ウマ娘 ルーザーズグロウ   作:七竹真

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はい、ど~も。おはガチャ無料でファル子を当てて、そのまま一回目で温泉旅行行った上に、「砂のハヤブサ」の称号まで手に入れた勝ち組です。タイシン欲しい。皆さんは、ゴルシウィークの無料分、どんな感じでしたかね?僕はサポカはダスカとゼンブロのSRを引いて、あとはキャラの方もファル子が来るまで全部爆死でした。
調べて思ったのはファル子って強化版マーチみたいな性能をしてるってことですね。あれが理想。実際にはオグリ+ファル子÷2(性格は含めない)かな。

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第7R 頂点の走り

《オグリキャップ》

 

『ゴ―――ル!!オグリキャップ、誰一人寄せ付けず1着でゴール!!2戦目で初勝利を飾りました!』

 

 こんなに楽しいレースは、初めてだった。前のレースでは出遅れてしまって、フジマサマーチに敗けてしまった。勝つということはこんなにも嬉しいものなのだな。

 そうだ、さっきは知ってて砂をかけてしまった子に謝らねば。

 

「砂をかけてしまって済まない…。大丈夫か?」

「…べつに。どうってことないし。」

 

 何か気に障ることでも行ってしまっただろうか?

 

 ぐぅ~~~~~~~~~

 

 それにしてもお腹すいたな。レースの後はすごくお腹がすく。不思議だ。

 あと、ベルノに靴のお礼を言わないとな。

 

 

 

 

###################

 

 

 

《ノルンエース》

 

「おい、ノルン。どうしたんだよ!大丈夫か?」

「なんで作戦通りにやらなかったのさ!」

 

 レース終了後、あいつのウイニングライブを待っている間に、ルディとミニーが私を心配して話しかけてくれた。

 

「…やらなかったんじゃなくて、できなかったのよ。」

 

 「あいつ(泥ウサギ)がスパートをかけるタイミングで踵を踏む」という作戦を私はレースでやろうとしていた。でも無理だった。

 

「あんな脚力…。もし踏んだとしても、私が吹っ飛んでいた。」

「・・・。」

「ははっ…。マジ…?」

 

 今思い出しても寒気がする。あいつの後ろを走った瞬間に覚えたもの。それは恐怖だった。

 

「一緒に走ったからわかる…。アイツ・・・、次元が違う。」

 

 悔しい。下に見てていた相手が圧倒的に上だった。そしてもう1つ分かったことがある。それはフジマサマーチが、本当の意味で化け物だということ。

 あいつが怪物ならば、それと同じ壇上で走っている怪物。この間のレースだって、出遅れがなければもう2バ身くらいは縮まっていたんじゃないだろうか?少なくともそう思えるくらい恐ろしい走りだった。

 カサマツのウマ娘たちは2人の怪物(マーチとオグリ)の1着の取り合い。あとの連中は頑張って3位を狙え。そう言われた気分になる。

 前に、マーチが言っていた「東海ダービーを勝ち、中央(トゥウィンクルシリーズ)に行く」ということ。あれは妄言じゃないとしか思えない。本気で行く気なんだ。あの二人の実力は中央(トゥウィンクル)級。地方(ローカル)級じゃ絶対にないんだ。

 

 

 

 

 

『見事、初勝利を飾りましたオグリキャップ!ウイニングライブを披露していただきましょう!』

 

「ハァ~♫

 踊れ踊れやカサマツ音頭♩

 濃尾平野を踏み鳴らし~♪

 猿の尾を引きゃ木曽川止まる♬

 ア、ヨイショ!」

 

「え、これって…?」

「音頭…?」

 

 あいつ本気でこれをウイニングライブでやってんの?え?え?

 

「ハァ~♩

 雨降り槍降り♬

 明日の天気は流れ星~♩

 今日も踊れや♪

 カサマツ音頭~♬」

 

 横を見るとあいつのトレーナーとベルノライトも呆けた顔をした後、赤面していた。そりゃ、あんな踊りを見せられたんじゃ同じチームとして恥ずかしいわ。

 あー、卑屈になってたアタシがばからしく思えてきた。なんだ、あいつに勝っているとこ、アタシにもあんじゃん。

 

「…ぷっw。ダンス、教えてやるか。」

 

 

 

 

 

#############

 

 

 

《フジマサマーチ》

 

 オグリキャップがレースで勝った。

 次いでサウス、イチバン、トーハー、ノルン。2着のサウスに5バ身つけての勝利。やはり強い。私の好敵手として最強であることは間違いない。

 前回の時のオグリよりも速くなっている気がする。私に負けた悔しさをバネに大幅に成長したと考えられるだろう。本当に厄介で、本当に私にはもったいないくらい強く、倒しがいのある相手だ。

 

「…マーチちゃん。次のレースに向けて、調整しなおそうか。」

 

 ダンサーが提案してきたのは、予想外の言葉だった。

 

「!今のままじゃ厳しいのか?」

「…。正直、5分5分だね。オグリちゃん、本当に強いよ。スタートは苦手っぽいけど勝負勘はいいし、驚異的な末脚も持ってる。下手したら中央級、ううん、下手をしなくても中央級。それも、GⅠレースで勝利できるような才能があると思う。」

 

 事実、そうだしな。しかし、驚いた。前回の私はそんな化け物に喧嘩を売っていたのか。惨めすぎて笑えてくる。

 

「…くっくっくっ。」

「どうしたの?」

「いや、オグリが私と競える相手なんだな、と改めて思っただけだ。そして、それが嬉しかったんだ。」

「そっか。じゃあ、絶対勝とうね!」

「ああ!」

 

 私は次のレースに向かって走り始めた。次のレースで私は敗北する。だが、その運命を捻じ曲げて見せようじゃないか。

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