提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
もう…60話…だと?
たまには慰労を兼ねてバカンスに繰り出したい
行こうぜ…
vacances…
「お前達イィ! バカンスに行きたいかぁぁあ!!」
と提督がヤバめのテンションで叫んでマース
「「「「「うおおおお!!」」」」
それに負けないヤバめの艦娘達…
「ヒャッハーぃ 行くぜえええ!!」
準備!
出発!!徒歩30分!
現地到着!!!
暗い海!
灰色の砂浜!!
照りつけない太陽!!!
そう!
ザァァァァアアアア!!
大雨でした
「ぬぁぁああああああっ」
「…雨かよおお」
「誰かさんの日頃の行いかしら〜?」
…聞こえなーい
「やる事ないよねー」
もそもそとテンションダウンで夕飯を食べる面々
何名かの艦娘が晴れの儀式をしていた…
明日は晴れるといいね…
翌日
まあ 晴れた
「やったわ!儀式の成功よ!生贄が良かったのかも!」
天気予報でも言ってたしね 今日から晴れって
あとね?この鶏肉1kg? 経費で出ないからね?
給料から引いとくからね?
俺知ってんだかんな?お前らが儀式の後食べてたの…
まあいいか
さあ
泳ごうか!
「あら、さすが金剛!大胆な水着ね!」
「鈴谷はちょっと露出多くない?」
「あら吹雪、可愛い水着ね〜?」
「龍田さん… うっ…うわぁぁん!」
龍田のどことは、言わないが
とにかく龍田を見て泣き出す吹雪…
そこに近付く大和…
「どうしたの? 大丈夫?」
おい!大和!お前は…
「大和さん… うわぁぁん!びええええん!!」
…吹雪にトドメさしたぁぁぁあ!!!
「ゴーヤはいつもと同じなのね?」
「機能美にあふれる提督指定の水着ですから!」
「……え?」
「提督指定の水着ですから」
「てーーとくさんー??」
「少しお話がーー」
「仕様なの! 仕様なの!!」
入手時からそうなんだもん!!
「提督…ゴーヤの水着似合わない?」
はいー!!!
俺!死亡コース!
しかぁし!ここで 逃げたらゴーヤを傷つける
しかし!答えたら…俺がthe endだろう
答えは…ひとつ
「バッチリ似合ってるよ!いつもの…いいよな!」
「ありがとうーー!!!」
と喜ぶゴーヤと
その言葉と同時に俺に向かってくる艦娘達…
来てしまったか…
さよなら…皆さん
こんなー提督が居たことをーー
覚えていてーほしいーー
なぜなら僕は…提督だからー(森○レオ風)
「「「「私達のも褒めてください!!」」」」
あぁ…そういう奴ですか…
「お前達〜サイコーだぜ〜〜〜」
「うおーー!」
どこぞのウミガメみたいな返しをしておく
ん?ビーチバレーしてるな?
戦艦勢のビーチバレーは目のやりどころに困るからいけない…
「しーきーーかーーん?ダメですよ?」
おお!吹雪…あれ?目隠し?
目は潰さないでね?
ていうかね?
スパイクで音の壁が見えたり
レシーブで地面に足がめり込んだりってビーチバレーって言えるのか?
「提督!一緒にどうだ?!」
と長門がめちゃくちゃいい笑顔で聞いてくる
「遠慮します…」
アレだ…死ぬ未来しか見えないのはスポーツとは言わん
正月と同じ間に合うのが見え見えだ
ビーチフラッグは…島風の独断島だった
「うわー…愛宕が悔しそう… 愛宕ー!頑張れ〜!」
「提督?…お願いがあるの… 頭の中撫でてくれない?」
おっ?いいぞー?
よしよし…頑張れよー
「提督…!ええ! やるわ!私!」
何か愛宕が光り輝いてた…
提督の応援ってのは凄いらしい
高揚状態の愛宕は島風より速かった…
さて…ふらりと
1人で釣りに勤しむ
結構釣り好きなんだよね…
「あら?」
「提督さん」
鬼ちゃんと姫ちゃんだ
「釣りしてるの? 釣れる?」
「微妙かなあ…」
「2人は?」
「提督に会いたくて…」
あら意外…
「側にいるのも…結構好きよ?」
おっ!?アタリがきたー!
ぐぐーっと竿がしなる!
これは大物の予感!!
「ああお?!やばい!!持ってかれる!!」
「手伝うわ!」
「いくわよー!」
3人寄らば何とやら!
「「「そおおおお……おおおおお!?!?」
なんと あーくろいやるを つりあげた
「初じゃないですか?海外艦は…」
「そうだな…てか大丈夫か? おーい?」
「う…ゲホッゲホッ!」
「お…気がついた?」
「…ありがと…って!?深海棲艦!?
あなた!離れなさい!!!!」
「いや…私達は…」
「問答無用! 人質とは… 待ってなさい!きっと助けますから!」
緊迫する3人
焦る俺
「なあ… アークロイヤルさん? 大丈夫だよ?この子達は敵じゃないよ?」
「な…何を言ってる… まさか洗脳!?」
「いや 敵なら今頃殺されてるでしょ?」
「大丈夫?とか声かけないよ?」
「ぐっ…」
「ね?とりあえず艤装をおろして…ね?」
「……あなたは何者なんだ?」
「俺か?俺は… 神崎 救だ」
「深海地中海棲姫です」
「空母棲鬼です」
「重桜の赤城です」
「同じく大鳳です」
「ロイヤルのベルファストでございます」
増えとるがな…
「あ…どうも…え?赤城?大鳳?…データと違う…… ベルファスト!?」
あーくろいやるは こんらん している!
「アークロイヤルだ…大本営から着任先へ移動中に敵に遭遇…その結果がコレだ… 情け無い」
「…大変だったんだなあ まあ生きてて良かったよ」
「で、あなたはどこに行こうとしてたの?」
「 あぁ… えとな 確かな…… 最果ての…なんだったっけ」
おい まさか…
「西波島?」
「そうだ!それだ!」
…聞いてねえええええええ!
やっべーー聞いてねえよそんなの!
てか!留守中に着任してたらと考えるとゾッとするわ…
ある意味深海棲艦に感謝しなくては…巡り合わせにな
「あなたがたはどこの所属だ?よかったら連絡を取りたいのだが…」
「ここにいるわ…」
「えぇ…あなたの隣に…」
「なに? この人が?」
「西波島の提督…デス」
ごめんなさいごめんなさい本当になにも聞いてなかったんです
わざとじゃないんです本当に許してください
「…そ…そうなのか 色々と思うところはあるが… 結果としてあなたに助けられた訳だ… 感謝する」
「このまま合流と言うことにさせてもらっても?」
「ああ このアークロイヤルがあなたの剣となろう」
「と言うことがありまして…アークロイヤルさんです」
「よろしく頼む」
意外と堂々としたアークロイヤルに感心しつつ
夕食を一緒用意する
夕飯の後は…そう アレだ
早いもので…もう60話なんですね
これからもちまちま頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します(๑╹ω╹๑ )