提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
拙いものですが頑張って更新したいとおもいます!よろしくお願いします!
私の前世はしがないサラリーマンだ
本名 神崎 救
救と書いて「マモル」と読む。あだ名はきゅうちゃんだった。
大学を卒業した後商社に勤めていたが…俗に言うブラック企業でね?
早朝出勤〜社内に泊まり込みなんか普通で休みもよく潰れる。
みんなも経験があるかもしれないが…稀にもらえる休みに街に出歩くと
涙が出てくる。
それでも頑張ろうと思っていたのは、いつも助けてくれる先輩が居たからだ。
彼女はハツラツとした性格で私の手助けを色々と省みずしてくれた。
仕事終わりにラーメンを食べたり、たまに飲みに行ったり…
付き合っているわけではないが彼女の存在に安心していた。
明日も同じような日が続くそう思っていた。
そんな先輩はある日
先輩は
自殺した。
いつものように早朝に出勤した時に発見したがすでに遅し…だった。
心が死んでいるのか涙も出なかった 。
受け入れられなかった。
ただ呆然と聴取と葬式に参加していた記憶がある。
自殺は上司からのパワハラが原因だったが揉み消された。
周りは自分も被害に遭いたくないと沈黙を貫いた私は上層部に直訴した
…何ヶ月にも及んでずっと....。
「先輩は部長のパワハラが原因で....!」
「貴様は....神崎か....しつこいぞ 証拠は?ふざけるな。
こっちは逆に迷惑しているんだ!!あんな時に自殺なんてするから....全く....役員への昇格もパーになったんだぞ」
何言っているんだ?こいつは?何故認めない。
成績のことで、私生活のことで、先輩にぐちぐちとパワハラにセクハラに....しつこく言っていたことを。
私が指摘しても
「馬鹿だな、スキンシップと成績に対する指摘だ」
と流される。
先輩の方も
「気にするな!少年!こんなものに負けるもんか!」
と笑顔で言った........。
それを真に受けていた私が馬鹿だった。
なんで目の前にいる原因がノウノウト生キテいる?
お前が…お前が!!!
気付いたら、部長を殴り抜いていた。
周りから悲鳴が聞こえる。貴様ッと部長が言う。周りが私を羽交い締めにして止める。知るか!知るか!!!
「貴様が何で生きてるんだよォ!!何であの人が死ななきゃいけねえんだ!!!」
そのあとはトントンとクビになった。まあ当然のことか。
訴えられる事はなかったのは....どうでもいいことだ。
先輩の死後からずっと言い続けてたんだ、社内でも邪魔者扱いだったから放逐できて会社としてもよかったんだろう。
帰りの駅のホームで電車を待つ。
先輩の墓に部長を殴ってやったwと酒をもって報告に行こう。
なんて事を思っていたら背中に衝撃が走った。
誰かに後ろから突き落とされた事だけはなんとなくわかった。
犯人?
知らん…。
もうどうだっていい…社畜人生から解放されたんだ....。
先輩に報告行けないじゃ無いか…。
電車が自分に近付くまでに 走馬灯とやらが見えた。
生まれてから今までの人生。
あぁ、先輩と艦これやったなあ会社のパソコンでログインして減給処分食らったなぁ。
よくラーメン食べに行ったな。クヨクヨしてる時は慰めてくれたなあ。
意外と冷静な自分がいた。
でももうすぐそれも終わる…静かに目を閉じる。
暗い中にとある日の先輩が立っていた。
そして先輩は一言呟いた。
「君に私は救われたんだ 救に救われwwたんだwww」
笑ってんじゃねーよwwくそっ!最後の走馬灯が飲みの席での話かよww
電車きてんだぞ? もっと他に....(ry
「もっと他にあんだろーが!!...........?ん?」
どこだここ?
電車は?
電車にタックルされたはずでは?
死んでないの?あの走馬灯は?アレ?
頭の中が…めちゃくちゃであるが、とりあえず状況確認だ!
ここは?
海だね。
詳しくは海の上だね。
ついでに言うと私は…イカダのようなものに乗っているね。
「三途の川にしては広いなあ」
なんせ周りは 海 海! 海!!
陸地なんてないぞー?
社畜人生から解放されたと思ったらコレ!ナンテコッタイ!
色々あり過ぎて辛い。
寝よう…。
としたけど波の揺れでヤヴァイ。
お腹ん中何もないけど出ちゃう。
誰か助けてと叫びたいが....無駄だろう 波風の音しか聞こえねえ。
……
…
何時間経ったのかわからないけど。
ただただ波に揺られていた。
「このまま死ぬんかな 」
死んだと思ったら生きていたけど結局死ぬ!
なんだそれはww草生えるww
海で草もないけどねw
ツンツン と誰かに突かれた気がした。
「なんだ?鳥か?やめとけ!私は美味しくないぞうw」
と、振り返ってみた。
そこには....何か、あの…小さい妖精がいた。
ゲームの艦これでよく見たな。
特に羅針盤の妖精には手を焼かされた。
アイツは恐らくラスボスなんだろうな、とか考えていると…
「アッチ」
と言いながら指を刺す
????どうしろと?
「マモル、あっちいく!みんなまってる」
え?何で私の名前を知ってるの?てか君は?ん?んん????
あっちに行ったらいいの?
でもね、あっち行くってもね?オールもないからどうしようもないよwww今も流されてるだけwwww
なんて思っていると…
「大丈夫、私が連れて行くよ」
と誰かが言った。
その声は私のよく知っている先輩のような気がした
するとどうだ?イカダがいきなり勝手に動き始める。
「まじか!?動きはじめたぞ? まさかこれは君の力かい?」
そう妖精さんに聞いてみるが 当の妖精さんもびっくりしている!
お前の力じゃないんかいww
と言っても…俺にはどうする事も出来んし…文字通り流れに身を任せてみますか!
イカダは進んで行く。
更に何時間揺られたのか?
目の前に何か見えてきた。
アレは船か?にしてはでかい。
軍艦か?
なんて思っていると…
「そこの密猟者!手を上げろ!無駄な抵抗はするな!」
と銃を構えた軍人さんらしき人がいた。
軍艦に気を取られていたからか接近する小舟に気付かなかったようだ…。
というか密猟者? おいおい
こちとらイカダですよ?
なにを密猟するって?
「密猟者ではないです 遭難してます」
「....確かにイカダでオールも持たずに密猟は無理か」
と憐んだ目で見てくる軍人さんらしき人…その目をやめないか!!!
「とりあえずこちらへ来い! 下手な真似はするなよ 」
下手な真似もw拳くらいしかありませんぞw
そして俺は今 軍艦内の牢屋の中に居る。
うーーん…どうするかな?
死ななかっただけマシと思うか…?