提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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26話 提督 演習ヲ行ウ ②交流編

合同で夕飯を食べて交流を行う…

が!……飯の量がおかしい。

 

お互いの鎮守府の間宮、伊良胡、鳳翔が6人体制で料理をするが

「いつもこんなのですかー!?」

 

「まだ遠慮してる方だと思いますー!」

 

マジか…。

間宮と伊良胡は普通なのに…鳳翔さんたら…

アメコミとかに出てきそうな感じなのね…?

多分何かの暗殺拳の使い手だろう…。

 

と横目に見ながら手伝う俺。

 

だってさ?見てらんないんだよね。何?向こうの赤城さん!

料理を消失マジックみたいに食べてんだよね。

わんこ料理なの?飲み物なの?

 

「私もお手伝いしますよ」と麗さんが皿を拭くのを手伝ってくれる。

「ありがとう」と洗い終わった食器を渡す。

 

「おやーー?いい感じじゃないかあの2人」

と北上が茶化す。

 

「演習を機に2人は出会い… その後も演習で…ああ!静かに恋の炎はもえあがるんだよ!そして…2人は…」

「そうですわ!北上さん!提督さんもそろそろいい年ですし!恋人の1人や2人いてもおかしくありませんわ!」

「少し寂しくなるけどねえ〜」

「そうですね」

 

「あってはならんぞ!そんなことは!私は認めんぞおおおお」

「明日の演習!必ずや勝利し!ぱっと出の小娘より!私達の方が良いことを証明するんだ!!!」

 

「僕は…大丈夫だと思うけどなあ」

 

「何!?時雨は不安ではないのか!?」

 

「いやあ…すぐにそんな関係にはならないかなと… 僕達のが一緒にいる時間が長い訳だし。でも億分が一にでも、もしそうなったら地下にでも監禁するか…明石に頼んで記憶を…いやあの女を…」ブツブツ

 

 

「提督さんは皆さんとかなり親しいのですね?」

 

「ああ、長い付き合いにもなるからなあ。本当にいつも支えてもらってるよ」

 

「ケッコンカッコカリもされたのですか?」

 

「うん、何人かとね。少しずつ増えていくと思うけど…やっぱり皆と共に歩いて行くわけだから 強化の意味合いもあるけどいてくれてありがとうって渡したいんだ」

 

「…そうなんですか…絆なんですねあの指輪は神崎さんと皆にとっての……私のとこも 誰にするか決めかねてるんです、だから神崎さんにも聞いてみようかなと思ってたんです」

 

大丈夫!ケッコンカッコカリしなくても強そうだし!

なんて言葉はは口からでなかったよ。

 

 

 

「ここの提督さんが神崎さんみないな人で良かったです!不安だったので…。明日よろしくお願いしますね?明日に備えて寝ますね、おやすみなさいです」

 

「ごめんね手伝ってもらって、明日はよろしくね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やあ!最果ての提督よ!」

 

「ん?蒙武鎮守府の長門か…?」

 

「ああ!今回はありがとう!」

 

「?何がだ?」

 

「演習を受けてくれて…だ」

 

「そんなことか。何、ウチにもいい刺激になるしな」

相手がこんなゴリラ共和国でなければな!!!

 

「温いな…やはり」

 

 

「正直、あまり良い戦果も聞かない僻地の鎮守府だったから 本当にあのアイアンボトムサウンドを攻略したのか?と思っていたんだ。見たところ艦娘も随分と平和ボケしているように見えるしな…提督殿…いや、大将閣下も同じように腑抜けて見えるものだな」

 

 

 

「…」

 

 

 

文句を言おうと飛び出そうとするウチの長門を金剛と不知火が止める。

他にも何人かが同じようにしていた。

「離すんだ!!アイツっ」

「ダメです!提督の顔に泥を塗るのですか!!」

 

 

それをチラッとみながらモブ長門は言う。

「コレなら私らでも容易に出来たのでは?と思う。そして今回はな演習のMVPには提督から指輪という強化アイテムを貰える訳だ…。お前達には私達の踏み台になってもらうぞ 」 

 

「何やらウチの提督といい感じになってるみたいだけど…自惚れないでね?ウチの提督は優しいからよ?僻地の提督と艦娘はは大人しく隅っこにいなさい?」

 

「陸奥ぅ…。言うじゃないか!彼も年頃なのだぞ?まあ変な期待はしない方が良いがな。まあ…僻地の芋な艦娘と比較するのも可愛そうか.大人しく馴れ合いでもしていろ?まあ明日はそんなことも思えなかならくらい差を見せつけてやろう。雑魚過ぎて話にならんのは勘弁だぞ?  あぁ…棄権するならそれでも構わん!その時は腰抜けと呼んでやろう」

 

「あなた達もそんな芋提督よりウチにこない?強くなれるわよ?ああ 来ないか…こんな芋が好きな物好きの田舎娘だしねー?」

 

 

皆堪えていた。

ここでキレたら提督の顔に泥を塗るから。

 

提督はすでにキレていた。

自分の事よりこの鎮守府と艦娘を馬鹿にされたからだ。

 

蒙武鎮守府のメンバーは超えてはいけないラインを超えてしまったのだ。

 

ピシッ…と言う音がした。

 

「むっ?この感じは…すごいプレッシャーを放つ奴もいるもんだな…」

 

「おい…さっきからゲストだからと黙って聞いてりゃ…よく喋る口だなぁ…御託は並べんでいいから…明日を待っとけ」

提督の目付きはかつてないほどに鋭く。もはや殺気を隠すことなく放っていた。

 

提督だと!?この芋から?

このプレッシャーを感じるのか?… 何だこいつは?!

この長門が怖気付いていると言うのか!?

 

陸奥は感じた。

恐怖している自分を。

この最弱の存在に恐怖している自分を。

 

 

 

「ッツ!!」

皆感じていた。この提督は怒っている。

ヤバいやつを怒らせた…と。

「ふ…ふん!強がるな!明日は可愛がってやろう」

これが精一杯捻り出せた言葉だった。

と蒙武鎮守府勢はゲストルームへとぞろぞろと退散した。

 

 

 

「皆すまんな…。俺が不甲斐ないばかりに悔しい思いをさせて我慢させた…」

 

「私らこそごめんなさい…提督が馬鹿にされてるのに…」

 

「いや、よく耐えてくれた…だから明日は存分に返してやろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはようございます!神崎さん!今日はよろしくお願いしますね」

「ああ、麗さん!よろしくね!」

 

と挨拶を交わし、それぞれの指揮する場へ移動した。

 

恐らくこの件は麗さんは知らないのだろう。

しかし、悪いが今回は全力で行かせてもらう…。

 

 

 

 

 

 

「お前達…昨日は悔しかったろう!腹が立ったろう!!私達の提督を…仲間を!鎮守府を!!!コケにし踏み台と言った奴らを……ぶちのめしてやろう」

 

「提督に勝利を…やるぞおお!奴らを叩き潰せえええええええ!!」

「「「「おおおおおおおお!!」」」」

 

 

 

 

演習が始まった。

 




嫌なキャラを登場させました

麗ちゃんはいい子なんです

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