閃乱カグラ ~光と影の忍達~(仮)   作:レタスの店長

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翔の特別試験 ~道元の企み~

 

「はぁ~~~終わった終わった……相変わらず試験ってのはかったりぃなぁ…」

 

 

長かった試験勉強期間が終わり、そして丁度今期末試験を終えた翔……。首をポキポキと鳴らしながら修行場をブラつき、気分転換に外出しようと思い響輝を探していたのだ。

 

 

「…しっかし響輝のヤツどこ行ったんだ?勉強で疲れてどっかで寝てるか?」

 

 

しかし響輝の姿が見当たらないのでウロウロと探し回る翔…。普段響輝は修行とかも何もしていない時は日当たりのいい場所で昼寝をしている為、翔は今日の日当たりが良く昼寝に最適な場所を探していると……

 

 

「おぉ~!ここに居たか!」

 

 

「探したぞ翔」

 

 

「おろ?鎧威センセに鈴音センセ?どうしたんだ?」

 

 

すると翔を探していたのか鎧威と鈴音が現れた事に翔は気付きそう尋ねる。

 

 

「翔、『道元』様がお呼びだ。」

 

 

「パス」

 

 

「待て待て待て、パスされると困るぞ」

 

 

「異論は認めん、強制だ。」

 

 

「…知らねぇよ、オッサンの戯言に付き合ってられるか。」

 

 

「…貴様、言葉を慎め。」

 

 

「嫌だぜ。大体俺あのオッサン嫌いだし」

 

 

鈴音がそう言った瞬間、翔は何処か嫌そうな表情になってそう言い出す為に鎧威は少し困った表情になり、鈴音がそう言うも翔は鼻をほじりながらそう答えた。

 

 

「ハハハ、またまた冗談を……」

 

 

「「『道元』様!!」」

 

 

「…チッ………」

 

 

すると突如右目に傷が付いた何処か高級そうな服を着た男がハハハと笑いながら現れ、その男に鎧威と鈴音は片膝を着いて頭を下げる。一方翔は露骨に聞こえるように舌打ちをした。

 

 

……この男は『道元』。蛇女子学園の出資者であり首領らしき人物であった。

 

 

「君が私を嫌っていても私は君が好きだよ。」

 

 

「…かぁっ!気持ちわりぃ!やだおめぇ……」

 

 

「おい、翔!」

 

 

(……正直今のは翔の気持ちは分からないでもないなぁ…)

 

 

道元の発言に翔は物凄く嫌そうな表情をしつつそう吐き捨てる為に鈴音がそう言うも道元の言い方が言い方なので内心で鎧威は翔の気持ちに同情していた…。

 

 

「……んで、俺に何の用だ?俺はお前のように暇じゃねぇんでな、とっとと要件を言えや。」

 

 

「だから言葉を慎めと…」

 

 

「構わんよ鈴音、こちらも態々時間を取らせてしまっているしな。」

 

 

そして翔は鬱陶しそうな表情をしつつも道元に尋ねるとまたもやそんな態度を取る為に鈴音がそう言うも道元は制止させた。

 

 

「君に蒼鬼と同じ今回の実技を受けてもらいたいと思ってね…。」

 

 

「蒼鬼と同じ実技を…翔にですか……?」

 

 

「あぁ、その通りだ。」

 

 

道元の言葉に鎧威と鈴音は少し驚きつつ鎧威が尋ねると道元は頷く…。

…そう、蒼鬼が受けた今回の実技……内容は『30分の間に教師全員の攻撃を無傷で凌ぎながら半数以上を撃破する』と言うモノであった…。

 

 

「……しかし何故に翔に蒼鬼と同じ実技を……?」

 

 

「彼は蒼鬼と同じく……いや、もしかすればそれ以上の実力を持っていると思ってね。それを直接確かめたいと考えたのだ。それで……受けてくれるかな?」

 

 

「ヤダ、だるい、めんどい、試験疲れでダルい。」

 

 

「駄目だ。道元様の命令だ、受けてもらうぞ。」

 

 

「うるせぇ!受けるか受けねぇかをお前らが勝手に決めてんじゃねぇよババア!」

 

 

(…この小僧ぉ…!)

 

 

「まぁまぁまぁまぁ…翔も試験疲れかとは思うがここは自身の実力を確かめる為にも…頼むよ。」

 

 

鈴音は何故に翔に蒼鬼と同じ実技を受けさせるのかを尋ねると道元は翔の実力を直接確かめたいとの事であった。そんな翔に道元はそう尋ねるも翔はだるそうな表情でそう答えるが鈴音がそう言い出すと翔はそう言い返した。……ババア呼ばわりされた事に鈴音は青筋を立てて内心でそう思いつつ握り拳を作ると鎧威は苦笑いをしながら2人を宥めつつ翔にそう頼んだ。

 

 

「……チッ、しゃーねぇなぁ……さっさとしろよ。」

 

 

「…悪いな、翔。」

 

 

(…コイツ、何故に鎧威先生の言う事はすんなり聞くんだ…?)

 

 

すると翔は舌打ちをしつつそう言うので鎧威は苦笑いをしつつそう言う。その際に鈴音が内心で何処か納得いかなそうに思ったのは言うまでもなかった…。

 

そして道元が指パッチンをすると蛇女の教師全員が集まって来た。

 

 

「…まぁこれはあくまでも実力を確かめる為であって今回の期末試験には影響は無いから気楽にやってもらえば良いさ。」

 

 

「へいへい」

 

 

「……おい、先に言っておくが初っ端からわざと終わらせたら赤点にするぞ」

 

 

「…おいオッサン、話が違うじゃねぇか。ふざけてんのか?」

 

 

「まぁまぁ…私も流石にそう言う事をされたら困るのでな……」

 

 

「…ケッ、もういい、さっさと始めろよ。」

 

 

道元がそう言うと翔は渋々そう言う…が、鈴音が何かを予感したのか釘を刺すと案の定それをしようとしていた為に翔は文句を言うが道元がそう言うので渋々とそう言った。

 

……そして道元が指パッチンをすると蛇女の教師全員が姿を現した。

 

 

「……では…始め!!」

 

 

そして道元が合図すると蛇女の教師達が翔に襲い掛かった。しかし翔は動揺する事も無くその場から動かずに教師達の攻撃をかわしていった。

 

 

「……流石は教師か……普通の生徒とは違うって訳ね。」

 

 

「何を…!」「舐めるな小僧!」

 

 

攻撃を回避しながら軽口を叩く翔に少し怒りを覚えたのか教師2人が強襲を仕掛けるも……

 

 

「「ぶべっ!?」」

 

 

その教師2人の頭を掴んでは互いの顔面にぶつけた。間抜けな声を上げながら崩れ落ちて倒れる教師2人……しかし翔はそのままジャンプをしては……

 

 

 

 

 

 

ベギィッ!!

 

 

 

 

 

「ぎっ……!?」「ぐげぇ……!?」

 

 

倒れている教師2人の背中をジャンプした勢いで踏みつけ……背骨を踏み折ってしまったのだ……!

 

 

「!?」「…アイツ…そこまで……」

 

 

「…何だ、これでビビってんのか?生徒の修行で死人が出てるんだ、だったらこういった事でも死人が出ても不思議じゃねぇだろ?」

 

 

翔の容赦ない行動に鈴音と鎧威は少し驚きの表情を見せ、教師達は動揺を見せた。そんな教師達に翔は挑発するかのようにそう言った……。

 

 

「…ま、忍とはいえ人間覚悟していないのに死ぬのは怖いのは当たり前だからな。覚悟が無いなら逃げな、そこのオッサンが責めても俺は責めねぇし恥じる事じゃねぇって。」

 

 

 

 

 

 

 

「この小僧がぁぁぁぁ!!」「半人前のガキ風情がぁぁ!!」「馬鹿にするなぁぁぁ!!」「その軽口二度と叩けないようにしてやる!!」

 

 

「……やっぱこの程度じゃ逃げないか…流石は教師って所だな…」

 

 

 

そして翔がそう言った瞬間……教師達から何かプツンと言う音が鳴っては怒りの声を上げては翔に襲い掛かった。そんな翔はこの程度の挑発で怖気づかない為に流石は教師だと思いつつ受けて立った。

 

しかし翔の挑発により激昂した教師達は怒りの勢いで翔に攻撃を仕掛けるもいとも簡単にかわされては反撃によって返り討ちに遭い次々と倒されてしまった…。

 

 

「おいおいどうしたぁ!?蛇女の教師達ってのはこんなモンか!?それとも蒼鬼に任せっきりのせいで訛っちまって腑抜けたかぁ!?」

 

 

「おのれぇ!!好き放題言いおってぇぇ!!」

 

 

そして翔は教師達を挑発するような発言をし、それに怒り襲い掛かる教師達であったが案の定翔に簡単に倒されていってしまい、徐々に教師達は戦意を失いつつあった……。

 

 

「………鎧威先生、そろそろ私達も参戦しましょう。でないとあの小僧は図に乗りそうですからね。」

 

 

「…む?ま、まぁそうだな……では行こうか。」

 

 

流石にこれ以上翔に図に乗らせてしまえば自分達教師の面子にかかると思った鈴音は自分たちも戦いに混ざりこむのであった。

 

 

「さぁどうした!?次………っ!?」

 

 

「…ほぉ、ただ軽口叩いているだけでは無さそうだな?」

 

 

「今度は俺たちが相手だ、翔!」

 

 

次々と教師達をなぎ倒していく中、翔は殺気を感じてはその場から回避をすると鈴音の大手裏剣の斬撃攻撃が飛んできた。自分の攻撃を回避した翔に鈴音は感心し、鎧威も戦う構えを取っていた。

 

 

「ちょ!?なんでだよぉ!?何で鈴音センセ達も参戦してんだよ!?」

 

 

「教師全員と言った筈だ。ならば私たちが参戦してても間違いではないだろう?」

 

 

「そう言う事だ。さぁ、お前の実力を見せてくれ!そして青春してくれい!」

 

 

「ワケワカンナイヨー!!」

 

 

翔はその事に驚きそう尋ねるも鈴音に正論を言われ、鎧威もそう言う為に翔はそう返す。先ほどまでの翔の快進撃は止まり、鈴音と鎧威からの攻撃を回避したり防ぐ一方となり、防戦一方となっていた。

 

 

「どうした翔?先ほどまでの勢いはどうしたんだ?」

 

 

「無茶言うなよ!?蒼鬼でさえも勝てないアンタらに俺が!勝てる訳ねぇだろうが!!!」ドンッ!

 

 

「諦めたらそこで試合終了だぜ?」

 

 

鈴音は攻撃の手を止めずに挑発するようにそう言うも翔はそう言う。そんな翔に鎧威は励ますように言うが励ましにもなっていなかった……。

 

 

「……ぶっ!?」

 

 

そして遂に翔は鈴音の攻撃を防いだ隙を突かれ鎧威からの一撃を受けては壁に叩き付けられてしまった………。

 

 

「……勝負ありだな……。」

 

 

「…ちぇー、鈴音センセも鎧威センセも大人げないでやんのー」

 

 

「まぁそう言うなよ、お前も教師半数以上は倒したんだ。ここに入学するときよりも成長できているって事だ、喜んでも良いんだぞ?」

 

 

「………しっかし蒼鬼は他の生徒の試験対策を行いつつもその後に筆記試験10回……そんでこの試験受けて合格してんのか……。俺には到底無理な話って訳だな。」

 

 

(……実は試験の時に俺と鈴音先生は別の任務があって蒼鬼の試験の時には居なかったってのは言えないな……)

 

 

鈴音がそう言うと翔は立ち上がっては砂埃を払い拗ねるように言う為に鎧威は励ますようにそう言う。そして翔は蒼鬼が生徒の指導を行いつつも試験にて筆記を10回後にこの試験を受けて合格しているという事実に驚きつつも自分では到底できないと呟く……が、それを聞いた鎧威は内心でそう思うのだった…。

 

 

………すると突如パチパチと言う拍手するような音が聞こえ振り返ると道元が拍手をしていたのだ……。

 

 

「…いやぁ素晴らしい、素晴らしかったよ翔。」

 

 

「………嫌味かそれは?30分も経たない間に一撃貰ったんだ。これが試験ならば不合格だぜ。」

 

 

「それでも君はこの蛇女の教師を半数以上は無傷で撃破したのだ。それだけでも素晴らしい事だよ。」

 

 

「…そりゃあどうも」

 

 

道元が翔の戦いぶりに誉めるようにそう言うも翔はそう返す。道元に褒められても嬉しくないという様子であった。

 

 

「……試験には不合格したが……どうだね?君も監督生になってみてはどうだ?私が推薦しても良いんだぞ?」

 

 

「丁重にお断りする。別に俺は監督生にはなりたいとは思ってねぇし何よりも俺のような不真面目野郎がなっちまえば蛇女の風紀は崩壊するぜ。」

 

 

(……自覚はあるんだな………)

 

 

すると道元は翔に監督生になる事を薦めるが翔は断りつつそう言う。その際に自分自身が不真面目である事は自覚してあるのか……と鈴音は内心でそう思った。

 

 

「そんな事は無い。君の実力はお墨付きだし時間を重ねていけば蒼鬼なんかよりも立派な監督生になれるだろう。」

 

 

「……あ?」

 

 

しかしそう言う翔に道元はそう言った……瞬間に突如翔は目付きを変えた……。その目は…何故か怒りを浮かべるような目で………

 

 

「………?どうしたんだ翔?突然そんな目に……がっ!?」

 

 

「!?」「お、おい翔!?」

 

 

道元も翔の目付きに少し驚きつつも尋ねようとした…瞬間翔は道元の胸倉を掴んでは持ち上げた……。その行動に道元は勿論の事鈴音と鎧威も驚きの表情を浮かべた。

 

 

「ぐ…がぁ……!?な、…何故……」

 

 

「お前、今なんつった?『蒼鬼ごとき』とかほざいたか?お前風情が蒼鬼を見下してんじゃねぇぞ?」

 

 

「翔!やめ…「うるせぇ、引っ込んでろ」…っ!?」

 

 

胸倉を掴まれた状態で持ち上げられ、首が締まっているのか道元は苦しそうに翔が怒っている理由が分からず問おうとするも翔がそう言う。どうやら翔は道元が『蒼鬼ごとき』と言った…蒼鬼を見下したような発言が気に食わなかったために怒りを露わにしたのだ。そんな翔を鈴音と鎧威が止めようとするも振り返った翔がそう言っては威圧を浴びせてきた為に2人は驚く。その威圧は先ほど戦った時とはまるで違う重苦しいような威圧であったのだ……

 

 

「…と、取り消そう……先ほどの失言を……。き、気に障ったのなら……済まなかった………」

 

 

「…………ケッ……」

 

 

道元は首が締まり、苦しくなってきたのか翔にそう言いつつ謝罪をする。そんな道元に翔はそう言いつつも離した……と思った瞬間……

 

 

「ごぼぉっ!!?」

 

 

「「な!?」」

 

 

解放されたかと思いきや翔は道元の腹に強烈なボディブローを喰らわせたのだ…!その事に見ていた鈴音と鎧威は勿論、道元は驚きつつもその威力を腹に喰らい、咽込みながら涎と胃液が混ざり合うような液体を吐いていた。

 

 

「………二度と蒼鬼を侮辱するような発言をすんじゃねぇ……。今度は今ので風穴開けられる程の威力をぶち込んでやるからな?」

 

 

「………っ………!?」

 

 

翔は道元にそう忠告すると道元は咽込みながら青ざめた。翔の目を見て察したのだ………本気であるという事を………。

 

 

「………目障りだ……とっとと失せろ……」

 

 

翔はそう言いつつ道元に威圧を浴びせる。そんな翔に恐怖を覚えたのか咽込みながらフラフラと逃げるように去って行った………。

 

 

「………そのままくたばれ「やめい!」いでっ!?なんだよ、殴んじゃねぇよ…」

 

 

「…貴様、今の行動反逆と捉えられても可笑しくないぞ……?」

 

 

「そうなるんだったら上等、戦争だ。あのオッサンの首を天守閣に掲げてやらぁな。」

 

 

「……おいおい………」

 

 

逃げていく道元にそう吐き捨てつつ追い打ちで何かを仕掛けようとした…瞬間に鈴音が拳骨を落とし、翔にそう説教をした。しかし翔は道元が仕掛けてくるのであれば受けて立ち本気で殺そうという為に鎧威は苦笑いをしていた……。

 

 

「………第一出資者か何だか知らねぇが金でしか物事を解決出来ねぇオッサン風情が蒼鬼を見下してんじゃねぇよ。」

 

 

「…おいおい翔………お前は何故そこまで道元様を嫌うんだ?」

 

 

「存在そのものが気に食わねぇんだよ。第一蒼鬼にだけやたら風当たりが悪い扱いをしやがるしな。」

 

 

翔が道元の事を愚痴る為に鎧威は何故にそこまでして道元を嫌うのかを尋ねると翔はそう答えた。存在そのものが当然と言わんばかり……であったが蒼鬼にやたら当たりが悪い事が許せなかったという理由もあったのだ。

 

 

「この間だってそうだ。何があったか知らんが雨も降ってねぇのに蒼鬼がずぶ濡れになって帰ってきてな。聞けばあの屑に水ぶっかけられたらしいんだよ。蒼鬼は「私が悪いんです」とかいつもの言葉を言ってたけどな。」

 

 

「……何…!?」

 

 

翔は1つ話をする。以前に雨も降っていないのに蒼鬼がずぶ濡れで帰ってきた為に翔は心配して理由を聞けば蒼鬼はミスをしてしまい道元が蒼鬼に水をぶちまけられたという話を聞いたのだ。水をかけられた蒼鬼は自分自身の責任であると道元を責めるような事は言わなかったが……

 

その話を聞いてなかった鈴音も今の話を聞いて驚きの表情を浮かべた。

 

 

「だからさ、腹立った俺は1人でオッサンの居る城に行ってな、ロケットランチャーをぶっ放してやったんだよ。」

 

 

「…あの大爆発の事件は貴様の仕業か!!???」

 

 

「良いじゃねぇかよ、あんなオッサン1人死んだところで問題なんかねぇし代わりだって居るだろうよ。」

 

 

「…いや、出資者が居なくなれば蛇女に大打撃なんだがな……」

 

 

すると翔はとんでもない事を明かす為に鈴音は驚愕しつつも盛大にツッコミを入れた。……蒼鬼が水をかけられた事件の後、突然道元の居た城にて大爆発が起こった事件があったのだ。その犯人が……ロケットランチャーを放った翔であったのだ…。

 

そんな鈴音の言葉に翔が平然と言うが鎧威はそうツッコミを入れた。

 

 

「………もういい、貴様が道元様を嫌うのは分かったが…これ以上な行動はするな……。貴様は良いが唯依や…その蒼鬼の身の為にもな……」

 

 

「あのオッサンが死ぬか蛇女から消えれば万事解決だ。」

 

 

「…いや、あのなぁ………」

 

 

もう疲れてきたのか鈴音は翔にそう言うも道元に対しての行動を止めないような言い方をする為に鎧威が何かを言おうとすると……

 

 

「…つーかさ、何で蛇女の理事長があのオッサンなんだよ?元々蛇女は光牙の親父さんだったんじゃねぇのかよ?」

 

 

「………!お前……まさか知らないのか……?」

 

 

「?知らないって何がよ?」

 

 

「…………私たちが話せる事じゃない…本人に聞けばどうだ?」

 

 

「…答えてくれると思う~?」

 

 

「……じゃあ聞くな、そして知らないままでいいと言う事だ。」

 

 

「…ちぇ~」

 

 

すると翔はそんな事を言い出す。……どうやら蛇女の理事長は元々は道元ではなく、光牙の父親であったという事であったのだ。何故そうなったのかを知らない為に鈴音は少し驚きながら尋ねるもやはり翔は知らなさそうであった為に鈴音はそう言うのであった……。聞きたければ光牙に聞けと言わんばかりに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(……翔の気持ちは分からんでもない……しかし下手をすれば翔は間違いなく道元を殺しにかかるだろうな…鈴音さん………)

 

 

(…えぇ、下手な真似をさせない為にも……今は翔が行動に出ない事を見ておかなければ……)

 

 

そして放っておけば翔が間違いなく道元を殺しにかかると判断し、翔が行動に出ないように見張っておく事を鎧威と鈴音は耳打ちするのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

______________________________________________

 

 

 

 

 

「……ハァ…ハァ………あの小僧め……!好き放題を………!」

 

 

一方、自分の城へと戻った道元は翔から受けたボディブローの痛みが残っており苦しみながらも自分にあそこまでの屈辱を味遭わせた事に怒りを浮かべていたが…

 

 

「…しかし……あの力を私のものにすれば……私は間違いなく野望を実現できる……!」

 

 

すぐさま気味の悪い笑みを浮かべてはそう呟いた………

 

 

「今は好き放題しているがいい翔。だが私は貴様をわが物にして野望を実現する為の道具や傀儡にしてやろうぞ!!フハハハハハハハハハハ!!!」

 

 

そして道元はそう言うと高笑いをするのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………翔をわが物にしようとする道元……果たしてこの男の野望とは一体……?

 

 

 

 

 

 

 




…何か鎧威先生が苦労人な立ち位置に…w

因みに今回、教師達が簡単に倒されていきましたが別に弱いという訳ではなく、翔、蒼鬼、光牙が生徒の中じゃ特別強く並の教師では相手にならない…と言う感じなのですwその点、鈴音先生と鎧威先生が他の教師よりもずば抜けて強すぎる…と言う感じであります。

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