提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
「私が最後の刺客でち」
「チェンジで」
「何故でち!?!?」
「ロリコンとか犯罪者って言われたく無いので」
「そんな要素ないでしょ…?」
「鏡で自分の姿を見てみようか!!スク水の小さな子のお部屋に泊まった時点でやべえよ」
「脱ごうか?」
「……もっとやべえよ!」
「一瞬考えたでち…」
「好きにしても…いいんだよ?」
なにを?
「ねえ…?ゴーヤはそんなに魅力ないかなあ…?」
「破壊力はあるよね」
「魚雷?」
「服装」
「……まあ…イクには勝てないけどね…」
「…ノーコメントで」
「でも…ゴーヤも提督のこと大好きなのになあ…」
「水着も…提督指定の水着をちゃんと着てるのに…」
よしよし…と頭を撫でる。
だがな!
そのスク水着は俺の指定じゃない!!!
結論から言おう。
俺は次の日はグロッキー状態で仕事へ向かうことになる。
なぜなら…
潜水艦が集まったからねえ……
19とか401とか…おい、なんで迅鯨が居るんだ?
「あなたの為ならマリアナ海溝でも潜るわ!」
主役はゴーヤだぞ?
「ゴーヤはみんなで遊びたいな」
「でも…提督の隣は今日はゴーヤのもの!!」
君達はぁ…艦スマと言うものを知っているかな?
艦隊大激闘 スマッシュガールズ………
艦隊堂とか言う企業が制作したゲーム。
アレだよ…ヒゲとゴリラと緑の剣士が、蹴落とし合いをするアレだよ。
3作目になる今作では…戦闘中に改ニになることもできるらしい。
ええ!やってますとも!!
プレイ済みだよ!!
意外かもしれないけど…
金剛、間宮、川内、陸奥、大淀はゲーム好き。
桜赤城とか迅鯨もゲームが好きらしい。
最近は鬼怒と阿賀野と由良と麗もやりにくるよ。
猛武の運営はどうなってるんかねえ…?
え?天龍、麻耶…?見たまんまじゃね?
俺は無論…大魔王大和を使う。
コイツはとんでもねぇ重量級のパワーファイターだぜ…
スマッシュ2回で敵を撃沈させるんだ…。
島風や電達なら下手すりゃあ一撃な時もある。
でもね?
砲撃より殴った方が強いんだこのゲーム…何故だ?
え?
ここの艦娘も殴り合いメインだろって?
…
…せやな。
「フハハハハハ!誰か!誰か私を倒せる奴は居ないのか!!」
あ…これ大和勝利時のセリフね?
「…提督さん大人気ないの〜」
「強い…でち」
「こーなったら3人で組みましょう!!」
………
「迅鯨さん!?ズルイ!!」
「私は…救君の味方だから…」
迅鯨はどこまで行っても迅鯨だった。
むしろ俺が要らないくらいに彼女達をフルボッコにした。
コイツ…強すぎるだろ…ゲームが。
「…むむ…」
「提督……!もし勝てたら…ちゅうしてほしい!」
「!?!?」
「え?ああ…良いよ」
まあ…この状況から勝つのは難しいだろうから
まあ良いだろう…。
ん?
あれ?
1VS4…?
「…さあ!皆さん頑張りましょう!!」
迅鯨…
裏切りやがったぁぁぁぁあ!!!
ゴーヤは言う。
想定通り……ッ!!
その後はフルボッコにされた。
負ける度にチューさせられる…
ご褒美…?
ふざけんなー!
んで俺よスイッチがオンになり…熱が入ってずっとゲームをやってたんだけど…
気がついたら…もう朝だよね…。
朝の5時前に…なっててさ…
「さあ…そろそろ寝るでち」
「え?仕事は?」
俺は言う。
「今日は休みでち」
「は?」
私も〜と他の奴らも言う。
嘘やん…お前ッ…ええ?
俺は仕事やぞ…?
今から少しでも…
あ…寝れねえわ…無理だわ…
「提督…休みじゃないの?」
ガチトーンで心配してるであろうゴーヤ。青ざめてるわ…。
「ご、ごめんなさい…休みだと思ってて…」
ふるふると震えるゴーヤ。楽しかった分…今が怖いのだろう。
本来なら、癒しを求めて泊めてもらう予定だったからだ
ゲームをしようと言わなければ…
皆で遊ぼうと連れてこなければ…
提督はまだゆっくり出来たかもしれないのにで
「大丈夫だよゴーヤ」
「久しぶりに楽しかったよ、ありがとう」
と、ゴーヤの頭を撫でる。
「逆に…俺こそ熱くなって…最後まで付き合ってくれてありがとな?」
「…次は絶対に提督さんを癒してあげるからね!!」
多分次も同じになると思うな…。
せめて…と抱き着いてくるゴーヤ。
「少しでもパワーを提督さんに送るんだ」
お前…可愛いなあ…
窓から血涙流しながらこっちを見る長門を無視したらの話にはなるけとも、…この状況はある意味微笑ましいものだった。
「ありがとうな?ゴーヤ!俺は元気になったぞー!!」
「良かった…お仕事…がんばってね」
と、ゴーヤはオレを見送る。
その後?
わかるだろ…?
今の大淀の顔見たら……
居眠りしかけて…怒られて…
原因を長門に密告されて…余計に怒られた。
長門は俺を売りやがった…
長門はすれ違いざまに…仕留めなきゃな…。
「提督!聞いてますか!?」
その前にこの説教に耐えなくちゃねぇ…
あと3時間くらいかなあ…
「寝るなッ!!!!」
大淀に怒られる
つまり…何が言いたいのかと言うとだな…
ゲームのやりすぎはアカンで!!
お兄さんとのお約束や!!
今、あなたの前に……とある艦娘だった者が喋りかけます。
「ねえ…」
「え?私…?私は……うーん…艦娘だけど……えーーと、見守る人…?」
「私のことはいいですから…ねえ…聞かせて?」
目の前には…門があるの
それは…別の所に続いていて……
まあ…そこは重要じゃないわ?
重要なのはその先…
聞きたいの
色んな壁を超えてきた…あなた達に
その門の先には…待つ人が居る。
あなた達もその人を求めている。
でも…絶望が待ってるかもしれない…
とてつもない…絶望が…。
でもその門を愛する人の為なら
…潜って行くかしら?その覚悟は…ある?
→ 覚悟は…ない。門を潜らない
→ 覚悟はとっくにある。門を潜る
教えて…?
あなたはどうする?
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覚悟は無い。門を潜らない。
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覚悟は有る。門を潜る