美晴の誕生日が一週間後に迫った日の寮にて。
「あれ?美晴って今日いないんだっけ?」
「いないよ。あの子今買い物行ってる。何買うのかは知らないけど。」
「アクセサリーとか買いに行ったんじゃない?ほら、美晴って季節によってイアリング変えてるし。」
「確かに。じゃあ、帰って来るのは夕方かな?」
「莉子、なんか美晴に用でもあるの?」
「いや、無いよ。」
「無いのに聞く必要あった?」
「あ、マネージャーからメッセージが来てる。」
「マネージャーから?絢、はやく行ったら?」
「それが、莉子とまほろも連れてきてだって。」
「美晴は?」
「呼ばなくてもいいみたい。」
「美晴抜きで話すってこと?なんだろう。」
「さぁね。で、場所は?」
「すぐそばの公園。行けるならすぐ来てって。」
「じゃあ行きますか。」
「そうだね。」
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「あ、マネージャー。お疲れ様です。」
「絢、お疲れ様。急に呼び出してごめんね。」
「どうしたのマネージャー。私たちに話って。」
「というかよく分かったね。美晴がいないって。」
「昨日美晴から聞いてね。『明日は買い物に行ってるので話があるなら夜に寮に来てください。』ってね。」
「あの子、マネージャーにはいろんなこと話すからね。」
「んで本題なんだけど、来週って美晴の誕生日じゃん?」
「そうだね。」
「んで聞きたいんだけど去年のときは誕生日会的なことやった?」
「やったには、やった....かな。」
「やったにはやったね。それっぽいの。プレゼントあげたりはしてないと思うけど。」
「マネージャー、なんでそれ聞いたの?」
「いや、誕生日に美晴とちょっと出かけたくてさ。それでWindのみんなで誕生日会やるんだったら、はやめに帰って来たほうがいいかなぁと。」
「まぁ夜ご飯のときにやるから、遅くても18:00には寮に着いてるといいかな。」
「了解。」
「あ、そうだ。誕生日会にマネージャーも参加してよ。」
「え?いいの?」
「マネージャーって、美晴の誕生日過ぎたらしばらくお別れだよね?」
「まぁ、そうなんだよね。」
「サプライズってことにすればちょうどいいじゃん?」
「じゃあ、そうさせてもらおうかな。」
「帰ってからのことは私たちで考えておくから。ね?絢、まほろ」
「うん。」
「当たり前よ。」
「じゃあ、そういうことで。マネージャーは昼をよろしくね。」
「了解。寮に着いてからのことは任せる。それより前のことは任せてといて。」
「やっぱ心強いね。マネージャーは。」
「そ、そう?」
「そうだよ。さてさて、ぼちぼち解散としますか。」
「そうしますか。じゃあみんな、また来週。」
「頑:張ってね、マネージャー。」
「18:00には着いといてよね。」
「マネージャー、頑張って。」
「はいよ。」
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家に帰ってから来週のことを考える
「さーて。何ができるかなぁ・・・。」
日帰りよりも少し短いため、そこまで遠くは出かけられない。
そのとき、一つの考えが出て来た。
安く遠くに行って、そのまま帰ってこれる方法が。
そうとなれば決めなければいけないことは方面。
せっかくなので北関東に足運んでみようかなと思い、早急に行程を作成する。
完成後すぐに美晴に「来週水曜日、空いてる?」と連絡を入れる。
すると「空いてますよ。どうかしましたか?」と返信がきたので「ちょっと出かけたいから10時くらいに神端駅来れる?」と送ったところ、「分かりました~。」と返って来た。
「よし、これでオッケー。」
と思っていたら美晴から「ところでどこへ行くんですか?」とメッセージが来た。
言ってしまうのもあれなので「秘密だよ~。そんなに遠くは行かないよ。」と送った。
その時の僕の顔はいたずらっ子のような顔をしていたのかもしれない。
そのあと「え~っ!?分かりました。当日、楽しみに待ってますね。」と返って来た。
「今度こそ、大丈夫だな。あ、そうか。公園で話したみたいに皆と話せるの、あれで最後か・・・。何か皆にメッセージ残したいなぁ。でもなぁ、メモ書きみたいなのじゃなんかなぁ・・・。」
と思い、部屋を見回す。
「あっ!!あれ使えんじゃん。よしよし、これでもう大丈夫だな。」
そこで見つけたのは16人での集合写真。それもForever Friendsの衣装を着て、自由な感じで撮った写真。そこにメッセージを書き込んだ。
「あとは、誕生日プレゼントか。何買おうかなぁ。季節の変わり目だし、多分イアリングみたいなアクセサリーは買いに行っただろうし。あ、でも美晴ピアノ弾けるから、ピアノの楽譜集みたいなのでもよさそうだな。」
ネット通販で探し、いいのがあったので早速購入。
「これで全部そろったし、あとは当日を待つだけだな。」
こうして嬉しくも、少し悲しくも寂しくもある誕生日は始まった。
ここまで読んでいただいた方、こんな駄作を読んでいただき、本当にありがとうございます。セントレです。あそこまで事務所のみんなと連絡が取れるのは、サ停が遅れてないと厳しいんじゃないのかなぁと思ったので、「CUE!のサ停が二週間遅れた世界線で書いています」という注意書きをしました。さて、この小説は初めての連載小説です(←そりゃそうだろ) 。それでは次回をお楽しみに。と言いつつ、次回は読みたくなくなる人が大量発生するかもしれません。