提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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え?2話目ですよ?
本日2話目です。
286話を見てからご覧ください。


287話 真 年末大騒動

除夜の鐘の鐘が途中で止められた鎮守府。

 

 

 

「真の年越しは私とデース…」

忍び寄るのは金剛。

 

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抜き足差し足…忍び足…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「させないわ」

突然後ろから声を掛けられる。

 

 

「なっ…加賀ッ!?」

 

「やられたわ…まさか全ての時計の時間を変えておくなんてね!」

 

「うぐっ…な、何のことデース?」

 

「知らないと思ってるの?」

 

「……正妻ポジは私デース!!」

「いっつも大事なとこでは主役か主役クラス張ってまース!」

 

正妻ポジ(ここ)は譲れません…」

 

 

 

 

「時間の誤差?余裕よ…なんせ私は120年待ったんだから!」

 

「卵焼き…食べてもらうの…」

 

「私だって…やるのです!」

 

 

「金剛…やってくれたね?まさか時計を…フフフ…この時雨をだますなんて!!」

 

「夜戦の匂い!!」

 

 

「私達も行きます!ね!猛武蔵!!」

 

「れ…麗……。う、うむ…お邪魔します…」

 

 

 

 

 

鎮守府は遅めの年末大掃除(大戦争)へ…。

 

「待てッ!!」

 

長門が遮る。

 

「鎮守府を壊したりしてみろ…提督にマジで殺される」

 

「この前なんか那珂ちゃんが虫出たって魚雷で提督のお気に入りのカップ割って…」

 

全員が那珂ちゃんを見る。

 

那珂は青ざめてガタガタと震えている。

 

「思いっきりジャーマン・スープレックスをかけられてたな…」

 

「ええ…見事に頭が床に突き刺さってたもんね…」

 

 

 

「それって…提督が鎮守府壊してるんじゃ……」

 

 

 

 

 

 

「と言うわけで…ここは平和的に!アレで勝負しよう!!」

 

「のぞむところだッ!!」

 

「待っててね…ダーリン!私が勝ちマース」

全員が救の私室のドアを見つめて固く決意する。

 

あなたの隣は私のものだッ–––と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふいー…寒いねえ!」

 

 

 

「いらっ…お帰りなさい、あなた」

 

「うん、ただいま」

 

「いけませんね、クセが抜けなくて…」

 

「いいよいいよ!…あ!おしぼりあったかいー」

 

「寒かったでしょ?熱燗でいいですか?」

 

「一緒にやろっか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この男は私室には居なかった。

なんせ、もう年明けしたと思ってるから鳳翔の小料理をつまみにきたのだ。

後ろでは部屋の前で仁義なき争いが勃発してるなんかつゆ知らず。

 

「あ、あけましておめでとうございます」

 

「こちらこそ、おめでとうございます」

 

「「乾杯」」

 

 

 

「はい、いつものやつですよ」

コトッと出されたのは数の子とおにぎりと…お味噌汁。

彼の大好きセットだ。

 

 

 

 

 

 

 

「じゃんけん…ぽん!!」

 

「よっしや!!」

 

 

 

「ぬぉおおりゃぁぁあああッ!!」

 

バコォォオン!!

 

「ぎゃぁあ!!」

バタリ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァッ…ハァ…」

「やっぱり最後に勝つのは私デース…」

 

「マジ正妻甘くみんなよ……デース」

 

 

 

平和的に酒飲みからの叩いて被ってじゃんけんぽんに勝った金剛。

酒豪No1の座は彼女のものとなり、ダーリンの私室のドアを開ける…が!!

 

 

当然中には誰もおらず。

 

「モー!恥ずかしいからって隠れてるデース?」

 

「布団の中…」

居らず。

 

「クローゼット?」

居らず。

 

「トイレ?長くない?」

居らず。

 

「……お清めのお・ふ・ろ?」

電気すらついてねえ…。

 

「バルコニー!?」.

居ません。

 

 

 

「……why?」

と、金剛は居酒屋鳳翔の明かりがついているのを発見する。

 

 

 

 

 

「あ…」

ここまで約0.1秒

 

 

「あそこかぁぁぁあああ!!」

 

 

皆が不思議そうに見守る中金剛は言う。

 

「居酒屋…ホーショー…」

その一言を残してバルコニーから飛び降りる。

 

「「「「はあ!?」」」」

 

 

 

 

「…あなた…今年もずっと隣に居させてくださいね」

 

「こちらこそ」

 

 

ちゅっとかわされる唇。

 

「待つデース、って!遅かったぁぁあ!!」

 

 

「こ、金剛さん!?」

 

突然の金剛のエントリーに驚く2人。

そしてそこに雪崩れ込む面々。

 

「キス始めは私のものデース」

 

「まだ22時半!!セーフ」

 

 

 

 

 

 

「え??」

 

 

「あ…」

 

 

 

 

 

 

.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「改めてお疲れ様ー」

 

「「「お疲れ様でしたー!」」」

 

 

「許して欲しーデース!ぐすん」

[私は鎮守府の全時計を弄りました]の看板を首からかけて正座させられる金剛。

 

 

「反省してくださいー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…金剛?」

 

「ハイ…何デース?」

 

「……行ってらっしゃいよ」

 

「…?」

 

皆が金剛を見つめる。

 

「あんな事しなくても…金剛が提督と過ごすんだからさ」

「……ま、だからっても負けないですけどね?」

 

「金剛の次は私ですから…」

ちらっと瑞鶴を見る加賀。

 

「あ?」

 

「お?」

 

「ま、まあ!提督とゆっくり過ごしてね」

 

 

 

「…鳳翔は…良いんデース?」

 

「私はあの人とキス納めしましたから♡」

 

「おーぅ…」

 

 

 

「あ、あの!金剛さん!」

 

「何デース?まるゆ?」

 

「ひにn「スターップ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深呼吸をしてダーリンの部屋の前に立つ。

これってそー言う事だよね?

うー…緊張しマース…。

 

 

コンコン…

「失礼しマース」

 

「おー?金剛?いらっしゃい」

 

「あー…ダーリン…そのごめんなさい」

 

ダーリンはクスリと笑って答える。

「もうダメだぞー」

 

「ハーイ…」

 

 

 

 

 

 

温かいお茶を受け取ってベッドに2人で腰掛ける。

 

 

 

 

 

「金剛は…やり残した事はある?」

 

「…ダーリンと……その」

 

「?」

 

「ちゃんと契りを…その……線超えというか…」

 

「……する?」

 

「…酔った勢い?」

 

「……さあ?」

 

「…意地悪…デース」

 

「まあ…勢いではないよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「愛してるぞ…金剛」

 

「私も愛してマース…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ……部屋」

 

 

「今、2人が居る部屋にロケット花火撃ち込んだらどうなるかな?」

 

「…良い考えではあるけど…邪魔しちゃあダメだよね」

 

「まあ!次は私の番ですから!」

 

「…私でしょ?」

 

「あ?」

 

「お!?」

 

「やんのか?」

 

「やるか?」

 

 

 

第二次年末大戦勃発。

 

「その寵愛は私のものですッ!」

 

「ウチのもんや!」

 

「わ、私のものなのです!」

 

「お前は年齢的にアウトだろ!」

 

「あ?いけるわ!……なのです」

 

「…好きって言ってくれたのに…」

 

「猛武蔵……負けられないね」

 

「れ、麗……」

 

 

 

 

 

 

 

鎮守府メンバーと麗達がパイルドライバーをかけられるまであと8時間

 

 

 

 

 

 

 

 




え?
2人がどうなったか?

タグ見てくださいよ!?
怖い怖い



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