提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
馬鹿な…
馬鹿なっ!!!
予想を覆し この子が出て来るとは
想定外だよおお!!
ネタ考案の間のお話
……何故こうなった?
何人か着任記念日が被るからとくじ引きをしてみた…結果…。
フフフ…何と言いますか…そのね?
里中 麗と書かれていたのさ!
「あのお…」
と麗さんが言う。
グッと蒙大和が親指を立てる!
お前ら…仕込んだな?その親指を曲げてやりてえ…。
「頑張りますね?」
何あんたも順応してんのさ…。
「…僕の番は!?ねえ!提督!何で!?何でなの!?」
「いや…俺も分からんが…」
「無効だよ!ノーカン!ノーカン!!」
「おや?時雨は随分と余裕がなさそうだな?この1日で時雨が負けてしまうとでも思ってるのかなー?」
蒙武蔵よ…煽るな煽るな!
「むっ… わかったよ!大丈夫だよ!そうだね!クジの結果だもんね!仕方ないもんね!… うぅっ」
時雨… だけじゃないな。
他のみんなもジト目を辞めなさい。
まあ確かにぱっと出の娘にね…うん。大丈夫だよ。
わかってるって…。
「改めて当日はよろしくお願いしますね?えと… あの… 救…君?」
破壊力は凄まじかった…。
「メーデー!メーデー!!提督が中破していますううう」
「傷が深いぞおおおお」
しかーし!お互いの事をよく知らずに!夫婦は難しい!
というわけで今日1日デートしてみよう!
1日夫婦は後日…ということで納得してもらった。
「おはよう!今日のデートよろしくね?救君」
「あ…おはようございます…。わかったよ。支度する」
思うんだが何故皆早起きなのか?
朝食を終え出掛ける準備をした。
さあもう直ぐ門だぞ?
今回は…?
「提督ウウウ …手なんか繋いでー!もおおおお!」
「くそおおお!少しお似合いかも?、とか思う自分が悔しい」
「蒙武の提督さんんんん 変わってくださいよおお!」
「提督!頑張ってこいよ!」
相変わらずの阿鼻叫喚だった。
中には壁に頭突きしまくるのも居た…。
「えろえむえっさい… 我望み乞い願ううう」
やめろ!何かを召喚しようとするな!
「.……行って来るよ!!」
「「「「行ってらっしゃい」」」」
これもお約束になってきたな…。
「いつもこんな感じなの?」
そーだよお…面白い奴らだろー?
もやもやする。
私は10年前以上前から妖精が見えていた。
それが何なのか分からなかったし、周りも次第に気味悪く言うようになってからは…ひた隠しにした。
深海棲艦が攻めてきて海の大半を人から奪った。
人の兵器は全くと言っていいほど役に立たなかった
ある日どこで聞いたか家に軍の人が来て、私は適性があると軍に連れて行かれた。
そこからはずっと訓練の日々だった。
戦略の練り方、武器資材その他諸々、遊ぶ余裕も無ければ恋愛なんて…
でも…
昔はいたはずだった… ありふれた名前の男の子だった気がする。
それも日々の記憶に押しつぶされて擦り切れて消えた。
言い寄って来る人は多かった。でもそれが嫌だった!
それに軍て女はダメだと言われるのが悔しかった!
鎮守府に提督として着任してからもがむしゃらに頑張ってきた…。
戦果も上がった。少しずつ馬鹿にされなくなった…セクハラも少し減った。
私はこのままずっとこうして生きると思っていた。
でも…正直疲れていた。
彼に出会うまでは…
最低な出会い方だったと思う。
知らなかったとはいえ彼らを貶め、結果として…命まで狙ってしまった。
なのに彼は許してくれた。
何で?どうして?
そして「よく頑張ったね。艦娘を想う態度に尊敬した」とさえ。
誰かに褒めて欲しかった。認めて欲しかった。
青春を国のために人の為に…
自分を犠牲にして我慢して我慢して耐えて耐えて…
心を砕いて砕いて砕いて砕いて砕いて砕いて砕いて…
それでも耐えてきた。ずっとずっと!!
あの時罰として命を奪ってくれたら…楽になれただろう。これは少し本心だ。
なのに彼は私が1番欲しかったものをくれたのだ。
嫌な思いをした彼が…私に……。
そして優しく撫でてくれたのだ。
分からなかった
あの日、私は泣いた。彼の胸の中で泣いた…。
今まで抑えていた全てが溢れて溢れて溢れて溢れて溢れて溢れて溢れて溢れて溢れて溢れて溢れて溢れて溢れて溢れて溢れて止まらない。
止めたくても止まらないし止めたくない。
彼は私が嫌がっているからだと勘違いしていた。
違う!違うの!!嬉しいの!こんな出会い方じゃなければと本当に後悔する程に…。
でもそれ以上に…楽になりたかった。
庇って死ねば…いい奴で終われた。もう苦しい苦労をしなくて良いと思った。
何故許してくれるのかと聞いても、死ぬのは嫌だとしか言わない。
何故?
もっと強くなろうと思えた。
この人と肩を並べるくらいに…
何故?
好きだなあ…。
何故?
でもこれは尊敬なのかな?
負けませんからね
何故?
次はもっと強くなりますからね?
何故?
何故こんな風に思うの?私は…。
もやもやする…
帰りの航路で気付いた。もっとあの人の隣に居たいと。
何故だろう?
鎮守府に戻ってからもずっと彼のことを考えて居た。
朝も夜も昼も。寝る時も…。
何故?
きっと尊敬なのだろうと思った。
でも、なぜかもやもやが止まらない…。
何故死なせてくれなかったのか?
楽にしてくれなかったのか…?
何故認めてくれたのか?
この感情は何なのか…わからない。
私の知る街へと案内した。
初めて来たらしい。
「隣町とはまた違った感じなんだなあ…」
「へえ… これが…パンケーキ」
2人で手を繋ぎ歩く。
「そこのカップルさん!これ!いかが?美味しいよ!」
と試食の団子を食べる。
もやもやする…
許してくれたのが認めてくれたのが嬉しい。
なのに…
何故この人は許してくれたのか気になって仕方がない。
なぜ怒らないのか?なぜ受け止めてくれるのか?
なぜ普通に接することができるのか?
この感情は何なのか…?
なぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜ?
私は耐えきれなくなり手を振り解いて、彼に問い詰めた!
「何でなんですか!?何故私と普通にいられるんですか!?」
「えっ?それは…」
「何故殺さなかったのですか」
「…………うーん…生きていて欲しいから…かな」
「意味がわかりません!答えになってません!」
彼は困ったように笑った。
それが物凄く腹立たしかった!
「っ!!!少し用があるので、失礼します!」
「…うん…待ってる」
私は走ってこの場から逃げた。
私は1人離れたところの公園でベンチに座っていた。
「…わからない」
「…何故あの人があなたを許したのか?でしょう?」
「!? 加賀…さん?」
西波島の加賀と赤城だった。
「っ!……そうです、というかついて来てたんですね。やっぱりそんなに私達はあなた達から信用されていないのね 」
「…」
答えない2人
「このデートとやらも終わりよ…何の答えも得られなかった 生きていて欲しい?意味がわからないわ!…楽になれると思ったのに…嬉しい自分もいて意味がわからないの」
「哀れね…本当に…あなたを見ているとイライラするわ」
と加賀に言われた。
哀れ?何よ…何なのよッ!
「なら答えてよ!何故あの「彼は命の重さを知っているからです」
命の重さ?何それ?意味わからないとイライラしてきた…
気まぐれなの?ああだめだ…思考がまとまらない。
睨み付けるように2人を見た。
加賀は言った。
この話は…秘匿事項なんだけど…と
独り言だから…あとはあなた次第ね、と
彼の事を話してくれた。
甘いわね加賀さんー
いいえ 私は彼を…知って欲しかっただけなんですー赤城さんー
ふふふ…加賀さん本当に彼のことが好きなのね?
私も早く指輪ほしいな。
赤城さんっー!もう…。
矛盾した考え、もやもやした感情
自分でも何を思っているかわからない
そんな時って無いですか?
明確な答えが欲しいのにもらえない
そんなお話
分割します!
後編の後!夫婦話を書きます!
そのあとのネタも少しまたアンケートにご協力ください(๑╹ω╹๑ )
大体2〜3日くらい 募集します
麗ちゃん嫁回の次の回 (次回の次回)
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ここは!提督と艦娘の何か日常「普通」
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いやいや!提督と艦娘の日常 「病み」
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何の!提督が艦娘に何かを迫られる話
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あえての!ア○レンからの来訪者「修羅場」
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筆者の脳内にお任せ 「カオス」
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ケッコンカッコカリ組とのお話