あの日々を永遠に   作:セントレ

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思い出は永遠に

「行っちゃった・・・ね。」

 

私はマネージャーの車が去ったあとの道路を見つつ、そう呟いた。

寮に戻って、マネージャーさんが残してくれたメッセージを探そうとしていたときに莉子に声をかけられた。

 

「美晴、ちゃんと言った?」

 

「もう莉子、何言ってるの。あんな状況で言えるわけないでしょ。マネージャーさんのことが好きだなんて・・・///」

 

 

それは私がマネージャーさんを見送る、その少し前のこと。

 

「美晴ちょっとこっち来て。」

 

「はーい。あんまり長く話さないでね。マネージャーさん見送りたいんだから。」

 

「大丈夫。じゃあね、マネージャー。」

 

「うん、また今度。」

 

私は莉子の部屋まで連れていかれて、

 

「ねぇ莉子、どうしたの?私にはなしって。」

 

「美晴さ、このタイミングでマネージャーに告白したら?」

 

「な、何言ってるの、莉子。そんなのできるわけないでしょ。」

 

「そんなことないって。」

 

「第一、こんなタイミングでそんなこと言われたら、マネージャーさんだって戸惑っちゃうでしょ。今日はマネージャーさんにとって大切な日なんだから。言うなら戻って来たときに、ね?」

 

「まぁいいか。じゃ、行ってらっしゃい。」

 

「どこも行かないよ?もう、莉子は。」

 

「まぁ期待はしておくからさ、見送り行ってらっしゃいってことで。」

 

「もう、言わないわよ。行ってきま~す。」

 

私がご飯を食べた部屋に戻ると、もう電気は消えていて、マネージャーさんはいなかった。でも荷物が置いてあったから、マネージャーさんが来るのを待ってた。

そしてマネージャーさんを見送っている間、私は泣いてしまそうだった。でもここで泣いちゃうとマネージャーさんに迷惑をかけると思ったから、我慢した。そして私は、マネージャーさんの出発を見送った。

 

 

―――――――――

 

 

「もう、マネージャーさんにはしばらく会えない・・・」

 

その時、マネージャーさんから言われた言葉を思い出した。

 

「寮でご飯食べた部屋。あそこの壁にメッセージを残しておいたから。」

 

泣いてる暇は無い・・よね。いつまでもマネージャーさんに頼っててもダメだよね。マネージャーさんからのメッセージ、探そうかしら。

そう思って、夜ご飯を食べた部屋へ。あの後誰も来ていないみたいで、電気は消えたまま。電気をつけて部屋を見回すと、

 

「あれかしら。」

 

今まで何もかかって無かった場所に一つの写真がかかっていた。近づいてみると私たちが初めて歌った曲、Forever Friendsの衣装を着た記念写真に「サンCUE!僕がいなくても大丈夫。だっていつでもつながってるから。自分を信じて。See You Everyday!」とペンで書いてあった。

「マネージャーさん・・・。」

 

「美晴さん?どうしたんですか?」

 

急に後ろから声がしたので驚いて振り返ると、

 

「陽菜、どうしたの?」

 

「いえ、美晴さんがじっと見ていたので....どうしたのかなと思ったので。」

 

「これを見てたんですよ。」

 

「これ....マネージャーさんからの、メッセージ?」

 

「多分、ね。」

 

「マネージャーさん・・・・。これ、みんなに言ったほうがいいですかね?」

 

「大丈夫じゃないかな。みんな気付くと思うわよ。」

 

「そうですよね。」

 

「じゃ、私は部屋に戻るね。陽菜。」

 

「はい。分かりました。」

 

私は部屋に行って、あの時のことを考えていた。

 

「あの時、伝えたほうがよかったのかな・・・。」

 

そんなことないと私は思っている。だって、いきなりあんなこと言われたら、返答に

困っちゃうって思ってるから。それに、また会えるんだからその時でもいいよね?

少しみんなの様子が気になったから、下に降りてみたら、みんなマネージャーさんのメッセージに見入っていた。

 

 

「懐かしいなぁこの衣装・・・。」

 

「マネージャー、良いこと言うじゃん。たまには。」

 

「『たまには』は余計でしょうに。でも、懐かしいなぁこれ。」

 

「フン、下らんな。ジャーマネは。」

 

「マネージャー、いいこと言うじゃあん。」

 

「いつでもつながってるから、か。そうですね、マネージャー。」

 

「また、会えますよね、マネージャーさん.....」

 

「ビューティフル!!ほんとマネージャーって気が利くわね。」

 

「ふ~ん、良いこというじゃん、マネージャー。」

 

「あ、この写真・・・」

 

「懐かしいな~私たちが初めて歌った時のだよね。よく持ってたなぁマネージャー。」

 

「わが盟友よ。しばし会えないのは寂しいが、いずれまた会おうぞ。」

 

「また、会えるよね......」

 

「なんだか、よく分からないけど、しばらく置いといてもいいよね?さとちん。」

 

「マネージャーさんが帰って来るまでは置いといてもいいんじゃないかしら?」

 

なんてみんな集まって口々に話してました。

その中に入るのも、後から入る感じがしてあんまりいい気分はしなかったので、私は部屋に戻って、外を眺めていました。

 

「マネージャーさんの想い、ちゃんと皆に届きましたよ。」

 

マネージャーさんがいないのは寂しいけど、前を向かないとね。

 

私はそう、窓のから見える夜空に覚悟をしたのでした。




はい、どうも中の人です。この回美晴目線で書いてみました。ド下手くそだったと思いますが、読んでいただきありがとうございました。何気にマネージャー以外の目線から書くの初めてだったのでめちゃ書きずらかったです。実は告白シーンも入れようと思ってはいましたが、その先のやり取りとストーリーのつながりの面で書くのがめんどくなりそうだったのでやめました。書いてる自分が書きたくないこと書いても本末転倒ですしね。途中の15人がしゃべっているところ、どこが誰だかわかりましたかね?正解言うと上から、陽菜、舞花、ほのか、志穂、悠希、千紗、あいり、柚葉、まほろ、絢、莉子、利恵、鳴、凛音、聡里でした。この話をもって夜峰美晴生誕祭小説「あの日々を永遠に」終了となります。最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。次回は正直言って、どうなるか分かりません。というのも、ネタがまず無いのと中の人がもうそろ受験なのでね。それでは、またいつか。
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