提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
さて…今日から休暇だー!
「行ってらっしゃい!」
見送りは…ベルファストだけ?
「皆様…寂しいようなので…」
「お気を付けて…後ほど!」
ん?
どゆこと?
船の中でコーヒーのサービスを受けて………。
「……よ!」
「着きましたよ!」
「ん…あぁ…すみません…寝てしまってました」
昨日から興奮して寝れなかったせいか…船の中で寝てしまったようだ。
さあ!1人の休暇を……
リゾート西波島ランド
ぱんぱかぱーん(ふぁんふぁーれ)
振り返る。
「船は……行ってしまったか……」
……マジか…。
「やあ!いらっしゃい!マイダーリン!」
と…意気揚々と飛び出してきたのは……猫耳つけた吹雪だった。
「私はブッキー!あなたの嫁のうちの1人だよ!あはっ」
「……チェンジで」
怒られたくないもん…
「不可です」
「街に行きたい」
「不可です」
「奥でキラキラ光ってるのは?」
「ここは夢の国なので…」
と、園内マップを渡される。
すげぇ…乗り物やら…レストランやら……
お?映画館も……?
「あそこでヘトヘトで死にかけてる妖精さんは?」
「影の象徴ですね…夢の裏にはブラックがありますから」
「徹夜で作らせたのか!?これ!?」
「……しぬ…」
「うまれかわったら…かいになりたい」
「てんしょくさいとにとうろくして…けいじばんにわるぐちかきこんでやる…」
やりやがった…
奴ら…俺が外に出ないようにする為に…
島の裏側にリゾート施設作りやがった…
「てか…嫁の1人て?」
「全員…ダーリンの嫁!各コーナーに!嫁、居る!オマエ、周る。嫁、オマエ、癒す。ミンナ…幸せ」
吹雪が言う。
え?ブッキー?
はい、ブッキーが言いました。
キャラブレブレじゃねえか
ああ…ベルファストの後ほどってのはそー言う意味か…
あの野郎…知ってて黙ってやがったな…
ちくしょおおめええええ!
ボッチ映画と…漫画喫茶は!?
てか…1人休暇じゃねえじゃん!
と…叫んでいると…
吹雪が
ハイライトを消した目でニタリと笑って言う。
私達を置き去りにして行ける訳ないじゃないですかあ……絶対に逃がしませんからぁ…たぁくさん楽しんで…私達の良さを実感して下さいねぇ…私達が居ないとダメなくらいになって下さい…ねぇ…はぁと
「言動と表情と行動が一致してないんだが?」
「全ては愛です」
「重すぎん?」
「まぁ…そんな訳で…ね?諦めて私達に癒されてください」
「まあ…なら行くか…」
諦める以外のコマンドがねえんだもの…
「はい!お帰りなさいのちゅーを…」
「え!?」
「入場券代わりです!ここは旦那様ほ癒しの場ですから。本当の指揮官が確かめておく必要があるので…」
ブッキーが飛びついてきた。
「おい!?やめっ……dgwpjgtgmp.pmpj」
「ぷはっ…旦那様♡お帰りなさい」
「た…ただいま…」
「いかがわしいお店じゃないよね?」
「R-15ですので」
おぉ、メタい…。
「あ…でも陰では何されてるかは分かりませんよね?」
「やっぱり帰ります」
「ここが旦那様の家ですよ?」
「反対側だけどな」
「因みに私は犬カフェに居ますので…いつでもどうぞ!」
「よし、そこは避けようか」
「ひどいっ!」
「まあ…来なかったら地の果てまで追いかけ回しますけど…」
「地の果てっつーか…島の果てっつーか…」
……まあ彼女達なりの優しさと寂しさと…愛情…だろう
うん
そう信じよう。
寒気がしたのは何でだろうか?
まあ…普通にお出かけなんかできる訳ぁ…ないさ!
さて…どこに行かせようか…