提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

160 / 453
154話 ベルファストの場合

「私の部屋も有りますよ?」

 

 

 

てな事でベルファストのお部屋にGO

 

「…あれ」

 

「?どうかなさいましたか?」

 

「…いや…何というか」

 

「想像と違ってましたか?」

 

その通りだ。

 

 

ベッドとドレッサー

机に…大きなものはそのくらい。

 

小さなものは細々とはあるが…圧倒的に他の人より少ない。

 

整いすぎて逆に質素すぎるくらいだ。

 

壁に大切そうに飾られている写真と紅茶セットだけが温かみを感じるのは何故か。

 

 

 

 

あまり…物欲というか…物に執着しないので…と

彼女は言うが…。

 

 

「結構楽なものですよ?」

 

 

 

「どうぞ、お掛けください、今紅茶を淹れますので」

 

「今は仕事終わりなんだし…気さくに接してくれても良いんだぞ?」

 

「いえ…私はご主人様のメイドでございますので」

 

「なら、そのご主人様からのお願い。今日だけは…ラフに」

 

 

「畏ま…わかったわ」

「いつも通りのミルクティーでいい?」

 

「うん」

 

 

「慣れません…」

 

「頑張れ…」

 

 

 

 

「…はい、ミルクティーよ…お菓子は…マフィンでいい?」

 

 

「ありがたい」

 

 

 

「落ち着くなあ……」

 

「そう?私は何だか落ち着かないわ」

 

「……ねえ?救さん?」

 

「ん?」

 

「今日は…その…本当に2人きり?」

 

「あぁ」

 

「誰も呼ばない?」

 

「もちろん」

 

「そう…」

 

 

「なら……」

 

 

「どれ見る!?映画!!」

 

「え?」

 

ベルファストは壁の隠ボタンを押す。

 

するとどうだ!

スクリーンやら…

ベルファストが集めたDVDやらが出てくる。

 

 

 

「物欲ないんじゃないの!?」

 

「建前よ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぉーーーー!!!やっぱりサメとゾンビ映画にハズレはねえぜえええ!!!」

 

 

「わかる!?わかる!?一見B級のクソ映画でも楽しいのはあるのよ!」

 

 

 

 

 

ベルファストはB級映画が好きだった。

特にサメとゾンビ。

 

 

何本見たかな…?

 

「次はどれ見る?」

 

と、俺の方がノリノリになっていたその時。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カプッ…

 

 

 

え…?

ゾンビ…サメ?

 

 

俺は…ここは…いつのまにかその世界に…??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルファストが首元に噛み付いてきたらしかった。

 

「私の事も…見てくれなきゃ…ダメよ?」

 

 

 

誰だお前はぁぁぁぁぁぁ!!!

 

うぅッ…心臓がッ!!ぬあああああ!!!

救は悶えた、悶えまくった。

 

 

「ま…救さん!?」

 

 

「癒しを求めていったら…浄化された…もう、思い残す事はない…」

 

 

 

 

待て…考えるんだ…

俺は…ゾンビに噛まれた訳だ…。

 

って事は…ゾンビのお仲間になる訳で…。

 

てことは…俺は今ゾンビな訳で…

 

 

合法的にベルファストに噛み付くチャンスじゃないか?

 

その流れで…ムフフな事が…?

 

 

 

 

 

 

 

––––頂きますッ!!

 

 

ぬいっとベルファストの前へ行き…

 

 

「え?」

 

 

カプッ…と首元へ甘噛みする。

くっ…いい匂いじゃないか!!

 

「ひゃう//」

 

 

「「あ……」」

 

 

はい、都合良くバランス崩すよ!

 

 

どーなる?

 

 

そうだね!

覆い被さることになるね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルファストがな!!!

 

 

野郎…映画スター並みの身のこなしでなんやかんやして、上下の位置を変えやがった!

 

くそっ

 

 

 

長い髪を俺に垂らして言う。

 

「……えっち」

 

 

やめろおおおお!

おまっ…お前ええ!何だよ今日のお前!!

可愛すぎんだよおおおお!!

 

 

「…その気なら…こっちから行くね」

 

 

 

 

 

目を閉じたベルファストは…唇を……

 

ちぅ…

 

 

柔らかい……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

!?!?

 

 

こちょこちょこちょ

 

「うひゃ…!ベルファスト!?やめ…や…あ」

 

ニヤリと笑うベルファスト(白い悪魔)

 

 

 

 

 

うひゃひゃー!アハハハハハハハハハ!

やめっ…やめ…アハハハハ!!

ひーーー!!

 

 

 

 

くすぐりって…拷問なんだぜ??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まいった?」

 

「まいった…デス」

 

 

 

 

ぎゅっと抱き着いてくる。

 

「好きよ…」

 

 

何だよそのオンオフのスイッチは…

 

 

「俺も…だ…よ?」

 

「……」

 

「?ベルファスト?」

「まさかベタな漫画じゃあるめぇ!寝た訳じゃ……」

 

 

 

ちくしょう!寝てやがる……俺に乗っかったまま…。

 

 

 

やれやれ…とベルファストを横に落として布団をかける。

さて…俺は…と移動しようとした時…

 

 

服の端を持ったままのベルファストが言った。

「行かないで……一緒に居て」

 

 

 

 

コイツ……可愛さの権化か?

 

俺はそのままベルファストの横に…

 

 

 

 

 

 

 

結局一緒に寝た!

めっちゃ幸せだった!!

以上ッ!!!

 

 

次の日もお!

気まずそうに、嬉しそうにしてるベルファストがあ…

可愛かったー!!

 

「…おはようございます……ご主人様…」

 

「おはよう」

 

「え、えらく幸せそうなお顔を…」

 

 

「そりゃねえ…」

 

 

 

 

 

 

「離れないで…」

「好きです…」

と、頬を擦り寄せてくるベルファストは可愛くてさ…

 

 

 

「い、言わないでくださいッ!!」

 

 

「ありがとうな!ベル!」

 

 

「………」

 

「ありゃ?この呼び方嫌い?」

 

「…いいですよ?ベルでも」

.

 

なんか幸せそうに執務室に入ってくる2人を大淀はジトーとした目で出迎えたそうだ。




書いてて思った…ベルファスト可愛くね?って。
R-18みたいな流れよな…あれ。




扶桑とゴーヤは只今制作中…
ええ!
予想がが外れたのさ!!


もしかしたら…
シリアスパートの投稿のが早いかも…?
その場合は、シリアス終わってからのゴーヤと扶桑になります!


可愛さに悶えてもらえたなら幸いです…じゃない!
少しでもお楽しみ頂けたなら幸いです!


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。