提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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加賀編 その2
です!(๑╹ω╹๑ )


37話 内に秘める  提督 加賀ト1日夫婦

はっ!と目覚めた。

いつの間にか寝てたらしい。まずい!

時間は!?お昼を過ぎている!?怒ってるだろう、落胆してるだろう。

 

「加賀!ごめ…」

 

俺は改めて自分の置かれている状況を目にした

 

加賀に膝枕をされていたのだ…。

その加賀も眠ってはいるがその手は俺の頭にあった。

 

ずっと撫でてくれていたのだろう…。

 

ふと横を見るとお重があった。昼のお弁当か?

 

 

ここで朝のことが頭を過ぎる。

 

加賀は朝早くから起きていた。

…弁当を作る為なんだろう

 

ご飯も先に食べていた。

…味見を繰り返していたんだろう。

 

自然を見るのが好きなんです。

ゆっくりする時間を俺にあげたいと…そして自分の好きなものを俺に知って欲しかったのだろう。

 

 

俺が拐われた時なんか泣いてくれたらしい…。

だが俺はそんな一面をよく知らない。

 

 

きっと彼女は不器用なのだろう…。

なぜ俺は好かれてないのかと思ってしまったのか…。

 

こんなにも…こんなにも愛されているじゃあないか。

 

 

 

「加賀…」

 

 

「っ!提督?すみません…私も寝ていたようです」

 

「加賀… …加賀っ」

 

「な…何ですか 」

 

「おはよう…ありがとう……やっぱり大好きだ…」

 

「っ!………どうしたのですか」

 

「俺は君と出会えて…ケッコンカッコカリだけどケッコンできて良かったと思う… 」

 

「…」

どうしたと言うのか?寝てる間に何かあったのだろうか?

と内心慌てる私に…

 

 

「君は?」

と聞く提督。

 

 

ああ…言ってくれた。

心から待っていたその言葉…。

ご飯が美味しいとか、いつもの挨拶も嬉しいけど…

あなたの寝顔を見ながら頭を撫でられるのも嬉しいけど…

 

あなたがくれるこの言葉に勝るものなんてないわ…。

 

あなたはきっと私を堅物だと思っているでしょう。

 

私より愛想のいい娘はたくさんいるでしょう。

私よりお似合いの娘も居るでしょう。

指輪をもらった娘も…これからも増えるでしょう。

 

 

でもこの人は…今、私に向けて、私だけに…その言葉をくれた。

 

 

 

「っ!私も…です。あなたが…大好きで…愛しています」

 

それが嬉しくて、嬉しくて… 。

私はきっと今誰にも見せた事のない顔をしているでしょう。

でもいいんです。

だってあなただけに見せる顔なんですから。

 

 

 

 

 

加賀が愛してると言ってくれた。

ありがとう… ごめんな…気づかなくて。

 

と起き上がり加賀を抱きしめる。

えっ!?と涙目で顔を赤くしてる加賀と目が合う。

俺はそのまま加賀の唇に触れ強く抱きしめた。

 

 

 

「提督…このままじゃ…ずっとこうして居たくなるわ…お昼過ぎてるから…お弁当…食べましょう?」

 

 

いただきます!とお弁当を食べる。

 

ああ…美味しいよ。

君がたまに作ってくれる料理の中で1番美味しいよ。

俺は…幸せだ。

 

 

 

彼が美味しい美味しいと食べてくれる。

なんて嬉しいのだろうか。

もっと長くこの人を独り占めして居たい…。

でも、何より… さっきの……キスが忘れられません。

 

 

それからもずっと2人でのんびりした…。

ただ寄り添って座ってあの鳥は…とか雲の形が…と、他愛もない会話をしながら過ごした…。

 

時々、提督が肩に手を回して抱き寄せてくれる。それに私は甘えるのだ

 

 

そろそろ帰らなきゃな…と提督が言う。

 

 

なるべくゆっくりゆっくり歩いた。

一歩一歩を噛みしめるように2人で歩いた。

 

鎮守府の門が見えてきてしまった。

皆が出迎えてくれている…ああ今日が終わっちゃうな…なんて思う。

 

 

だから…

 

門をくぐり皆に冷やかされながら入る。

 

「提督?」

と私は繋いだ手を解き少し前に出て振り返る。

 

 

「ん?」

と提督は優しい顔で私を見る。

 

 

私は自分にできる…とびきりの笑顔でこう言った。

 

「愛しています!ずっと!あなたを!」

 

 

 

「加賀さんが… 笑った?」

「あんな笑顔見たことがない…」

「きゃーーっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……忘れていました。

今晩は一緒に寝るということを…。

 

恥ずかしいっ!!今日はアレで終わりだと思ってたので締めはと思いあの笑顔だったのですが。

今は恥ずかしくてまともに提督の顔が見れません…!!

 

しかも…

 

今私は提督に膝枕をしてもらい頭を撫でて貰っています…。

 

「今日は1日ありがとうな…加賀」ナデナデ

 

「うっ…こちらこそ…です」

 

 

「なあ」

 

「なんですか?」

 

「もう一回愛してると言って欲しい」

 

「〜ッ!!!だだだだただめです!」

 

「そう言わずにさー…ね?加賀!お願い」

 

「なら…提督が先に言ってください」

 

「えっ…恥ずかしいよ」

 

「私だって恥ずかしいですよ!」

 

 

「んーー加賀… 愛してるよ?」

「それだけですか?」

 

「わかってるよ」

とキスをしてくれる

 

「ふふふ…提督…愛してます」

 

 

あなたの温もりがこんなにも私を幸せにしてくれる。

ずっと…ずっとあなたのそばにいます、あなたをこの戦いから守り抜きます… でも今くらいはこのままで居させてください。

 

 

 

 




とある加賀の同人本で私は完璧に堕ちました
物凄く可愛かったんですよ 絵柄もドストライクなんですが加賀キャラが本当にね…やばくてね可愛くてね
もうね 悶えながら読みましたよ 

ある意味作者の妄想が全開となって生まれたこの回
後悔はしていない


ちょこちょことタイトルだったりを編集しています
カタカナ過ぎると見にくいかな?とか思ったりしています
どうぞ今後もよろしくお願いします(๑╹ω╹๑ )

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