提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜 作:ふかひれ
予約投稿ミスりました!すみません…
今日からは金剛と旅行だ!
あの後…レンタカーを返し、延長料金を支払い
ホテルへと移動した。
1つのベッドで寝るのは何だか恥ずかしいけど、暖かった。
目を覚ますと君がいるのがものすごく嬉しかった。
泊まりの時の朝食ってやたら美味しく感じない?
バイキングだといつもよりたくさん食べてしまう…とかない?
今日は行きたい所がありマースと金剛が言うので、俺はついて行く事にしている。
「……デスティニーらんど…?」
「恋人のテーマパークデース!!あっ!みっきーネ!」
「まじか…!?この世界にもあのネズミキャラが?」
「ヤァ ボクはミッキーキャット!」
キャット…猫?
え…何それ…?
「ハハッ!今日は楽しんで行ってね!」
声もそっくりじゃねーか!
「大丈夫なの?ねえ?大丈夫なの?」
俺はミッキーキャットに詰め寄った。
相手が相手だからな…アイツらやべえんだぞ?!
「ど、どうしたデース?!」
戸惑う金剛
「お兄さん…それ以上はいけない…気にしない事だよ」
うぐっ……
胃が痛くなりそうな テーマパークだなあ…
どこかパチモンみたいな感じが…
まあ…気にしないようにしようか…
「ダーリン!ジェットコースターに乗りたいデース!」
「おお!いいね!乗ろうか!」
何々?………雷神?
アレ?これもどっかになかった?
「ねえ?金剛? 本当にここってーーーーーーーーーーー!!」
と、話終わる前に急降下。
何でも時速は100kmを超えるそうで…
「キャハーーーーーー!!!!!」
さすが高速戦艦…余裕で楽しんでやがる!
「うおお… コレはすごごごご」
「ダーリン!バンジージャンプが有りマース!」
「……高いところは…」
「ダーリンの良いとこミターイ!ミターイ!」
「ちくしょおおおおおおお!うわぁぁぁぁあ!!!」
落ちる感覚がダメなの!ジェットコースターとかは好きだけど…あう…気分悪くなりそう…。
「カッコ良かったデース!」,
絶対…仕返ししてやる…。
俺はそう心に決めた。
そしてそのチャンスは意外と早く来たりする。
金剛はある場所を避けて通っている。
そう、お化け屋敷だ。
ホラーハウスだって?
行こうじゃないか…と金剛の手を引く。
「アー…ダーリン?他のも…行きたいナーなんて…」
「これの後行こうぜ?」
「…あぅ」
「怖いの?」
「…そんなはずナイネー!余裕ですよ!いやまじで!」
「………嘘です、本当は怖いです」
「俺が居るだろ?」
「絶対…手を離さないでくだサーイ」
ホラーハウスは初めて来るなあ…
てか…暗いなあ…
「ダーリン?居ますよね?この手はダーリンデスよね?」
「……」
「ちょっ!ダーリン!?ダーリン!?幽霊はノーデース!!」
「俺だよ」
「ほっ…よかったデスー」
「ぬぁぁぁぁあ!!!!」
といきなり後ろからお化けが…
「ノオオオオオオオオゥ!!」
叫び逃げようとするが 手をガッチリ繋いでいるのでそれも叶わない
「いやぁぁ!!!ダーリン!逃げられないデース!いやぁあ!!!こないで下サーーイ!!」
可愛いなあ…
「ダーリンは怖くないデス!?」
「んー…割と平気かなあ?」
まあ…毎日艦娘が鍵を閉めたはずなのに部屋にいたりするし
最初は驚きばかりだったけど
慣れたからか…驚く事が減ったからなあ……
「変な耐性ついてるじゃないデスカ」
その後も…
井戸から人が!
「にゃぁぁぁぁぁぁああ!!」
後ろからミイラ男が!!
「うびゃぁぁぁぁぁあ!!」
幽霊の挟み撃ちだ!!!
「ギブアップ…デーース!!!!」
「ダメ♡言っただろう?手を離さないって…」ニヤリ
「ダーリンの方が怖いデース!ダーリンは鬼デース!」
真っ白に燃え尽きた金剛をレストランへと連れて行く。
こういう遊園地は飯も楽しみなんだよねえ……高いけど…。
2人で食べるなら何でも美味しいが、今日は特にそう感じる。
「幸せデース♡」
「俺もだよ」
ちなみに食べたのはデスティニーランチ。
オムライスとハンバーグ等の入ったプレートである。
夕方になるとパレードが始まった。
…パレードの名前はやめておこう…。
シ○デレラ風のドレスを着た人が前を通ると金剛が手を振る。
「良いなあ…ドレス…まあ、私には似合わないデース」
とボソッと言ったのを俺は聞いていた。
俺は見たいけどなあ…金剛のドレス姿…。
煌びやかなパレードはなお続く。
今ここが現実と言うことを忘れさせてくれるような…
なるほど…コレが夢の世界か…と、納得できた。
次第に音が遠のいて行く。
周りの人たちも、さあ帰るかとポツポツと帰って行く。
この寂しさと言ったら…ね。
「終わりましたネー!ダーリン…」
「そうだなあ…」
「最後に観覧車のりまショー」
2人を乗せた丸い箱は重力に逆らってゆっくりと上がって行く。
帰りたくないと言わんばかりに。
「ダーリン?私は幸せデス」
「ん?俺もだぞ?」
「ダーリンが居るから私は…頑張れマス。前の演習の時も…戦いの時も…。ダーリンが居てくれて、皆が居てくれるからデース。
ずっと…ずっと!ダーリンの横に居たいと思いマース」
「金剛……いつも一緒に居てくれて、ありがとう。
俺はお前を…愛してるぞ。もちろん皆もだけど…それでも…最初にケッコンカッコカリをしたのが金剛で良かったと、ずっと思っているからな」
「ダーリン!!」
金剛が飛びついてくる。
俺は強く受け止めた。
周りから見れば、バカップル丸出しでしかないだろう。
それでも…良いと思えた。
唇を重ねて…お互いを確かめ合う。
「えへへ…ありがとうデース!ダーリン!」
この笑顔が…周りは夜で真っ暗なのに、眩しく俺の目に焼き付いた。
次回へ続きます!!
色々とご指摘等ありがとうございます。
拙いところばかりですが、何卒よろしくお願いします。