調べて思ったのはファル子って強化版マーチみたいな性能をしてるってことですね。あれが理想。実際にはオグリ+ファル子÷2(性格は含めない)かな。
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《オグリキャップ》
『ゴ―――ル!!オグリキャップ、誰一人寄せ付けず1着でゴール!!2戦目で初勝利を飾りました!』
こんなに楽しいレースは、初めてだった。前のレースでは出遅れてしまって、フジマサマーチに敗けてしまった。勝つということはこんなにも嬉しいものなのだな。
そうだ、さっきは知ってて砂をかけてしまった子に謝らねば。
「砂をかけてしまって済まない…。大丈夫か?」
「…べつに。どうってことないし。」
何か気に障ることでも行ってしまっただろうか?
ぐぅ~~~~~~~~~
それにしてもお腹すいたな。レースの後はすごくお腹がすく。不思議だ。
あと、ベルノに靴のお礼を言わないとな。
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《ノルンエース》
「おい、ノルン。どうしたんだよ!大丈夫か?」
「なんで作戦通りにやらなかったのさ!」
レース終了後、あいつのウイニングライブを待っている間に、ルディとミニーが私を心配して話しかけてくれた。
「…やらなかったんじゃなくて、できなかったのよ。」
「
「あんな脚力…。もし踏んだとしても、私が吹っ飛んでいた。」
「・・・。」
「ははっ…。マジ…?」
今思い出しても寒気がする。あいつの後ろを走った瞬間に覚えたもの。それは恐怖だった。
「一緒に走ったからわかる…。アイツ・・・、次元が違う。」
悔しい。下に見てていた相手が圧倒的に上だった。そしてもう1つ分かったことがある。それはフジマサマーチが、本当の意味で化け物だということ。
あいつが怪物ならば、それと同じ壇上で走っている怪物。この間のレースだって、出遅れがなければもう2バ身くらいは縮まっていたんじゃないだろうか?少なくともそう思えるくらい恐ろしい走りだった。
カサマツのウマ娘たちは
前に、マーチが言っていた「東海ダービーを勝ち、
『見事、初勝利を飾りましたオグリキャップ!ウイニングライブを披露していただきましょう!』
「ハァ~♫
踊れ踊れやカサマツ音頭♩
濃尾平野を踏み鳴らし~♪
猿の尾を引きゃ木曽川止まる♬
ア、ヨイショ!」
「え、これって…?」
「音頭…?」
あいつ本気でこれをウイニングライブでやってんの?え?え?
「ハァ~♩
雨降り槍降り♬
明日の天気は流れ星~♩
今日も踊れや♪
カサマツ音頭~♬」
横を見るとあいつのトレーナーとベルノライトも呆けた顔をした後、赤面していた。そりゃ、あんな踊りを見せられたんじゃ同じチームとして恥ずかしいわ。
あー、卑屈になってたアタシがばからしく思えてきた。なんだ、あいつに勝っているとこ、アタシにもあんじゃん。
「…ぷっw。ダンス、教えてやるか。」
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《フジマサマーチ》
オグリキャップがレースで勝った。
次いでサウス、イチバン、トーハー、ノルン。2着のサウスに5バ身つけての勝利。やはり強い。私の好敵手として最強であることは間違いない。
前回の時のオグリよりも速くなっている気がする。私に負けた悔しさをバネに大幅に成長したと考えられるだろう。本当に厄介で、本当に私にはもったいないくらい強く、倒しがいのある相手だ。
「…マーチちゃん。次のレースに向けて、調整しなおそうか。」
ダンサーが提案してきたのは、予想外の言葉だった。
「!今のままじゃ厳しいのか?」
「…。正直、5分5分だね。オグリちゃん、本当に強いよ。スタートは苦手っぽいけど勝負勘はいいし、驚異的な末脚も持ってる。下手したら中央級、ううん、下手をしなくても中央級。それも、GⅠレースで勝利できるような才能があると思う。」
事実、そうだしな。しかし、驚いた。前回の私はそんな化け物に喧嘩を売っていたのか。惨めすぎて笑えてくる。
「…くっくっくっ。」
「どうしたの?」
「いや、オグリが私と競える相手なんだな、と改めて思っただけだ。そして、それが嬉しかったんだ。」
「そっか。じゃあ、絶対勝とうね!」
「ああ!」
私は次のレースに向かって走り始めた。次のレースで私は敗北する。だが、その運命を捻じ曲げて見せようじゃないか。