるので一点単価がとても高いのです。」

 

とハイネはそろばんを弾き上位の装備の値段を出す。

 

「………ハイネさんこの金額…マジですか?」

 

「ハジメ君?どれぐらいなの?」

 

「…こっちでいう金額なら大体50万ルタはするのが平均ってことだね。」

 

「ただ一点なのでそこに籠手や防具に剣や道具入れに杖やなど様々入れると200から300程ですかね?特注だと3から5倍の金額になることもありますね。」

 

「それだけ信用が出来る作品ってことなんだね!」

 

「まぁ命を守る上で信用できる装備はありがてぇからな。」

 

とシュミッタはリイヴを連れて簡易工房へと向かいハジメもその手伝いをすることになった。

 

その間ポトリーはイムドゥークと遊んでいたりシアは海馬の特訓で以前の重量の重りに加えて自身の体重を重力魔法で二倍にして負荷をかけてやっている。

 

ユエもミレディから渡された魔道書を自分なりにアレンジし魔法のレパートリーを増やし重力魔法に慣れるためにギルドで近場の依頼を城之内と香織、恵理、アウスで共に受けて帰る途中広々とした丘で重力魔法の練習をアウス監修のもと恵理と香織と共に励むのであった。

 

海馬は相変わらずハウリアとの連絡や孤児の育成に至るところの生活排水の基盤を整えたりと忙しく過ごし、

 

その間もミレディは料理に励み失敗したものはヘルモスが残さず食べつつマサカの宿ではその様子を暖かい眼差しで見守るミレディとヘルモスを見守り隊なるものが誕生しつつもその横でソーナは試食会を開きマサカの食堂は大忙しであった。

 

そんな城之内たちはリイヴにあることを頼まれていた。

 

それは

 

「お願いします!私も旅の仲間に加えてください!」

 

「わぅ!わうぅ!」

 

「俺は良いと思うんだが海馬のやつがOKするかどうかだな。」

 

「そうだね。社長は興味のないことにはとことん無関心だからね。」

 

「無関心ですか?」

 

「そうだよ。シアさんは愛情の反対ってなんだと思う?」

 

「それは…嫌いとか憎悪とかではないんですか?」

 

「どれも違うよ。正解は無関心そもそも興味がなければそういった感情に行き着かないの。だからシアさんも気を付けてね。社長は厳しいけど面倒見が良いからね。」

 

「はいです!」

 

「…ん!セトを説得できたら大丈夫だと思う…!」

 

「いやはや社長さんストイックだからね~ミレディさんだってあそこまではやらないかな~」

 

「だからこそ克也と同じく我らが選んだ勇者足りうる者であったのだ。」

 

「ふぅん、小娘か」

 

「海馬!」

 

「前会った時の貴様では付いていくなど許さん。惰性に身を任せ自らを運命の奴隷などと思う内はな。」

 

「…確かに貴方と出会った時の私は星鍵に導かれるままに歩みを進めていました…この星鍵の導く先に何かがあるのではないかと。でも!私は決めたんです!

 

例え星鍵の導く先に何があろうとも私は私の大事な人に会いたい!会って約束を破ったことを叱ってそれで…私の歩いた軌跡を語りたい。

 

自分の歩いた道を胸を張って言えるようにするためにも同行させてください!」

 

「…俺たちの目的は聞いているか?」

 

「…はい、故郷へと帰るためと。」

 

「そうだ、そして神代魔法を集め城之内たちは元いた世界へ俺は奴の元へと辿り着くために。貴様の求める可能性もあるだろう。」

 

「!それじゃあ!」

 

「好きにするが良い。」

 

「良かったねリイヴさん!」

 

「はい!」

 

「ワゥゥ!」

 

「城之内明後日にここを発つぞ。」

 

「ってことはフェーレンにハウリアたちが着けたってことだな!」

 

「そうだ。そして」

 

「お待たせしました。社長さん」

 

「ジェニーさん!」

 

「漸くスクロールが纏まりましたのでお持ちしました。」

 

「あとは検分し奴らへと渡すだけだ。」

 

「ハイネさんは漸く疲れが抜けたようで安心しました」

 

「心配お掛けしました…」

 

「まぁヴェールさんが悪いのが大半ですからね。」

 

「ジェニーさん、ヴェールはどうなの?」

 

「今溜まった書類を片付けてますからもう少し掛かるかもですね。」

 

「そうなんだ。」

 

「早めに今の仕事を終えて一時休業するとのことでしたから心配はいりません。久々のお休みですからね~」

 

「ジェニーさんの仕事も物凄い大変だからね。」

 

「そうなの?」

 

「そうだよ。依頼の凱旋にそれに見合った報酬なのか、ウィッチクラフトの宣伝にスクロール作りにギルドの依頼書の整理、換金とか色々忙しいんだ。」

 

「聞いてるだけで目まぐるしい忙しさだね!?」

 

「まぁ慣れですからね。ヴェールさんとは長い付き合いですからね。」

 

「私も今の仕事はマスターとジェニーさんから教わりましたからね。」

 

「最初はヴェールさんとジェニーさんから始まったらしいからね!」

 

「…お姉ちゃんとジェニーお姉ちゃん凄い魔法使い…!」

 

「そんなに誉めても何も出ませんよ~」

 

そうして城之内たちは準備をしマサカの宿で明後日に町を出ることを伝えると名残惜しそうであったが身体に気を付けてと言われ

 

「先生と恵理さんに教わったこと忘れずに精進します!なのでまた、料理が上達したら食べに来てください!」

 

とソーナから言われたのであった。

 

そうして町を発つ前日にギルドへと顔を出す城之内たち。

 

「そうかい。行っちまうのかい。そりゃあ、寂しくなるねぇ。あんた達が戻ってから賑やかで良かったんだけどねぇ

 

それにあんたらのお陰でブルックの貧困層も大分縮まってねぇ、ウチにも良い子達が入ってくれて助かるよ。」

 

「世話なったぜキャサリン、また寄ることがあったらそんときは宜しくな!」

 

「あんたも嫁さん手放すんじゃないよ、まっあんたらの様子を見てたらその心配もなさそうだけどね。恵理も何かあったらウチに来な、あたしがぶん殴ってやるからね!」

 

「あはは、ありがとうキャサリンさん、でも克也なら大丈夫だよ!」

 

「さてと確かフェーレンへ行くんだったね。」

 

とキャサリンは依頼書を手際良く探していく。

 

「う~ん、おや。ちょうどいいのがあるよ。商隊の護衛依頼だね。ちょうど空きが…後4人分あるよ……どうだい? 受けるかい?」

 

依頼内容は、商隊の護衛依頼のようだ。中規模な商隊のようで、十五人程の護衛を求めているらしい。城之内、恵理、ハジメ、香織の分でちょうどだ

 

「連れを同伴するのは平気なのか?」

 

「ああ、問題ないよ。あんまり大人数だと苦情も出るだろうけど荷物持ちを個人で雇ったり奴隷を連れている冒険者もいるからね。

 

まして、ユエちゃん、シアちゃんたちは結構な実力者だ。一人分の料金で優秀な冒険者を複数を雇えるようなもんだ。断る理由もないさね」

 

「じゃあそれにするぜ!」

 

と城之内たちは依頼を引き受けるのであった。

 

「あいよ。先方には伝えとくから、明日の朝一で正面門に行っとくれ」

 

「サンキューな!」

 

そして城之内に、キャサリンが一通の手紙を差し出す。疑問顔で、それを受け取る城之内。

 

「これは?」

 

「あんた達、色々厄介なもの抱えてそうだからね。町の連中が迷惑かけた詫びのようなものだよ。他の町でギルドと揉めた時は、その手紙をお偉いさんに見せな。

 

少しは役に立つかもしれないからね。

 

まぁ王女様のお墨付きのやつがあるが念には念をいれてね。」

 

バッチリとウインクするキャサリンに、何者なのかと本気で思う城之内たち。手紙一つでお偉いさんに影響を及ぼせるキャサリン凄いなという疑問がありありと表情に浮かんでいる。

 

「おや、詮索はなしだよ? いい女に秘密はつきものさね」

 

とキャサリンに送り出される城之内たちであった。

 

余談だがブルックの町には派閥が出来ており、日々しのぎを削っている。

 

「ユエちゃんに踏まれ隊」

 

「シアちゃんの奴隷になり隊」

 

「お姉さまと姉妹になり隊」

 

「ミレディちゃんとヘルモスを見守り隊」

 

「城之内夫妻のお料理極め隊」

 

「ハイネちゃんをクンカクンカし隊」

 

「天女様に癒され隊」

 

「ガラスの幼女に踏まれ隊」

 

「氷の美少女に罵倒され隊」

 

と様々である。それぞれ、文字通りの願望を抱え、実現を果たした隊員数で優劣を競っているらしい。

 

「全くこの町ってこんな変な人しかいないのかしら?それともトータス人が可笑しいのかしらね?」

 

(う~ん、どうなんだろうね?王国の人たちは…割りとまともだったと思うけどそういう土地柄なのかトータスという世界の風潮なのか…あ、レイカその人も香織狙ってたから宜しくね。)

 

「全く退屈しない町と思うべきなのかしらね。」

 

とんでもない変態の巣窟なのだとハジメはレイカと代わる代わる交代しながら香織、ユエ、シア、ポトリーに群がろうとした者たちを氷で閉じ込めたりゴム弾で尽く沈めていき決闘を挑まれる前に終わらせるため決闘スマッシャーというあだ名がつけられるのであった。




今回はここまでになります。

というわけで次回でブルックを出てフェーレンへと向かうことになります。

そして軽装なリイヴにシュミッタが装備を作ることになりました。

流石ウィッチクラフトなだけあり軽くて丈夫な安心の出来で完成しリイヴも着け心地良くしていました。

更にリイヴ、イムドゥークも城之内たちと合流することになり海馬も以前とは違い自らの願いを持っていたリイヴを認め同行を許可することに。

そしてスクロールが纏まりジェニーも合流することに。

ヴェールも仕事を手早く終わらせて近々合流する予定です。

ジェニーの仕事量が凄いことに…

キャサリンからは手紙をもらいフェーレンへの依頼を受けることにした城之内たち。

原作同様香織たちへの被害をなくそうと奮闘したハジメ、レイカには決闘スマッシャーの名が付けられました。

さてFGOでは高杉晋作が登場!

高杉だと銀魂をどうしても思い浮かびます。

マスターデュエルでは新しく倶利伽羅天童や地霊媒師アウスも登場しデュエリストカップを霊使いデッキやラビュリンスで駆け巡ってます。

それでは今回も読んで頂きありがとうございました!

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