提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
1話 午後の昼下がり
午後の食堂
ガヤガヤと食事を楽しんでいる一角でのお話。
「テートク! 明後日は私の着任記念ネ!」
テンション高そうに向かい側に座った金剛が身を乗り出しながらそう言った。可愛いなあ....。
「そーだなー…。何して欲しいか決まったのか?ギリギリで決めるのははやめてほしいと、あれだけ言ったのだが」
この鎮守府では年1回の着任記念日を提督が祝うことになっている
大体は 何かが欲しい、アレしたいコレしてほしいと言う個人の要望を予め聞いて叶えている、、、というものである。
電のお菓子作りを一緒にしてほしいから、那珂の1日ライブに観客としてサイリウムをもって付き合う等様々である。
「提督、ちなみに来週の鳳翔さんは、、ショッピングと夕飯に同行してほしいそうですよ」
と、秘書艦の大淀が言い…その隣で鳳翔さんが照れっとしている。
可愛いなあもうっ!!
「ウーン、それもgoodですガ やっぱり特別な何かにしたいネ...!!
あっ!!!テートク!熱いバーニング・ラブを受け止めて欲しいでス私とケッコンというのは!!!!!」
ガタッ
周囲からの視線が集まる。おや?目からハイライト消えてない?
エアコンの温度下げた?なんか寒くない?
「熱いラブコールはありがたいがそれはちょっとな、、、」
「むー!記念日ですヨ?!私の細やかなドリーム、叶えて欲しいネー」
記念日と言っても金剛の着任記念日な?もじもじしながら言うな!そしてケッコンが細やかなものか!!一生モノだぞ!
とは言いつつ嬉しいものである。
叶えられるなら全員とケッコンカッコカリをしたいものだと思っているが…何せ給料がね....うん、全員分自腹となるとなかなかね?
「そーだなあ、、、、ケッコンは無理だが......」
と思いつきの軽い気持ちで言ったこの言葉が後に波乱を呼ぶことをまだこの時の俺は知らなかった。
「1日ではあるが朝から次の日の朝まで夫婦として過ごすというのはどうだ…?」
「!?!?!!」ガタッ
「!? それ!それにするネー!!!!夫婦!夫婦!!テンション上がってきたー!!!!!うひょおおお!」
目を輝かせて金剛が要望を紙に書いている…外人さんキャラはどこに消えた?
その瞬間
ビリィ!!!!
「!?」
なんと鳳翔さんが提出していた要望書を引き裂いていた。
「あら....,破れてしまいましたね?書き直しますね.....ウフフ」
「内容なら私が記憶していますよ?確かショッピ「書き直します」
「え」
「書き直します....1日夫婦です」
にこやかに訂正しているが、目が笑っていない
「あっ…はい」
鳳翔さんの有無を言わさない表情を見たであろう大淀からそれ以上の言葉が発せられることはなかった。
「「うふふふ」 」
金剛と鳳翔さんが黒い笑みを浮かべながらよろしくお願いしますと要望書を提出している……身の危険を感じるのはなぜか?
「まあ夫婦といっても常識の範囲内でな?出来る限りは良い夫でいるように努めるが、なんせ結婚なぞしたことないからな…上手いこと出来るかは不安だがな」
「いいんデース!あなたの!初めての!夫婦相手は私デース!そのまま結婚しても.....いいんデスヨ?というか1日は夫婦なんですよネ?その…キスくらいなら いいんでス?///」
「答弁は差し控えさせていただきます」
そんなやりとりをしていると…
ビリィ!
ビリィ!!
「私も....」
「僕も」
と食堂内では今まで書いていたものを破り捨てている者何かをブツブツと言う艦娘が散見された。
フフフ、怖いな…。
さて
どうなることかな?
思い返せばこの鎮守府に着任して2年が経とうとしている。
俺が20歳の頃の話だ…確か?
しかしながら俺の所謂、転生とやらをしたらしい。
もともとはしがないサラリーマンで死んでこちらへと言うものだ
その時のことをふと、思い返してみる…。
はじめまして!初投稿となります!
不慣れなので おかしなところがあったら フフフと笑ってもらえたら幸いです(๑╹ω╹๑ )
次回は 提督の着任からのお話になります
よろしくお願いします(๑╹ω╹๑ )