提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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25話 提督 演習ヲ行ウ ①出迎エ編

蒙武鎮守府(モブ鎮守府)と演習?

 

演習の申し込みが入った。

 

ああ…あそこって何かめちゃくちゃ強い艦隊がいるらしーな。

 

拳での方が強い!海が割れる!艤装を展開した方がまだ弱い!

など、とにかく殴り合いを上等!としているところらしい。

提督もガチムチのヤベーヤツだとか…。

 

「鉄底海峡を攻略したその手腕を見たいらしいぞ」

 

大石提督の件は秘匿事項とされ、あくまで神崎大将率いる西波島鎮守府連合艦隊が何年にも及ぶ綿密な作戦指揮の元アイアンボトムサウンドを攻略した…とだけ伝えられているらしい。

 

まあーそうなるわなあ…。

 

「で…いつが希望ー?」

 

「3日後だそうです」

と大淀。

 

 

 

うーーん…メンバー選定しなくっちゃなあ。

 

 

 

旗艦 長門  大和、加古、島風、天龍、金剛、加賀

旗艦 吹雪  川内、赤城、でち公、最上、榛名、不知火

 

この二部隊をメインに支援艦隊として他にも

響、電、扶桑、北上、大井、龍田、等が出撃する

 

多部隊による、全力戦となるらしい。

 

 

「今回の演習は、結構な乱戦となるだろう。しかし君達ならば大丈夫だと信じている!」

 

「てーとくーー!」

 

「何だ?」

 

「MVPのご褒美は?あったら頑張れるよー!」

 

うーーむ…考えてなかったな…。

 

「今回は優秀者には提督との1日デート、最優秀のMVPには指輪の贈呈もあり得ます、ケッコンカッコカリをしてある方がMVPの場合は一泊二日の旅行に招待もあり得ます」

 

「「「「「「おおおおおおおおお!!」」」」」

 

勝手に決めないでよお……大淀さん。

 

 

その日からの訓練はいつものメニューの5倍をこなしたそうだ…。

 

 

 

 

 

 

「提督…緊張するのか?」

明日に演習を控え…前日入りする蒙武鎮守府のメンバーを迎える為に

船着場で待っている所だ。

 

「まあなあ…噂によるとガチムチのヤベーヤツだろ?とにかく粗相のないようにせんとな…」

 

「大丈夫だ!この長門がいる!見ていろ!今回のMVPも私がもらう… む?来たようだぞ」

 

 

どうやらお相手さんが到着したよう……だ?

 

「この度は演習を受けてくれてありがとう…秘書艦、指揮艦娘の武蔵だ!よろしく」

 

「あ…あぁ…長門だ… よろしくお願い…しま…す」

 

何だこの武蔵。

体格が1.5倍くらいないか?オーラが違うぞ?

長門も押されている気がするぞ?

 

ぞろぞろやってくる艦娘は同じような奴が多く…

素手で敵を屠るのも、頷ける…。

 

「あの」

 

「明日は…よろしくお願いします」

 

普通の女の子が立っていた

「えっ?」

「えっ??」

 

「あの、君は?」

 

「あ…あのっ、蒙武鎮守府の提督 里中 麗(れい)と申します…階級は大佐です…よ、よろしくお願いします…」

 

「あなたは?」

 

「提督の神崎 救です…階級は大将です。何というか…その」

 

「イメージと違いましたか?」

 

「…すまないけど…そうだな」

 

「よく言われます。ガチムチの男提督じゃないのか!?って。逆に私も鉄底海峡を攻略した提督さんはガチムチの感じだと想像してました」

 

「お互いに勘違いしてたんですね!」

 

ははは…と談笑する2人。緊張はすこし溶けたようだ。

 

 

「何あの雰囲気は?」

「またライバルの出現?しかも人間かーー!!」

 

あのー…皆、ハイライト消えてませんか?

 

 

 

 

「むっ?麗と向こうの提督が何か良い感じだな… 少しヒョロイ気がするが… 麗もお年頃だ…ああ言うのが好みなのか… ん?電じゃないか

こっちの電はちっこくて可愛いなあ…」

 

「ひっ… 雷ちゃ…雷さんなのです!?」

 

「おいおい雷さんなんて… 雷ちゃんでいいんだぞ?ハハハ!」

想像してほしい。

武蔵を少しゴツくしたような駆逐艦 雷を…

雷帝の間違いじゃないか?

 

「雷ちゃん?艤装は?」

フルフル

「あー…豆鉄砲くらいなんだよねアレ。殴ったほうが早いんだよなあ…」

 

 

ゴリラだ!この鎮守府はゴリラしかいねえ!

なにがモブだ!伍離羅鎮守府とかにしとけよ!

 

 

 

「おい あそこで武蔵と手四つしていい線いってんのは?」

 

「あれか?...睦月だぞ」

 

 

おいコレは演習か?蹂躙の間違いではないのか?

確かに駆逐艦が戦艦に勝る時もある。戦術や戦況によってだが…

しかし基本的なスペックや火力では戦艦にはるかに勝る。

 

のが常識だった…

 

はずなのに…

目の前では、

「いやー!強いな!流石戦艦は強い!」

と武蔵が言っているが、それあんた駆逐艦やで…?

 

駆逐艦は戦艦にはなれない!とか言ってたなアンタ。

戦艦並みの体格とパワーを手に入れた駆逐艦が目の前に居ますよ!?

 

 

 

もうやだあ…棄権したい…。

 

「…やるからには…勝つぞお……↓↓」

「相手さ…ほら、戦艦なのかなあの人…某漫画のキャラみたいな身長だもん…」

「てことは、戦いが終わったら縮む奴だよね?!」

「それ以上はいけない!」

 

「長門以上のゴリラが存在するとは…世の中はミステリアスデース」

 

 

あー志気も駄々下がりだわなあ…。

んー……

 

「おい皆」

 

「勝ったら大本営に掛け合って連休をやる」

 

 

「負けても長期入渠だろーから一緒一緒!」

 

「連休は南の島でバカンスだ」

 

 

「作戦はどうする!?提督!」

 

扱いやすいなこいつら…

 

 

 

 

 

 

明日が怖いなあ。

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