提督の鎮守府生活 〜最果てと呼ばれた西波島鎮守府での日々〜   作:ふかひれ

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何と 協力者は時雨だった?!


9話 西波島鎮守府 小咄編 続・青葉ヲ捕獲セヨ

時雨…貴方が青葉の協力者でしょう?

 

 

「何を言っているんだい?不知火、僕はずっと青葉を探して回ってたじゃないか」

 

「貴方はきっと最初に青葉を見つけたんでしょう。そこで取引きをもちかけたんじゃない?」

 

「仮にそうだとして…僕が探した場所は後で皆もさがしたでしょ?なら隠すのは無理なはずだよ」

 

「貴方が次に行く場所に行くように伝えたのでしょう?貴方は自分が次に行く場所は誰よりも最初に決めていたはず 。そして何より提督に心酔している貴方が提督に諦めを提言するのはおかしいんです!」

 

 

「…時雨?本当なのか?」

 

「あーあ、焦りすぎちゃったかな…そうだよ?僕が協力者だよ」

 

なんで…?

 

「理由は知りませんが、まずは貴方を確保します。響!電!時雨を拘束してください」

 

 

 

 

 

しかし2人は動かない

 

「どうしたのです?!いくら仲が良いと言っても彼女は青葉の……まさか!」

 

 

「アハハハハハ!!ぬいぬい、君は勘違いをしている!ひとつ、協力は僕から持ちかけたこと。そしてふたつ、響も電も僕の仲間だってことだよ」

 

「はらしょー、はらしょー、はらしょーだよー」

「なのですーなのですー!」

 

「なっ…なんだってー?!」

まあ…なんとなくらそーじゃないかなとは思っていたけどさ…。

時雨ってこんな感じだったっけ?てか残りの2人はそれは笑い方なのか?おかしくね?

 

「まあバレたところで仕方ないけど!結局は青葉さえ捕まらなければこちらの勝ちなのさ! 悪いけど2人には眠ってもらうよ!」

ジャコンと艤装を向けてくる。 

あーー訓練用の模擬弾の使用を認めてたっけ ?

 

 

「くっ…ここまでとは… 完全に私の落ち度です 3人相手に提督を守りながらというのは…… 時雨!貴方はなんで?!」

 

「写真だよ」

 

「「は?」」 思わずぬいぬいと声がハモる

 

「上手く青葉を流せたら提督の隠し写真が貰えるんだ!そのためなら僕は何だってやれる!だってだよ?隠し撮りの写真だよ?意識していないふとしたときの写真なんかどれだけ貴重なことか!!!

もしかしたらご飯を食べるときの綻んだ表情かもしれない、ラッキースケベにニヤけてる顔かもしれない。あ、でも相手とはお話ししなくちゃね?もしかしたら提督の、その//着替えなのかもしれないし。寝顔かもしれないし。とにかく僕の知らない一面を知る機会になるかもしれないでしよ?そんな機会をみすみす逃すわけにはいかないんだ。ぬいぬいにはわからないかもしれないけど、これは僕にとって何より大切なことなんだよ。ただでさえ金剛と濃密な時間を過ごしたらしいし?羨ましいことこの上ないんだよ!それにその間1日も提督に会えなかったんだよ?それだけで僕はこんなに不安になるんだ。だから こうやっ....」

 

バン! 

「うっ」 ドサリ

 

ぬいぬいが時雨の、話を遮って時雨の額に模擬弾を撃ち込んだのだ、

ピクピクと時雨は倒れて気絶しているようだ…。

 

「なっ  うっ」

「なので  うっ」 残る2人も同じように処理するぬいぬい。

 

 

「話が長いのよ、貴方は」

 

不知火!恐ろしい子!!

 

「提督、不知火は何だか疲れましたので帰投します」

 

「!?でも、まだ青葉が…」

 

ドォン!! 

不知火はノールックで近くの茂みに模擬弾を撃ち込む。

バタリと倒れてきたのは青葉だった。

 

 

「任務完了です」

あっはい アリガトゴザイマス、

 

去ってゆくぬいぬいと、転がったまま放置された犯人たち。

 

作戦はあっけなく終わりを迎えた。

 

 

 

 

 

 

「ぐすっ…うええ…カメラをかえしてくださぁい」

 

しばらくは返さんぞ…。

 

「そんな殺生なあ ふえええん」

自業自得だよ青葉…。

青葉は罰としてカメラ没収の上2週間鎮守府の掃除などの雑務を命令した…泣きながらでも真面目にこなしていたけど。

 

あほか!泣きたいのはこっちだわ!

ずっと金剛との事を聞くために追いかけられてるんだ…。

執務している時間より逃げ回る方が多い気がするぞ!

 

 

 

そして響達三人は…

 

「はーい あーんして下サーイ♡」

 

比叡カレーの刑に処されていた…。

 

「んぐっ… んんんんんん」 ガクッ

 

「は、、はらしょーんぐっ!?」 ガクガク… シーン

 

「あはは…金剛?やめないかい?それは条約違反なんじゃないかい?」

 

「コレはカレーデース!熱々のおでんじゃないので条約違反にはなりマセーン!何ですか?比叡のカレーが食べられないト?」

 

 

「あはは… これは、どうしようもな…むぐっ!うっ!」 ドサッ

 

「比叡〜良かったですネー。3人は昇天しマシター!」

 

「ひえええ!比叡感激ですーー!」

 

 

青葉が真面目に雑務をする理由が分かった気がした。

 

「にしても、ぬいぬい。今回はありがとうな」

 

「だからぬいぬいはやめてくださいって… いえ、そもそも不知火の落ち度だったので挽回できたなら良かったです」

 

ちなみに罰を考えたのもぬいぬいである。

すぐさま比叡カレーが候補に出てくるあたりさすがと言うか…

あまり怒らせない方が良いのかもしれないなと感じた私であった。

 

「提督?何か失礼な事を考えていませんか?」

 

「そんなことないぞ?さ、さあ!仕事仕事!」

 

「何か納得行きませんが、まあいいです。ではこの書類からお願いします」

 

 

 

 

うわぁぁあん!かめらぁぁ!!

カレーは嫌だー!提督う!助けてよおおおお。

 

鎮守府では泣き声とうめき声がこだましている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい! 短編はこれで一区切りです

お気に入りが60人超え、、ありがとうございます(´;ω;`)
評価もありがとうございます!!
比叡カレーでも何でも食べられます!


電と響は今回はある意味被害者なので どこかで良い思いをしてもらいましょう
時雨はヤンデレ街道爆進中ですね

さてさて 今後どうなることか
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