提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
てな訳で世界混合空母勢と指揮官の街ブラが始まりました。
唯一の救いは
迅鯨や蒼オイゲンと桜赤城、桜大鳳が一同に介してない事…かな?
うーん…やめとこう…現実になりそうで怖い。
「どっか行きたいところはある?」
との救の質問に…
「指揮官の行きたい所で」
「指揮官のオススメのスイーツ食べ放題に…」
「提督と過ごせるならどこでも♡」
「主殿と一緒なら例え火の中でも…」
桜瑞鶴がスイーツ食べ放題と…。
恐らくはグレイゴーストより食べられるッ!!と勝負事になるんだろうな…
カラオケやボウリングも同じだろう…というか、こやつらの勝負事は力が入ると面倒だ…ピンどころかボーリング場を壊しかねん。
しかし…スイーツは俺にとっては大切なもの…
仕方ない…
オススメの落ち着いた雰囲気の店に行くか…。
そこなら暴れたりはしないだろ…。
てな訳で、やってきました!
カフェ[ランプ]
街灯…夜に光る街灯をモチーフにしたような、ぼんやりした少し暗めの店内は俺好みの隠れ家的なスポットである!
マスターも落ち着いていて、にこやかに表情を崩さないダンディ感溢れる人なのもいい所!
「おっ…救君、いらっしゃい。今日はまた奥さんんんんんん4人んんんんんんん!?」
「にこやかな表情を崩さないダンディが崩壊したぞ…指揮官」
「……こほん」
「いつもは1人の子なのに今日はハーレムだね。ついに目覚めたのかい?」
「いや、今日は…「「「「デートです」」」」
「えっ…「「「「デートです」」」」
「まあ…うん…奥のボックス席空いてるから座ってね」
そう案内されて奥のボックス席に移動する5人。
そこに注文を聞きにウェイトレスがやってくる。
「いらっしゃいませ!お久しぶりですね!救さん」
「おっ!白雪ちゃん!久しぶりだね」
「…お知り合いですか?」と、少し微妙な顔をした蒼赤城達だが、千歳がアッと驚く表情に変わる。
「え!?白雪…って艦娘の白雪!?」
「あ、千歳さんですね?初めまして!元艦娘の白雪です!」
「今は一般人ですけど…えへへ」
「縁あって…というか、提督さんの紹介でここで働いています!」
「……マジか…あ……白雪ちゃん…もしかして…それ」
千歳があるものに気づく。
それは白雪の左手に着けられた輝く指輪…。しかもデザインが艦娘用とは違ったソレ。
「まさか!?」
と、4人が救を見る。
「いやいやいやいやいや」
ブンブンと首を振る救。ズルイズルイ!と皆がブーブー言う。
するとそこに1人の青年がやって来る。
「あ!救さん!いらっしゃいませ!」
そう挨拶したのは見るからに爽やか系の好青年だった。
彼はマスターの息子であり……
「タカ君!やっと出来たんだね?プロポーズ」
救はニヤリと笑って言う。彼はえへへ、そうなんですよと返した。
その彼とは、白雪の彼氏に当たる人物である。
「やっと…て事は!?知ってたんですね!?救さんも!!」
彼女達の出会いや過程は今は省略するが…
ある時に出会った白雪を退役後にこのランプに斡旋したのは救であり、彼らの仲を取り持ったのも…救である。
ホッ…とする4人に白雪とその彼氏が語りかける。
「安心してください!私達が結婚するので!」
「提督さんを取ったりしませんよ!」
羨ましいなあという表情でジト目を向ける4人。
初々しい2人は照れながら笑っている。
なんせこの中で指輪をもらってるのは…蒼赤城だけなのだ。
「…早く下さいね?」
と、千歳達が救にコソリと言った…。
「結婚式は是非来てくださいね!」
「そうだなあ…それまで…いや、良い夫婦生活の為に海の平和を守らなきゃなあ…」
救が儚げに笑う。
彼女達は気付く。
この人達も…周りの人も…皆の平和は私達にかかっているんだ…と。
私達が負ける…と言うことは彼等の平和が失われるという事…。
私達の役割は…とても大きい。
提督にとっては負けとは…私達を失うだけでなく、街の大切な友人達を
…その暮らしを失う事になる。
だが…彼はそれを私達には課さない。
作戦の立案も…私達との時間も両立しながら…。
街の人達は多少の被害では彼に何も言わないだろう。
でも…その家族が亡くなったら?
女連れで平和ボケしたお前のせいだ…と、提督を非難するだろうか?
いや…するだろう。
千歳は思い返す。
街の人達が救を一度死に追いやった事を。
あんな悲しみの連鎖を二度と生まない為に私達は頑張るんだ…と。
だが、目の前の幸せには素直に喜びたい。
「「「「おめでとう!!」」」」
いつの日か…自分も純白のヴェールに身を包んで…
あなたと共に歩みたいと思う。
チラッと彼の方を見て…皆も彼を見ているのに気付いて思わず笑ってしまう。
オススメのあまぁいスイーツを食べてから談笑して帰る。
「ありがとうな!今日は一緒に出掛けてくれて!」
彼は笑顔で語り掛ける。
「……私達がきっと守るから!あなたも…あなたの大切な友人達も…」(艦攻)
「桜瑞鶴……ありがとう。でも…君達も自分を大切にね?」
「はい…」
「私は提督と一緒に居られたら幸せだなあー」(艦爆)
「千歳…ありがとうな」
「だから…早く指揮官の伴侶にして欲しい」(カットイン)
「…ッ!グレイゴースト!そのセリフは…卑怯だぞ!」
「……ッ!!」
今になって顔を赤らめる桜エンプラさん。
「言った本人が赤くなってる!!」
ケラケラと笑う千歳と蒼赤城。
「お……おお!私の部屋が…綺麗になってる!」
「………エンタープライズ様…修行しましょう」
綺麗な部屋の外には桜シリアスやその他のメイド組が息を切らして座り込んでいた…余程キツかったのだろう…。
後でマミヤをご馳走せねば…。
「ん?修行?」
「是非ともメイド修行を!!」(主砲掃射)
「え?!いや、私は…」(艦攻…完敗!!)
「ね!?ご主人様!?」(カットイン)
「お!?エンプラのメイド姿かー!いいかもなー!」(強制敗北)
「なっ!?」(轟沈)
「ね?!」(死体蹴り)
この日から時々メイド姿のエンプラの悲鳴が聞こえるようになったとか…
たまにはこーいうのも…ね
お気に入りが710に…
ありがとうございます(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
少しでもお楽しみ頂けたら幸いです!
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