提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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415話 提督と釣り ③

〜前回のあらすじ〜

後ろ意外ヤベーヤツしかいなかった!

 

具体的に言うと…

鬼神の如く漁(根こそぎの勢いで近代兵器使いまくって)をする一航戦 赤城(ヤベーヤツ)

 

……の横で首が…目が……うん…その方向に曲がるの?目の奥はブラックホールなの?って感じのヤベーヤツ代表 時雨(最早ホラー)

 

そして俺の横で謎の美味しい春雨スープ(原材料を知ればヤバイ)を全て飲むまで帰らないであろうやっぱり白露型な春雨(どう足掻いてもヤベーヤツ)

 

ガチでそれに影響を受けた感じで見たこともない表情を浮かべてる高速戦艦(意味深) 榛名(ヤベーヤツ代表取締役)

 

 

そして…

 

「……そういうのが好みなのですか?」

と言いながら包丁を磨ぐ鳳翔(お艦)

慣れない感じで少し顔を赤くしながら言う姿は可愛いのだが…

 

お艦?妻ではなく?

一気に鳳翔の声がトーンダウンし、その目から光は消え失せた。

 

 

 

あ、あ艦これ…あ艦やつや!!

お艦は地雷だったらしい。妻が良かったらしい。

「す、すまん!!!」

 

助けてほしいと金剛の方をチラリと見ると…

 

 

 

 

 

「…ダーリン」

と、1人寂しくご飯をモソモソと食べている。

妹は放置………した方がいいわなそりゃ…でも可愛いな金剛は…とか思って少し笑顔になっ「ダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリンダーリン」

 

 

「!?!?」

 

「何でダーリンは私を放置なのデース…口調も猛武のコンゴーみたいに矯正してみたのに…何?何が足りないの?ねえ!何が足りないの?私が1番じゃないの?あれは嘘なの?ねえ!ねえ!!!私…ずっと信じてた!不安だったけど…私があなたの1番だって願って信じてたの!だからあの日ダーリンにハジメテ捧げた時だって…!!でもダーリンは他の女とも……ううっ…私、悔しいデース!でも!私が1番最初だからって…自分に言い聞かせて!!榛名達に申し訳ないとか、少しザマーミロとか思いながら今日まで来ました…!!王道こそ良い!と!!鈴谷はアレは反則レベルだけれども!!私だって!!とか思ってなら…何!?海の上(物理的に)釣りしてる奴とか首が変な角度まで回る奴とか、**を原材料にして料理出す奴とか、それを真似そうになるイモートとか、純愛系だと思ったらヤバイ方向もイケル良妻キャラとか!分からない!!もうダーリンが分からない!!どのキャラが好きなの!?ブレッブレで分からないデース!!私も!?私も病んだ方がいいのか!?病むの?!病もう…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……1番じゃなきゃ嫌デース…」

 

「顔赤いぞ」

 

「慣れませんよこんなの」

 

「キャラブレてんぞ」

 

「ダーリンに好かれるためなら何でもやる!!」

 

「なら…普通で居てくれたらそれでいいさ」

 

「ダーリン…」キュン

 

「金剛…」ニコリ

 

 

 

 

榛名時雨春雨夕立鳳翔赤城白露

「「「「「「「何いい雰囲気になってんのさ(るんですか)…?」」」」」」」

 

 

「「ひっ!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…俺達だけはまともに釣りしような……加賀サン」

 

「えぇ…そうね天龍…」

 

「あ……提督が手を振ってるぞ」

加賀は天龍に言われて奥を見る。救が泣きながら手を振っていた。

 

「…私達を道連れにするつもりね」

 

「なるほど…なら無視が賢明か」

 

2人は下を向き、釣りに集中した。

視界の限界範囲で彼を見ると健気にも泣きながら手を振り続けていた。

 

何故だろう?

私達は何も悪くないのに心が痛む…

 

「……ふぅ…仕方ないわね」

と、彼に向いて手を振りかえす。

横を見ると天龍と同じように手を振りかえしていた…同じだねと笑いながら2人は顔を見合わせる。

 

好きな人を1人には出来ないわね。

 

そうだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お互いの奥にこちらに迫る悪魔(時雨と春雨)が見えたけども…

 

「フフ…怖いな…」

 

「………鎧袖一触…では済まないわね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………楽しそうだなぁ…指揮官達…」

 

「…そうかしら?」

 

「お姉様達…」

 

ここは加賀達とは逆側の防波堤、居るのは蒼オークランドと蒼エリザベスと桜駿河…というか奈々。

 

楽しそうかはさておいて、こちらは真面目に釣りに勤しんでいる。

 

「ん…釣れたわ」

 

「おー…流石は女王様」

 

「やめなさい     あら?奈々?掛かってるみたいよ?」

 

「え?あ!うん!」

「うっ……重いぃー!!」

 

「お!引いてるね!手伝うよ!」

蒼オークランドの掛け声と共に蒼エリザベスが竿を持つ。

 

「なかなか重いわね!!」

 

「ありがとう………って?何してるの?蒼オークランドちゃん?」

 

 

蒼オークランドは海に向かって砲身を向けていた。

 

「え?魚を仕留めるつもりだけど…?」

「そんなことしたら食べられないでしょ!?」

 

「焼けて丁度いいと思うけど」

 

「跡形も無くなっちゃうよ!オークランドちゃんは激射するんだから!!!」

 

「うっ……じ、冗談だよ〜」

 

「いいから手伝いなさいよ!!」

 

3人で格闘の末に1mを超える魚が釣れて「「「やったね!!」」」と喜んびたい。後ろに今回居るのは蒼ポートランドではなく伊良湖なのでがどんな料理を作るかが楽しみで仕方ない。

 

「蒼ポートランドがブーブー言ってたけどね」

 

「しゃーないしゃーない」

 

とは言えタダでは済まないこのメンバー。

バシャッと海面に姿を現したのはアホみたいにデカい

 

 

「映画かな?」

 

「って!こっちに突っ込んでくるよ!?」

 

「女王様シールドッ!!!」

蒼オークランドは蒼エリザベスを盾にする。

 

「何してんのよッ!?アンタぁ!?」

 

「ほら!いつも砲撃から守ってくれるでしょ!?ね?ね?」

 

「アンタさっきまで殺る気満々だったでしょ!?ほら!今こそ発揮しなさいな!」

 

「無理無理!戦姫3人分のサメに勝てるわけないでしょ!?軽巡なめんな!!軽巡より戦艦のが耐久力あるでしょ!?」

 

彼女が言うのはクイーン・エリザベスのスキルである。

砲撃から身を挺して仲間を守るのだ、所謂「かばう」であるが…。

 

「ふざけんな!!アレは自分の意志で発動するものよ!心の準備とか必要なの!」

「伊良湖…って!伊良湖は戦えないのよね!!退がってなさい!てか!駿河!アンタも戦艦でしょ!?どうにか手伝いなさいよ!」

 

「え!?無理無理無理無理無理!てか間に合わない!」

 

「何よ!こんな展開聞いてないわよ!?コッチは平和だって思うじゃないッ!そういう路線は向こうの役割でしょう!?何で私達が…こんな馬鹿でかい…こんな…こん…「「「ぎゃぁぁぁぁあ」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふんぐぉおおおおおおッ!食われてたまるものですかぁぁあ!!」

食われる寸前で耐える蒼エリザベス。

 

「上顎と下顎を支えて…ま、漫画みたいな耐え方だね!」

 

「歯とか刺さらないの?!」

 

「ええから早く助けんかいィッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耐える蒼エリザベス。

「何で私がぁぁ………」

 

 

 

「あ…助けがきたでち……」

 

「ご、ゴーヤぁぁあ!?!?!?」

 

 

鮫の口の奥にはゴーヤが居た。

 

 

 

 

 

 

 

 

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