提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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335話 鎮守府の馬鹿騒ぎ 時雨と榛名と…提督

「……」

 

「時雨?大丈夫?きょろきょろしてるけど…」

 

「し、白露…!?大丈夫だよぉ↑?時雨はだ〜いじょうぶ!」

 

「榛名さんみたいな受け答えね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あ…そうだ』

 

ぴゅーーっと何処かへ行く時雨…もとい自由人。

 

「ちょっと!?待ちなさい!時雨!!」

慌てて私は追いかける。

 

 

 

あいつのことだ…ぜーったい面倒になる!

そんな気がしてならないどころか……んもう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………フハハ!やった!やったぞ!!」

 

そんな声が執務室から聞こえてきたのだ。

 

私の予想の中で1番起こったら面白い面倒な事になる…事が!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「提督の中に入り込んだぞう!!」

 

 

 

悪役みたいなセリフとポーズで叫ぶ提督(時雨)

 

 

 

『……は?』

『………え?何これ…』

 

驚く救。

 

「……えと……時雨…よね?」

 

「うん…あはは…これが提督の体…♡」

時雨は救の体でクネクネしながらぶつぶつと呟いていた。

その表情は恍惚の2文字…と言えばお分かりいただけるだろうか?

 

「え?返せ?……楽しんでからね?」

 

恐らく提督と何かしらのやり取りをしているのだろうか?

私には提督の姿は見えなかった。

 

このまま入れ替わりが続くと面倒になる…というより、私が危ない…。

 

 

 

 

 

その時…ガチャリ…と

その日の秘書艦が入ってきた。

 

「ダーリンさん!おはようございます♪」

 

 

榛名だ。

 

ここで約2名は

「マジかよ…」と思う。

 

約1名は

「楽しそう…♡」と思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう……アレだな…榛名って…よく見ると本当に可愛いよな…」

 

 

!?!?!?

 

そんな行動をとったのは時雨だった。

 

『やめよう?時雨ぇ…。俺の声で…体で…』

 

くいっと榛名の顎を上げる(時雨)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………誰ですか?

 

パシッとその手を払い除けた榛名。

 

 

 

 

 

 

「あなたは…ダーリンさんじゃない…」

 

 

 

「何言ってるんだ?榛名…。俺だよ?」

 

 

「いいえッ!榛名は…榛名が……大好きなダーリンさんを間違えるはずがありませんッ!!」

 

「どうして!?酷いじゃないか!榛名!」

時雨もややムキになって反論する。

 

「外見は確かにダーリンさんです!でも…()()()()()

「榛名は…外見でダーリンさんを愛しているんじゃないんです!心を…在り方を…存在を愛してるんですッ!!」

 

 

『…榛名……』

 

 

「だから…誰があなたをダーリンさんと言おうと私は信じません!」

「あなたはダーリンさんじゃない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この体を好きにしても良いと言ったら?」

 

 

「なら話は別ですね」

 

 

 

 

 

『おおおおおおおい!!」

 

 

 

 

 

 

 

「ちなみに…今は中身は誰ですか?」

 

「時雨だよ」

そう時雨が答えた。

 

「どうやって入れ替わったのですか?」

 

「幽体に触れたら…」

 

ふむふむ…と榛名は考え込んでいるようだ。

 

「なら…今幽体なのはダーリンさんですね?」

 

「よく分かったね…」

 

 

 

「気配がしますから…」

 

 

「…榛名は凄いなあ…」

 

『俺はゾッとしたよ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

「全集中…………。榛名は大丈夫です!」

 

色々とアウトそうな声を出しながらブツブツと…そしてキョロキョロと周りを見る榛名。

そして、カッと目を見開いたかと思えば…!一目散にこちらに来る。

 

 

『マジかよ…!』

確実に見えてない筈なのに!!

時雨ですら…うわぁ…って感じに引いてる。

そのくらい彼女は正確にこっちに来ていた。

 

 

 

 

 

『あ…』って言った時には既に俺は榛名だった。

 

 

そして幽体の榛名は時雨に触れる。

 

つまり…?

俺は榛名の体の中に入っていて

榛名は俺の体の中に入っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

「えへへ……これが…ダーリンさんの体ぁ…♡」

 

セリフだけで言えば可愛い榛名を想像できる…が、待ってほしい。

体は勿論、声も神崎 救がクネクネしながらそんなセリフを吐いているんだから…。

 

「は?ダーリンさんは気持ち悪くないです!」

 

榛名は虚空に叫んでる。

恐らくそこら辺に時雨がいるのだろう…。

 

触れ合った者同士じゃないと見えないのは不便だなあ…

 

 

そして榛名よ…その言葉はなあ…

向けられても仕方ないんだよ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にしても…スカートはすーすーするし…

こう

 

 

なんつーかな?

 

 

胸の周りの違和感が…半端ない。

重み…?なのか?

 

 

周りが無人なら揉みしだいてそうな程に…

ないものがあって…あるものがない感覚は…なんというか………

 

 

 

 

 

 

「ダーリンさんの体で…私を……えへ…えへへ…両得じゃないですか!」

 

「は?」

 

俺は気付いたら床に押し倒されていた。

 

 

「ちょ!?は、榛名!?」

 

 

 

「私は…ダーリンさんですよ?周りから見たら…ダーリンさんが榛名を襲ってるわけですよね?」

 

 

「おいやめろ…!やめろ!」

 

あれ?山城達は!?居ねえ!!

アイツら…どこに!!なんて事を思っていたら…

 

バァン!と開かれたドア。

乱入してくる金剛。

「榛名ァ!!ダーリンを襲う………襲う?」

 

 

時雨から榛名が提督を襲ってると報告を受けてやってきた金剛。

妹の暴走を止める20%

あわよくば私も…が100%だったりする。

 

 

 

 

 

 

んで……目の前に広がる光景は…

 

 

救視点

救の中に入った榛名が榛名の中に入った救を襲っている。

 

 

 

金剛視点

ダーリンが榛名を襲っている。

 

 

 

 

「なんだ…逆ですか…セーフじゃないですか」

 

 

 

「アウトだから!これアウトだから!」

 

 

「さあて…お姉様の許しも得たことですから…ね?」

と、俺の声でそんなセリフを言いながらにじり寄る(榛名)

 

「ダメだろう!やめろ!やめてくれえええ!!」

と、提督口調で叫ぶ榛名()

 

 

 

どうなる鎮守府。

 

 




やはり榛名はラスボス…!


ゆっくり更新して行きます(๑╹ω╹๑ )
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