閃乱カグラ ~光と影の忍達~(仮)   作:レタスの店長

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嫌悪する少年と少女

 

 

チームワークの修行が終わり数時間後の忍部屋……。そこにて負傷者の手当が行われていた。特に蛇女の医療班や蒼鬼、春花、詠は大忙しであった。

 

 

「……籠鉄くん、大丈夫ですか?」

 

 

「サンキュー、悪いな蒼鬼。」

 

 

「…いえ、気になさらないでください。」

 

 

「しっかし光牙に勝つとは驚いたぜ~今度は手合わせしてくれよな!」

 

 

「はい受けて立ちます。ですがその前に…怪我を治して下さいね?」

 

 

「ハハッ…そうだな「そうだよ」いでえぇぇっっ!!??」

 

 

意識を戻した籠鉄は蒼鬼に治療を受けながらも彼女が光牙に勝った事に驚きつつも手合わせを頼む。そんな時、いつの間にか背後に現れた響輝が籠鉄の背中を叩き、怪我の影響もある為に籠鉄は痛みで叫ぶのだった……。

 

 

「…ひ、響輝さん!?す、鈴音先生の説教を受けていたのでは……?」

 

 

「……抜け出してきた。アイツらと居ると気分が悪い…」

 

 

「…いや!?ぬ、抜け出してきたって……!?」

 

 

「………裏切りの話…言われなくても分かってるよ、裏切り行為はいけない事だってくらい小学生でもわかるよ。最も飴とガングロが人間爆弾作戦しなければ私はこんな事はしなかったけどね。」

 

 

「………………。」

 

 

「……済まねぇな…響輝………「そうだよ」いや!?そこは別にいいとか言わねぇのかよ!?」

 

 

鈴音に光牙と焔共々説教を受けていた筈であるが抜け出したと言い出した事に蒼鬼は驚き慌てる。そして蒼鬼は言われなくても本来であればしなかったであろう裏切り行為の件を言い出しそれを光牙達の非情な作戦と同等に扱われた事が気に食わない様子であったのだ……。

………自分が快く引き受けた為に響輝がこんな行動に出る羽目になってしまった事に籠鉄が謝罪をするも頷く為に盛大にツッコミを入れるのだった…。

 

 

 

 

 

 

「ごめんなさいね…私がもう少し早く回復出来ていたらまだ戦えたかも知れないのに……」

 

 

「春花さん、何時までも過ぎた事を気にしとったらアカンで。……確かにあの状態の籠鉄さんをほっとく訳にもいかんかったやろうし…今は次にどうするか考えるべきやないか?」

 

 

「そ、そうだよ!…わ、私なんかすぐにやられて……真司蛇さんの力になれなかったし……」

 

 

「俺も同感だ。確かに俺達が負けた事実は変えられないが次に勝てばそれでいい」

 

 

「……それもそうね、ありがとうみんな。」

 

 

春花は自分が早く回復できれば戦いに復帰出来ていたかも知れないと言うが日影、唯依、真司蛇は責める事も無く今後はどうすれば良いかを考えるべきだと励ました。

 

 

 

 

「ごめんね詠お姉ちゃん…私が一番最初にやられちゃって……」

 

 

「未来さん気にしないで下さいませ。私も倒されてしまったのは変わりませんし誰も責めたりなんて致しませんから。」

 

 

「そうだよ(便乗)俺なんかリタイアしたし……」

 

 

「…てかそうだよね!?翔はフェアじゃないとか言ってリタイアしてたし……てかもしも私達が負けてしまってたら大丈夫だったの!?」

 

 

「なぁに、そうなってても消耗してた光牙なんぞ敵でもねぇし全快してても問題ねぇよ。」

 

 

「……何か手柄横取りするようなセリフですわよね……」

 

 

「…でもよくそんなに自信過剰に言えるね……。いや、実際蒼鬼と互角に戦ってたから強いと思うけどさぁ……」

 

 

一方翔と詠と未来は未来が自分が真っ先に倒れた事に謝罪をするも詠と翔は励ますように言う……と、ふと翔は戦わずにリタイアした為にツッコミを入れつつももしも自分達が負けて光牙と戦う事になっていれば大丈夫なのかと尋ねると翔が小物染みたセリフを言い出す為に詠は苦笑いで、未来はジト目でそう言うのだった。

 

 

 

 

 

それから数分後に説教が終わった光牙と焔が戻って来た。すると焔は早々に籠鉄の元へと行っては土下座をした。

 

 

「は?」

 

 

「お、おい焔!?」

 

 

「スマン!やり過ぎたのは確かだった……安い言葉かも知れんが…反省している……」

 

 

籠鉄は勿論のこと、他のメンバーは動揺していた。……その一方翔と響輝は呆れたような表情となっていたが……。

 

 

「す、過ぎた事を何時までも気にすん…「バンダナの人」ひ、響輝……?」

 

 

「放っておきなよ。土下座したからって本心で謝罪しているとも限らないしかと言ってその場しのぎの反省かも知れないんだ。…現に飴は何もしてないし…所詮そんな所だろうよ」

 

 

「……っ…………!!」

 

 

籠鉄は焔を許そうとするも響輝がそんな事を言い出す。そう言われた焔は土下座の体制を崩さないも悔しそうに歯を噛み締めていた……。

 

 

「お、おい響輝………そんな事言ってやるなよ…。ほ、焔だってこうして反省「アンタもアンタだよ」…え?」

 

 

「アンタは疑う事を知らなさすぎる。お人好しだか何だか知らないけど…そうやって簡単に許すからまた同じ事されるんだよ。考えなさすぎ」

 

 

「う”っ………」

 

 

「ひ、響輝さん………!」

 

 

そう言いだす響輝を落ち着かせようとし、そう言いだす籠鉄だが今度は自分の事を言われ、何も言えなくなってしまう。そんな響輝を蒼鬼が止めようとすると…

 

 

「……お前達……」

 

 

「!鈴音先生……」

 

 

いつの間にか鈴音が現れており一同は驚くも翔と響輝と光牙以外は気を引き締めた顔をする。

 

 

「今回の修行はお前達に取っても大きな経験となった事だろうが敢えて言わせてもらう……焔…そして光牙。私はチームワークを見せろとは言ったが仲間の犠牲を前提にする事は間違ってもチームプレイとは言わない。そして籠鉄。幾ら仲間の為とはいえお前は自分の犠牲が前提の作戦に疑いは愚か、全く反対の様子を見せていなかった。

仲間を信じているとはいえ自分の出来る事を模索せずに犠牲になるのは誤った判断だ。」

 

 

「「………」」

 

 

「……はい、もう少し自分でも考えます……」

 

 

鈴音がそう言うと焔と光牙は何も返せず籠鉄も鈴音の正論に顔を伏せた。厳しい言葉ではあるが任務の最中にどうしようもなくなって仲間を犠牲にする事と最初から仲間を犠牲にして任務をこなすのでは似ている様で本質が全然違うのだ。

 

 

「……そして響輝「だから言われなくても分かってるよ」……」

 

 

「ひ、響輝さん落ち着いて……!」

 

 

「…ワリィがセンセ、俺は響輝と長い間コンビを組んでるから分かってるんでな……コイツはコイツなりに仲間を大事にしてんだ。少なからずともあそこのバカ2人以外は大切な仲間と思ってるんだよ。そんな奴が理由もなくあんな行動を取る訳ねぇだろうがよ。」

 

 

「………まぁ良い……」

 

 

そして鈴音が再び響輝に何かを言おうとすると響輝はそうとう苛立っているのか睨みつつもそう言う為に蒼鬼が止める……も翔は響輝を庇う…いや、翔も光牙と焔の作戦に怒りが隠せなかった為に響輝を責めようとする鈴音に物申すのだった……。

 

 

「………確かに忍の世界では、ルールや掟を破る者はクズ呼ばわりされる。だが仲間を大切にしない者はそれ以上のクズだ。」

 

 

「「「…………」」」

 

 

「……確かに忍の世界は常に死と隣り合わせの非情な世界だ。仲間を見捨てなければ生き残れない……任務達成の為に仲間を斬る時もあるだろう。しかし生きる事、そして生かす事もまた一つの強さの象徴だ……それを忘れるな。」

 

 

鈴音は一同にそう言った。その言葉は文句が言えない文句なしの言葉であった為に誰も何も言わず頷くのだった……。

 

 

「……意見はあるか……?」

 

 

そして最後に鈴音は何か意見はあるかを尋ねると響輝が手をあげる。……恐らくロクでも無い事であろうと思うがあえて意見を聞く。

 

 

「………だったら先生………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

任務の時には私を飴とガングロと組まないで欲しい。」

 

 

「…!?」

 

 

「ひ、響輝さん!?」

 

 

「……………」

 

 

響輝の言葉に一同は驚きの表情を浮かべる。

 

 

「……確かに先生の言葉は理解した………。でもあんな事をされて組みたいと思う奴いるの?間違いなく今日みたいな事をさせられそうだ。」

 

 

「ひ、響輝さ「俺も同じ意見だ」翔くん!?」

 

 

鈴音の言葉はしっかりと理解した……しかしそれでも響輝はもはや光牙と焔を信用に値しない人物とみなしていた為に任務にて共に組みたくないと言い出したのだ。その事に蒼鬼も何か言おうとするも翔もそう言いだし驚いてしまう。

 

 

「……俺もペアでコンビを組むような事をしていたからな……あんな事をする奴らなんかに背中を任せられねぇよ。下手すりゃ後ろから撃たれ兼ねねぇからな。」

 

 

翔も響輝と同意見で光牙と焔とは組んで任務に出たくないと言い出した。蛇女に入る前、翔と響輝はコンビでペアを組み、互いに背中を任せるような任務等を行っていたのだ。なのでそんな2人からすれば光牙と焔のあの行為からして背中を任せられないとの事でそう言うのだった。

 

 

「………いい加減にしろよ貴様ぁっ!!!」

 

 

「!?焔ちゃん!?」

 

 

その瞬間、焔は怒鳴り声をあげては翔の胸倉に掴みかかった。その事に一同は驚きつつ響輝は目付きを変えては焔に攻撃を仕掛けようとするも翔が手を横に出して制止させた。

 

 

「黙って聞いていれば好き放題言いやがって!!これは私達と籠鉄との問題だ、貴様らにどうのこうの言われる筋合いは無いんだよ!!!」

 

 

「別にお前らの件に口出ししたつもりはねぇよ、それはテメェらで勝手に解決しやがれ。俺らは俺らなりに自分自身の気持ちを言ったまでだ、あんな事をしやがる奴らに背中なんて任せられねぇってのをよ。ま、そんな様子じゃわかりゃしねぇだろうな。」

 

 

「…っっ!!!」

 

 

焔が怒鳴り散らすも翔は平然としながらそう言っては最後に小馬鹿にするように吐き捨てた……瞬間に焔は翔の頬を殴りつけた。殴られた勢いで翔は頭から窓ガラスに突っ込み窓ガラスが割れてしまった……!

 

 

「きゃああぁぁぁっ!!!」

 

 

「しょ、翔くん!!!」

 

 

その光景を見て唯依は悲鳴を上げてしまい詠も驚きながら翔の元へと向かおうとするも焔はそのまま馬乗りになって翔の顔を殴打し始めた…!

 

 

「黙れよお前ぇぇ!!!お前が!!お前如きが好き放題ほざくなあぁぁぁ!!!」

 

 

「ほ、焔さん止め……ひ、響輝さん落ち着いて!!!」

 

 

「……離せよ監督生の人……!!」

 

 

怒鳴りつけながら翔を殴打する焔……そんな焔を一同が止めようとするも響輝がメイスを持って焔を殺そうとする為に響輝を止めようと抑えるも全員がかりでも押さえつけられない為に蒼鬼も動揺しつつもこのままだと翔が危ないと冷静になれない状態になった……瞬間、翔は殴打していた焔の拳を掴み………

 

 

「っ!?ぐ……ぐああぁ…………!?」

 

 

「……お前如きが………何だよ………?」

 

 

翔は焔の拳を……焔が痛みの声を上げるほどに掴んでいるのか焔が声を上げる……。しかし翔は力を加減せずにミシミシと音が鳴る程に焔の拳を掴んでた体を起こすと………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…お前……あんま調子に乗んなよ……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔がそう吐き捨てた瞬間、焔の拳を掴みながらそのまま焔を振り上げるように上げてはそのまま地面に叩きつけた……!!!勢いよく叩きつけられて痛みに苦しむ焔であったが立ち上がった翔は容赦なく焔の腹を蹴り上げては焔を浮かし、そして頭を掴んだかと思うと出入口の扉へとそのまま頭から叩きつけては扉をぶち壊してしまった……!!!

 

 

「がぁっ………!?」

 

 

「しょ、翔くん!!!」

 

 

「…あ…………」

 

 

その事に蒼鬼は叫び、蒼鬼の叫び声を聞いては翔は少し冷静になる。

…しかしそれは焔を扉に叩きつけてしまった事では無く、扉を壊してしまったという事であった……。

 

 

……蛇女の機材等の管理は全て監督生である蒼鬼が管理しており、訓練などであろうとも壊してしまえば修理の書類書きや修理費の費用は全て蒼鬼が実費で払う事となっていたのだった………。焔は兎も角扉を壊してしまった翔は蒼鬼に対して少し罪悪感を覚えたと同時に………

 

 

「………おい、勢い余って扉壊しちまったじゃねぇか……どうしてくれるんだオイ?」

 

 

「がっ!!!ぎあっ……!!ごほぉ…………!!!」

 

 

「ちょ!?八つ当たり!?」

 

 

痛みで蹲っている焔にそう言いつつも頭を踏みつけたり蹴り回したりなど容赦なく暴行を振るい始めた……!その事に未来がギョッとするも止めなければ今度は焔が危ないと把握し止めようとすると………

 

 

「や…止めてください翔くん!!!」

 

 

「………チッ……」

 

 

翔は蒼鬼に後ろから抑えられて止められてしまう。その事に翔は舌打ちをしつつもこれ以上蒼鬼には迷惑かけられないと思い焔への暴行を止めるのだった……。

 

 

「……響輝、行くぞ……」

 

 

「おk」

 

 

そして翔は響輝を呼ぶと響輝も把握していたのか頷いては……そのまま忍部屋から出て行こうとした……。

 

 

「…おい、貴様ら何処へ行く?」

 

 

「……フケる。こんな気持ちやら状況で授業受けてられっかよ。」

 

 

「右に同じく。」

 

 

「待て貴様ら………!」

 

 

そんな翔達に鈴音が声を掛けると翔はそう答える。この状態で昼からの授業は受けたくないと言い出しそのまま出て行こうとするも鈴音に肩を掴まれ止められる。すると翔は鼻で笑いつつ鈴音を見ると………

 

 

「じゃあ去年みたいな状態で授業するか?あの時みてぇにクッソ空気悪い中でよ?」

 

 

「……っ…………」

 

 

翔の発言に鈴音は黙り込む。

 

………1年前に起きたとある事件にて翔は激怒した時があり、その翌日の授業にて翔はちゃんと授業に出たのだがかなり機嫌が悪く、教室の中は彼から発された重苦しいオーラによって詠達は重苦しい中で授業を受ける羽目となりある意味授業にならな状態となってしまった。その事を鈴音が注意するも翔は止めない為に鈴音がチョークを投げつけるがそれをキャッチしては黒板で粉々になる勢いで投げ返してきた程であった。

 

……その為、普段から滅多にここまで怒らない翔である為にこうなってしまえば蒼鬼でさえもどうしようもない状態となってしまう事を把握したため、鈴音は舌打ちをしつつ……

 

 

「………好きにしろ」

 

 

「あぁ、そうさせてもらいますよ。アンタだって嫌だし邪魔だろ?あんな空気を作り出すヤツはよ……?」

 

 

鈴音はそう言っては翔はそう返す。そして響輝と共にそのまま出て行こうとすると……

 

 

「しょ、翔くん!!」

 

 

「……蒼鬼、ドアの弁償代の請求書は俺に渡せよ?なんだかんだでお前まで巻き込んじまったのは事実だからよ、勝手にテメェが弁償するんじゃねぇぞ?こいつが割ったガラスは知らんけどな。」

 

 

「…………………。」

 

 

蒼鬼も翔を呼び止めようとするも翔はそう言いつつそのまま行ってしまった。

……キレた勢いとは言えドアを壊して蒼鬼に負担をかけてしまった罪悪感はありせめてもの自分が壊したドアの弁償代は自分が払うとの事であった…。

 

……焔の割ったガラスの件は知らないとの事であったが……。

 

 

「……あっ!と、兎に角焔ちゃんの手当てを………!」

 

 

こんな事もあって言葉を失っていたが翔にボコボコにされた焔を手当てしなければと思い詠や春花達は焔の元へと駆け寄るも…

 

 

「………ぅ………ぅぅぅ…………!!」

 

 

「ほ……焔…………?」

 

 

焔は泣いていた……恐らく悔し泣きをしているような様子であった……。その事に詠達は何も言えずに黙ったまま焔に治癒術をかけるのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(くそ………くそぉ…………………!!!ちくしょぉぉぉぉぉぉぉ………!!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

「……いって……ちょっと切れてんじゃねぇかよ………」

 

 

「…大丈夫………?医務室に寄って行く?」

 

 

「…それが良いかも知れねぇな………」

 

 

一方授業を怠けた翔と響輝………ふと翔は頭に痛みが走り額を触ると血が付いていた。どうやらガラスに突っ込んだ際に少し切ってしまった様子であり一応医務室へと向かうのだった……。

 

 

………そんな時………………

 

 

「お……?おぉぉ………??お前たち!どうしたんだぁ!?」

 

 

「……ガイセンセ………」

 

 

手に大きな袋を持ちつつ翔と響輝を見て驚いた表情をする鎧威が居た。どうやらまだ授業中であるのに教室から出ていた事に驚いている様子であった…。

 

 

「お前たち、まだ授業中だろう?一体どうしたんだ?」

 

 

「……気分悪ぃからフケる。」

 

 

「右に同じく」

 

 

「何っ!?それはいかんぞぉ!確かに授業が面倒だったり勉強が嫌だったりとそんな所もあるかも知れんがそんな事をして勉学を怠れば将来困る所もあるだろうし何より青春しなくちゃいけないぞぉ!!」

 

 

「「……………。」」

 

 

そんな翔と響輝に鎧威が尋ねると2人はそう答え、鎧威はそう語りだす。……確かに鎧威自身声が喧しいが間違った事は言っていない。勉強していなければ将来困ってしまう事もあるであろうし何よりも真っ当な学生生活を送ってほしいという鎧威の願望でもあった。……悪忍ではあるが……

 

 

………そんな鎧威の思いを分かっているも今の気持ちであの部屋に居座りたくないと思っているために響輝はこう言った……

 

 

「………先生…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業をサボるってのも……青春の1つじゃないかな?」

 

 

「……おぉ!?」

 

 

響輝がそう言うと鎧威は少し驚きつつも考えた表情となる………。

 

 

「……確かに………学校をサボって友と一緒にヤンチャしたりするのもまた青春の一つかも知れんなぁ!だがしかし!…ここはやはり同じ選抜メンバーの友と一緒に青春を……」

 

 

鎧威はそう考えつつ響輝の言葉に同感する。しかしそれでも鎧威は選抜メンバーと共に青春を送ってほしいと言おうと思い2人へと振り返るも………

 

……すでに2人の姿がなかった……どうやら鎧威が考えているスキに何処かへ行ってしまった様子であった………

 

 

「………俺って、ほんとチョロいな………」

 

 

逃げられた事に鎧威はアメリカンクラッカーのような涙を出しつつも項垂れた。……どうやら以前にもこんなやり取りで2人に逃げられた事がありこの事から鎧威は『青春』という言葉に弱い事を悟られてしまいこんな感じで今回も逃げられたのだった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の一件で光牙と焔と亀裂が入ってしまった翔と響輝……果たしてどうなってしまうのか………?

 

 

 

 




※作者は別に焔が嫌いでは無いですw(寧ろ好きな部類のキャラですw)焔を強化する為の儀式のようなイベントなのでご了承をお願いします…w


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