僕のローゼンメイデン 作:MP
出久「酷いよかっちゃん…泣いてるじゃないか…これ以上は…僕が許さないぞ!!」
爆豪「無個性の癖に、ヒーロー気取りか?デク!!!」
人間は生まれながらに平等じゃない。
現代の人間社会は、個性と呼ばれる超人的能力を持ってるのが当たり前の世の中になっていた。
1人の少年、緑谷出久は個性を持たない『無個性』として生まれ、それが原因で幼馴染の爆豪勝己とその取り巻き達に差別されて、いじめられてばかりの生活を送って来た。
折寺中学校。
そこでは卒業までもう少しという事で進路について話しているところであった
担任「進路についてのプリントを配るが、だいたいみんなヒーロー志望だろ」
担任がそう言った後、見た目からしてガラの悪い爆豪勝己、個性は汗を火薬に変える『爆破』が担任にこう言った
爆豪「せんせー、みんなとか一緒くたにすんなよ。
俺はこんな没個性どもなんかと一緒に底辺になんざ行かねぇよ」
そう言うや否や、回りからブーイングが飛ぶが爆豪はそれすら面白い様子
爆豪「モブがモブらしくうっせー!www」
「誰がモブだこら!!」
「そうよそうよ!!」
甘露寺「いや、あんたらなんか勝己の言うとおり本当にタダのモブじゃんww」
加藤「そうそうwwどう頑張ったて勝己には敵わないんだからさぁ、現実見なってww」
こいつらは甘露寺七海、個性は全身を刃物化する『刃』と加藤乙女、個性は手や口から毒を出せる『毒』、いつも爆豪とつるんでいる2人組の女子だ
爆豪「だよなぁ!七海、乙女、わかったら黙ってろ没個性のモブども!!ww」
担任「そう言えば、爆豪、それと甘露寺と加藤は雄英高志望だな」
担任がそう言うと回りは一気にザワついた
爆豪「そのザワザワがモブたる証拠よ、いいかテメェら!俺はあのNo.1ヒーロー、オールマイトを超えるトップヒーローとなり!世界中に俺がNo.1の存在である事を示すのだぁ!!」
担任「そう言や、緑谷も雄英志望だったな」
担任がそう言って3秒たった後、回りの生徒達が大爆笑した。
出久を差別して馬鹿にする為に…
「緑谷が!?無理っしょ!!www」
「勉強出来るだけじゃヒーロー科入れねぇんだぞ!!www」
出久「そんな規定はもう無いよ!前例が無いだけで…」
その瞬間、爆豪が出久の机を個性で破壊した。
爆豪「おいこらデク!!没個性どころか無個性のテメェが!!なんで俺と同じ土俵に立とうってんだぁ!?」
出久「違うよかっちゃん!!別に張り合おうとか考えてないよ!本当だよ!!ただ…小さい頃からの目標で…それに、やってみないとわからないし…」
爆豪「なぁにがやってみなきゃわからないだぁ!?無個性の癖によぉ!!!!」
放課後の教室。
出久「酷いよかっちゃん…あんなに言う事ないじゃないか…」
出久はひとつのノートを見つめながらそう呟いた。
しかしそのノートを爆豪が取り上げた
爆豪「まだ話しは終わってねぇぞデク!」
出久「かっ、かっちゃん!?」
甘露寺「勝己、それ何?」
爆豪は取り上げたノートを甘露寺と加藤に見せた
甘露寺「将来ヒーローになる為のヒーローノート?マジ!?何考えてんのさデクww」
加藤「そんな事してるからあんたは木偶の坊のデクなのよww」
出久「良いだろ!?返してよ!」
しかし爆豪はノートを個性で爆破して窓に投げ捨てた。
出久「僕のノートがぁ!!…」
爆豪「ハッ!プロのヒーローはな、だいたいは何かしらの伝説を残してる訳よ、俺はこの底辺中から初めての優秀な雄英入学者としての伝説を残したい訳よ。
その為にはな、お前みたいな無個性のクズが一緒に来ると迷惑な訳、だからさ…雄英受けるな、ナードくん♪」
甘露寺「いやいや、デクさぁ、流石に何か言い返しなよ」
加藤「無理だって七海、それってデクに現実見ろって言うのと同じじゃん」
爆豪「あ、そんなにヒーローになりてぇんなら、効率良い方法あるぜ。
来世は個性が宿ると信じて、屋上からのワンチャンダイブ!!!!」
爆豪がそんな屑発言をした為、出久は初めて爆豪に言い返そうとしたが…
それより前に甘露寺と加藤が大爆笑しだした
甘露寺「屋上からのワンチャンダイブww傑作じゃん勝己ww確かにデクでも生まれ変われば個性持てるかもねww」
加藤「でもさぁ勝己wwデクに自殺なんか出来る度胸があると思う?思わないっしょww」
爆豪「それもそうだなwwじゃあなデク!無個性は無個性らしく、死ぬまで惨めに生きてろや!!!wwwww」
校庭
出久「あいつら!!いくらなんでも言って良い事に限界がある事くらいわかるだろ!考えて物言え!!!!」
出久はそう言いながら家に帰ろうとしたが、校庭の裏から声が聞こえた為、気になって見る事にした
出久「あの人は…確か隣のクラスの桂さんだっけ?かっちゃん達と何話してるのかな?…」
甘露寺「桂さぁ、あたしら今小遣いピンチなんだよねぇ」
加藤「だからさぁ、金くれない?黙って渡せば悪いようにはしないからさぁ」
言葉「でも…これはお使い用のお金で…」
爆豪「んなもん俺達の知った事じゃねぇよ、痛い目に合いたくなかったらさっさとその金よこせ!こちとらババアに小遣い減らされて気が立ってんだよ!!!」
緑谷「(あいつら!!…女の子相手にカツアゲまで…もう我慢出来るか!!)やめろぉ!!!」
爆豪「あぁ!?ってデク!!テメェ何しに来やがった!?」
緑谷「その子に手を出すな!!僕が相手だ!!!」
甘露寺「は?何言ってんのこいつ?」
加藤「無個性の癖に救世主気取り?馬鹿じゃないの?」
緑谷「馬鹿なのはお前達の方だろ!!それでもヒーロー志望かよ!?お前達のやってる事なんて…ヒーローじゃなくてヴィランじゃないか!!!」
爆豪「デク……テメェなんつった?俺がヒーローじゃなくてヴィランだと?ふざけ…………ふざけんじゃねぇぞ!!!!クソナードがああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
その後出久は、爆豪から爆破を浴びた拳で殴られ、甘露寺から刃化した腕で切り裂かれ、加藤から猛毒を浴びさせられ…
容赦ない暴力を休む事無く受け続けた。
身も心もボロボロになってしまった出久の姿を見て気が冷めたのか、爆豪達は出久に暴言を吐きながら去っていった
言葉「緑谷くん…大丈夫ですか?……」
出久「はい…ゲホッ!ヴォエ!!なんとか……」
言葉「待って下さい、今治療しますから…」
言葉は出久の胸に手を乗せて祈る。
すると出久の傷や毒が完全に消えた
出久「傷が…それに、毒も消えてる?」
言葉「私の個性は傷や病気を治す『回復』なんです。
緑谷くんの傷と毒を個性で回復しました」
出久「そうなんだ…ありがとう桂さん(ってよく考えたら女の子と話しちゃってるよ!?馴れてないのに///)」
言葉「そんな!お礼を言わなくちゃいけないのは私の方です。それと、ごめんなさい…見てるだけで何も出来なくて……」
出久「気にしないでよ!僕が勝手にやった事だし…あの、桂さんはいつもかっちゃん達にカツアゲされてるの?」
言葉「はい、時々…」
出久「そうなんだ……とりあえずかっちゃん達は居なくなったからちょっとは安心かな、じゃあまた…」
言葉「待って下さい!」
言葉はそう言うと出久に何かを渡した。
それは爆豪に爆破され捨てられたボロボロのノートだった
出久「これ…僕のノート…」
言葉「校庭の池に落ちてたのを見つけて拾ったんです。
緑谷くんのノートですよね?」
出久「拾ってくれたんだ、ありがとう桂さん。じゃあまた…」
言葉「はい」
住宅地
出久「うわ…すっかり真っ黒になっちゃてる……本当に酷いよかっちゃん……ん?」
出久は最後のページだけ無事な事を見つけた。
そのページには。
『まきますか?』『まきませんか?』
この2つの文字が書いてあった
出久「なんだこれ?こんなの書いた覚えないぞ…かっちゃんの悪戯か?まあ考えてもしかたないか…」
出久はまきますに丸を囲んでそのまま帰宅した
出久「ただいま、お母さんは買い物か…部屋でオールマイトの動画でも見るか…」
出久は自室に入った。
すると大きなカバンがあった
出久「なんだろこのカバン、こんなの買った覚えないんだけどなぁ…何が入ってるんだろ?」
出久はカバンを開けた。
中には赤い服を来た金髪の女の子の人形が入っていた
出久「女の子の人形!?なんでこんな物が僕の部屋に?……!?」
すると人形は突然目覚めて出久の方に歩みだし…
「貴方が私を目覚めさせたのね?」
喋りだした
出久「人形が喋ってる!?まさか…何かの個性か!?」
「個性?何を言っているのかわからないけど…貴方、名前は?」
出久「……緑谷出久…」
「出久…見た目通りパッとしない名前ね」
出久「それはちょっと失礼じゃないかな!?そう言う君は誰なの!?」
「……私は真紅、誇り高き薔薇乙女、ローゼンメイデンの第5ドール、真紅よ」
NEXT……
作者のMPです。今回から新しい作品をあげる事にしました。
どうかよろしくお願いします!