提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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新キャラ登場会


143話 海軍最強のブイン基地 ①

ここはパプアニューギニア。

ブイン基地に俺と麗ちゃんは来た。

 

何でもこの前の大本営での件で是非お会いしたい!!とかで呼ばれた…らしい。

 

 

何か…めっちゃ変わり者らしい。

 

 

 

ぶっちゃけ…その話を持ってきた御蔵じーさんも

「あぁ…京極かあ……」

とか言ってたくらい。

 

どんな人なんだよ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どういう訳かココはそれなりに栄えている。

俺の記憶だと…ブインはもっと閑散としたとこのはずなのに…。

 

 

 

 

 

というのもブイン基地は日本の勢力の中でもトップの戦力を誇るらしい。特に長門がヤバいらしい。

1人で100機からなる深海棲艦を全滅させたとか…

無傷で。

 

 

 

 

そんな訳でやってきての冒頭に戻る…と。

 

 

メインストリートには店が並び…人々で賑わっている。

そして、

「ヤア、コンニチハ!」

と普通に日本語で話しかけてくる。

 

「大ちゃんの部下かい?」

なんて声も。誰よ?大ちゃんて?

 

 

 

 

そんな時だった。

「君が神崎君と里仲君か!!!」

 

と大きな声で喋りかけて来た人がいた。

 

 

 

「俺はブインの京極と言う!」

 

 

体育会系の感じか…

笑顔が眩しい好青年らしき人が現れた。

 

アレだ…ノリが松岡○造さんが立っていた。

 

「あ、あぁどうも…」

 

「こんにちは」

麗もお辞儀をする。

 

 

「お、大ちゃん!今日はいい魚が取れたんだ!持っていきな」

「お野菜もあげるわ」

 

と、人だかりができる。

 

 

あっはっはっはーー!!

と大ちゃんこと京極さんは地元住民と触れ合っている。

 

……

この地域が活気があって人が多くて

日本人の俺が簡単に受け入れられた理由が少し分かった気がする。

 

 

 

 

「待たせたね!」

と両手どころか前も後ろまで一杯に荷物のある京極さんが話しかけて来た。

と言うか荷物そのものが喋りかけて来た感じか。

 

…その荷物や差し入れは部下の人が運んでくれるらしい。

 

 

 

 

 

 

「さっそくだけど…自己紹介等は鎮守府でやろう…というわけで!鎮守府まで走るトレーニングだっ!!」

 

「え!?」

 

「熱くなろうぜ! ヨーイドン!!」

 

京極は猛ダッシュで行ってしまった…。

 

 

 

 

 

「はやっ!!!」

 

 

 

「あの…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺…鎮守府の場所…知らない…」

 

「私も…知らないよう」

 

 

 

異国の地で2人は早くも置いてきぼりを食らってしまったようだ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遅かったじやないか!!」

 

「アンタ…先に行くんだもの……こちとら…はぁ…はじめての土地なんだよお」

 

「ひどいですよ〜…はぁ…はあ」

 

 

「あ…」

 

 

「あーっはっはっは!!すまない!そこは考慮してなかった!!」

 

「笑い事じゃないですよ!京極さん!」

 

「地元民が居なかったらヤバかったですよ!」

 

「人がいなかったら一日中歩き回ってたかも…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

置き去りにされる事数分。

 

 

途方に暮れる2人であったが…

地元民が鎮守府の場所を教えてくれた…

 

ので

 

ちゃんと走って来た2人。

 

 

 

 

 

 

 

「それでも律儀に走ってくるのには好感が持てたぞ!そういう奴は好きだなあ!!」

 

「はぁ…」

 

「…少し後悔してるよお…」

 

 

 

「改めて…俺は京極 将大 (きょうごく まさひろ)」

「何故か大ちゃん(だいちゃん)と呼ばれているッ!!好きなように呼んでくれて構わない」

 

「なら…将ちゃん(しょうちゃん)で…」

 

「将ちゃんかー!!また呼び名が増えたぞ!!はははは!!」

 

「なら俺は…救ちゃん(きゅうちゃん)と呼ぶよ」

 

「あら懐かしい」

 

「ちなみに年齢は28だが…できたら普通に接して欲しい!なあ!兄弟!!」

 

「あー…年上の…??ん?年下??…兄弟?」

そもそも…俺は今いくつだ?

実年齢で行くと…30代半ばか?ん?

25くらいでいこうかな?

 

「君は…麗さんでいくよ!どうやら彼が君の旦那さんらしいし…ちゃん付けは辞めておくよ」

「まあ!仲良くしてくれると嬉しいな!!」

 

 

 

「え、あ、えと…はい、妻です」

「よよよよろしくお願いします!」

 

麗は混乱していた。

 

 

 

 

「失礼する…」

と、長門が入室してきた。

 

 

「見ての通り…暑苦しい奴だろう?悪い奴ではないんだが…代わりと言っては何だが…冷たいお茶をどうぞ」

と、長門がお茶を出してくれた。

 

 

「あ、それはわかります!住民の方の反応を見れば…」

麗が返す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし…

と京極は言う。

 

「君達は丸腰で…護衛もつけずに俺の鎮守府まで来た訳だが…」

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「……え?」

 

 

 

 

 

 

…周りを囲まれてるな……。

 

 

 

空気が張り詰める。




新キャラを登場させたかった…。

野郎も大事かな…と。



少しでもお楽しみ頂けたなら幸いです!

好きなシリアスエピソード

  • 1 鉄底海峡編
  • 2 蒙武との演習編
  • 3 紫陽花の咲いた日に
  • 4 正義の在りどころ
  • 5 誰が為に鐘は鳴る
  • 6 西波島大決戦
  • 7 焦がれる背中に
  • 8 あなたと逢いたくて
  • 9 青い海に燃える
  • 10 星に手を伸ばす者へ
  • 11 麗と武蔵 最強の名の下に
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