提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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あけましておめでとうございます!


288話 鎮守府の年始 ①

 

やってまいりましたお年始です。

 

 

 

 

 

 

 

え?今何年ですかだって?

 

おいおい…今はね?20…「改めまして…ダーリン!あけましておめでとーござマース!」

 

 

「おー!あけましておめでとうー!」

 

「やっぱり私が1番乗りデース!!」

 

 

くっそ早朝に自分の部屋に朝帰りした金剛がエントリーしてくる。

毎度ドアの鍵は閉めてるのにね

何で開くんだろうね?

 

 

 

 

「いや……うん」

歯切れの悪い救。

 

「……え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加賀「残念」

鳳翔「だったですね」

何名かな艦娘やKAN-SEN達が出てくる。

 

 

「オー!シーーット!!」

「確か新年の挨拶は7時以降だったはずデース!!」

今は7時1分のはず…と時計を見る金剛。

 

 

「な、なッ…なんダトぅー!!!」

7()()2()()()()()()()()

 

 

 

「金剛さんの部屋の時計を…」

 

 

 

「1分早めておきました…」

 

 

 

 

 

 

「ぬううううううん!!」

「それは許されない大罪デース!!」

 

 

「アンタやってたでしょ?」

 

「って…夜中まで居たんですから挨拶は終わってるでしょ?」

「挨拶どころか色々とねえ…」

「やっちゃったんだろねえ…」

 

「腰は痛くないの?」

 

「な、ナンノコトデース」

 

 

 

 

 

「…やっぱりロケット花火撃ち込んだら良かった…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「…待て」

「エラく…酒臭いな…」

 

 

 

 

 

 

あ…

まずーい。

 

あの場所は見られる訳には……

 

 

 

 

 

 

 

 

昨晩の…

 

『さて…提督の寵愛を年始に受けるのは誰だ選手権ッ!!』

 

『もう、手っ取り早く戦おうよ』

 

 

『良いですね…本気出しますよ?』

ニッコリと微笑む鳳翔。

 

『我も本気を出さねばな…』

パキパキと拳を鳴らす桜三笠。

 

『………なのです』

ハイライトが消える電。

 

 

『勝った人にはワタシが手料理用意しとくよー』

笑顔で言う蒼ポートランド。

 

 

走る戦慄。

震える艦娘達。

特にポートランドの料理に。

 

 

 

結構、ガチバトルで鎮守府はえらいことになっていた。

 

こ、殺される…

絶対バレる訳にはいかないッ!!

 

無駄に固い結束力が生まれた艦娘達は必死にそちらへ行かないように誘導する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、何言ってるんだ?提督〜。さあさ!お節でも食べに行こう」

 

「……気になるんだよう…焦げ臭いし…」

 

「年始なんだ、酒もみんな呑むさ」

「七輪でじゃこ天でも焼いたのさ」

 

 

 

 

「なんか隠してない?」

 

「い、いいいいいや?」

 

 

 

 

 

 

 

「ふーーーん」

 

スタスタと現場に向かって行く救。

 

 

 

 

 

 

死にましたわ…コレ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で?何これ」

 

壁やら天井やら床やら…破壊されているのを発見された!

というか、隠すのかまず無理だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、あの…」

 

「……誰?」

 

「わ、私は知らないデース!!」

「夜はずっとダーリンと居まシタ」

ブンブンと顔を横に振りまくる金剛。

 

 

 

「……ながもん」

 

「……黙秘する」

 

「それって最早認めたようなもんだよね?………蒼オークランド…」

 

「……やっちゃった♡」

テヘッ…と舌を出す蒼オークランド。

 

「あん?」

 

「だ、だってね!?金剛さんだけズルイよ!?わ、私達だって指揮官と…その……組んず解れつしたいよ!」

 

「組んず解れつって……」

 

「大人の階段は何段でしたかァ!!!」

「景色は良かったですかァァ!?」

 

 

「………」

 

 

 

「そ、そうだ!だから2番は誰か…と争いになって……」

 

「私達だって提督とそーなりたいんだ!!」

 

 

 

「そうか……」

救は意外にも笑って言った。

 

「そんなに俺は愛されてるんだな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「で?…誰が勝ち残ったの?」

 

「私です」

 

 

「ほ、鳳翔…?」

聞けば…一撃で武蔵をギブアップに追い込んだらしい…。

 

 

 

「2位が我だ」

 

「3位が私です」

 

「桜三笠…加賀…」

 

「4位です」

 

「麗ちゃん!?!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、一位からアイアンクローからのパイルドライバーな」

 

「「「「え?」」」」

 

 

「え?あなた?」

ガシッ…

 

「…鳳翔……」

 

「はい」

 

「愛してるぞ」

 

 

「優しくして…くださいね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳳翔は鎮守府の床に突き刺さった。

 

「アークロイヤル…他、海外艦よ…これがジャパニーズ門松だ」

 

「え……門松ってこう言うものでした?」

桜ビスマルク達が震えながら問いかける。

 

「竹も無いからね…君達に竹になってもらうことにするよ」

 

「桜三笠…?準備はいいね?舌噛むなよ?」

 

「う、うむ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

それは見事にほぼ全員が床に突き刺さった。

 

 

「麗ちゃんは…デコピンにしようか」

 

「あ…それなら……」

 

 

 

ガタン

 

ガタガタガタガタ…

突如震え出す、おおよそ、那珂ちゃんだと思われる門松。

 

 

「…………え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴッ…

 

 

 

Q 今の何の音?

 

A デコピンです

 

 

 

 

 

 

 

「〜〜〜ッ!!」

「い、痛いいいいいッ」

「痛いよお!救君んんん!!!」

 

悶え苦しむ麗ちゃん。

 

 

「ひどいよお!」

 

「この鎮守府の状態もね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねんしからはたらかされる…ぶらっくですか?」

 

「のんびりしてたのに…」

 

「うわぁ…みんながいろんなところにささってるよ…」

 

 

 

 

 

「…ごめんね?皆のお給金やお年玉から引いたお金でお菓子買うから」

 

 

「ほう……」

 

「…金平糖…これでどうかな?」

救は指を3にして見せる。

 

「3つ…かあ…」

 

 

「バカを言っちゃいけない3袋だよ」

 

「しゃんでりあでもつけとこうか?」

 

 

 

 

「なら…新年会の準備もいいか?」

 

「よろこんで」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うう…あなた…ごめんなさい」

「でも私も…あなたと…本当に結ばれたいんです」

 

 

「…鳳翔……」

 

「…大丈夫デース」

 

「金剛?」

 

「未来では子沢山らしいデース」

 

「やめてくんない?その言い方」

 

「好きな人と結ばれるのは…1番の幸せデース」

 

 

 

「順を追ってね、やっていこうね」

 

「はい♡」

 

 

 

 

 

 

 

「埋まったままじゃなかったらいいんだけどねえ」

 

 

 

 

 

 

 

ズボッ

バキッ…と艦娘達が抜かれて行く。

 

 

 

「さあ…新年会の準備するぞー」

 

 

 

 

 

 

 

 




今年もよろしくお願いします(๑╹ω╹๑ )
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