英雄伝説リリカルREBORN! 炎の軌跡   作:蒼空の魔導書

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今年2024年は本作炎の軌跡のクロスオーバー元三原作が同年開始20周年……てな訳で、この小説初の番外短編を書き上げました♪

一話内に収める為に手抜きする必要があったので、申し訳ありませんがEX編の一話完結回では台本形式を使用します。

そして、今回は特別にまだ本編には未登場の、空の軌跡の主役である“あの二人”がスペシャルゲストとして登場します! 20年前(2004年)をテーマにした話題やネタも盛り沢山(関係無いネタもチラホラ多い)に出てくるので、あの頃を懐かしみながらお読みください。




EX編
英雄伝説 軌跡シリーズ×家庭教師ヒットマンREBORN!×魔法少女リリカルなのはシリーズ 祝原作開始20周年記念特別短編(※台本形式注意)


20年の歴史……それは夢に描いた理想を目指し、辛く長い茨道を音を上げず、ひたむきに歩み続けた者だけが辿り着ける光輝く景色。

 

心躍らせる世界観と個性豊かなキャラクター達が織り成し、類稀なるシナリオに色彩鮮やかなアイデアや度肝を抜かれるような巧みな展開で、ファンの人々をアッと言わせ彼らの目も心も魅了してきた愛と絆と感動の物語……。

 

過酷な売り上げ商戦と人気競争を生き残り、遂に此処までやってきた不朽の名作が三つ在り──

 

アリサちゃん「え~、それではぁ。 『英雄伝説 軌跡シリーズ』『家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN!』『魔法少女リリカルなのはシリーズ』の原作開始20周年を祝いましてェ──乾杯ッ!!

 

炎の軌跡キャスト一同「「「「「「「乾杯!」」」」」」」

 

豪華な料理や年代物のワインが沢山上に乗せられたテーブル、煌びやかなドレスや見栄えの良い正装を着込んで集まった『英雄伝説リリカルREBORN! 炎の軌跡』の出演者(キャスト)と裏方スタッフ一同。 それらが取り囲む御立ち台の上に登った主催者の超絶最強ヒロイン(自称)アリサちゃんがオークション落札価格50万ミラの値が付けられる程の超高級ワイン【グラン=シャリネ】が注がれたグラスを片手に掲げて乾杯の音頭を取ると、集まった皆もそれぞれが好きな飲み物を片手に一斉に掲げて盛大に乾杯を鳴らした。

 

星空へと高く伸びる美しい白亜の塔を背後に色鮮やかな花と草木に彩られる城の上の庭園にて、炎の軌跡のクロスオーバー三原作が今年2024年同年に原作開始から20周年をめでたく迎えた事を祝うパーティーが開催された。 パーティー会場にはリベール王国の王城であるグランセル城の空中庭園を借りる事ができて、王城の上で星空を見上げながら優雅に立食という、なんとも贅沢極まる祝宴となった。

 

乾杯の後、パーティーの参加者らは周りのテーブルへと散り、用意された豪華料理やワインにあり付きつつ20年の思い出と苦労を(さかな)に皆々が談笑をしはじめる。 夜空の星々を一面に写して宝石のように綺羅綺羅と輝くヴァレリア湖を眼下に眺められる庭園下のテーブルには炎の軌跡本編の主人公とメインヒロインで今年20周年を迎えた三原作のシリーズ内で主役を務めた四名──《リィン・シュバルツァー》《沢田綱吉(ツナ)》《高町なのは》《スバル・ナカジマ》がエレボニア帝国の貴族街であるバリアハートの高級料理店から出品されたハーブチャウダーを嗜みながら歓談していた。

 

リィン「ツナ、なのは、スバル。 20年間ご苦労様。 ここまで色々あって大変だったな」

 

ツナ「ハハハ、どうもありがとうリィン。 ……と言っても、『家庭教師ヒットマンREBORN!』の原作漫画は既に2012年で完結してるし。 だから正直20周年って言われてもって感じなんだよね……」

 

スバル「それ言っちゃったら、あたしはリリカルなのはシリーズの最初からじゃなくてアニメ第三期のStrikerSから初登場だったし。 アニメ本編でも最初は主役(メイン)視点だったのに中盤に差し掛かってヴィヴィオが出てきてからはすっかりとなのはさんに主役は移り変わって、そこからあたしは最後まで脇役でしたからね。(むしろ漫画連載打ち切り状態であるForce編の方が活躍してたような気がするし……)」

 

リィン「それなら俺だって、主人公と言っても軌跡シリーズ第六作目で去年ようやく10周年になった『英雄伝説 閃の軌跡』からが初出なんだぞ? 本当に20年間休まず終わらず途中からでもなく、最初から原作のシリーズの看板を背負い続けてきた主人公は、なのはだけだろうさ。 本当によく頑張ってきたものだと、感服を禁じ得ないな」

 

なのは「にゃはは。 リィン君にそう言われると照れるけど、わたしだってさすがに今までに出てきたリリカルなのはシリーズ全作品で主人公を勤めた訳じゃないよ。 Vividではヴィヴィオに、Forceではトーマに主人公の座を渡しちゃったからね(ちょっとだけ悔しかった)」

 

主人公四人「「「「ははははは!」」」」

 

温かいスープを啜りながらそれぞれの原作20周年に感慨深い思いを語り合って愉快な笑い声を響かせる主人公の四人。 全員が最初から20年間主役張ってきた訳ではないけれど、皆主人公として、たとえ一度でも20年という長い歴史を紡いできた原作シリーズの大看板を背負ったという重みは最高の誇りとして心に刻まれ、これからも頑張っていこうという気持ちをワイン(リィン以外の三人は20歳未満な為、ノンアル)と共にグラスに注いでグイッと飲み干した。

 

はやて「オ~イ、なのはちゃん達やっとるかぁ~い?

 

ガイウス「リィン達、盛り上がっているところに失礼するぞ」

 

楽しそうな笑い声を聴きつけてはやてとガイウスが上から階段を降りて来てリィン達のテーブルに入り混ざってきた。 ところがはやては紅葉のように顔を真っ赤にしてべろんべろんの千鳥足になっていて、ガイウスに背中を支えられながらぐでんぐでんにフラ付かせた頭で定まらない語呂を喋っている様子だった。 「ウ~、ヒック!」というしゃっくりまで出している。

 

なのは「酒臭ッ!? はやてちゃん、まさかアルコール入りのワイン飲んじゃってるの!」

 

スバル「八神部隊長って、なのはさんと同い年の19歳でしたよね? アンタ仮にも時空管理局という公務員が何飲酒禁止年齢制限破ってるんですか!」

 

はやて(泥酔)「Forceやと25歳なんで~、大丈夫(らいじょーぶ)やがな~♪ そげな若いモンがこまけぇ事気にしてたら、将来ハゲてまうで~。 うひょひょひょひょ~

 

ツナ(白目ガーン!)「ウザ絡みしてくる酔っ払いオヤジかよっ!?」

 

ガイウス「ははは。 まあ、三原作の20周年を祝う、一度きりのめでたい宴の席なんだ。 少しくらいは大目に見てやってもいいんじゃないか?」

 

リィン「くれぐれも酔いどれた彼女をアッシュやハヤトの前には出すなよ? 見たら俺達にもアルコール入りを飲ませろとせがんできそうだからな」

 

お酒は二十歳(ハタチ)に成ってから。 約束だぞ?

 

ガイウス「なにはともあれだ。 こうして俺達我々を生み出した三つの原作が同年に20周年を迎えるとは、とても不思議な縁を感じるな」

 

ツナ「そうだね。 考えてみたら、炎の軌跡(この二次小説)のクロスオーバー元である原作コンテンツが三作品共20年前──2004年に一緒に始まっていただなんて、凄い偶然だよね」

 

蒼空も調べてみてビックリしました。(笑)

 

なのは「2004年と言えば、今現在では信じられない程に漫画・アニメ・ゲーム界隈の作品ラインナップがとんでもなく充実していたんだよね。 アニメは9歳のわたしが主演のリリカルなのはシリーズ処女作である無印の『魔法少女リリカルなのは』をはじめ、当時は週刊少年ジャンプの主力陣の一作で今現在も最終章が制作途中である『BLEACH』、小さな子供達に大人気を博した『ケロロ軍曹』、マニアなものだと『ローゼンメイデン』も放送していたの」

 

リィン「ゲーム界の方だって、軌跡シリーズ初作の『英雄伝説 空の軌跡FC』PS版から、狩りゲーという新ジャンルを起ち上げた『モンスターハンター』や、戦国ブーム到来の一端を担った『戦国無双』、テイルズシリーズからは『テイルズ・オブ・シンフォニア』と『テイルズ・オブ・リバース』の二作品が出て、ドラゴンクエストシリーズ人気No.1の『ドラクエⅤ』がPS2でリメイクされたりもしていたな」

 

ツナ「週刊少年ジャンプの連載開始陣も、オレが主役の『家庭教師ヒットマンREBORN!』は勿論、大ヒットで少年ジャンプのギャグ系漫画作品の顔になった『銀魂』や、後に実写映画化で社会現象になった『DEATH NOTE』に、別紙に移籍しても大人気で近年アニメのリメイクもされていた『D.Gray-man』だって載っていたんだよなぁ……」

 

スバル「20年前、豊作過ぎパネェ……」

 

あの頃は本当に良かったなぁ……。

 

はやて(酔っぱらい)「ウヒヒヒ。 2004年ゆうたらアテネ五輪があったよなぁ。 日本は水泳の北○康介選手を中心に、チョー気持ちィィメダルラッシュやったられぇ

 

ガイウス「フフフ。 そういえば、確かプレイステーションポータブルとニンテンドーDSが新発売された年でもあったな。 それでその二年後には空の軌跡FCと続編のSCが一般ゲーム機(コンシュマー)進出によりPSPへ移植された事で、軌跡シリーズの名が世間に売れはじめたというのだから驚きだった」

 

リボーン(は○わコスでギター演奏)「それもそうだがーー! 忘れちゃならねぇのはぁぁ、数々の伝説ネタを生み出したぁぁ、【お笑いエンタメブーム】だろぉぉーー!(ジャカジャン♪)」

 

ツナ「って、どさくさに紛れて頭にヘンテコトンガリ伸ばした奴が来たーーーーっ!!?」

 

リボーン参戦!(ス○ブラ風)

 

は○わリボーン「という訳で伝説のダメダメ男のツナ。 原作20周年の景気付けに20年前の時期に名が売れていたお笑い芸人のネタモノマネをやれ。 今すぐやらねーと、死ぬ気弾を撃たれて一回死ぬ気を出し過ぎた所為で、炎の勢いが強すぎたあまりにパンツまで破いちまって、すっぽんぽん死ぬ気モードの全力疾走で並盛町を一周したという、お前の伝説の1ページを絶唱して軌跡とリリカルの連中に暴露(バラ)してやるぞーー!(ジャジャジャン♪)」

 

ツナ(白目ツッコミ)「もう、やる前から大暴露してるじゃねーかよ!? 誰がやるもんかーーーッ!!」

 

リボーン「じゃあ、代わりにリィン、やれ」

 

リィン「俺が!? ……それじゃあ、折角だし……」

 

リボーンに指名されたリィンは近くの植木の陰に移動してガサゴソと何かに着替えだした。 約三十秒後に着替え終えて戻ってきた彼の衣装は浪人侍風の着物姿で、手元には木製のギターをぶら下げていた。

 

なのは「リィン君、その格好はもしかして2004年の流行語大賞にもなっていた一発屋芸人のギター侍……」

 

唖然となったなのは達の前に立ったギター侍リィンは士官学院生時代に学院際ステージでギター演奏をした時の経験を思い出しながら、軽快な音とリズムで弦を弾き出した。

 

ジャジャジャン! ……ジャンジャカジャンジャカジャンジャカジャンジャカ──

 

ギター侍リィン「20周年♪ 軌跡 REBORN! リリカルなのは。 原作20周年おめでとう~!

 

普段の硬派で精悍なイケメンキャラを盛大に崩壊させ、軽快なギター演奏のリズムに乗りながら弱軽薄風な口ずさみで歌うリィン。

 

ギター侍リィン「2004年にスタートしたぁ~、俺達の原点の物語がぁ~、遂に20年達成したぞ♪ これまで苦難の連続、本当に長い道のりだった。 ここまで続けてこれたのは、ずっと応援してくれたファンの皆のお陰だ。 ありがとう! これからも応援よろしくね♪ 次は30周年を目指して頑張っていきます──って、言うじゃなぁ~い?

 

ジャジャジャジャ~ン! と、ここで一旦歌と演奏を停止し、数秒の静寂の後に無言でギターから片手を放したリィンが変に神妙な渋面となる。 彼のモノマネ芸を見守る観客(ツナ達)の視線に緊張の糸が伸びる中、リィンは、ギターから手放した片手を鋼の太刀の如く観客の視線に向けて振り上げ、閉ざした口を再び開いた。

 

ギター侍リィン「……でも、それに比べて炎の軌跡(この小説)と言ったら、投稿開始から3周年も経ったのに、まだプロローグ編終わったばかりのところですからァァーー! 残念ッ!!

 

ジャジャジャァァン!!

 

ギター侍リィン「蒼空(さくしゃ)。 お前はマスターデュ○ルばかりやってないで、いい加減に小説の更新速度上げろ──()りィィッ!!!

 

そしてリィンは己の全身ごとギターを大太刀振り、最近の蒼空の堕落っぷりを一刀両断したのだった。(執筆サボッていて、ほんとゴメンナサイ(土下座))

 

リィン「ふぅ……ざっとこんなもんかな……。 それでみんな、俺のモノマネ芸はどうだった?」

 

ギター侍のネタモノマネをやりきって額の汗を着物の袖で拭い一息吐いたリィンは観客の方へ視線をチラッと流し見遣り、披露した芸の感想を求める……が、其処には何時の間にやらガイウス一人だけしか居なくなっており、他の五人は何処かへ行ってしまっていた。

 

リィン「あれっ? ツナ達は何処に行ったんだ」

 

ガイウス「それが、リィンがギターを無我夢中で弾きだしてから直ぐにアリサ(ちゃん)がやって来てな。 彼女がツナとリボーンとなのはに加え、階段の上の落下防止柵に背凭れながらワインを飲んでいたフェイトも呼んで、その四人に三原作20周年記念の特設パーティーイベントに出てくれと頼んできたんだ。 それで、皆は既にリィンの芸が終わるよりも前に先程乾杯の音頭を取っていた会場中央の御立ち台の所へと移動してしまったぞ」

 

リィン「え? じゃあ今の俺の芸は……」

 

ガイウス「残念だが、俺一人以外は誰も、全く観ていなかったようだな……」

 

リィン「……orz」

 

折角ギター侍コスプレをして渾身のモノマネ芸を披露したのに、こんなのあんまりだと両手と膝を着いてガックリ落胆するリィンであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時を同じくして、パーティー会場の真ん中であるグランセル城空中庭園中央に設置された御立ち台(イベントステージ)の周りにパーティー参加者の炎の軌跡スタッフ一同が再び集まっており、台上でこれより行われようとしている特設パーティーイベントを観ようと大賑わいをしていた。

 

バッバーン!(スポットライトが御立ち台へと当てられた音)

 

アリサちゃん「パーティー会場にお集まりの皆様、大変長らくお待たせ致しましたぁーっ! これより、この小説の真なるメインヒロインであるこの超絶最強ヒロイン、アリサ・ラインフォルトちゃん様が全創作業界No.1ヒロインに選ばれた事を御祝いs──」

 

グナちゃん「ショッパナカラ、イキナリオオボラフイテンジャネーヨ! シデンイッセン!!(ミニレバ剣アタック)」

 

アリサちゃん「──って、んぎゃあ!?(剣の腹で後頭部叩かれた)」

 

リボーン「やれやれ。 ステージの上だからっつっても、あとがきコーナーでいつもやってるコントやるのは、さすがにナンセンスじゃねーか?」

 

特設パーティーイベントが始まるかと思ったら、御立ち台の側でスポットライトに照らし出されたアリサちゃん&グナちゃんのあとがきコーナーキャラコンビがもう以前から見慣れている寸劇をみっともなく曝していた為、観ている皆々は早くも呆れ半目になっていた。

 

グナちゃん「ホラミロヨ? ミンナサッソクシラケタカオシテルダロウガ。 サッサトホンダイノイベントヲハジメネート、ソノママカイサンシチマウゾ!」

 

アリサちゃん(頭タンコブと星目)「痛たた……。へいへーいっと……それじゃあ気を取り直して、これより本日のパーティーのメインイベントを始めるわよ!」

 

パーティー参加者達「「「「「「「ワー! ヒューヒュー!」」」」」」」

 

アリサちゃん「え~、本日は、軌跡シリーズ REBORN! リリカルなのはシリーズ──炎の軌跡(この二次小説)のクロスオーバー元である三原作のコンテンツ開始から20周年を迎えるこの年を祝うべくして開かれた、このパーティーの場に一花を咲かせようかと思いまして。 各三つの原作を代表する主役コンビに、この御立ち台(ステージ)の上に登っていただきましたーっ!」

 

壇上にライトアップされ、そこに横一線に整列した三つの原作シリーズの各主役コンビが照らし出された。

 

ツナ&リボーン、なのは&フェイト、そして、“なのはの頭髪と似通う長い栗毛を銀の髪留めで結わいたツインテールが印象的でありながら太陽のように明朗快活な雰囲気を放つ女性”と“夜を思わせる黒髪と見つめる者を惹き込む琥珀色の瞳をしている月のように静謐な雰囲気を醸す色男(ハンサム)”という、何れも物語の主役を飾るに相応しいセンセーショナルな個性と魅力を放っている三組六名だ。

 

圧倒的に主役の光際立つ彼らが立ち並ぶ様は実に壮観であり、観客達の視線は一瞬にして彼らへと釘付けになったのだった。

 

アリサちゃん(腕で目を庇うポーズ)「うお″っ、マブシッ!?」

 

グナちゃん(肩を竦めてフッのポーズ)「サスガハニジュウネンシュヤクヲハッテキテイルヤツラダナ。 ドイツモコイツモ、ジショウチョウヒロインノナンチャッテツンデレトハヒカクニスラナラネー、スーパースターセイダ」

 

アリサちゃん(ムキー! のポーズ)「って、誰がナンチャッテツンデレよ!? くっそー見てなさいよ。 私だって今年11周年になる閃の軌跡シリーズのメインヒロインとして相応しいスーパースター性を──」

 

ツナ(白目ツッコミ)「いや、だから下らないコントやってないでさぁ!? 早くイベントを始めようよ。 今回は一話短編だって言ってるんだから、無駄な文字数使って長くなったら納まり切れなくなっちゃうっての!!」

 

リボーン(真顔)「それは当然のツッコミだが、メタいぞツナ」

 

栗毛ツインテール(ジト目)「なんだか話のテンポが悪いわねぇ……」

 

黒髪ハンサム(瞑目)「戯れて話を反らすオリビエさんとイイ勝負な気がするね」

 

なのは(苦笑)「ア、ハハハ……」

 

フェイト(嘆息)「やれやれだね……」

 

やれやれだぜ。(某ジョジョ第三部主人公風)

 

アリサちゃん「え~、ではでは。 まず最初に今宵の主役三組の紹介をさせていただきましょう! 一組目は『家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN!』より、ボンゴレファミリー十代目ボスのダメツナこと“沢田綱吉”君! そしてツナ君の敏腕家庭教師にして世界最強の殺し屋の赤ん坊で我があとがきコーナー『リリカルマジカル復活(リボーン)! 超絶最強ヒロイン、アリサちゃんの“炎の軌跡”講座』の新人タレントである“リボーン”君の【死ぬ気で師弟コンビ】よ!」

 

ツナ「なんか勝手に変なコンビ名を付けられてるー!(ガーン!)」

 

リボーン「そうだな。 そこは【最強でダンディな家庭教師と銀河一ダメダメな教え子コンビ】の方がまだイイんじゃねーか?」

 

ツナ「良くねーよ!(怒)」

 

アリサちゃん「続きまして、二組目は『魔法少女リリカルなのは』シリーズの元祖主人公にしてシリーズの名を冠する魔法少女界の一番星(エース・オブ・エース)“高町なのは”さん! そしてなのはさんの最初のライバルでそれから長きにおいて現在では彼女の良き妻(?)である“フェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウン”さんの【元祖リリカルコンビ】です!」

 

なのは「にゃはは♪ 一番星だなんて、なんだか照れ臭いね」

 

フェイト「それはいいけど、私は何故そこでなのはの妻? 確かに二人でヴィヴィオのママにはなったけどさ、別になのはとは単なる友達同士なんだけど……」

 

なのは「うん、そうだね。 フェイトちゃんはどちらかと言えば夫だよね、男性名だし」

 

栗毛ツインテール「ああ。 そう言えばロレントの道具屋の裏に在るアパートにはフェイトっていう名前の一児の娘持ちのお父さんが住んでいたわね。 ちなみにその娘さんの名前はユニちゃんよ」

 

ツナ「ええっ!?」

 

フェイト「てか、関係無いし……」

 

アリサちゃん「さて、最後の三組目はまだ本編には登場していないけど、今回の為にパーティーへ招待した特別(スペシャル)ゲストの紹介よ!」

 

最初からテンション高めだった主催のアリサちゃんが此処に来て高揚を絶頂にまで高めてきた。 それは風評被害を受けて嫌になったように肩を落としたフェイトの隣に立っている、この小説の本編ではまだ見ていない顔である、栗毛ツインテールと黒髪ハンサムの二人へスポットライトが移されたからだった。

 

アリサちゃん「軌跡シリーズ20周年とは、即ちシリーズ初作である『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡FC』の20周年記念に他ならないわ……ならば空の軌跡の主役たるこのコンビを差し置いて、軌跡シリーズ20周年は語れないっ! 振えるぞ長棍(ロッド)! 影も尽きる程双刃(ソード)! 刻むぜ伝説の始まりの軌跡(ビート)ッ!! 全てはこの二人から始まっていたのさ。 【空の軌跡主役コンビ】“エステル・ブライト”&“ヨシュア・ブライト”オオォーーッ!!!」

 

そう……栗毛ツインテールと黒髪ハンサムの二人の正体は、軌跡シリーズの元祖【空の軌跡】の主人公たるエステルとヨシュアだったのだ。

 

栗毛ツインテール → エステル「みんな、お待たせしたわね♪ 正遊撃士(ブレイサー)エステル、並びに正遊撃士ヨシュア。 これより三原作20周年記念パーティーを盛り上げる任務(ミッション)開始(スタート)するわ!」

 

黒髪ハンサム → ヨシュア「この胸の“支える籠手”の紋章に誓って、必ずこのイベントを成功させてみせるよ!」

 

パーティー参加者達「ウオオオオオーーッ!!」「いいぞいいぞー!」「いけいけー!」「エステルー! ヨシュアー!」「お前ら二人こそが軌跡シリーズの顔だぜ!」「がんばれー!」「やったれー!」「早くケッコンしろー!」「シリーズ原初の主人公の実力を見せてやれー!」「キャーキャー!」「ワーワー!」

 

ワイワイガヤガヤ! ワイワイガヤガヤ!

 

ツナ「うわっ、エステルとヨシュアの紹介でパーティー会場が熱狂の渦に包まれた!?」

 

リボーン「軌跡シリーズ原初の主役コンビだって言ってたからな」

 

なのは「は、はは……。 二人共凄い人気っぷりなの」

 

フェイト「なのはの語尾が【なのなの】になる程の歓声が巻き起こるだなんて、とんでもないね……」

 

御立ち台周囲の観客から軌跡シリーズの元祖主役コンビへと浴びせられてくる波濤の如き大喝采に瞠目を隠せないREBORN!とリリカルなのはの主役コンビ四名。 これが空の先へと英雄伝説の軌跡を繋いできた最初のヒーロー達が持つ圧倒的なスーパースター性なのだ。

 

アリサちゃん「さて、それでは最初に、このアリサちゃんが各主役コンビにインタビューし、自分達が原作シリーズと炎の軌跡(この小説)のそれぞれ、これから先の未来をどうしていきたいのか? その抱負を語ってもらうとしましょう!」

 

はやて(野次馬)「いよっ、まってましたー!

 

やっと始まろうとする特設パーティイベントに観客のパーティー参加者達はワアアアッと白熱化する。 パーティー主催のアリサちゃんが御立ち台の上に登って来て、手に持ったマイクを三原作を代表する各主役コンビの口元へと差し出す。

 

アリサちゃん「それじゃあ最初はツナ&リボーンの【死ぬ気で師弟コンビ】からね。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』の原作漫画は既に連載完結しているけれど、再アニメリメイク化希望の声も大きいなど、連載開始から20周年経った現在もその大人気っぷりは健在よ! 手始めにツナヨシ君、将来の目標か何かなんでもいいから、ちゃっちゃと抱負言っちゃって♪」

 

ツナ「オレが最初!? ……そうだなぁ。 原作公式の方は再アニメ化をやってくれたら、とても嬉しいってところかな? 炎の軌跡の方はリィンやスバル達ともっと仲良くなりたいのと、《七星勇士(グランシャリオ)》のジークに奪われた【7³半永久機関】を一刻も早く取り返してイノケントと次元魔王軍も倒して、元の世界の並盛町に帰って今度こそ危ない戦いが無いのんびりとした日常生活に戻りたいな……」

 

リボーン「何寝言言ってやがるダメツナ。 盗られたブツを取り返して天下最強のボンゴレファミリーに次元を超えてまでケンカ売ってきやがった次元魔王軍の奴らをブッ倒すまでは良いとして。 並盛に帰ったら今度こそ、現ボンゴレの九代目から十代目ボスの座を引き継ぐのか、それともファミリーから独立して新たな【ネオ・ボンゴレファミリー】を創立するのか、いい加減に決めさせるからな?」

 

ツナ「だ・か・ら! オレはマフィアのボスなんかやらないって、ずっと前から口を酸っぱくして言ってるだろ! オレはあくまでも普通の──」

 

リボーン「後は将来のファミリーの跡継ぎを作る為の花嫁探しだな。 正室候補の本命はやっぱり京子にするのか? となりゃあ側室はとりあえずハルとスバルかな」

 

ツナ(顔面沸騰)「──って、オレの花嫁探しィィ!? こここっ、こんな大勢の人の前でなんて事を言うんだお前は! それに正室とか側室とかは不純だからやめろ、日本の一夫一妻制をガン無視するんじゃねーよ! あと京子ちゃんとはマフィアのボスの花嫁とか関係なく、ちゃんと普通に告白してから……というかハルはともかくとして何でスバルを側室候補に挙げてるんだよ? 自分で言うのも難けど、こんな冴えないダメダメヤローの愛人になれだなんてスバルに対して失礼極まりないだろーが!!」

 

スバル(ステージ前最前列)「ツナさんの愛人……ふにゃあ~(頭ボン!)」

 

ティアナ(その隣)「ちょっ、スバル!? もう、こんな場所で寝るんじゃないわよ」

 

アリサちゃん(マイクをツナから離してリボーンへと差し出す)「ハイハーイ、世界最強のマフィアのボスらしい大きな目標を熱く語ってくれて、どうもありがとうねツナ君☆ 続いて家庭教師のリボーン君、君のこれからの抱負は?」

 

ツナ(白目ガーン!)「ええっ、オレ自身の口で言った抱負は無効(スルー)かよ!?」

 

リボーン「そうだな。 兎も角、オレはアニメがリメイクしようと原作者がツナ達の将来の子供(ガキ)共を主役にしてREBORN!の続編を新連載に書こうと、何だって死ぬ気でやるだけだぜ。 軌跡講座の解説にしても、(オレの出番はまだ当分先になるらしいが)炎の軌跡本編の方に登場しても、それは同じ事だ」

 

アリサちゃん「ハイ、以上、世界最強の殺し屋(ヒットマン)のハードボイルドでクールな抱負とコメントでしたー! ボンゴレファミリー十代目ボスとその家庭教師に、皆さん盛大な拍手をお願いしまーす♪」

 

パチパチパチパチパチパチ────ッ!

 

アリサちゃん「それでは次いってみましょー! 続きまして【元祖リリカルコンビ】なのは&フェイト! TVシリーズ処女作の『魔法少女リリカルなのは』無印の地上波初回放送日は2004年10月1日からだったので20周年を祝うには少し気が早いかもしれないけれど、なのは公式の方では20周年記念の新プロジェクトが始動するとの情報を入手しているわ! 一部界隈では魔法少女作品としてはもうオ○コンだと失礼にもほざきやがる連中もチラホラ見るけれど、魔法少女の金字塔たるリリカルなのはシリーズの躍動はまだまだこれからよッ!!

 

グナちゃん「アリサハアイカワラズ、リリカルナノハヘノシンコウシンガイジョウダナ……」

 

アリサちゃん(気合いを入れてマイクをなのはへと差し出す)「それでは魔法少女界の一番星(エース・オブ・エース)のなのはさん。 リリカルなのはの原作シリーズと炎の軌跡本編において、貴女様の今後の抱負を一言コメントお願いします!」

 

なのは「ちょっと、気合い入り過ぎてない!? ……でも、わたしは原作でも炎の軌跡でも、何時如何なる場所だって、どんなに硬い壁や困難な戦いの中でも、ただ全力全開で撃ち抜いていくだけだよ。 20年間ひたすらに磨いてきた、自慢の魔法でね!」

 

アリサちゃん「おおーっ、まさにリリカルのその名を体現する通りに叙情的で凛々し過ぎるコメント! さすがは私が目標としている超大物女性主人公(スーパーヒロイン)の高町なのはさんだわ♡」

 

はやて(酒が入ったハイテンション)「いよっ、なのはちゃん次元世界一ッ! ホンマに君という奴は、魔法少女界の一番星(エース・オブ・エース)やなぁ!!

 

なのは(Force編では二十五歳(アラサー)の人)「にゃはは。 もう、魔法少女って歳じゃないんだけどね……」

 

フェイト(同上)「ちょっとヘコむ事言わないでよ……」

 

なのは「そうだね……あ、後他には、ずっと以前からリリカルなのはシリーズの原作者が原作中ではリリカルヒロイン(わたし達)に色恋事は絶対にさせない(エイミィなどの裏方サポート役とリリィなどのForce編初出キャラは除外だと思われる)って話しているらしいから、炎の軌跡(二次創作)の中でぐらいは一度素敵な恋がしてみたいかも?(チラッ)」

 

リィン(元の正装に着替え直してから今来た)「ん? 何だか、今なのはが一瞬俺の方に視線を送ってきたような……気の所為か(朴念仁)」

 

アリサちゃん(悪戯っぽくヘラヘラしてマイクをフェイトに)「さ~て、どんどん行きましょう♪ 次はなのはさんの夫(フェイトさん)、これからの抱負をお願いしま~すw」

 

フェイト(額に青筋ビキッ!)「ルビ振りで誤魔化したって判るからね!? とりあえず新しい劇場版シリーズが制作されるなら頑張るよ」

 

アリサちゃん「次やるとしたら今度こそStrikerS編のリメイクになるのかな? 大人のフェイトさんはサービス満載の変身シーンと劇場版のセクシィーな真ソニックフォームのお披露目が見所でしょうねぇ。(ムフフ)」

 

フェイト(青筋二つビキビキッ!)「エッチな場面ばっかしじゃないの!? もっとあるでしょ私の活躍」

 

なのは「ザンバーホームラン?」

 

山本(観客)「おっ、もしかしてフェイトも野球やるのか?」

 

フェイト(顔上半分大青筋ビッキィィ!)「職業は時空管理局の魔導師で役職は執務官だからね! 趣味は車で休日ドライブ、それとはやてから漫画を借りて仕事の休憩の合間の時間に読書する事。 炎の軌跡本編での抱負は、はやてのボケ癖を叩き直す事だよ。 これで満足かしら?(イライラ)」

 

アリサちゃん「ああ、満足したぜ!(某満族同盟リーダー風)」

 

フェイト(精神疲労)「ハァァ……終わった……」

 

なのは(苦笑)「にゃはは。 フェイトちゃん、だいぶお疲れだね」

 

フェイト「よく言うよ。 君も少し揶揄ってた癖に……」

 

アリサちゃん(大興奮)「さぁて、最後の大トリは我らが英雄伝説の軌跡を最初に空に描き出した【空の軌跡主役コンビ】エステル&ヨシュアの出番ダァァァーー! 皆様御存知の通り、軌跡シリーズ20周年の今年は九月にシリーズ完結へ向かう扉を開き今まで謎続きだったゼムリア大陸の秘密が遂に明らかになっていくという大一番の大作『英雄伝説 (カイ)の軌跡 Farewell(フェアウェル),O(オー) Zemuria(ゼムリア)』が発売される予定よ! エステルとヨシュアの旅立ちから始まった【空の軌跡FC】より紡がれはじめ、空の女神(エイドス)に祝福されしゼムリア大陸の若き英雄達が繋いできた、日本ファルコムが誇る超大規模長編群像劇RPGもいよいよ大詰めが見えて参りました! シリーズ内最大のスケールで展開された閃の軌跡四部作のメインヒロインを務めてきた私も、長い長い歴史を渡り歩んできた軌跡シリーズの物語が遂にクライマックスへと突入していくと思うと胸の高鳴りが抑えられないわっ! うおおおおっ、気合いだー! 気合いだ! 気合いだ! 気合いダァァァァーーッ!!

 

エステル(ジロ目)「興奮したい気持ちは分かるけれど、さすがにうっさいわよ。 長ったらしい前置きは聴いている人にはウザイから、さっさとマイクを寄越しなさいっての」

 

アリサちゃん(興奮を抑えつつエステルとヨシュアの前にマイクを差し出す)「それじゃあ軌跡シリーズ元祖主人公のエステルさん、ヨシュアさん、軌跡シリーズ完結へ向けての意気込みと炎の軌跡本編の出番を待つ抱負をどうぞっ!」

 

エステル「『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡FC』が発売されてから20年、あたしとヨシュアからロイド君やリィン君達、そしてその先の英雄達へと(タスキ)を繋いできた軌跡シリーズ(あたし達の物語)は、いよいよ最終章へと進むわ。 これまで色んな場所や国、様々な人達と出会いながら、みんなの力を合わせてゼムリア大陸の未来を脅かす数多くの難敵や事件を乗り越えて、やっと此処まで来られた。 今年発売される予定の【界の軌跡】には“Farewell,O Zemuria”なんていう露骨に不穏なサブタイトルが付けられていて、この先が不安に思う事もある。 けれど、あたし達は例えどんな未来が待ち受けていたとしても、希望の光を目指してひたむきに進んでいくわ。 20年みんなで繋いできた“軌跡”を信じてねッ!」

 

ヨシュア「炎の軌跡(この小説)の本編では、リィン達トールズⅦ組の皆が次元世界というゼムリア大陸の外の異世界で結社以上に強大な力を持った敵組織と戦う事になって大変みたいだけど、彼らが異世界で出会った新たな仲間達と協力して信頼と絆を結んでいけば、また新しい“炎の軌跡”で三つの世界の大空を繋ぐ事が出来る筈。 そうすればきっと上手くやれるさ。 だから僕とエステルはリィン達との繋がりを信じて、二人で次元の壁を超えて彼らのもとへ参じるその時を、万全の準備をして待っているよ」

 

希望を信じる未来へ向けて壮大に抱負を語った二人が御立ち台上でクルッと一回転し、それぞれ得物である長棍(ロッド)と双刃を構えて決めポーズ。

 

エステル&ヨシュア「「みんな! これからも軌跡シリーズとあたし(僕)達の活躍を応援よろしくね──ッ!!」」

 

ワアアアアアアッ! パフパフ! ヒューヒュー! パチパチパチパチ──ッ!!

 

ユウナ(堪らず両手で耳を塞ぐ)「ななっ、なんて凄まじい歓声なの!? 耳が壊れそう……」

 

クルト(同上)「さ……さすがは軌跡シリーズ開闢(空の軌跡シリーズ)時代を築いた初代主役の御二人だ。 身の振る舞いと演説から放たれてくるスーパースター性の(おお)きさもさることながら、派手なパフォーマンスにも華が有るな……」

 

アルティナ(同上)「はい……。 さすがはエステルさんとヨシュアさんです。 星杯守護騎士の人(某ネギ神父)から真打と呼ばれるだけの輝き(ヒカリ)は確かに持っていますね……」

 

リィン(剣聖の精神制御力で平気)「ああ。 俺達もあの二人の立派な背中に置いて行かれないように、日々精進していこう!」

 

アリサちゃん「【空の軌跡主役コンビ】の御二方、大変とても素晴らしい未来への抱負を、どうもありがとうございましたーーーッ!!」

 

これにて三原作の主役コンビ三組全てにインタビューを終えた。 そして主催のアリサちゃんが御立ち台の中央前(センター)に立つ。

 

アリサちゃん「さーて、まだまだ特設パーティイベントのお楽しみはこれからよ♪ 次は豪華景品が当たる全員参加のビンゴゲーム! さあ、ミュージックスタートよ──」

 

それから先は、御立ち台上でアリサちゃんとグナちゃんが劇場版の某野菜王子もやけくそで踊っていた某ビンゴダンスをノリノリで踊るのを白い目で眺めながらビンゴゲームを執り行ったり、はやてが一等賞のエレボニア帝国一周旅行ペアチケットをゲットして一時は小躍りして喜んだがチケットに記されていた旅行日程が機動六課の総部隊長として管理局本局会議に出席する日と見事にモロ被ってしまってガックシと落胆していたり、次に炎の料理対決が開催されて、得意のノルド郷土料理で会場全員の舌を唸らせたガイウスが優勝を果たしたが其処に炎の軌跡本編にはまだ登場していない某毒サソリ女暗殺者が突然乱入してきて繰り出してきた猛毒料理(ポイズンクッキング)によって瞬く間に阿鼻叫喚・死屍累々の地獄絵図が出来上がったり、お鍋の中からボワッとインチキおじさん(某蛇の使徒元第三柱の塩さん)が登場した瞬間にリボーンのカオスショットで塩の杭弾の脳天撃ち(ヘッドショット)を決められたインチキおじさんが再び塩の像と化したりして、炎の軌跡スタッフは三原作20周年パーティーを思い思いに楽しんでいった。

 

ツナ(半死状態)「いやいやいや、どう見たってひっちゃかめっちゃかで大惨事じゃないか──っ!?」

 

アリサちゃん(ギャグキャラ補正で五体満足)「さぁ。 三原作20周年パーティーもいよいよ大詰め。 満を持して最後の出し物と参りましょう!」

 

グナちゃん(同上)「コノシタイノヤマノナカデ、ヨクイベントシンコウヲデキルモノダナ……」

 

アリサちゃん(どこからか導力リモコン端末を取り出した)「それではご覧ください……ポチッとな☆

 

ゴッ、ゴゴゴゴゴゴゴゴ──!

 

なのは「きゃっ!?」

 

スバル「なっ、何の音?」

 

ツナ「ひいいぃ!? アリサさん、いったい何のボタン押したんだーッ!」

 

アリサちゃんが何かのリモコンのボタンを押した瞬間にパーティー会場だったグランセル城が激震しだした為、空中庭園のパーティー会場其処らに転がって屍になっていた炎の軌跡スタッフ一同が全員生き返りながら早々にパニックを起こした。 パーティーテーブルやその上に置かれていた料理皿、庭園に元々植えられていた木や柵などの物が散乱して、城に異常事態の様相を及ぼしている。

 

リィン「これは、グランセル城が揺れて……いや、なんだか()()()()()ような──っ!?」

 

この異常な激震の原因はリィンが不規則と傾き上下震動を繰り返す床に鍛え抜かれた剣士の絶妙なバランス感覚で踏み堪えながら分析を口にした通りであった。 なんと、彼らの足下のグランセル城は何時の間にか八方に伸び出た昆虫のような節足を使ってギチギチと足音を鳴らしながらヴァレリア湖から移動しだしていたのだった。

 

ツナ(白目と口あんぐり)「うっそぉぉ、城に足生えとるーーーッ!!」

 

ティアナ(顔面青一色)「きゃあああ!? なにこれやだ、気色悪いッ!!」

 

グナちゃん「アリサ……オマエカリタシロニナニシタ?(ジロッ)」

 

アリサちゃん「何したって? そりゃあ、20周年と言ったらアンタ、ジブリ映画の『ハウルの動く城』もそうでしょうよ☆」

 

リボーン「つまり何だ。 オマエまさか、それを理由にしてパーティー会場のグランセル城を動くように改造建築したのか?」

 

アリサちゃん「レンとティータとティオさんとジョルジュ先輩にもご協力いただいて、前日ギリギリで突貫工事を完了した力作よ! 因みに今話は特別短編で()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。 だから、思いっきりはっちゃけて魔改造しました☆」

 

シュウウウウ……ピッ! ────バシュウウウウウウウウウウンッッ!! どっかーーーーん!!!

 

なのは「ふええええっ!? なんかお城の正面から大きな魔導砲が発射されて、進行方向先に見えていた島が跡形も無く消し飛んじゃったーーーなの!(超動揺)」

 

アリサちゃん(片手扇)「おーほっほっほ! 私の第四開発部に【逆しまのバベル】での決戦記録データを基にして十三徹デスマ開発させた《天の雷(ケラウノス)》の再現レプリカ砲よッ! ラインフォルトの軍需開発力はゼムリア大陸一ィィィィッ!!

 

リィン「今は共和国のヴェルヌ社には負けているだろうが!? もういいから早く止めてくれーーーッ!!」

 

ヒューー……ガツン!

 

スバル「が──っ!? きゅうぅ……

 

ツナ「スバルっ!?」

 

砲撃の爆風に乗って吹っ飛ばされてきた島の破片の一般女子の片手大サイズの岩がスバルの脳天へと命中し、脳震盪を起こした彼女は気を失いそうになってその場で崩れるように倒れそうになった。 しかし、超直感の高い即応能力(レスポンス)で瞬時に駆け寄ったツナの腕によってスバルは床へ倒れる前に抱き止められる。 意識が遠くなっていた彼女の頭は割れ物を扱うようにツナの折った膝の上にそっと寝かせられた。

 

ツナ「大丈夫? 気をしっかり持って、スバル!」

 

スバル「ツナさん……あたしは……なのはさんのような立派な魔導師になって……助けを求める人達を助けられるように……なりたかったです……」

 

ツナ「そんなのオレから見たら、君はもう十分立派だよ! だからそんな事言わないでさぁ」

 

スバル「ハハ……ツナさんにそう言ってもらえるなら……今まで頑張ってきた甲斐があったかも……しれませんね……ありがとう……ツナさん……ガクッ!」

 

そう言い残して、スバルは満足そうに意識を引き取った。(※死んでません)

 

自分の腕の中で眠った彼女の安らかな顔を見たツナは急に(訳の分からない)深い哀しみに襲われて、スバルの身体を強く抱きしめながら暴走し続ける動く城の中心で愛を叫ぶのであった。

 

ツナ「誰かー! 助けてくださーーーーいッ!!!

 

瞳を閉じて君を描くよ──ってね☆(ちゃんちゃん)

 

リィン「ちゃんちゃん、じゃないだろ!? なんだよこのオチは──」

 

ヒューー……ゴチン☆

 

リィン(頭に何か当たった)「──痛っ!? 何だ……」

 

グナちゃん「アタッタノハ、ドコノドイツダ~イ? ワタシダヨ!

 

リィン(もう空を仰ぐしかない)「ぁぁ……」

 

グナちゃん(ピカー!)「チョット、ドコミテンノヨ!!」

 

リィン「ああもう……残念ッ!

 

グナちゃん「サラダバー!」

 

パッシュ~~~~~ン……ドーーーーーン! と最後に大きな文字花火が大空に打ち上げられた。

 

 

 

英雄伝説 軌跡シリーズ

家庭教師ヒットマンREBORN!

リリカルなのはシリーズ

 

原作開始20周年、おめでとうございます!

 

 

 

 

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