提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
戦闘描写よりは
どっちかというとお話メインのシリアスになりつつあるかもでふ
あそコに…
光るもノガあるノカ
もう視界に入るくらいに敵が来ている
「敵機!その数…数え切れません!」
「とにかく!何としてもここを守る!!!」
水平線を埋め尽くすかのような深海棲艦
「明石と夕張、間宮、伊良胡は入渠、補給として残ってもらう」
「空母班は…長期戦に縺れ込むと夜になると思われる…その場合は…入渠者の運搬や補給物資の輸送を頼む…」
「いつも通りですね!」
「あと黒いもや…コールタールのようなものが居たら注意だ…
それは海の怨念らしい 攻撃が通用しないと思われるらしい…更には…遭遇した艦隊は誰も行方不明らしい…」
「今までの敵とは違うって事ですね?」
「そうだ」
「ここを守らなければ…俺達は…また離れ離れになってしまう…
世界も終わるだろう……だから…勝つしかない!
俺も大淀と…方法も考える!だから…お前らも……」
「いつも通りでしょ?…生きて帰ってこいでしょ?」
「大丈夫…僕達は負けないよ!」
「そうだな……よし!ここが正念場だ!
西波島大決戦といこうじゃないか!!
作戦目標!深海棲艦及び!怨念とやらの排除!!!
全機……抜錨!!!!!」
「「「「はい!!!」」」」
「司令官様?此度も私達…出ますわ?」
桜赤城達だった
「お前達…」
「ウフフ…何となくですが…私達が必要な気がするんです」
「私達も出る」
鬼ちゃん…姫ちゃん
「ええ…恐らく…私達も同じ気がするから…」
「無理するなよ…いいな!」
「はっ!!」
皆を見送る…
皆の背中が遠ざかるのが見える…
「提督!出るんでしょう?」
大淀だった
「執務室には元帥と大本営の大淀が居ます!提督は私の背中の艤装に乗ってください!」
「大淀…」
いつもなら執務室から指揮を!と言う大淀が 一緒に海へ!と言う
どういう風の吹き回しだ?
「なんとなく…必要に感じるので」
俺は大淀の艤装に乗り直接指揮のために海へと出た
「救聞こえるか?」
元帥だった
「ええ!」
「すまん…海の怨念に関しては殆どの情報が無い…故に攻略法もない…しかし…一度だけ攻撃が通用した事があるらしい…しかし今となってはその艦娘もおらん…何かしらの条件があるやも知れん…」
「…大丈夫です!今回も乗り切りますよ!」
強くハッキリとした口調だった
さも、当然のようにーー
「お前は怖くないのか?この状況が」
「怖いですよ?」
「なっ…」
「俺は先輩とは違うから…裏とか表とか同じとかわかんないです…
今もどうしたら良いかわかんなくて…怖いです」
「ですが怖がってばかりでは…進めない……俺はそれよりアイツらとの明日が無い方が怖くて仕方ないです
アイツらとバカやる毎日が好きなんです
アイツらのいるこの世界が大好きなんです」
コイツは…バカなのだろう
きっと大バカなのだろう
しかし…この愚直でまっすぐなバカが…何かを動かすのだろうな…
「野暮なことを聞いたか…
援軍は要請してある!到着まで何とか凌ぎ切れ!
頼んだぞ」
「頼まれました!」
「発艦します!」
空母が空から攻める
「行きマース!!主砲…撃てーー!!!」
戦艦が主砲を放つ
複数の深海棲艦が海へと散る
そう 正直なところ、相手の勢力自体はさほどでもない
ただ、数があまりにも多いのだ
「ひーー! 数が多すぎるよ!」
「と…とにかく!一体でも減らさなきゃ!」
「天龍隊!右方向から攻めるぞ!」
天龍を旗艦とした水雷隊が発進した
「神通隊…左へ出ます!」
妙高隊、足柄隊…と 続々と出てゆく
羽黒や磯風達
後発隊は補給時の入れ替わりとして待機している
「何だよ!!一向に減らねえじゃねえか… オラァ!!」
天龍、木曽、麻耶は暴れ回る
「とにかく!押せえええ!!」
「うおおおおおおおっ!」
「ファイヤーー!」
「第二次攻撃隊…発艦!!!!」
「アドミ…いやテートク……初陣がこれって……」
とアークロイヤルは愚痴を零す
「活躍したら…ほめられるよ…はらしょーって」
長期戦とは消耗戦であり
たった少しのヒビから崩壊して行くものだ
そのヒビを入れない為に彼女達は奮闘する
数時間に渡る砲雷撃戦
天龍はあるものを目にした
海の上に黒い何かが有る
それが深海棲艦に変容したのだ
「何だありゃ…深海棲艦が…生まれた?」
その時
天龍は別の深海棲艦に組みつかれた
「このっ! ……」
引き剥がそうとする天龍に何かが流れ込んでくる
「うわぁあ!!…っの!どけぇ!!!!」
天龍は深海棲艦を跳ね除けて斬り倒す
「だ、大丈夫〜?天龍ちゃん…」
龍田が心配そうに駆け寄る
「…はぁ…はぁ…大丈夫だ」
何だ今のは… 悲しみ?憎しみ?…すげえマイナスの感情が流れ込んできやがった…
怖い…なんてもんじゃねえ
アレは…憎しみそのものみてえじゃねえか…
「……まさか… コイツらは本物の深海棲艦じゃない…?」
そして
ついに 其れ はやってくる
「アの 場所二…居るンダナ… 光…ガ」
姿を現した
深い海からやってきた海の怨念
「アレが…例の…」
海の怨念に砲撃するが
擦り抜けるのか…全く効果がない
「何で…当たらないの!?」
と焦る如月
そこに深海棲艦がまとわりつく
一気に負の感情が流れ込み
動けなくなる如月
「ゔっ ぁぁぁぁぁ!!」
「如月ちゃん!ダメーーー!」
如月は自分に近付く黒い闇にどうすることもできなかった
如月が闇に飲まれてしまう!
「させないっ!!」
体半分の所で睦月が深海棲艦を弾き飛ばし如月の手を引き 引きずり出した
「ああ…如月ちゃん!如月ちゃん!」
徐々に蝕まれる如月
「ウウウ…」
そして…半分が深海棲艦状態となり睦月に襲いかかる
「ゥァァッ」
「如月ちゃん…」
「やっぱり…あのモヤから深海棲艦モドキが生まれるのか…オイ!あのモヤに触れるな! ヤバイぞ!」
と天龍が叫ぶ
「睦月チャン…一緒ニ行こうよ…苦しイの…ーーーー嫌だ!何これ!私じゃないのが…」
「ダメ!如月ちゃん…負けないで!」
と声を掛ける睦月
しかし
「ウワァアアア」
如月とは思えない力で
容赦なく浴びせられる攻撃に
傷つく睦月
「ぐっ……如月…ちゃん…待っててね…今…助けるから」
「アァ 睦月ちゃん…ゴメンなさい…お願い…私を……殺して…」
身体が思うように動かない
どんどんと頭の中が…怨嗟で埋まって行く中で絞りでた懇願だった
これ以上 *好きな*月ちゃ アレ?**ちゃん…て誰?
(ーソウ 忘れチャエ…)
何コノ声
「おい!睦月! ダメだ! もう…如月は!」
と加古が言う
「ダメです!如月ちゃんは…如月ちゃんは!!…きゃあ!!」
また如月からの攻撃…
「**チャン…ネェ……お願イ…私…を沈メテ…」
如月の精一杯の声だった
これ以上意志に反して大好きな*****を傷付けたく*○
そう***○*****
誰?コノコ…
ァァ 敵ナノネ?
(ーソウ 私ノ邪魔ヲスル…悪い奴ヨ)
何かが語リカケテクル
嫌だよ…そんなの!嫌だっ!!
ナゼ泣いテイルの?
「如月ちゃん!負けないで!お願い!
今日も帰っておいしい間宮さん達のご飯食べるんだよ!
それで…それで!明日も笑って…大好きな提督さん達と…みんなと楽しく過ごすんだよぉ」
私…は…キサラ…ギ?
(チガウ…アナタハ)
「私は諦めない!だって!如月ちゃんが!!大好きだから!!死ぬなんて!!言わせないからぁっ!!!!」
パシン…
ビンタ…
何故ビンタしたかも睦月には分かっていない
精一杯の睦月の愛情の籠もった 弱々しいビンタ
何故自分もそうしたかわからない
でも昔 ヤケになっていた自分の目を覚まさせたのは
如月の優しい右手だったから
痛い頬より 涙する如月の顔が私を………
「お願いだよお…帰ってきてよお」
(無駄ダ…コイツに声は…届かナ…)
(!?!な二?!)
あア… ****ん
**ちゃん
む**ちゃん
「如月ちゃん!!!!!」
涙する**ちゃん
それは… コれは アノ時と逆の…
如月にはハッキリと伝わった
睦月…ちゃン
「睦月…チャン… 睦月ちゃん! 睦月ちゃん!!!」
(バカな!! 取り憑イテ居らレナイ!?)
目の前には元に戻った如月が居た
何故?なのか分からない
分からなくていい
だって…そこに大好きな彼女が居るから
「うわぁあん!如月ちゃん」
「睦月ちゃん うわぁぁん!!」
「何で…こんな… それより! 退け!!」
と2人を前線から下げる
「全機に通信だ!!」
「提督!報告です!!あの黒いモヤには攻撃は 何かしらの条件が無ければ通用しないみたいてす! あと…それに呑まれたら…深海棲艦化するみたいで… 」
「何!?…ならこの数の深海棲艦は…アレから生まれているのか?」
「提督?」
「何だ…?」
「もう一つ報告が…如月さんが…呑まれたようです…半分…」
「何!?」
「聞いてください!!」
「半分深海棲艦化したけど 元に戻ったみたいなんです…その…睦月さんのビンタで」
「何?ビンタで…?」
「はい、詳しい理由はわからないのですが…取り憑かれて深海棲艦化した時はそれでいけたみたいです…あと数件撃破したら艦娘になったという報告も…」
「さっきの俺たちで撃破した奴は海に消えたな……なら…考えられるのは…
とある攻撃or撃沈で深海棲艦化した艦娘を元に戻せる
それが通用するのは取り憑かれた者のみで
思念から生まれたものには元に戻らず消失する
そして 何かしらの条件の下なら奴らにダメージを与えられる
黒い怨念を退けられたら…この大侵攻は止まる…ということか」
しかし…まずいな…夜が…来る
辺りは暗くなってきていた…
いや!そんなはずはない
夜?違う…まだそんな時間じゃないはず…
そんなに浸食が……?
俺は気付かなかった
すぐそこまで 暗闇が迫っていたことに
「くっ!!」
「アハハは 遅カッタね!マサか…深海カガ解かれルとは思わなカッタけど… 」
「お前ガ光カ…目障りな光ダナ…沈メヨ」
黒い闇…海の怨念が救迫る
「ダーリンは私が守ります!」
榛名が遠距離から俺に迫る海の怨念に砲撃した!
「ムダ…グァ!?」
まさかの攻撃に驚いたのかゆっくりと後ずさってゆく
「な…に?榛名さん!!今のはどーやって!?」
と俺と大淀は驚いた
「わかりません…もう必死で必死で」
「提督さん!のいて!!」
と姫ちゃんと鬼ちゃんの追撃が 闇にヒットする
「グウウ クソ」
「私達は深海棲艦だからね」
「流石に2人はキツいけど」
2人の攻撃は通用するみたいだ
謎は残るが兎に角
攻撃が全く通じないわけではない
条件はわからんが…
「提督!深海棲艦がそっちに!!」
深海棲艦が迫るーーー!
しかし!
ドン…と放たれた砲撃で俺は助けられた
「大丈夫ですか?」
呉の大和だった
通信が入る
「未来の婿…………いや!絶対に認めんが!!!!!!!後輩をを見殺しには出来ん…」
「うげっ! 巌提督…」
「なんだ!その反応は!!」
援軍って…この人かぁ……
「救君!私達も戦うよ」
「麗ちゃん!助かる」
これマジ本心…
「俺との反応の違いは何だ!!!!このやろう」
少しホッとするやりとりだった…
「指揮官様!危ないですわ!」
また怨念の闇がきていたのか!?
桜赤城の爆撃が怨念の塊に当たる
怯み後退する怨念達
姫ちゃん達以外で……桜赤城の攻撃が…効いた?
「え?」
姫達は深海棲艦だ つまりは海の怨念から生まれた存在だから
攻撃が通る道理は分かる
しかし何故…彼女の攻撃が…
てか夜なのに?
「夜だからなんだと仰るのですか?」
「そんなの…愛でどうとでもなりますわ?50cm主砲を装備しろと言われましたなら…愛で装備しますし……」
「いや…なんつーか…めちゃくちゃやな…自分」
「あら酷い…」
「まあて…やはり世界の外側の物は多少効くようですね?」
「それに…愛ですわ!指揮官様!」
「は?あい?」
「ウフフ…仰られたではありませんか アレは海の怨念そのものだと…この世界の闇なのですよね? であれば其れを上回る愛や希望といったものは通じるんですよ…きっと」
「それに私達はこの世界の外側のKAN-SEN …世界を超える愛に勝てるものはありませんもの…」
海の怨念は救の存在が
自分達にとって
危険だと理解していた
あの輝きは…目障りだと…
故に執拗に狙おうとする
しかし
「ご主人様に!近付くなッ!!」
ベルファストが砲撃する
いつもの冷静さを少し欠いた珍しい彼女だった
「指揮官様には触れさせませんわあ」
「指揮官様は守ります!あとで大鳳を褒めてくださいね?」
「チッ…お前達…ウラギリモノメ…深海棲艦のクセに」
「違うわ!気づいたのよ!自分たちの…幸せに!」
5人が奮闘する!
しかして5人が奮闘しても数では負ける
少なくとも…あと10倍の人数が必要である
しかしそんなことは無理だ
じりじりと
その時は来てしまった
「捕まエタ!!!!」
「提督!!」
大淀が救を引っ張ろうとするが…
「邪魔ダっ!」
と弾き飛ばされてしまう
俺は怨念に引き摺り込まれた
「提督!!!!!」
「指揮官様ぁあ!!!このっ!!!」
「だめです!赤城様!今攻撃するとご主人様が」
「くっ…指揮官様!!」
下手に攻撃出来ない…!
「おいおい…冗談キツいぜ…」
天龍が言う
「…あなた達…」
鳳翔が言う
「くっ…そんな……何故!!」
不知火が言う
「皆さん…お姉様まで…」
榛名が言う
天龍の前には 龍田達を始めとした…
鳳翔の前には 赤城達を始めとした
不知火の前には 川内達を始めとした
榛名の前には 金剛達を始めとした
闇に呑まれた深海棲艦化した
西波島の仲間が立ちはだかった
闇に飲まれる救は考えた
逆に好都合かも知れん
何か手掛かりを……
「うっ…頭に何か入ってくるッ?」
暗い…寒い
何で?どうして?
そう聞こえる
これは…全ての恨み… 海の怨
まずい!
ここから出なくては
ーと、もがくが暗闇は暗闇
意味がない…
それどころか
「ああぁああああっ!!」
もっと頭の中に入ってくる!
「ぐぐっ…ぐあ やめてくれええう」
海の
沈んだ船の 戦艦の 戦闘キの
艦むスの
深海棲 ンの
スベテのイキモノの
怨念恨み辛み憎しみ
死の冷たさ
その全てが俺に!
ヤメテくれ 無リだ
うわァァァァァァァアさなあ、まはまわあは
m_z6187÷」04/46
声が聞こえる
救いは…ドコダ…… 我らに救いを… この手に
世界は…知らなくてはならない…海に眠る怨念を怨嗟を
受け止めて…欲しい
初進水で沈んだ艦がある
仲間の雷撃で沈んだ艦がある
その姿を世に見せることなく一生を終えた艦がある
敵機を撃墜し、敵機に撃墜された機体がある
艦と共に命を落とした者がいる
海に沈んだ艦娘がいる
深海棲艦がいる
死んだ生き物がいる
それらの…捻じ曲がった感情が!!
そして突然ビジョンが目の前に浮かぶ
「これは!?」
目の前には 沈んだ ウチの艦隊の様子が映されていた
「提督…なんで?」
「なんで助けてくれなかったの??」
サア お前も!絶望シロおおおおお!
「ありえない!!!! 」
救はキッパリと言い切った
ナッ!?
クソッ…頭が割れそうだ…
「約束した!もう二度と!離れないと!
そんなチンケな幻で!俺を騙せると思うなぁぁあ!!!」
真っ直ぐな目で…泰然と言い切った
「ぐうつ 負けるか!俺は…まだ絶望しちゃいない!」
ナラ聞けエ!
我らが海の怨嗟を…!!!
悲しい 怒りが
切ない 寒い 苦しい
暗い
怖い 冷たい 憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い
寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い苦しい苦しい苦しい苦しい辛い辛い辛い辛い悲しい悲しい悲しい
沈め!沈め!!沈め!!!ドコダ?沈めぇええええええ!!!!!!!
受け止めてくれよおおお
見捨てないで ドコ?
提督
いやだ!
替わってよ…暖かそうな場所にいる君
ねえ?
いいでしょう?
羨ましいんだ!輝いて見えるんだ!
妬ましいんだ!悔しいんだ!!腹が立つんだ!**達もそうなりたいんだ!そうなるはずだったんだ!!!!!!!!
「戦いを全うした艦娘も居る」
莫迦か!そんなモノありはしない
絶望しながら沈んダ!!
私を見捨てた提督を恨んデ
「全艦がではない!!」
それでも奴はまっすぐコッチを見る
それは詭弁ダ
ぉまえも ソウなるんだ!
絶望シロ! 絶望して沈メ!!!!
奇跡デモ起こらぬ限リ…止めらレヌ!!!
諦メロ!!!!!
「なら何故彼女達は何度でも帰ってくる…何故俺達は何度でも立ち上がる?」
……
「こんな俺達を…この世界を守ろうと戦う?」
「全てに絶望しているわけではないからだッ!!!」
…
俺には皆が居る
俺は…諦めない
怨念だろうと…跳ね除けてみせる
お前なんぞに
明日を…俺の…皆の居場所を奪われてたまるか!
奇跡しかないだろう?
なら…起こそうじゃねえか…奇跡を
俺達がここから勝つって…
絶望や憎しみだけが…この世界じゃあないんだ…
楽しいことも幸せなこともあるんだ
諦めるわけにはいかない!
何ダコイツは
この世の全ての怨嗟を注ぎ込まれて
何故 何故何故
ぁぁぁぁぁ!
その輝きが眩しい!
その…全てが……!!!
ウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイ
お前モ 沈め!絶望シテ沈めええ!!!!
一層 怨嗟が強くなる
潰レテ…消えてしまエエエエエエエエ
「ぐうつううっ!!こんな事で!こんなところで!!」
流石にやばい…
頭が…
〜〜
かつての仲間ほどやり難い相手は居ない…
数の差も相まって 限界まで痛めつけられる
「くそっ…やりにくいな…」
思うように狙いを定められない
それもそうだ…目の前に居るのは仲間なのだから…
「へっ!龍田ァ!一度お前と本気でやり合いたかったから!丁度いいぜ! お前だけ…ゆ…ゆび 貰いやがってよおおお!!」
天龍は別だったが…
「くっ…夜でさえなければ…」
と鳳翔が言う 無理矢理攻撃するも… あたるはずもない
「くううっ… 皆さん…目を覚まして!!」
手も足も出せない自分が情け無いと不知火は思う
「前々カラお前ラガ憎かった、嫌いだった」
金剛の鉄拳が榛名を襲う
「ぐううっ………」
こんなにお姉様の攻撃は重かったのか…
「お姉様…?」
「ソウダ…お前モ好きジャナイ…あの提督モ」
…有り得ない
お姉様は絶対にそんな事を言わない…
「お姉様は…そんな事言いません…!!だってお姉様は…いつだってみんなの事が…提督…いや…ダーリンの事が!!好きなハズです!」
「イヤ…嫌いダ」
もちろんこれは金剛の意思ではない
怨念の囁きである
「…そうですか…ならダーリンは私が…幸せにします!
そんな…弱っちいお姉様には任せていられません!私が!あの人の隣に居ます!」
ズキッ
何ダ コノ痛みハ
「赤城…一航戦の誇りは…? あの人から指輪…貰えなくていいの?翔鶴も…いいの?」
ズキッ…
何ダ コイツらの中カラ…?
「龍田ァ…いいのかー?提督を俺が貰っちゃってもよ」
ズキッ
何だコノ湧き上がるモノハ
「大好きな夜戦も…提督も何もかも…没収でいいのですね?」
ズキッ…ズキッ
コノ…ッ そんなハズはない!
「諦めロ!!!!… お前達ハ…勝てナイ アノ提督も……もうジキ死ぬ」
「絶望…怒り…憎シミ… お前モアルだろう?私達が憎いダロう?… サア 勝ツには撃つシカナイゾ…ヤッテミろよ…こんな私…嫌いダロ?ナア…ナア!!」.」
「何を言っているの?」
天龍、鳳翔、不知火、榛名が言う
「ナニ?」
深海龍田 深海赤城 深海川内 深海金剛が言う
「馬鹿じゃねーの? 嫌い?憎い? んなわきゃねーよ」
「あなた達は…大事な仲間なんですよ?」
「むしろ…何もできない自分が情け無いです」
「お姉様達こそ…悔しくないのですか?」
「大好きな提督から引き離されて…大好きな仲間から引き離されて…好き放題されて…黙ってるんですか?」
その言葉に
揺さぶられる…
「「何だ!何ナンダ?」」
さっきから内から湧き上がる感情…?ナンダコレは
完全に乗っ取ったハズだ
ナノに…何だ!!
「恥ずかしいからよ…あんまり言わねえけどさ」
ズキン
何ダ
「いつだって私達は…」
ズキン
ヤメロ
「どんなに喧嘩しようと」
ズキッ
この感情は…
「皆のことが」
私達トは逆ノ ヤメロ!
ズキンと痛みが増す
艦娘は叫ぶ…
「「「「大好きなん(だよ!)ですよ!」」」」
愛…絆…
私の内側から…この声に答エルとイウのか?
この状況カラ…
「「「「だから…早く帰って来い!いつまで寝てるつもりだ!!」」」」
頭が割れそうなほど
心が張り裂けそうなほど
流れ込むこの…悪意
負けたくない
奪われたくない
『大丈夫 』
誰かが俺の肩に手を置いた
(๑╹ω╹๑ )
文字数多かった…
土日はもう少し早く投稿するかも?
少しでもお楽しみ頂けたなら幸いです!(๑╹ω╹๑ )
優勝チームは?
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① 金剛四姉妹 金剛、比叡、榛名、霧島
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②空母チーム 赤城、加賀、翔鶴、瑞鶴
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③深海棲艦チーム 姫ちゃん、鬼ちゃん
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④長門、麗チーム
-
⑤アズレンチーム 赤城、大鳳、ベル
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⑥死ななかった提督