提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
(๑╹ω╹๑ )
「何度でも沈めてやる!!!!」
「そうはいかないわ!」
何故死に体の奴らが立ち上がってきた?
何故数が圧倒的に有利なこちらがやられている?
「テイトクトヤラ!マズイゾ!」
わかっている!ならば!
こうなればせめて奴も道連れにしてやる!この手で!!!!
深海提督が救に近付き…剛腕で殴ろうとする。
が、その拳は届く事はなかった。
「hay 何、人の旦那を殴ろうとしてるデース?」
「お前の相手はミーだヨ」
金剛改ニ丙と深海提督が殴り合う。
「貴様!沈めよ!死に体だったくせに!!」
と金剛を殴る。
「おー良いPunchね!でも愛の前にはそんなの意味はナッシングネー!!!!」
金剛が殴り返す。
吹き飛ばされる深海提督。
何故だ?何故この俺が押されている?
周りは?奴らを総動員して……!?
「なっ……」
「ぽいー!ソロモンの悪魔の力!見せるっぽいー!!」
「これが飢えた狼の力よ!!」
「皆行くで!ついて来るんや!!」
「夜戦じゃないけど、暴れるのは楽しい!!」
「駆逐艦の水雷魂を見せてやるわ!」
「あそこは金剛さんに譲ります…でもここは譲れません」
「あなた…私だって戦えるんですからね」
「提督に近寄るのは僕が許さないよ!沈め!」
殆どの深海棲艦がやられた…だと?
何故?負けるのか? また負けるのか?
また沈めてしまうのか?アレ?誰を沈めたっけ?
ノーガードになる深海提督を金剛は見逃さない!
「ダーリン!!見ててヨ!!これが私の!全力の…」
「バーーーニング!!ラーーブ!!!!!!」
ドコォっと金剛の拳は深海提督に打ち当たり…
吹き飛び、水面に膝をつく。
「金剛さん!やったのです!!」
と電が叫んでいる。
アイツは…電?そうか電が帰ってくるんだ…!
奴らを殺せば電は電は…
俺の電は帰って……くる!!!
なら殺そう…全てを…
もう一度取り戻せるなら…
アイツだけが特別じゃない!
俺だってテ…
ぬ?足が動かん?体も動かん?
でモ…諦めタラ電は…
せめて死ヌ前に奴ダケハ殺さなイと…
ぬおおおおおおおっ!!
艤装が崩れながらも…立ち上がろうとする深海提督。
ーーもういいのです 司令官さんーーー
電?電ナのか?
そこには電が居た。
電!俺ハお前ー
電はそっと提督を抱きしめて言った。
ーーもう休んでいいんのです司令官さんーー
お前が帰ってこないと俺は!
ーー司令官さんーー
俺はお前たちをむざむざ殺してしまった。
恨んでくれていい。
なんならこの俺の命をやるから!もう一度!
ーー恨んでなんかないのです!司令官さんと過ごしは日々はみんなの宝物なのです!!
電は司令官さんの艦娘で幸せだったのです!
確かに司令官さんは他の人達には酷いことをしていましたけど
きっと謝ったら許してくれるのです!ーー
だからもう自分を責めて…艦娘を嫌いと言って苦しまないでください。
「これは…」
提督だった男に、海から光が集まる。
光は艦娘の形を作って行き…提督を囲む。
ーー提督、もういいんだーー
ーー私達はあなたのために散れて本望だったんだーー
ーー逆に最後まで居れなくてすまないーー
「アレは、深海提督の沈んだ艦娘達…?」
ああ…ああ…これからはずっと居るから……
ーーどこにもいかないさ、行ってなかったんだぞ、ずっとあなたと共にいたんだーー
気づかなかった、すまん…
ー司令官さん、遅くなったけどお祝いなのです!ー
電…これは…
ー電の手作りのブローチなのです!ー
ああ… ありがとう…
やっと俺も…みんなのところへ…
ああ、生まれ変わるまで、生まれ変わっても共に居よう。
あ…あ…ぁ
西波島のお前たち…
「っ!!」
救は身構える。
「大丈夫ネーダーリン 」
すまなかった… 本当にすまなかった。
それと救とやら…
「何だ?」
俺は大将だ…お前は上司をぶん殴ったんだぞ
ふん…まあ許してやる…
お前のおかげで皆に会えた。それでロハだ…
ありがとう…
「え?服を見る限り少佐だったはず!!」
ふん…相手をよく見る事だな…
提督だった男が沈んでゆく…笑顔で。
艦娘は光に姿を変え一緒に海に帰って行く。
こっちの電が今更言った。
「私と同じなのです!?」
ーはい!そうなのです!ー
ーみなさん、ごめんなさい、そしてありがとうなのですー
「no problemよー!おかげで思い出せたし!指輪も帰ってきたヨー!!」
ーーさようならーー
…終わった……。
「ダーリン!!! ダーリン!ダーリン……」
「提督!」
「司令官!!!ぐすっ」
「あなた…」
「変態さん…」
おい誰だ変態さんと言ったのは!
あなたに触れられる。
当たり前のことだったけど…全部思い出したら。
それがとてつもなく嬉しくて、嬉しくて。
彼女達はしばらく提督から離れようとしなかった。
帰ろう…
ポツリと俺はそう言った。
連続投稿しました!
更新頻度が落ちる詐欺はここまでです きっと
書きたかった話なので書けて満足です
至らない点が多かったと思いますが…
オラ少し休むだよ…
UAが1万
お気に入りが100 ありがとうございます(´;ω;`)頑張れる励みになります
コメント、リクエスト、評価等ありましたらお気軽にお願いします(๑╹ω╹๑ )
次回は後日談と夫婦リターン 艦娘達との日常
を続けていきます(๑╹ω╹๑ )
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