提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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109話 鎮守府のハロウィン ①

いつかのハロウィンでのこと

 

「トリックorトリート」

 

「はい、お菓子」

と、飴玉を渡す。

 

 

しかし、ペシッ…と手を払われる。

 

「え?」

 

「…飴玉ひとつで満足するとでも?」

 

「ぐぬぬ…」

 

「時代はクッキーよ?」

 

俺は悪戯されるままだった…。

 

 

 

 

 

 

翌年、クッキーを用意した俺は…

 

「時代はチョコレートよ!?」

の一言で苦汁を飲まされた。

 

 

 

 

そんな訳で。翌年はチロルなチョコレートを詰め合わせで用意してみたら…

 

「ゴデ○バでも持ってきてくださいな!」

 

と、あしらわれ…

俺は悪戯されるがままだった……。

 

しかしっ!今年は違う…。

とあるルートから仕入れたゴ○ィバのチョコ…

good-bye…お小遣い…貯金…。

 

しかし!今回こそは大丈夫!占いも1位だった!!

 

来れるもんなら…来てみろやぁぁあ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フフフ…このまま行けば…来年は…めっちゃ高いチョコを用意してもらえそうね…」

千代田…がニヤリと笑う。

 

「くくく…お主も…悪よのぉ…ぽいぽいー」

と、夕立が笑う。

 

「お代官様程では…おーほっほっほ……って!提督!?」

 

「ほほう?」

聞いちゃったな…今の話…さすが、占い1位だなぁ…。

 

「コレは…ちがッ…えと」

 

提督は修羅のようなニンマリとした表情で言った。

トリック(death)orトリック(die)?」

 

「選択肢が1つしかない!?」

 

「優しい方で…ぽい」

 

 

「48時間目隠しで解体の時のカンカン音をヘッドホンで聴く刑」

「すんませんでした」

 

 

「あの…私は…?」

「ここに比叡のカレー(初期)を完全再現…ポンプで口に流し込みます…」

「ごめんなさい!!」

 

 

 

 

 

そんなことがあり…2人にパ○スペシャルからのアイアンクローを喰らわせて執務室へ戻る。

 

お帰りなさいと大淀とベルファスト、大和が迎えてくれる。

「trick or treat?」

大淀がベルファストの格好を、ベルファストが大淀の格好をしていた。

……可愛いじゃないか、ほら、チョコレートをあげよう…

 

「ありがとうございます!」

「え?そんなに?」

「ご主人様?もういいですよ?」

「あの!多すぎます!多すぎます!!」

「ご主人様ァァァ」

「提督!?!?!?」

 

 

 

「…とりっくおあとりーと…///」

大和は宇宙戦艦のコスプレをしていた……恥ずかしそうに。

戦艦のパーツをパージすると武蔵の格好になった…。

どういう構造だ??

 

まあ…まともなコスプレなんで大和にも大量のチョコを贈呈。

 

「ここここんなに!?いいのですか!?」

大和はコレでも足りないだろうな…。

 

 

 

 

 

 

さて、執務の続きかな?と思っていた。

すると、扉がバァンと開かれた。

 

「とりっくおあとりーとだ!相棒!!見てくれ!この仮装を!」

 

「…!?ぶふっ」

大淀は撃沈した。

 

「む武蔵様…?」

ベルファストは混乱している。

 

「武蔵!?!?」

姉は恐怖すらした。

 

「武蔵……お前…それは…」

 

……

武蔵は確かに仮装していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

島風の…コスプレを。

 

 

 

 

おまっ…ぎっちぎちやん…色々と。

 

 

 

「さあ!トリックおあトリートだっ!」

 

「この状況が既にトリックだわ……お前…姉を見てみろ…」

 

 

「武蔵が痴女に…武蔵が痴女に武蔵が痴女に武蔵が痴女に武蔵が痴女に…」

大和は目を閉じてブツブツと言っていた。

 

「大和おお!?いたのか!?!?」

 

「ダメよ大和…しっかりさなさい私……そうよ…コレはきっと夢…そう夢なの…目を開ければそこには…あんな企画モノでも無ければ着たりしない服を着た武蔵がいるわけが…」

 

「企画もんて…それは島風に失礼だぞ」

 

「大和!しっかりしろおおお!」

 

おまっ!そんな目の前で肩なんか持ったら…

 

「目を開けれ…ば……」ブクブク

 

武蔵が目の前に居るわけで…。

大和の精神は気絶を選ぶわけで……。

 

「ヤマトおおおおおおおおお!何故だぁぁぁぁぁぁあ!!!」

と、叫ぶ武蔵。

「お前のせいだわ!」

と、取り敢えずハリセンで武蔵をしばく。

 

「何!?この私のせいだと!?何故だ!?何故だ!」

 

「自分の格好見てから言えやぁあ!!大体だな…おま」

その時。ガチャリ…と扉が開き…

 

「提督!トリックorトリートだ!」

 

「長門……?」

 

長門が堂々と執務室へエントリー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

58のコスプレで。

 

 

「う…ん…私は…ーーーーーー!!!!うっ…」

起きたはずの大和が再び撃沈ッ!!

 

 

 

 

 

「おお!長門!お前コスプレか!ゴーヤだな!完成度高いな…」

 

「おお!武蔵もか!島風のか!良い出来じゃないか…」

 

 

「大淀…ベルファスト…あとは頼んだ……俺は午後から有給を使いたい」

 

「却下です」

 

「くっ…この地獄を見てもかッ」

 

「まあ…この場を離れるのなら大和さんを部屋か入渠に連れて行ってあげてください…」

 

「そーするよ…」

 

俺は大和を背負い、この地獄を後にした…。

 

 

 

 

道中では…

瑞鶴のコスプレを嫌々している加賀と嫌々で加賀のコスプレをしている瑞鶴が居た。

 

ん??言ってて頭が…。

 

更には…

金剛のコスプレをした榛名と霧島のコスプレをした比叡と榛名のコスプレをした霧島と比叡のコスプレをした金剛に出会った…あれ?なんか…

 

もう脳が追いつかねえや…。

 

 

 

とにかくハロウィンは賑やかでした。

……他の奴らがそろそろ動き出しそうだな…。

 

 

 




長門は基本的には変人です。


続きます(๑╹ω╹๑ )!!
早めに投稿できるように頑張ります!

お楽しみ頂けたなら幸いです(๑╹ω╹๑ )

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