提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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193話 浜辺の1ページ

セイレーン作戦を立案する中でも

深海棲艦との戦いも継続している。

 

 

何度か鏡の海域で交戦した。

 

特にセイレーンの駒に改造された艦娘と戦うのが精神的に堪える。

 

 

 

 

とはいえ…

たまのココロの休みは必要な訳で…

 

 

 

 

 

と…今回は気分を変えて別の小島にアウトドアにやってきた訳なんですけれども……

 

 

 

 

 

「嘘だろオイ…」

 

 

そこには深海棲艦が居た。

占拠していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バカンスしてた。

 

 

 

 

 

 

 

「何してんの?」

 

 

「エ…タマノ…休ミデ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「エ…アノ……何カゴメンナサイ」

 

そこには水着姿の…バカンスモードの深海棲艦が居たとか

「バカンスモード!?馬鹿ンスですか!?」

 

 

「待ッテネ…」

いそいそと片付けをする深海夏姫達。

パラソルをしまい、シートをたたみ…

 

 

ムーッ!とかあからさまに寂しそうにするホッポちゃん…。

 

 

「サァ!戦イマショウ!」

 

 

 

「出来るかぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

「エ?」

 

「この状態で戦えと?」

「………無理無理無理無理無理」

完全に俺ら悪役じゃん!!

 

 

 

 

 

「提督さん!どーするのコレ!せっかく水着なのに!」

 

 

「……フッ」

港湾ちゃんが笑った…

 

「おい待て!アイツ私みて笑ったわ!!」

 

「待ちなさい五航戦(まな板)…落ち着きなさい」

 

「お前も待て!まな板つったか!?まな板!?」

 

「まぁまぁ…瑞鶴落ち着きなさい?ちなみに私はまな板じゃないわ!」

 

「翔鶴姉!裏切るのね!!」

 

 

 

「………休戦しないか?」

 

 

 

「エ?」

 

「え?!」

 

「デモ…戦ワナイト…上司ニ…報告ガ…」

 

バカンスしてて大丈夫なの?

 

 

 

「ならばッ!!」

長門が出てきました…。

 

 

「ビーチバレーにスイカ割り、水鉄砲サバゲー…コレで勝負ということでどうだろうか?」

 

……片手にボールやら何やらを持った長門が言う。

テメー…休む気しかねえな?

 

 

 

「ム…ソウナラ仕方ナイナ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第一回ッ!!

鎮守府 対 深海棲艦!!

 

浜辺の戦いー!!

 

「はい!またまた実況はわたくし青葉と!」

 

「はーい…提督でーす」

「えー…深海棲艦は基本カタナカですけど……ご都合に合わせまして

『』で喋ってもらいます」

 

「え?」

 

「iPhoneだとね…カタカナ表記が…とか資料にはありますが…俺には意味がわかりません」

 

 

 

『ご都合主義…ハッ!スラスラと喋られるッ』

 

 

 

 

 

 

「まずは…ビーチバレーだッ!!」

 

 

始まるビーチバレー…。

 

『あの…コレは有りですか?』

戦艦棲姫の…あのデッカい手が目立つ。

ブロックとか最強じゃないか?

 

 

あとはさ…触手とかさ……

うん

 

艦娘勝てる要素無くね?

 

 

「………艤装は無しの方向で」

 

 

 

 

『そこっ!』

深海側の強烈なスパイクだー!!

 

 

「速いのです!!」

ひっ!と青ざめる電

 

そこに颯爽と現れる馬鹿ん娘が1人…

「天使は守ってみせるぞぉお!!」」

 

 

「はいー…長門の顔面レシーブ炸裂です」

 

「あれ?青葉さん?」

 

「…提督…飛ぶ度に…揺れるアレ…もいできてもいいですか?」

 

 

 

「やめなさい、青葉も十分魅力的だぞ?」

 

「本当ですか?本当に?」

 

「本当に」

 

「…ならここでだい……じゃないキスしてください」

「んー……あだっ!?」

 

キスをせがむ青葉にボールが直撃した。

 

「ごめんなさい…何かイラっとして…」

 

「加賀…さ……」ガクッ

 

 

 

 

 

 

 

『行くわよ!電!』

 

「はいなのです!!」

 

 

 

 

『を!』

 

「…はらしょー」

 

『をー♪』

 

「はらしょー♪」

 

 

「何故会話が成立してる…?」

 

 

 

なんやかんやで楽しそうにやっているみたいで良かった。

 

 

 

 

 

 

深海夏姫曰くどうやら鏡の海域には手を焼いていたようだ。

何名かの仲間も連れ去られたようであり…

その愚痴で盛り上がっていた。

 

 

 

 

 

「……」

 

『提督さん?』

とある深海棲艦に話し掛けられた。

 

「ん?何?」

 

 

 

『…鏡はあと1枚』

『…人形はあと一1つ……頑張って…』

 

「ん?どういう事?」

 

『悲しみも越えて行けるなら…例え地獄が待っていても進めるなら…あなたはこの困難に打ち勝てる』

 

 

 

「どういう意味…鏡…まさか!セイレーンの事か!?お前は何を知って…」

その時ビュウ!!と風が吹いた

 

 

 

「っ!………あれ?……居ない?オイ!おい!!」

…居なくなっている…?

 

あんな深海棲艦いたっけ?

 

あと1…つまり次が最後…ということか?

 

「ダーーーリン!!何してるデース!?バーベキューやるヨー」

 

 

 

 

『私達も…いいの?』

 

「うん!せっかくだから楽しみましょう?」

 

『やったあ!』

 

 

 

 

 

楽しそうに肉を焼く皆

 

 

 

てか深海棲艦って肉食えるのね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まるで戦争を忘れるようなひと時。

笑顔で接し合う彼女達を見ると…嘘みたいに思える中でもしかしたら分かり合える日が来るのでは?と思えてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『また…会う時は敵かもだけど…楽しかった』

「まあ…私達は所謂穏健派だからね』

 

 

「また、バーベキューしましょう!」

 

『……ええ』

『を!!』

『ぐおーーん』

 

「お前も喋るんかい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽しかったね…」

 

「ああ…」

 

「戦争中なんだよね?」

 

「そうなんだけど…やはり、中にはああいう奴らも居るんだろう」

 

「いつか分かり合える時もくるかなあ?」

 

「きっとあるさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな日を夢見て俺達は戦う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『………頑張ってね、指揮官さん』

 

 

 

 

 

 






この話はまたその内に別の形で書きます(๑╹ω╹๑ )

少しでもお楽しみ頂けたなら嬉しいです。 



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