ありふれた凡骨は決闘者の高みを目指す   作:生徒会長月光

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今回は前回ラストにて何が起きたかになります。

次の目的地も決まることとなります。

今回は早めに出せました!

それではどうぞごゆっくり!


貴族は売ってはならない喧嘩を売り社長は激怒しその護衛はやり過ぎるが「私は悪くありません!」と開き直り支部長と話し北の山脈へ向かう。

(はぁ…なんだってこんなことになるんだか)

 

(仕方ないよ克也、だって社長の大嫌いな種類の人間だし自分所の社員を引き抜こうとした不届きものだし

 

ハジメ君たちをあんな気持ち悪い目線向けてたんだから自業自得だよ。)

 

(海馬とシアがやらなかったら俺がぶん殴ってたかもだからな。)

 

城之内たちはフェーレン支部の待合室のような所で事情を聞かれることとなっていた。

 

事の発端はフェーレン支部内のカフェにて案内人のリシーから様々な事を聞き宿は観光区で取ろうと話していたところと不躾な視線を感じ先を辿ると……ブタがいた。

 

体重が軽く百キロは超えていそうな肥えた体に、脂ぎった顔、豚鼻と頭部にちょこんと乗っているベットリした金髪。身なりだけは良いようで、遠目にもわかるいい服を着ている。そのブタ男がハジメ、香織、ユエとシアたちを欲望に濁った瞳で凝視していた。

 

支部の中では精霊たちは霊体化していたので巻き込まれず恵理は位置的に見えていなかったようだ。

 

そうしてその貴族はシアを奴隷に、ハジメたちを妾にしようと金を出すだの言い始めそれにキレたレイカがハジメと代わりピンポイントに威圧を与え腰を抜かしたのを尻目にその場を離れようとした。

 

本当なら凍り付けにしようとしたのだが城之内たちに迷惑を掛けてはいけないと我慢した。

 

その際

 

「プークスクスクス、ねぇ今どんな気持ち?お金さえ払えば手に入れられるって勘違いしてフラれてどんな気持ち?」

 

うぜぇ言葉を吐きながらも目が笑っていないミレディ。

 

ミレディにとって解放者の意思を継いでくれた人たちで優しい仲間たちを虚仮にされたのだから言葉は何時も通りだが気持ち的にはすぐにでも重力魔法で押し潰したいぐらいだ。

 

しかし雇われの護衛、黒のレガニドと呼ばれた冒険者が立ち塞がりブタ貴族は殺せという…

 

立ち去ろうとした海馬に対してだ。

 

城之内と恵理は貴族のやらかしに頭を抱えるが既に闘気を出しながら海馬に腕を振り上げようとした。

 

「ふぅん、ゴロツキが、実力の違いも分からんのか」

 

「グワァ!?」

 

だが海馬の投擲した城之内が作ったカード型の手裏剣のようなアーティファクトの方が速く手の甲に突き刺さりあまりの激痛に叫ぶレガニド。

 

「カードを手裏剣みたいに投げた!?」

 

「海馬の野郎色々カードとか投げたりするからな。」

 

「確かにグールズに捕まった杏子を助けるのに投げたカードがブルーアイズだったことを知った時には社長キレてたね。」

 

ハジメの言葉に城之内と恵理はそう言いこの後の展開が読めた。因みに城之内たちは知らないことだが漫画版ではヘリにてアニメ版ではペガサス島でいずれも拳銃を向けられ逆転の女神を撃鉄に差し込み自分でやったことなのに貴様のせいでと言っている。

 

「このパターンだと」

 

「薄汚れたクズが…貴様のせいで余計な傷が付いたわ!!」

 

カード手裏剣に余計な血が付いたとドガンと海馬は持っていたジュラルミンケース(様々な機能付き)をレガニドの横っ面に叩き込む。

 

遠心力も加わった一撃にレガニドの意識は薄れるのだが

 

お忘れだろうか?

 

「社長に…私たち一族の恩人に何をするですか!!!」

 

シアという護衛がいることに。

 

「シャアァァァ!」

 

シアはそのままレガニドを打ち上げるとそのまま飛び上がりながら逆さまになったまま降下し始めたレガニドの下から首を差し入れ、両手で相手の前足を腿のあたりで抑え込んだ

 

「克也さんから伝え聞いた技を受けるが良いです!」

 

そして

 

「ハウリアバスターですぅ!」

 

名前こそキン肉バスターのパクりだがそれを行ったのが身体強化に特化したシアだからか本家に遜色ない威力を発揮し

 

グキリ

 

着地の瞬間、股裂き、背骨折り、首折りの3つの技が同時に行われレガニドの息の根を止めるのであった。因みに着地の際の衝撃で飛び散った大きめの角材が貴族の頭にクリティカルヒットしたが自業自得である。

 

一応ハジメが咄嗟に錬成して床を強化していたため床が底抜けすることはなかったがその分威力もダイレクトに伝わった。

 

「いよっ!シアちゃんかっくぅ良い!!変態貴族はザマァみろってね!」

 

「ミレディあまり煽ってやるな、だが自業自得なのは同意だな。」

 

「一応治癒魔法掛けとこう…シアさんが人殺しにならないように」

 

「がわだけ治しておくのがベストだよカオリン。」

 

ミレディのアドバイスを受けシアに殺人させるわけにはいけないと香織が最低限治癒魔法で治したが黒のレガニドは完全に再起不能となったのであった。

 

過剰防衛過ぎたものの社長に手を上げようとした不届き者は成敗すべし!とシアは後悔しておらずハジメと香織も次からは気を付けるようにとシアを宥めるのであった。

 

尚ユエはシアが順調そうに強くなっていることに頷いていた。

 

いざこざで後から現れたギルド書記長のドットに事情を聞かれ両者の意見を聞くためと身分証としてステータスプレートの提示を求められたが彼方から仕掛けたことなので海馬は既に立ち去ろうとしていた。

 

その際城之内はリリアーナ王女からの手紙及びハジメがブルックでキャサリンからもらった手紙を見せたところ待合室へ連れてこられた次第だ。

 

城之内達が応接室に案内されてから、きっかり十分後、遂に、扉がノックされた。城之内の返事から一拍置いて扉が開かれる。そこから現れたのは、金髪をオールバックにした鋭い目付きの三十代後半くらいの男性と先ほどのドットだった。

 

此方のことはどうやらキャサリンの手紙で名前が書かれていたようで知っていた。

 

身元の方は問題なくキャサリンからは期待の新人だと書かれていたそうだ。更に聞くとどうやら彼女は王国のギルドマスターの秘書長をしていて今のギルド支部長の5、6割は教え子でイルワもそうなのだ。

 

「それと城之内君、中村君はハイリヒ王国王女の方から通達も来ていたからしっかりとした身元なのも分かっている…そしてオルクスの大迷宮を攻略したことは先生の手紙にあった。

 

この事は私しか知らないから安心してほしい。」

 

「キャサリンさんって凄い人だったんだね。」

 

「…びっくり」

 

香織とユエも色々良くしてもらったりしていたので驚いている。

 

「オルクス迷宮を攻略したという詳細を聞きたいところではあるがそこは冒険者としても守秘するアドバンテージもあると思うから聞かない。

 

しかしあの100層からなる迷宮をクリアするなんて…本当なら金ランクだって不相応なぐらい凄いことだ。」

 

「あまり目立ちたくないってこともあるから白にしてもらってるんだ。それとイルワだったな。

 

オルクス迷宮は100層じゃない200層あるぞ。」

 

「……なんだって!?」

 

イルワは驚く。何せオルクス迷宮は100層からなると信じられていたからだ。

 

「しかも101階層…いや真オルクス迷宮の一層にはベヒモスすら子供のような魔物がうじゃうじゃいる。」

 

「…今の人族の最高到達階層ではその先に行くのはかなり後になりそうだね。ありがとう、情報のあるなしは生存にも関わるから有難い。」

 

(そりゃあそうだよ。オー君の迷宮は本来なら私たち他の解放者の迷宮を突破した後に入らないといけない仕様。

 

故に最難関のダンジョンで氷血のオリジナルの血を隠すのにも最適だった…色々とカツやんたちは規格外だね)

 

「俺たちの身分を分かったのならもう用はなかろう。」

 

海馬は席を立ちながらそういうが

 

「済まない、君たちの腕を見込んで緊急依頼を頼みたいんだ。報酬はたんまり出す。お願いできないか?」

 

「断る。それを受けるメリットがない。」

 

「出来れば話だけでも聞いてくれないか?そうすれば先ほどのことは問答無用で握りつぶす…」

 

本来ならば面倒な手続きをして問題なしと判断されるそれを支部長が目をつぶるという。こちらに落ち度がないが面倒なので話だけでも聞くことにした海馬は

 

「さっさと話せ。俺たちは忙しい。」

 

「ありがとう。今回の依頼内容だが、そこに書いてある通り、行方不明者の捜索だ。

 

北の山脈地帯の調査依頼を受けた冒険者一行が予定を過ぎても戻ってこなかったため、冒険者の一人の実家が捜索願を出した、というものだ」

 

 

最近、北の山脈地帯で魔物の群れを見たという目撃例が何件か寄せられ、ギルドに調査依頼がなされた。北の山脈地帯は、一つ山を超えるとほとんど未開の地域となっており、大迷宮の魔物程ではないがそれなりに強力な魔物が出没するので高ランクの冒険者がこれを引き受けた。

 

ただ、この冒険者パーティーに本来のメンバー以外の人物がいささか強引に同行を申し込み、紆余曲折あって最終的に臨時パーティーを組むことになった。

 

この飛び入りが、クデタ伯爵家の三男ウィル・クデタという人物らしい。クデタ伯爵は、家出同然に冒険者になると飛び出していった息子の動向を密かに追っていたそうなのだが

 

今回の調査依頼に出た後、息子に付けていた連絡員も消息が不明となり、これはただ事ではないと慌てて捜索願を出したそうだ。

 

「更に最近目撃例が多発している共謀な魔物のような存在がそこを陣取っているみたいなんだ。貴族たちが剥製にしたいだの言っていたが…既に多数の死者も出ているんだ。」

 

「そんなにヤバい奴なのか?」

 

「鳥のような魔物で赤黒い奴らしいんだがどうも魔法を使おうとして破壊されたという報告が出ているんだ。」

 

「まさかフェニックス!?」

 

その特徴に心当たりのあったリィヴは霊体化を解いて姿を現していた。

 

「リィヴ、フェニックスって確か?」

 

「成る程行くべき理由が出来たと言うことか。イルワその件引き受けよう。だが条件がある。」

 

海馬はリィヴから聞いたトロイメアの存在がそこにいるということを確信し依頼を受けることにした。

 

「引き受けてくれるのは助かる。しかし行きなり現れた少女といい魔物のことも知っている…いや詮索はしないでおくよ。」

 

「懸命な判断だ。まずコイツらのステータスプレートの用意をすること。そして後ろ楯としてキサマらフェーレン支部がなることだ。」

 

「一個人にギルドが贔屓にするのは本当はダメなんだけど…背に腹は代えられない。君たちが犯罪行為を行う等しなければ我々は後ろ楯となることを誓うよ。

 

その代わり…ウィルのことを頼む。」

 

ウィルはイルワにとって友人の息子であり依頼を勧めたのも彼だった。高ランクパーティと一緒ならと…親交もあり何とかしたい気持ちで藁にも縋る思いで城之内たちに頼み込んだ。

 

「あぁ!任せてくれ!そのウィルって奴をぜってぇ連れ帰ってくるぜ!」

 

そうして一行は北の山脈へ向かうこととなるのであった。




今回はここまでになります。

なんとか早めに投稿出来ました!

さてドグサレ貴族がハジメたちを見て邪な考えを巡らせましたが敢えなくレイカが撃退し黒のレガニドは社長にちょっかいを掛けようとして叩きのめされ

ハウリアの恩人にちょっかいを掛けようとし更にハジメ、香織たちのことを下賎な目で見ていたのもありシアのハウリアバスターにて轟沈することとなりました。

最初はシアバスターにしようと思ったのですが語呂が悪いのでハウリアバスターにしました。

社長のカード手裏剣は原作、アニメでも披露され周知のことです。恵理もグールズに捕まった杏子を助けるのに投げたのを見ていたのでこの後の展開が読めました。

自分でやったことなのに貴様のせいでと言っている社長。

そして随分前の話で登場したリリアーナ王女からの手紙が役に立ちました。

そこからは原作通りでしたが何とトロイメアフェニックスがいることが判明したので依頼を受けることとなりました。

さて次回は湖畔の町ウルになるかと思います。

そこでは再会もあったり等色々あることでしょう。

いよいよ黒龍と白龍の姉妹との邂逅が近づいてきました!

それとミレディがちょい役でしか喋れてないので活躍の場をこの章で作りたいと思っています!

お気に入りなどありがとうございます!それと改めて感想を頂けたこと、とても嬉しいことです。

何とか投稿続けていけるようにしますので今後とも宜しくお願いします!

今回も読んで頂きありがとうございました!

次回も遅くならない内に投稿していきますので宜しくお願いします!





フッフッフ 作者君分かってるねぇ~この最強無敵の美少女魔法使いミレディさんの見せ所を!

解放者としてどれだけ凄いのか今一度周知させてあげよう!読者諸君も楽しみにしていたまえ~

ミレディさん?なんでそんなにハードル上げるんです?そんな上手く書ける自信…

あれれ~出来ないの?みんなが度肝を抜くようなミレディさんの活躍をだよ?ざんねんだな~作者君なら出来ると思ってたのに~まぁ出来ないなら仕方ないよね~

まぁそれだけミレディさんの実力が作者君の想像を上回っているってことだし~

…てやる…

え~なになに?聞こえないよぉ!ほらもう一回声を出して

やってやらぁ!!絶対に吠え面かかせてギャフンって言わせてやる!

ギャフンっ!…なんちゃって

うぜぇ売り言葉に買い言葉が実は作者とミレディの間であったことはここだけの秘密である。

遊戯王にてラスボスクラスのモンスターで相応しいものは?(シンクロ以降のものは除く)

  • 邪神アバター
  • 邪神ドレッド・ルート
  • 邪神イレイザー
  • 創星神 sophia(ソピア)
  • 創星神 tierra (ティエラ)
  • 毒蛇神ヴェノミナーガ
  • 夢幻転星イドリース
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