提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
本日2話目の投稿です!
406話も投稿されてるので…まだの方はそちらから!
平和な母港。
なんせ楽しみがほぼ無い。
イベント時期は何かしらの出店とかやってるけど…今は閑古鳥が鳴く勢いの我が母港。
売店とかでは限界が来る…おい睨むな!待て!話し合おう!
その手のものを置こうか?桜明石。
でも事実な訳で…気が滅入っちゃうよね?ね?
ならば作ろうでは無いか…
鳳翔の居酒屋!
那智のBAR!
伊良湖の食堂!
間宮の甘味処!
「全…ッ然!!変わり映えねええええええ!!!」
「でも?」
「通っちゃう♡」
「はい、あなた♡お待たせ致しました♡」
「はーいそこのバカップルさんーワタシタチノコトモワスレナイデネーカマッテクレナキャサミシーヨー」
結局こうなるんだよ。
「……このままでは西波島鎮守府なのか西波母港なのかが分からない」
「この世界の住人としてそれでいいのか?と自問したところ、よくねーよと言う答えが返ってきたわ」
と、神妙な面持ちで語るのは桜ビスマルク。
「ならどうする?」
桜ティルピッツが尋ねる。
「なら……」
「(鉄血名物のコーラを)(ロイヤルの紅茶を)指揮官に楽しんで貰えばいいのよ!!」
被る言葉、内容は似て非なる真反対だけど。
「え?」
「え?」
「こ、紅茶?」
「こ、コーラ?」
「ちょっと待ちなさい!紅茶は毎日飲んでるでしょ!?暑い日も続くのよ!?キンッキンに冷えたコーラが1番に決まってるでしょう!?」
「はぁぁあ!?アイスティーだってあるわよ!?なんならアイスもつけるわよ!?コーラってwwコーラってw子供じゃないんだからww」
「いやいやいや!指揮官はコーラ大好きだから!愛飲してるからね!?執務室にもたくさんあるんだから!そ、れ、に!ビールもソーセージもありますけど!!!そちらは?フィッシュ&チップスしかないでしょ!?」
「ぐぬぬ…それは否定しないけど…紅茶に合うお菓子ならたくさんあるわよ!?(主にメイドが作るけど)」
ビスマルクもエリザベスもキャラを置いて自分達のがすんばらしいと言っている。
「なら…重桜は和食で楽しんでいただきますね」
ここで爆弾を投下する桜赤城。
「あん?おい、女狐何言ってんのよ」
「桜赤城?ここはレッドアクシズとして協力すべきでは?」
「私達も指揮官様に褒められたいですし……ね?」
「まあ…指揮官様の同郷の料理が1番好きでしょうねー!!アハハハハハハ」
高らかに勝ち誇ったように笑う女策士。
と言うより、メイド服とかより和服の方がいいと思ってたのは内緒話らしい。
「「はぁぁぁあ!?!?」
「重桜はレッドアクシズから離脱して
勃発する三国大戦、きっと呂布すら泣いて逃げ出すであろう光景。
「「「ユニオンは!?」」」
睨まれる桜クリーブランド、何で私が?と思う彼女。仕方ない、1番近いところに居たんだから…。
「ふ、不参加で…」
地雷地帯を大手を振って渡るのはアホだ。
だから彼女は不参加を申し出る、てか後ろの皆もウンウンと頷いてる。
ナイス判断。
「レーションなら提供できるぞ?」
「
「
「レーション…美味しいぞ?」
「料理でないからね?簡易携帯食だからね?お部屋に帰ろうね」
んで執務室にて…
「で?結果として?」
「鉄血組でレストランバー」
「重桜組で和食処」
「ロイヤルでメイド喫茶」
「ユニオンは分散して流れで手伝いで」
「何で手伝い?」
「指揮官はレーションパラダイスがお望みか?」
桜クリーブランドが親指で桜エンタープライズを指しながら言う。
「よし、お手伝い頑張れ」
救は親指をグッと立てて言った、本音全開で。
「それに」
「皆のメイド服姿…見たくない?」
「……経費はいくらでも回そう」 グッ
「賃金ゲット!」 グッ
んでんで
饅頭さん達を過酷な労働環境に放り込んで約数日…。
完成したとされる店に行くことになった。
「ここが……鉄血のレストランバーね……って開店前だったかな?」
何やら店の前で集まる鉄血組。声をかけると…
「あ、指揮官…丁度いいわ。お店の名前がね?まだ決まってないの」
「どれがいいかしら?」
名前の案が書かれた3枚の紙を出してきた…
① アイアンブラッド
② レストランバー Nishinami
③ レストラン鉄血
救は考えるのを辞めた。
え?何?めっちゃ物騒じゃね?
①と③何か英語か日本語読みかの違いくらいじゃね?
②とかローマ字表記なだけで和風テイストじゃん、ドイツ語とか無かったの?え?何?ドイツってどこって?
「ちなみに私が考えたのは①よ」
照れ顔で言う桜ビスマルク、②であって欲しかったというのは心の底からの本音。
「と言うか…アレだなこの中には桜オイゲンの考えたのは無さそうだな」
「あら?正解よ?指揮官」
「何でだ?」
「却下されたのよ…いいセンスだと思ったのだけれど…」
「へぇ?ちなみに?」
「Ich liebe dich Kommandant(指揮官 愛してる)よ?はー」
「客層が縛られそうだね」
「縛るどころか直球よ」
結果
レストラン
Blut und Eisen
血と鉄
まあ…ドイツ語だしいいか…
「で?メニューは?」
「オススメは…愛情♡たっぷりソーセージのボイルとビールセット」
にこやかにビスマルクが言う。
「オイ、絶対ぇロイヤル意識してんだろ」
「あと…指揮官様の為のジャーマンポテト〜愛情を惜しげもなく詰め込んで〜」
「なんだ、その"〜"は!何風!?ねぇ!?何風なの!?」
「………私の考えたメニューなのだけれど?」
「誰だ?ラスボスにメイド服着せたのは」
救の目の前には桜フリードリヒがメイド服で居た。
絶対意識してるよね?対抗意識燃やしてるよね?
「あら?ラスボスってことはそこまで心に残ってるのね?嬉しいわ?」
「前向きなのねぇ…」
「……コレ」
「はい、愛情♡たっぷりソーセージのボイルとビールセット〜最上級の愛を添えて〜ね?」
「え?正式名称言うの?てか名前増えてね?」
「いいえ?他には?」
「ビスマルクのオススメで」
「わかったわ」
「オーダーよ」
「愛情♡たっぷりソーセージのボイルとビールセット〜最上級の愛を添えて〜を1つ」
「ブッ!!」
「愛情♡たっぷりソーセージのボイルとビールセット〜最上級の愛を添えて〜を1つですね!?」
「えぇ、愛情♡たっぷりソーセージのボイルとビールセット〜最上級の愛を添えて〜を1つよ」
「フッテンシェフー!愛情♡たっぷりソーセージのボイルとビールセット〜最上級の愛を添えて〜を1つ」
「あぁ愛情♡たっぷりソーセージのボイルとビールセット〜最上級の愛を添えて〜を1つ承った」
「帰りたい」
「お待たせ致しました!愛情♡たっぷりソーセージのボイルとビールセット〜最上級の愛を添えて〜です!」
「「「「「「愛情♡たっぷりソーセージのボイルとビールセット〜最上級の愛を添えて〜です」」」」」」」
「あとプレッツェルとグラーシュ……〜あなたを決して離さない〜です」
「もはやお前達の心の声じゃねえか」
恐らく俺は何か恨まれてるんだ、うんきっとそうだ。
「愛情よ?Ich liebe dich」
「「「「「「Ich liebe dich」」」」」」
え?この状況からでも入れる保険があるんですか?……ない?あそう。
「…でも美味しいッ!」
「ソーセージ…てかブルスト?クソうめぇ!グラーシュは肉の感じとトマトが……プレッツェルは塩加減が最高だ…てか柔らかいのね?プレッツェル」
「お菓子の硬いイメージがついてるのね?柔らかいのよ?」
「あー!ビールもうめえ…やべえ…生き返る…」
「そう?気に入ってくれた?」
「ああ!超お気に入りだ!」
「なら他の店は行かなくて良いのよ?」
「は?」
「フォーメーションAッ!!」
掛け声と共に集まる鉄血組…が俺のテーブルを取り囲む。
「指揮官♡」
「指揮官様♡」
「帰らないで?」
「他に行かないで?」
あぁ…脅迫ですね?え?違う?
ならね…?ローン君?その手のカタナは何かな?うん?
「ちょっと!協定違反でしょ!?鉄血ぅ!」
「え?何?協定っ「あらあ?敵情視察?違うわ?寂しいからもっと居てコールよ?鉄血では当たり前なのよ?」
「ねぇ…協t「だからあ!指揮官をお!ずっと無理矢理居させるのはダメでしょう!?!?」
「……「…わかったわよ…ほら、オイゲン?退きなさい」
「はぁい。指揮官?また来てね…?チュッ」
抱きつくオイゲンが退く時にキスしてきた。
この行動で店は半壊すると俺は思った。
「さあ!指揮官!ロイヤルのメイド喫茶に行くわよ!!私自らが案内してあげるわ!!」
息巻く桜エリザベス。
しかし、彼女は大切な事を忘れている。
「もうお腹いっぱいだから明日でいい?」
「…………部屋に案内するわね…」
しょっぱい話が続いてたので…どうか…これでお納めくだせぇ…えへへ
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