提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
「やあ神崎君!遊びに来たぞい」
と散歩感覚で遊びに来た元帥と共にひょっこりと工廠にいってみた俺は…とある2人に捕まっていた。
「やっと来てくれたわ!提督ったら1度も…一度も!建造させてくれないんだもの!!」
「やっと やっとその時がきたのね!?」
ガクガク はあはあと 興奮した状態の明石と夕張。
禁断症状まで出ていたのか!
んー…ああ、そうだな本当に建造したことなかったし…そろそろやってみるかな!
「は、、早く!早く(建造)してよー!焦らさないでええ//」
「ここに…ここに!(資材を)入れてくださぁぁあい//」
「神崎君…君ってやつは…」
おい!やめろ!!洒落にならん!!!
えーとこいつらは無視だ…。資材は、と。
「男なら夢の9999!オールインでしょう」
おい!
「ひゃーー!さすが提督様だ!スケールが違えよ!」
「ダメだー!資材の数量を決めるボタンが止まらねえええ!」
「ひゃーーっ!9がこんなに綺麗にならんでやがるぜー!!!」
「お前達なあ…7000までじゃないのか?」
「さあ旦那!!この建造開始ボタンを押してくれえええ」
押さなければ命が危ない気がした。
ええい!ままよ!
ぽちっ
建造時間 100時間だと??
「あぶっちまおうぜーーー!!!!ひゃほーーー!」
「良いぞ!もっとやるんじゃーーー!!」
あ、おい!勝手にするなー!
ジジイもノリノリじゃねーか!!
ゴオオオオオオオオ!!
だめだカオスだ…俺には何もできん。
てか100時間なんて見たことないぞ…。
「出てきますよお!カーーモーーーン」
「あの…えと……あのr 」
そこに居たのは
「アノ…ココハ…」
深海棲艦だった。
深海地中海棲姫だった。
「「「えええええええええええ!?」」」
ちょちょちょちょ!!
ピンチです!
姫級にこのメンバーでは勝てない。
どうする!?!?
(この先カタカナでなく平仮名で台詞は表記します)
「アノ…構エナイデ… 戦ウ意思ハナイワ」
「えっ」
「またお前さんは… え?資材を限界量投資したら?深海地中棲姫か建造された?何じゃとおおおおおおおおおお!?!?? ーーあとは任せてワシは帰ろうかの…」
「逃がしませんよ」 ガシィッ
「ヘーイ!ダーリン!叫び声が聞こえたネー!他の女の子に現を抜かしたらノー……」
「あっ…」
「 敵襲デェェェェス!!!!!」
ウウウウウウウーーー!!!と警報が鳴り艦娘が集まる!
「敵襲だと…どこにーーーーって深海棲艦んんん!?!?」
「提督うう!離れてえええ!元帥閣下も離れてください!」
「主砲構えてください!!」
わーきゃーと阿鼻叫喚のようだ。
「あの…話を聞いてください…敵対の意思はありません」
「「「「えっ」」」」
この深海地中海棲姫…略して姫ちゃんは、なんか呼び声が聞こえて応えたらこの場にいたらしい。
自分がどんな存在かはわかっているらしく…それでもなお敵対の意思はないそうだ。
というか
「あの?姫ちゃん?…そろそろ離れない?」
「皆が…怖いから…」
「ぐぎぎぎいいいいいっ!!あんなに密着してぇぇぇぇ!!」
「提督さん…私を解体しないで?お願い…」
「ああ、敵対しないなら 大丈夫だよ」
「本当?ありがとう!提督さん大好きよ!」
「アバーーーーーーーっ!!!!あの姫策士よおおおおおお!」
「そこは私の場所なのにいいいいいっ!」
「ワシのこと忘れてない?」
元帥は忘れ去られていた。
とりあえず要観察、情報秘匿との事で元帥は大本営に帰っていった。
帰り際にそっと頭痛薬を渡しといた。えっ?雑?
なんのことかな?
「と言うわけで、仲間入りした深海地中海棲姫…姫ちゃんだ…建造されたと言うことで味方だから…そのみんな仲良くしてくれ…で姫ちゃんはそろそろ俺から離れようか」
「あう… 皆さん、私は敵ではないです。どうかよろしくお願いします」
「うむ…よろしく頼む!しかし提督に引っ付き過ぎだ…羨ましすぎる…」
「皆も救さんのことが好きなの?」
「しれっと名前呼び…デース。なんて奴デース!!そりゃ大好きデース!愛してマース!てかケッコンカッコカリもキスもしてます!因みに私が一番最初にケッコンカッコカリもキスもしました!」
「えっ?キス??」
「えっ、初めてだった?」
「私もしてますよー!」
別の地雷が発動しました。
「そうなの?私は一目惚れって奴なのかな…ケッコンカッコカリ?結婚しているの?私もしたいわ」
「……まじか」
すこしどきっとした。
「ちょっとドキッとしてんじゃねーーーですよおおおお!」
「僕だって提督とケッコンカッコカリしたいんだよー!!」
所変わって執務室
…鍵のかかった引き出しの中の隠しスペースには支給された指輪とは別の指輪が何個かある。
お給料…いなくなっちゃった…。
そっと引き出しを閉じ…支給された指輪を眺める
「これが指輪なの?」
「うおおおおっ!?!?」
「ふふ!取らないよ?救さんからくれるの待ってるから」
「あ、それと…もう一機の建造が終わったらしいよ」
空母棲鬼「ヤア!」
鬼ちゃんが、仲間になりました…。
「いやぁぁぁあ!また何か増えたよおおおおおおおお」
「提督は…たらしだぁぁぁあ!」
誰か…胃薬を持ってきてください…!!
事実は小説よりも奇なり
もしもあり得たら?という話です