提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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222話 私だッ!!

 

はいどうも…

神崎 救です。

ひょんな事からこの世界にこんにちはしてから…数年。

死んだり色々しながらも元気に過ごしています。

 

あ、西波島の鎮守府兼母港で提督兼指揮官をやってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは…。

里仲 麗です。

猛武鎮守府で提督やってます。

あ!救君の…奥さんも…やってます。

婚姻届は出してませんが…新婚さんですよぉ〜♡

ライバルだらけですけど…1人や2人じゃなくて…軍隊並みに…

うん、てか海軍だから軍隊だね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で…今2人で全力で走ってます。

何で走ってるかって?

 

 

 

 

 

気になります?

 

 

 

 

 

はい、それでは…

後ろを見てください……。

 

 

 

 

 

 

 

 

「提督ーーー!!!」

「指揮官ー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「私がNo1アイドルですよねえええ」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドルという名の修羅がマイクを片手に全力で追いかけてくるからです。

 

 

 

 

 

ゾンビとかってさ…ゆっくり来るからいいけどさ。

最近のゾンビって全力で走ってくるでしょ?

 

そんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

「……」

 

艦隊のアイドル…

その称号だけなら那珂ちゃんか桜サンディエゴだろう。

実際…自称してるしね…。

 

 

彼女達はそれぞれ暇な時にアイドル活動と称して歌や踊りを披露している。

その際に誰かが観客や踊り子として犠牲になっているが

 

 

 

以前は那珂ちゃんだけだったので、被害自体はそこまで大きくなく、最悪は遠征任務等で凌げた事もあったんだ。

 

 

 

 

 

奴が来るまではな…

 

 

 

 

 

 

奴はヤベェ

鎮守府の近くのグラウンドに特設ステージを建てやがった。

電気とかどっから引いた?

てか!許可してねえし!

 

紙吹雪からサーチライトから花火から…

少し本格的過ぎませんか!?のレベルでの感じ。

 

 

 

 

 

 

 

そりゃあ…

それを目の当たりにした遠征帰りの那珂ちゃんは泣きついてくるよね……神通と川内に。

 

俺ぁ…初めて艦娘に胃薬を持っていったね、いや本当に。

神通が…あの戦闘狂のめっちゃ大人しい、戦闘時以外は常識人な神通がだよ!?膝から崩れてたもの…腹押さえて。

 

 

 

 

 

んで、結局は那珂ちゃんもステージ組んじゃってさ…

小遣いというか、給料で甘いもの買いまくって妖精さんに頼み込んだらしい。

 

 

 

 

 

 

24時間ライブとかもしてたなあ…

深海棲艦との戦いよりもげっそりしてた皆。

あの川内に…「夜…コワイ…朝がいい」とまで言わしめたもんなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かが言った。

本当!いっつも余計な事言う奴居るよね!!

 

 

「アイドル系も増えたけど…センターは誰だろう?」

 

 

 

 

その一言はアイドルをデーモンに変えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「「私だよ!」」

2人がバチバチと睨み合う。

 

 

「ね?!指揮官!私だよね!?」

 

「提督!!私だよね〜?」

 

 

 

 

 

うーん……

 

 

 

 

「………」

 

「あれ?無視?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ〜麗ちゃん〜?」

 

 

「……」

 

「あれ?…聞こえてないのかなあ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こうなったら…」

 

「どっちが一番か…」

 

「白黒つけるしか無いねッ!」

 

こうして地獄のイベント(2人の総選挙)が始まったのだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「歌うよー!!」

 

 

 

 

「ライブだよー!」

 

 

 

 

 

鎮守府のグラウンドの両端にそれぞれが陣取ってライブを始めやがった。

 

 

 

桜アトランタ…桜リノ…

 

 

うわ…神通がこの世の終わりみたいな顔をしておるわ…。

川内…?嘘ん…川内が笑って…いや!泣いてる!!?

 

 

 

 

 

 

「おい…金剛おおお!?おまっ…何してんの!?」

 

「ヘーイ!ダーリンの永遠のセンター(正妻ポジ)は譲れないネー」

 

「榛名も譲りません!」

 

「私も!」

 

「もちろん私も」

 

 

 

馬鹿四姉妹(ユニット)で来やがった……だとぅ!!

 

 

 

 

「そんなんじゃないから!!」

 

 

 

 

「歌いますッ!!"悠久のカタ「やめろおおお!」

 

お前らは"進め!!"の方だろうがッ!!

 

 

 

「呼びましたか?指揮官様♡」

桜赤城……あぁμ兵装はないからね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを皮切りに各地でゲリラライブが始まり…グラウンドは混沌を極めた。

 

 

 

 

 

 

 

「文化祭かよ」

「いや…何とかフェスとか…かな?」

 

まあ本人達が楽しそうだから良いんだけどさ…

 

 

 

おい、桜明石…誰が露店出して良いと言った?

 

 

「ありゃあ……だめかにゃあ?」

 

「…いいよ……」

 

どこぞの「指揮官くぅーん」とか言う朝日よりはマシか…

奴は…三笠クラスに古参だから誰も止められないんだよ…

 

 

 

 

 

恐らく、2人の目論みとしては…

どちらが多くのファンを動員できるか?みたいな感じだったのだろうけれども…

 

W明石やその他の者達の手によって文化祭状態になったので結局は…まあ楽しい感じにしかならなかった。

 

 

んでんで…

「ぱんぱかぱーーん!2人とも楽しんでるー?」

 

「もぐもぐもぐもぐ」

 

「…愛宕さん…に、赤城さん…」

 

「え…何この状況……」

 

 

 

 

「今気づいたの?」

 

どうやら2人はマジでライブに集中してたらしく…今の状況について来られないみたいだった。

 

 

 

「挫けないもん!」

 

「まだ行けるわ!」

 

 

 




さーせん…
あげたつもりになっていたでござる…



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