幻想恋人録〜悪戦苦闘の恋愛〜   作:Uさんの部屋

11 / 45
前回までのあらすじ
ゲンムはゾンビゲーマーレベルXとなって、Uを圧倒。変身解除に追い込むが、Uは諦めずに立ち向かう意志を見せる。それに応えるようにマキシマムマイティXガシャットが覚醒。マキシマムゲーマーレベル99へと変身する。だが、スーツの構造に思わず不満が出てくるUであった………


第11話 U達の劇・第六話

男子1「くっ………ははは! 無駄だ! 私の力は最強………! 何故なら武器の腐食だけではなく、不死身の力があるからさ!」

U「そいつは厄介だな………でもよ、お前の思い通りにはさせないぜ!」

Uはそう言うと、武器を召喚する。

ガシャコンキースラッシャー!

ゲンム「バカな………その武器は破壊したはず………!」

U「僕が諦めない限り………コイツもまた蘇る………それが、仮面ライダーとしての僕の強さだ!」

Uはキースラッシャーのボタンを押す。

ズキュキュキューン!

Uはゲーマドライバーからガシャットを抜き、キースラッシャーに装填する。

ガッシューン! マキシマムガシャット! キメワザ!

U「お前の力………消させてもらう!!」

Uはトリガーを引く。

マキシマムマイティ! クリティカルフィニッシュ!

Uは銃撃を放つ。銃撃がゲンムに直撃すると、ゲンムは倒れる。そして………

男子1「な、なんだ………!?」

ゲンムの様子がおかしくなっていた。その理由は………

男子1「ライダーゲージが復活している………まさか、不死身の力が失われたのか………!?」

U「ゲンム! お前の力をリプログラミングした………もうお前には勝ち目は無い!」

Uはガシャットをベルトに戻すと、レバーを開閉させる。

ガッチョーン! キメワザ! ガチャーン! マキシマムクリティカルブレイク!

Uはワイヤーを使って飛び上がり………

U「終わりだ………ゲンム!」

Uは必殺キックを放つ。だが、突如………?

ポーズ………

U「………え?」

Uは突然の音声に驚くが、動きが止まってしまう。そして………

リスタート………

U「うわあああああ!!」

突然、Uが大きく吹き飛ばされてしまった。

男子1「………な、何………!?」

????「随分と楽しそうじゃないか………デンジャラスゾンビ………!」

男子1「き、貴様は………クロノス………!?」

なんと、そこに仮面ライダークロノスが乱入してきた。今回のクロノス役は、変身前は無しで、変身後の姿の声を、演劇好きの先生にやってもらっている。

クロノス「お前達は絶版だ………!」

クロノスはそう言うと、バグルドライバーⅡのAとBのボタンを同時押しする。

ポーズ………

その音声と共に、U達の時は止まるという設定状態になり、U達は動きを止める。

クロノス「これも………世界を私のものにするため故………」

クロノスはそう言うとゲンムに接近。Bボタンを2度押し………

キメワザ……… クリティカルクルセイド………!

クロノスは後ろ回し蹴りをゲンムに放つ。

終焉の一撃………!

クロノス「デンジャラスゾンビ………お前は絶版だ。」

クロノスはもう一度AとBボタンを同時押しする。

リスタート………

男子1「ぐわあああああ!!」

ゲンムは大きく吹き飛び、爆発して退場となった………

U「………ゲンムを一撃で………!? あの仮面ライダー………何者だ………!?」

突然のクロノスの襲来に驚くことしか出来ないU。果たして、Uの戦いはどうなってしまうのか………!?

To be continued………




次回予告
クロノスのポーズを前に、Uはまるで歯が立たない。だが、春香の持っていた金色のガシャットが覚醒し、Uを黄金ボディの無敵戦士に姿を変えさせる………
次回「U達の劇・第七話」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。