活動報告の募集で御応募頂いたリィンとツナのコンビクラフトが登場します。(貴重な時間を使ってアイデアを考えてくれた【ポトフーポット】さん、今一度御礼申し上げます。 御協力ありがとうございました!)
ドドドドドドドドーーーッッ!!!
煉獄の大気と瘴気を無数の20階以上の高層ビル群が突き貫き、怒涛の如き勢力音を轟かせながら突撃して来る様は塔並の巨大釘が豪雨となって降り注いでくるかのような圧倒的畏怖を感じさせてくる。
「幾らなんでも無茶苦茶だろう!」
凡そ60アージュ(m)以上もの特大の体積を持った四角柱の鉄物が千を超える大規模の量で迫り来るという非常識極まりない光景を真正面から受けて衝撃的な動揺を覚えたリィンが大きく開かせた双眸の瞳を戦慄に揺らがせて不条理を叫ぶ。 彼に並び立つツナも声を失って全身から大量の汗を流し出しているという有様だ。 この攻撃はあまりにも超常災厄的で迎え撃つにはとても人の身に余り過ぎている。
──だけど、退く訳にはいかない!
──ああ、死ぬ気で突破するッ!
「「うおおおおおおおおっ!!」」
高層ビルの流星群が殺到すると同時に死ぬ気の腹を括り、二人の英雄は勇猛な雄叫びをあげると再び
「「イノケントォォーーーーーッ!!」」
「ふはははははーー! やはりこの程度は突破してみせるか。 そう来なくてはなっ!!」
物理的に破壊不可能の結界をも斬り砕く神氣の膂力で振り下ろされる《灰色の騎士》の閃光の一太刀、“究極の一撃”以上の炎圧を放つ神炎の
煉獄の大空を包んだ爆煙の中から絶え間なく剣戟や連打による壮大な
「むむっ。 歴戦を乗り越えて磨き抜かれた電光石火の如き剣閃と疾風怒濤の如き連撃による攻め入る隙間を見せぬ攻勢は大変素晴らしい。 だがその程度の
「「ぐ──ああああああっ!?」」
群青色の斜線によって灰色の剣閃と橙色の花火が全て塗り潰されると同時にリィンとツナが全身に無数の打撲痕を刻み付けられながら、浮遊小島から吹っ飛ばされた。 お前は漫画やラノベの編集者か!? と、鞘付き長軍刀を豪快に振り切った体勢で「ワーハッハッハッハ!」と愉快そうに高笑いをあげているイノケントにはツッコミ入れたいが、奴は正真正銘“魔人
──くっ……ツナ!!
──分かっているさ!
故に幾ら歴戦の勇者や
イノケントが立つ浮遊小島から数百メートル程飛ばされて来た所の宙空には先程彼が『天覇星群』で飛ばした高層ビル群の一部が漂っていた。 その内の
「行っけええええええええ!!」
そしてツナの爆炎拳がリィンを乗せた浮遊高層ビルを文字通り大爆発の勢いで
「フハハハハハハ──」
それでも哄笑を止めず、一歩も逃げ出さず、それでいて自身へと凄まじい速度と質量と上側壁面に屈み乗る
直後、彼の鋼鉄の肉体は足下の浮遊小島ごと20階建築の巨大鉄柱に圧し潰される事となった。 見事魔王へ直撃した高層ビルはその瞬間に衝突の反動を受けて中部分からへし折れるようにして崩壊。 その刹那に轟いた天をも激震させる破壊音と共に大中小無数の破片となって地上に崩れ落ちていく高層ビル、その一部の成人男性約百人分は有ろう巨きさの鉄塊が
「
斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬────ッッ!! 刹那の剣閃が幾筋走り、鉄塊は人四人分程のサイズの鉄岩に複数分割される。 そしてそのまま
死者達は踊り、中つ大地の塔は虚しく砕け落ちる……先のJS事件の最中にとある教会の予言者が著書に書き残していた予言の一節が遅ばせながらも現実となった刹那、塔に直撃した流星群が群青色の衝撃波によって爆砕される。
「くは、ふはははははは!!」
未だ黒漆の鞘に刃を納めたままの《天魔刀【信長】》を右腕一つで豪快に一閃して己を隠す煙を自ら払い除け、上層が折れ砕けた塔の上に無傷の姿を現した次元魔王イノケント。 60mの高層ビルや鉄岩の
「ハァアアアアッ!」
それでも世界の
背後からの不意打ちで、煉獄の空を
しかし身躱しで後ろを突いたツナの跳弾加速パンチをもイノケントは長軍刀の柄尻を脇の下から滑り下げる事で曲技的に受け止めてみせた。 その反動に乗って片足軸に背後へクルっと迅速華麗に振り返ったイノケントと怯むことなく神炎の拳を握り相手の懐へと踏み込むツナが拳と拳を衝突させて、鋼で鉄を打つような鈍く甲高い打撃音が鳴り響き盛大な火花が散った。
「くぅ──っ!」
死ぬ気の炎のお陰で純粋な攻撃力こそ若干上回らせられたが相手とは体格と筋力の差が開き過ぎていた事により、ツナの拳が打ち負けた。 結果相手の拳に押し込まれ、後ろに仰け反って体勢を崩されて苦悶が浮かんだツナの顔に、イノケントの裏拳が追撃で叩き込まれた。
「ぐああああっ!!」
イノケントの鋼の拳の甲が減り込んだツナの左頬はドグシャアア! という小気味イイ音と共に圧し潰れ、彼はそのまま痛烈な当たりで地上本部から打っ飛ばされてしまった。
「ARCUSⅡ“
撃退されたツナと
「
連続行動を用いる事で
そして魔王に接敵すると同時に《灰色の騎士》は双頭の炎龍を巻き付けた刃を豪快に振り落とし、同時に炎龍が双頭同時に牙を剥いて魔王へ襲い掛かった。 左右から大口を開けて挟み込む形でイノケントの鋼鉄の肉体に喰らい付いた刹那、双頭の炎龍が二重の大爆発を引き起こし、彼の規格外に頑強な肉体を特大の業炎で飲み込む。 そのまま足下の地上本部を半壊させる
「おおおおおおォォォッ!!」
直後、あと一つ吹けば崩壊寸前の有様となった地上本部上に着地したリィンも吹っ飛ばしたイノケントの後を追って真上を漂う上層棟に向いて咆哮し、罅だらけの足下を《ARCUSⅡ》と霊圧
灰色の霊圧闘気を纏いて《灰色の騎士》が舞い上がったと同時にその超越的強化を施された脚力で踏み砕かれたのがトドメとなり、地上本部は折れた塔の頭から砕け散っていった。 この終末世界の建物はイノケントの近未来戦術オーブメント《PARAISO》の
「フハハハハハハ!」
「──ッ!!」
斜めに傾いた廊下の床・壁・天井を蹴り高速乱反射で奥へと進むと、エレベーターホールに出た瞬間広場の中央で待ち構えていたイノケントに奇襲を受けた。 新
「《
「ぬぅぅぅんっ!!」
無型の神速二連太刀と戦技の名すら無い渾身の孤月落ろしで振り下ろされた鞘付き軍刀が正面衝突し、特大の火花がエレベーターホールに散りばめられる。 その直後に英雄と魔王両者の姿がピシュン! という空気を切り裂くような効果音が鳴り響くと共に一瞬残像を残してその場から消失。
「オオオオオオォォーーーッ!!」
「クハハハハハハハーーーッ!!」
同時にその階の西側端に在ったパソコン事務室の出入り口扉が木端微塵に破壊され、室内を灰色と群青色の閃光が駆け回った。 英雄の雄々しい裂帛と魔王の戯れる哄笑が反響する中で室内中を縦横無尽に乱反射しながら二つの閃光は超速連鎖的に衝突と火花を撒き散らし、室内に置かれていた大量のパソコン事務机を根こそぎと轢き散らかしていく。
「そぅらっ!」
「ぐあああっ!?」
そうして経ったの四秒間で事務室内の物品が一切合切鉄屑と塵山化した直後に散々室内中を暴れ回った二つの閃光は消滅し、それと同時に建物の外が覗ける窓際側に出現したリィンとイノケントが再び互いの得物を衝突させる。 体力も無尽蔵に有り余るイノケントに対し、この激しい高速戦闘で蓄積したダメージにより消耗していたリィンは先程より若干勢い衰えていた。 結果、リィンの太刀はイノケントの鞘付き長軍刀に打ち負けてしまい、彼は背後の窓へ払い飛ばされ背中から硝子を突き破って外へと吹っ飛び、苦鳴を煉獄の大空に虚しく響かせて浮遊地上本部上層棟の近辺を漂っていた浮遊障害物複数を音速の弾丸ライナーで打ち抜いてから約80アージュ飛ばされた先に立ち塞がった浮遊岩盤に巨大な
「ハハハハハーーッッ!! これではまだまだ足りんぞ? もっとだ。 もっと強い英雄の
「──なら、望み通りオレの
砕け割れて地上へと降り注いだ
『
浮遊上層棟内部でリィンとイノケントが大暴れしていた間にバラバラになって舞い上がっていた無数の地上本部の残骸、その中心部は浮遊上層棟全体を狙い撃てる絶好の
『
後方に真っ直ぐ突き出された右掌と対角線になるように位置調整しつつ棟壁面の割れて吹き抜けた窓際に顔を出したイノケントに両眼のコンタクト型ディスプレイの照準を合わせて前方に左掌を突き向ける。 全身を支える右手の“柔の炎”と同等に砲門である左手にも“剛の炎”を
「沢田綱吉……待ち伏せによる不意撃ちの
『ゲージシンメトリー!! 発射スタンバイ!!』
「これがオレの全力全開だ!! くらえイノケント──ッッ!!!」
見せつけてやる、オレの覚悟の全力を! そうはち切れんばかりの咆哮をツナが叫ぶと同時に彼の左掌に極限収束された“剛の炎”が天地をも割る程の爆発音と共に発射された。 神ですらも燃やし尽くしそうな程の超密度となった神炎が極大の光禍と為って終末の世界の総てを飲み込みながら大空の王と彼の仲間に仇名す《次元魔王》を焼滅させんとして爆進する。
「ぬおおおおおおおおお──ッッ!!!」
対して自身へ向かって放たれて来る砲撃がSランクオーバー級魔導師の
しかして現在のツナが制御可能にしている炎圧数量は脅威の40万
終末の世界全体を激震させる天災規模の爆風により浮遊上層棟とその周辺に漂っていた浮遊障害物と地上の街の中心部が粉微塵に吹き飛ばされ、やがて巨大なキノコの形をとっていた爆煙が晴れるとその空間には木端微塵に破壊された地上本部上層棟の残骸破片が宇宙を漂う隕石群の如く無数に密集して、殺風ながらも幻想的な
「──くは、ふははは! さすがに今のは少し効いたなぁ……」
その巣の隙間にイノケントは健在していた。 核兵器にも見劣りしない絶大な破壊力を発揮したツナの《X BURNER 超爆発》には《次元魔王》の鋼鉄の肉体もさすがに無傷とはいかなかったようで、彼の身に纏う憲兵軍服の様な群青色の外套衣装は火事場に入ったように黒澄み焦げてボロボロになっていた。
──ククク……いやはや、まったくもって我が信奉する三世界の英雄達は素晴らしい事この上ないな。 1200年の時を得た悪意の呪いをもって世界を絶望に染め上げ、数多と枝分かれる並列時空を渡り滅ぼす事をも出来るような難敵を幾度となく打ち倒してきた彼らの力を侮る事など微塵もしてなかったが、まさか“黄昏の七属性”に未覚醒で【
しかし、そのような手酷い見た目にされて尚もイノケントは愉しそうな嗤いを絶やさない。 光の勇者や英雄達の軌跡で描かれる伝説や御伽噺をこの上なく愛しているこの男にとって、強大な力を持つ敵へと勇敢に立ち向かい、愛や絆でどこまでも限界を超えてくる彼らの
「ツナ! 《ブレイブオーダー》で畳み掛けるぞ!」
「
「燃やせ──『
ほら見ろ。 世界を脅かす魔王になど絶対に負ける訳にはいかないという
岩盤へ吹っ飛ばされながらも瀕死級の大ダメージを根性で耐え切り即座に
リィンの《ARCUSⅡ》のシステムにツナの身に纏っているボンゴレギアが
「「オオオオオオオオオ──ッッ!!」」
そして二人の
「さあ、
360度視界周囲を無数の
今度は完全に両雄の攻撃力は拮抗した。 それは文字通り爆発的な威力が出ていた為、三人の得物が打ち重ねられた部分に大爆発の如き反発衝撃波が生じる。 その結果、三者の得物は反発衝撃波によって勢い良く吹き飛ばされるようにして弾き返され、それに腕を引かれた三者はバラバラの方向に弾き飛ばされた。 そして再び灰色と橙色の閃光と化した英雄二人と
プリズムのような乱軌道で空中足場の間を跳び回るイノケントの隣をツナがピッタリと追従し、連続跳躍移動を行いながら両者は互いの手足が多重にブレて映る程の神速肉弾戦を繰り広げる。 ズダダダダーーッ!! という打ち合いの音を途切れなく超速連鎖で響かせながら嵐が過ぎるような猛烈な余波を撒き散らして通り越した軌道の周囲に浮かんでいた小中サイズの障害物を次々と吹き飛ばしていく。
並走しつつ
真っ二つに両断された巨大鉄岩の切断面間に落下したイノケントに反対側から突入してきたリィンが一閃をもって斬り掛かった。 しかし若干斜め予想外の処から来た為コンマ数秒対処が遅れたものの彼が
永遠に続くかと思われたリィンとイノケントの熾烈な上下殺陣はイノケントが足着けていた側の鉄岩半分、それに丁度その外側に回り込んだツナが
軌道上の空中足場を複数反射して
「セイィィッ!!」
「ハアァァッ!!」
「──フハハッ」
ドッ! ガァァンッ! 拳が硬いものを打った音と鉄同士がぶつかる音がほぼ同時に打鳴らされる。 特大の炎を《Xガントレット》に灯し渾身の威力で突き放たれたツナの
「「負ける──もの(ん)かあああああああああああっ!!!」」
護りたい人達や世界がある限り、俺達は絶対に勝つ! そう揺ぎ無き誓いと覚悟を乗せた気迫を
「ぬううううう────ッッ!!?」
迸る真紅の
『ツナ! 今こそ俺達が
『問題無い! 息を合わせていくぞ、リィン!』
遥か天空から終末の世界を見下ろしている十干十二支の真下まで吹き飛んで群青色の放物線を描き出したイノケントが背中をこちらに向けて無防備を晒している様子を見上げた二人はこの瞬間こそ
「光の
右に、緋色に煌く刃を静寂と鞘に納めて居合い抜きの構えを取る《灰色の騎士》。
「その焔に闇を切り裂く一閃の生き様と大空を守護せし覚悟を宿して、天の星々を穢す魔を貫け!!」
左に、左拳に装着している神炎を灯す
並び立つ
「「
そして二人で
あとがきコーナー『リリカルマジカル
アリサちゃん「ヘイ、お待ちどう! 【超絶最強ヒロイン、アリサちゃんの“炎の軌跡講座”】第6回目のお届けよ♪」
グナちゃん「サテサテ。 ゼンカイマデデ、コノショウセツノシュジンコウトメインヒロインコウホヲダシタコトダシ。 ソロソロキャラクターショウカイイガイノヤレヨナ」
アリサちゃん「ん、待てーいッ!! まだメインヒロイン候補にはこの超ヒロイン、アリサ・ラインフォルトちゃんが居る事を忘れてもらっちゃ困r──」
グナちゃん(ミニレバ剣でシバく)「シデンイッセン!」
アリサちゃん(シバかれた)「ンギャー!?」
グナちゃん(威圧)「ムダナモジスウヲツカウナ。 サッサトコウザハジメロ」
アリサちゃん(泣きそうに項垂れて)「うー。 分かったわよぉ。 チキショー」
アリサちゃんがグチグチ言いながら頭上に垂れ下がった紐を引っ張ると、天井から導力スクリーンが降りてきて【西ゼムリア大陸】の世界地図が投影される。
アリサちゃん(気を取り直し)「てな訳で、今回はこの小説の舞台であるクロス元三原作の世界観をざっくり簡単に教えちゃうわね♪ まずは私やリィン達トールズⅦ組や歴代シリーズの若き
アリサちゃん(知的女史っぽく見える伊達眼鏡を掛け、指し棒で世界地図を差しながら講義開始)「《ゼムリア大陸》──空の女神《エイドス》への信仰により人々の秩序が成り立つ祝福の大地。 しかし、大昔に空の女神より授けられた《
グナちゃん「オオッ!? オマエニシテハイガイトテイネイナセツメイダナ──」
アリサちゃん「そんなこんなで、導力技術で自分の能力を自由にカスタマイズできる《戦術オーブメント》やRPGお馴染みの飛行艇が造られたり、《
グナちゃん「──ッテ、ケッキョクテキトージャネーカヨ。 チャントマジメニヤレ!!」
アリサちゃん(自棄っぱち)「だってだって! 私の世界ってば、科学と魔術が交差するだけじゃ飽き足らずにマジカル武術やらSF系やら超常ミステリーやら異世界やら大怪獣やらOTONAやらOYAZIやらと、矢鱈滅多に混ぜ過ぎて本当に
グナちゃん(あんぐり)「マジカヨ……ソノナイヨウデイテ、ヨク18ネンイジョウモゲームシリーズガツヅクモノダナ……」
アリサちゃん(どーしょーもないなと言いたい表情)「どうせその辺については本業の歴史
アリサちゃんが手元のリモコンを操作し、導力スクリーンに映る西ゼムリア大陸の世界地図が【並盛町】の風景写真に切り替わる。
アリサちゃん「んじゃ、次は『
グナちゃん「フムフム、ソレデ?」
アリサちゃん「表社会は平和そのものなんだけどね。 REBORNの世界は無法が蔓延る裏社会に生きるマフィアや殺し屋といった
グナちゃん「ブッソウダナ……」
アリサちゃん「そうよねぇ……まあ、そんなおっかない掟があるのに、並盛町のマフィア関係者は意外と気にしない様子で日常的に人前で派手に暴れているのよね。 リボーン君は1歳の赤ん坊の姿なのに普通に一般人と喋ってるし、ツナヨシ君は人前でも死ぬ気モード化してパンイチになって暴れているし、ゴクデラ君は何所でもダイナマイト投げるし、ヤマモト君は常識人に見えてもバットに刀を仕込んでるし……そもそも、不良風紀委員の中学生達が町を取り締まっていたり、爆弾魔が大手を振って建物を爆破しまくっていたり、明らかに不審者な黒服スーツの人達が白昼堂々と出没しているのに、一般人や警察は普段事のようにスルーしちゃってるのよねぇ。 つまり一言で言い表すとカオスな世界だわ☆」
グナちゃん(ガクッ)「オイオイ、マタカオスカヨ」
アリサちゃん(フッ……のポーズ)「赤ん坊が殺し屋で家庭教師やってる時点で
アリサちゃんが再び手元のリモコンを操作して、導力スクリーンに映る並盛町の風景写真が【首都クラナガン(『
アリサちゃん「ラストは本編のメイン舞台となる『魔法少女リリカルなのはStrikerS』の《次元世界》を解説するわ!」
グナちゃん(白目)「オイマテ。 コノエイゾウッテ、ホンペンノナマホウソウジャネエカ?」
アリサちゃん(
グナちゃん「イワユル“シホウキカン”トイウヤツダナ。 シカシ、ホウテキソシキトイウノハウチガワガクサリヤスイモノダガ……」
アリサちゃん「ま、そうよね。 一つの世界の国一つだけでも政府法制にロクな人間は少ないから、組織が星の数程の世界を管理できる程に巨大な規模なら尚更よ。 実際に上層部には汚職やマッチポンプでより高い実権を手に入れようとする将官や官僚も少なくないらしいし、マッチポンプの結果ジェイル・スカリエッティやラコフ・ドンチェルのような時空管理局を叩き潰そうとする広域次元犯罪者が出てきて全次元世界を巻き込む極大規模の戦いが勃発する場合もあったからね。 これも“人の業故に”というやつよ……」
グナちゃん「オーイ。 ハナシガダッセンシテルゾ。 ジゲンセカイノセツメイシロヨ」
アリサちゃん「それもそうね。 時空管理局についての説明はまた別の機会にしときましょう。 話を戻すと、次元世界は大まかに5種類に分けられているわ。 魔法技術が表に認知されていて日常文化にも取り入れられ、時空管理局の法管理下に入っている惑星世界群は【管理世界】。 魔法技術が認知されていない又は魔法の存在は有っても都市伝説化や人里隠れる一小規模部族の秘蔵魔術として扱われ表沙汰にされていない、非魔法文化で人間社会が成り立つ有人世界である為、時空管理局が表社会への干渉を控えて次元災害対応の為の監視のみに留めている惑星群の事を【管理外世界】。 そもそも人間や知的生命体が全く存在していない宇宙の星々を【無人世界】。 禁忌指定級魔法生物の生息支配圏だったり生き物が生活できない超絶過酷な自然環境だったりして、時空管理局の力を持ってしても管理不可能だと見なされた惑星領域を【進入禁止指定世界】。 次元空間内に存在している事は確認されてはいるものの現在有る次元航行手段では到達不能であるとされている完全未知の宇宙領域を【未到達世界】。 それで時空管理局はそれぞれの種類別に分けた世界に番号を付けて監視し易くしているらしいのよね。 《ミッドチルダ》は時空管理局が発祥された世界だから管理世界の中心にするとう意味で“第一管理世界”だという風にね」
グナちゃん「チツジョヲチャントマモッテイルンダナ」
アリサちゃん「ところがどっこい! 次元世界は尋常じゃなく監視範囲がバカッ広くて、時空管理局の実働員である魔導師の数は万年不足しているのよ。 だから全部の次元世界をカバーしきれずにロストロギアの暴走が頻発して幾つもの世界が消滅したり、狡猾な野心家が監視の目を離した隙に禁止されている兵器を持ち出して紛争を起こしたり、何処からか世界を殺してしまう未知のウィルスが発生したり、魔法少女(19歳)が極大魔砲をブッパなして飛行巨大戦艦に風穴を空けたりしている風景が日常茶飯で見られる、カオスな世界なのッ!!」
グナちゃん(頭を抱えて青天井発狂)「ケッキョク、ミッツトモゼンブカオスナセカイジャネーカアアアアアッッ!!!」
ボルサリーノ帽の喋る赤ん坊、来る!「
グナちゃん(ビックリ)「──ッテ、ウワァァッ!? ダレダコイツハ!」
アリサちゃん(事前に来る事を知らされてた)「あら、《リボーン》君もう来てたの? 出演は次回からなんだから、ゆっくりしていればよかったのに」
リボーン「なぁに、紳士の嗜みとしてレディー達に早めの挨拶をしておこうと思ってな。 それに、本編ではオレの出番はしばらく先になるらしいから、暇してたんだよ」
グナちゃん「ム? マスコットノチイハワタサヌ!」
リボーン「いらねーから安心しろよ。 そんな訳で、次回の【炎の軌跡講座】第7回からは、オレがレギュラーに加わってツナ達の事をねっちょり解説してやるからな。 死ぬ気で楽しみにしていろよ!」
グナちゃん「サラダバー!」