提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
「できてしまった…」
「そうね!ついに出来てしまったわ!」
相手の好感度を可視化するゴーグルッ(眼鏡型名称未決定)
「コレさえあれば…あの人の自分に対する思いの強さを知れます…まずは試しに私がかけて、夕張を……」
「どうですか?明石さん」
「……………25…だと?」
「え?」
「こんなに毎日一緒に作業してるのに…25…だと!?」
「いや…あの…明石さんは恋愛対象ではないですよ…」
「で…コレがそれ?」
「是非試してくださいよお」
「すごい発明なんですよー?」
「まったく……ギャルゲーじゃないんだから…」
と、ゴーグルを掛ける…
だってこういうの好きだもん…。
とりあえず大淀を見るか…。
「提督…眼鏡姿も素敵ですね」ニコリ
ほー…120……更に…数値が上がって……ん?
バカな…どんどん上がるだと!?化け物かッ…こいつは?
ピーピーピー!!
「警告音が!?」
ボン!!
「うおっ!?」
ゴーグルは爆発四散した。
「スカウターじゃねえかこれ!?」
「提督!大丈夫ですか!?」
と、大淀が駆け寄ってくる。
「まさか…大淀の提督への愛が
明石はわなわなと震えている…。
「その前に謝れよ…怪我ないから良かったけどさ…」
「ごめんなさい提督…」
「うん…まぁ、失敗はだr「皆のあなたへの愛を舐めていたわ!」
「うん?!」
「より深い愛に耐えられるよう…調整が必要ね…」
「そこ?」
「出来たわ!可視化ゴーグル…ver21.1……試行錯誤を重ねて完成した珠玉の一品…」
「何回も俺が犠牲になったけどね…あだ名がボンバーマンになったからね?」
「あと…この資材は…経費はみとめませんからね?」
「…提督も大淀も……そんなに完成が嬉しいのね?」
「何ですか?その無駄なポジティブシンキングは」
「ダメだ…ラリってやがる……………で?このゴーグルはどう違うの?」
「よくぞ聞いてくれました!!」
ふんす!と得意げに言う明石、夕張。
「紫外線カットやブルーライトカットはもちろんのこと!溶接光すらも完全カット!さらに春先の花粉やその他もカットする優れもの…!」
「ただの便利メガネじゃねえか!最初の設定はどこに行ったんだよ」
「かーーらーーの!提督への愛の深さを更に測定可能にした上に……困った時の相談AIを搭載しました!選択肢に悩んだ時は是非…使ってみたくださいね!」
「…その努力をもっと別の方角に…だな」
「ひゅーひゅーーふーーー」
口笛吹くなッ!
「まぁまぁ…さーさー!使ってみてくださいよ!」
と、無理矢理に装着させられる…。
……えと、まあいいや…
「えーと……明石は……」
ピー…ジジジ…。
「860……ってのがどんなものかわからんが…」
ん?何か文字が画面に…
[明石さんまじ最高!超天才!と言ってみましょう]
「……アカシサンマジサイコウ…チョーテンサイ」
「提督…ッ♡」
ピーピー!!
「数値が1500まで上がっただとッ」
[ここで指輪を出しましょう]
「お前の願望じゃねえかぁ!!!」
「うへぇ!た、たしかに願望はありますけど…本当に相手の表情や脳波から読み取った最適解の行動を提示できるんですよぉ…」
「脳波っ…て、サイコメトリーじゃねえか最早…」
気を取り直して…。
「……大淀は…1500か…明石より上じゃねえか」
[眼鏡…素敵だよ…]
「大淀、眼鏡素敵だな」
「あ、ありがとうございます////」
ピーピー!
「2600まで上がった…だと?!」
[今夜は…お前を寝かせないぜ…⭐︎]
「今夜は…ってアウトぉぉぉぉおお!!」
「て、提督!?」
と、驚く大淀…。
「明石ぃ!!」
「どうしましたか?…もしかして…エロいセリフでしたか?」
「いいんですよ?そのまま攻略して………あとは…ね?」
ゴチンと明石の頭をごつく。
「あうっ!…冗談ですよぉ…てか脳は読み取ってるんで…大淀の方が言われたい………はい、すみません、調子こいてました」
「まあ…周りの反応は気になるから……鎮守府ん中をふらついてみるか…」
決してやましい気持ちは無い…決して!!!
「ダーリン!!眼鏡デス?眼鏡姿も素敵ネー♡」
「金剛!…9800…だと…?もはや上限がわからない…」
「提督〜あっ!眼鏡なんだねー?」
「時雨は…9600」
「加賀は9750」
「桜赤城も9750」
皆口々にお似合いだと褒めてくれる。
[お前も素敵だぞ…と言ってください]
「お前も素敵だぞ」
「「「「誰がです?」」」」
ん?
「私に言ったデスヨネー!?」
「僕だよね?」
「私でしょう…」
「指揮官様…?」
「「「「ね!?」」」」
しまった…。
この展開は想像してなかった…。
[修羅場に陥る雰囲気を察知しました。演算中、修羅場回避の演算中]
チーーン…完了…。
[逃亡をオススメします]
おおおおい!?!?
打つ手無しですか!?
「あのー…そのお…」
「「「「お聞かせください?」」」」
ははっ…
逃げるんだよォォォ!!
「「「「逃がさないッ」」」」
やっぱり…機械に頼りすぎは良くないね…。
この後のことは思い出したくない…。
もし…私達がこのゴーグルをかけて提督を見たら…どうなるのかな…。
工廠シリーズ…。
そのうちとんでもないモノを作ってくれると思います!
少しでもお楽しみ頂けたなら幸いです!
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