提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
あぁ!
ダメだダメだ!!
違う!
そうじゃない!!
望んだのは…そうじゃない!!!
ここは
幾 の 提 見た
戦っ 散っ
生き残
私達はここに居るのに
物言えぬ が 妬ま
あぁ
息が切れる。
目が霞む。
わかる––––私はもうダメだと。
共に戦った仲間はもう逝ってしまった。
大丈夫…私ももう少しでそっちに行くから。
ア…ぁ
いつも夢を見る
輝かしい
私は##さんの手ヲ…引いテ……
皆ガ笑ッて……
それは叶わない夢
あの世界では叶うことのない夢
だから
少しの
『アぁああアアァ!!!!』
煙の向こうから聞こえた悲しい叫び声
金切り声のような声は次第に憎悪に染まった悲痛な声に変わった。
「……ッ…か、鹿島さん」
最早それは艦娘、鹿島とは言えないナニカとなって私の前に歩みを進めてくる。
血を流しすぎているのか、体に力が入らない。
でも、やらなきゃ
止めなきゃ
彼女を…止めなきゃ!!
「……動いて」
バキッ!!!
目の前に迫った**の腕が私を薙ぎ払って吹き飛ばす。
「ぐっ…がっ!!」
水面に何度も叩きつけられ、何とか止まった。
痛い
苦しい
私は放っておいても死ぬ。
目が霞む
全身の感覚もない
でも立たなきゃ…
あの子を
艦娘、鹿島として見送ってあげないと
悲しい連鎖から解き放ってあげないと
「お願い……シスタ……救君…みんなあ…力を貸して」
「もうこれで終わりだから…お願い」
カシマが目の前に立つ。
その腕を振り上げて…。
そうだ。
現実なんてそんなもんだ。
私には何もできない。
あの時も…今も…
『死ネ!!!シネええええええええ!!!』
バァッーー!と目の前が真っ白になった。
『…ーさん!』
『小春姉さん!!』
あの人の呼ぶ声が…
救?
ごめんね?
ううん
あなたは悪くないの
あなたが挫けそうな時に私はもう隣に居られないから
その背中に…
背負いきれない程のものを背負うあなたの…隣に
ううん
私に悔いはないの
むしろね
ここで命を燃やさない方が後悔するから
え
うん
行きましょう!
一緒に
家族として、戦友として
私は
鳳翔だから
『ナっ…』
彼女から立ち昇る淡い光。
それは彼女を包み込んで…
『それハ……改ニ…
私達は
拒絶された
奴ハ
選ばれタ
迫り来る
違うッ!!
その瞬間、全ては壊れた。
違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う
破り捨てられた
救えない
救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない救えない
何故と男は自問する
どうしてと男は自嘲する
何がダメだったと男は落胆する
結末は塗り潰される。
彼が見た最後のページ
神崎 救の死
世界の崩壊
彼の名は@@
もう捨てた名前だ。
彼は絶望した顔で天を仰いだ