提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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全ては…かけがえのない一瞬とも言える幸せの為に…

俺は…歩むことをやめない。



243話提督と…皆と ④

 

 

 

 

…家族体験…だとう?

 

 

パンフレットにはこうある。

 

あなたの未来の姿かも?

温かな家族があなたの帰りを待っています♡

 

 

 

 

目の前には一軒家が2つ…つまり、2回は体験できる…とね?

 

 

 

 

 

 

とりあえず手前の家から入る。

 

 

 

形が大切だからね?

 

 

「ただいまー」

と、エントリー!

 

 

 

パタパタと奥から誰かがやってくる。

 

 

 

 

 

 

「…あら?あなた。おかえりなさい」

と、出迎えてくれたのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはり、ラスボスの榛名だった。

 

 

 

 

 

 

「お…おう…」

 

漂う緊張感。

 

 

 

 

 

 

近くの部屋からがちゃりと出て来たのは…

 

 

 

 

 

「ダディ………」

 

 

「金剛…」

血涙を流す金剛(長女)

 

「納得いかないデース!私が正妻のハズデース!なのにッ!なのにッ…番犬ワンワンで負けたばっかりに……ッ」

 

「あー…あの骨を取るやつね?割と平和的な決め方だったんだなぁ…」

 

 

「だぁぁりんんんんん!」

ひしっと提督に抱きついて泣く金剛(JK)

 

 

「こら!金剛おね…じゃない。こら!金剛!ダメでしょ?お父さんは疲れてるんだから…!あと、ダーリンじゃないでしょう?」

 

 

「うぐはぁぁうう!!榛名…」

 

「お母さんを呼び捨てしちゃあ…だめでしょ!そんな言葉遣いは…めっ!です」

 

榛名から…めっ!てされる金剛。

 

 

「ご、ごめんなさいて…お、おおおおお母さ…ん」

 

「うぐううっ!堪えろッ…堪えるデース……ううっ」

 

ヘソどころか全身のどこでも茶が沸かせそうな金剛…。

 

 

 

 

 

別の部屋からヌッと顔を出した娘が居た。

 

「チッ…なんだ……親父かよ」

 

タバコ…ではなくてキャンディを咥えた娘のエントリー。

 

 

「お前はチョロそうだな」

 

「あん!?」

「俺はなぁ!高校シメてる番格だゾ?」

反抗期設定の天龍(次女)

 

 

「こら!普段はパパのこと凄く心配して寂しそうにしてるクセに…会ったときには照れ隠しするのやめなさい?」

 

「…んなッ……ちょっ…」

みるみる顔が赤くなって行く天龍。

 

「あぁ…そういう……」

ニヤリと笑う提督。

 

「ええ〜そうなんですよ?」

ニタリと笑う榛名。

 

「…泣いて良いか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「パパー!おかえりー!」

 

「予想通りッ!、山風ぇぇ!!」

ノリノリの山風(三女)

 

「……別の女の匂いがするよ?」

 

「………は?」

驚く俺。

 

「…え?」

包丁を取り出す榛名。

 

待て、それは仕舞おうぜ?

 

「ウフフ…きっと疲れてるのね?あなた?お休みします?」

 

それは永眠かな?

お休みというよりは君から逃げたいな。

 

 

 

 

 

「ねえ?あなた?」

榛名が上目遣いで問いかけてくる。

ヤバいスイッチが入ってない榛名は本当に可愛いのになぁ…

 

 

「ん?」

 

 

「子供…もう1人…欲しくないですか?」

 

「え」

 

はい!入ったままでした!ヤバいスイッチ!!

 

 

「「あん?!」」

明らかに表情が変わるお姉ちゃんズ。

 

 

「本当?!お父さんか妹できるの?やったあ!」

お前は平常運転なのか役者魂の塊なのか……?

 

 

「待てコラ…まだ昼間だし…小さい子も居るんだぞッ」

そこか?大切なのは?

 

「教育上よろしくねぇだろうが!」

さすがは天龍保育園の先生だな…。

 

 

「ノー!そーじゃナーイ!ダメ!ダーリンは渡さないネー!」

 

 

「ダメですぅー!ダーリンさを…いえ!旦那様は榛名の旦那様なんでふぅー!」

 

「あぁん!?」

 

 

 

「喧嘩しないでよお…ぐすん」

 

 

 

 

以下省略

え?わかるでしょ?

 

大戦争ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

崩壊待ったなしな家庭を飛び出して、新天地であるもう一軒へと行く。

 

 

 

 

 

 

 

「お帰りなさい!あなた♡」

 

おー…安心と信頼の鳳翔さん。

 

 

青葉はホッとしている。

ちなみに…私、鳳翔さん達の嫁決めUNO対決見てましたけど…

鳳翔にほぼドローカードとか集まってましたね…

対戦相手泣いてましたもん…

 

 

 

「あ!おかえり!父さん」

 

「あきつ丸…語尾まで変えてからに…」

 

「……言わないで」

 

あきつ丸(長男)

 

 

 

「……おかえり」

 

「ただいま」

 

神州丸…(長女)

 

 

 

 

 

「ほら…赤ちゃんと4歳児が来るよ…パパ」

 

 

 

「ほーら…2人とも〜ぱぱが帰ってきたわよー?」

 

 

 

「ほ〜…そこまで凝ってる……の………」

 

 

俺は固まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ぱーぱ」(虚な涙目)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まるゆうううううううううう!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまっ……最初の登場シーンがコレって……コレって!!

 

 

 

 

 

 

「えへへ…えぇ…私のキャラで…こういう役回りなのは…何となく想像つきますけど……実際にやるとコレ…結構きます…ね………………………………主に心…に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう片方の鳳翔の腕の中にいる娘を見た。

 

 

「ぱ…………ぱ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「妖精さぁぁあん!?」

 

 

虚な目をしたまるゆがあきつ丸に、妖精さんが鳳翔に抱えられていた。

 

 

「ホラーや…ホラーやでぇ…」

 

 

 

 

「…いくさよりもきずはふかい」

 

 

「えへへ……ま〜るゆだよぉ〜保育園行きたくないょぉ…」

 

 

 

 

 

 

 

俺はそっと飛び出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんやかんや楽しかった。

ぞろぞろと集まってくる皆。

楽しそうな顔や…絶望の底に染まる顔や…

 

 

「皆…ありがとうな」

「俺の為に(?)…俺は幸せ者だ」

 

「今度は皆で出掛けような」

 

 

「約束ですよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今…

 

俺の目の前には……俺がこの世に来る原因となったであろう奴がいる。

 

林…部長。

 

 

 

 

吹雪、天龍、山城、武蔵、桜三笠はそれぞれ、仲間を率いて別鎮守府へ。

 

俺はて金剛、桜赤城達を筆頭に鎮守府で奴らを迎え撃っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

圧政とも言える軍体制は国民を確かに守っていた。

金と服従を条件に。

 

不満すら握りつぶす奴らをこれ以上野放しにはできない。

 

 

 

その時にある情報を入手した。

 

 

2日後に大規模掃討作戦を行う…と。

 

 

 

つまり…コレを逆手に打ち倒す必要がある訳だ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やるか…

 

例えどうなろうとも…世界を守ると言うことは…

奴等ともやり合わなくてはならない!

全てを取り戻して…俺と奴の浅くはない縁を断ち切らなくては…。

これが…きっと………だとしても

 

 

 

皆と明日も笑顔で歩む為に!





次回からシリアス回
胸糞表現や…色んな展開が待ってます。
少し長いかなと思いますがお付き合い頂けたらと思います。




まるゆ…ごめん…



少しでもお楽しみ頂けたなら幸いです!


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ぜひ!よろしくお願いします!
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