ツツジの花は何れ咲く   作:カラスの餌

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むぉぉぉ!


3話

翌日俺は学校に登校し、教室へ向かいそのまま自分の席につき考え事をしていたがやめた

 

「考えても無駄だな…。ファ〜………少し眠いから寝るか…」

 

俺は机に顔を伏せ寝る体勢に入った…がそこで思わぬ邪魔が入った

 

 

「おはようっ…浅霧君っ!…」

 

「・・・・。」

 

そう、俺が最も嫌いな人間上原が俺に話しかけてきた、マジでこいつの思考回路は読めない。普通あれだけボロくそ言ったら嫌になって話すどころか距離を置くレベルなのに

 

 

「浅霧君挨拶くらい返しなよ!歩夢が可哀想だよ!」

 

突然なんか突っかかって来た

 

「あ?…じゃあ聞かせてもらうが、何故俺がこいつに挨拶を返さなきゃならんの?…俺はこいつと友達になった覚えもない…当然の如くお前もだがな…。それに返すも返さないも俺の勝手だ…お前にとやかく言われる筋合いはないね…」

 

俺が挨拶を返さないことに腹を立てたのかツインテが思いっきり俺に怒鳴ってきた。正直やかましいし消えて欲しい

 

 

「何それ…!人としてどうかしてるよ!それは…!」

 

「は?どうかしてる…?笑わせんな…じゃあ貴様はそこら辺のやつが挨拶をしてて無視したら毎回俺に言ったようなことを言うんだな?」

 

うっと言葉を詰まらせた顔をするが直ぐに

 

「それは…でも…歩夢はクラスメイトじゃん!!」

 

「クラスメイトだからって必ず返さなきゃならんのか?なぁどうなんだよ法律やらルールやらで決まってんのか?」

 

流石にここまで言われると、ツインテは何も言い返せなくなり

 

「もういい!行こっ!歩夢!!」

 

「あっ…ちょっと侑ちゃん!」

 

勝手に話を終わらせそのままどっかいってしまった

 

…。これだからうるさいやつはきらいなんだよ。とはいえ邪魔者は消えたこれでようやく安眠できる…。

 

そのまま俺はホームルームを寝過ごし午前の授業は全て睡眠

目覚める頃には昼飯だった

 

「ふぁぁ〜……今何時だ…?って12時半…ふむ昼休みに入ったところか…さてなんか買って…ん?…」

 

なんか視線を感じると思ったら、教室のドアの付近で上原が俺を見ていた。きっと見てるだけで俺に用はない

 

そう思い立ち上がり後方のドアの方へ行こうとしたが…

 

「待って!」

 

・・・・。なんでどうもこういう展開になってしまうのか

 

「・・・何…」

 

呆れてものを言えない、正直もう何言っても無駄だと思い渋々話だけ聞くことにした。

 

「その…お昼…一緒に食べよっ?…浅霧君!」

 

「断るそしてじゃあな」

 

「待って!その…話したりはしないから…ダメ…?」

 

俺はそのまま拒否反応を示し上原の前から立ち去ろうとしたが、そもそも俺はこいつと事好きじゃないし興味もないと言うか必要としていない

 

そして俺は気になったことが1つある

 

「何故お前は俺と関わろうとする?他の奴らは気味悪がって近寄らんのに…それに助言するつもりは無いが、俺と話してるとそこのツインテが良い気分で見てる訳が…」

 

とはいえ嫌いと言いつつも話してる俺がいる。人間は本当に嫌いな人間か、無関係な人間に自分から話しかけようとしないし会話も続けようとしない。

じゃあ俺はなんだ、自分から話しかけに行ってないのに会話をしている

 

「…まぁそういうことだから…じゃあな」

 

どうしたことか…今の俺はあいつが嫌い…。この気持ちになんも偽りも無い…だがどっかで俺のどこかがあいつを許している…

 

 

くそ…なんなんだ……一体俺は何がしたいんだ…あいつの事が嫌いなら無視すればいいのに…何故どうしても言葉を交わしてしまう、嫌いなのに…

 

俺はボヤきながら、校舎を散歩していた中にコンビニとかも充実しているこの学校…言わずとも後者の大きさは並の高校とら比べ物にならない。

 

…そら迷子になる奴も現れるわな

 

と、のんびりそこら辺を歩いてたら……

 

 

 

「キャぁぁぁぁあぁあっ!!?!?!?!」

 

 

「ん…?」

 

突然悲鳴が聞こえた、声のトーン的に只事では無い事は察した、だが俺は動く気が起きない…何故?俺には関係ないからだ。正直この学校の野郎がどうなろうとか知ったことではない、死ぬのも生きるのも俺には関係ないだから行動しようとは思わない

 

 

だけど

 

 

 

 

 

……?!…

 

頭痛…あの時の惨劇…親父に殴られる母や俺…守ろうとしたのに守れなかった…例え人種が違くても…でも俺には関係…ないっ…?!

でも…!!

 

と言う俺の2つの気持ちが入り交じった、もし被害者が上原だったら…でもそうじゃ…

 

「くそっ!!…」

 

俺は考えず悲鳴が聞こえた場所まで全速力で走って向かった、考える余裕なんて今の俺にはなかった。

きっと日頃の疲れが溜まってろくな考えが出来ないだけ、そう言い聞かせながら俺は走った。

 

さっきも述べた通りこの学校は広い、幸い悲鳴が聞こえたのが近かったから探す事が可能だが普通に何かあっても多分誰も気づかないだろう

 

俺はそのまま走り目的地へ向かった

 

そしてようやく悲鳴が聞こえた場所まで着くとそこには

 

「なっ……?!何故……?!」

 

なんと忌々しい面をした俺の父親こと浅霧 悠仁がいたそしてその親父に胸ぐらを捕まれ持ち上げられてるツインテがいた

 

 

「よう……久しぶりだな…躑躅…どうだ学校楽しいか?」

 

「浅…霧君…だ…めだ…よ」

 

ツインテは苦しそうに話すが今の俺はそれを聞く思考が無く

 

「てめぇ…どの面下げて戻ってきやがった…母さんはお前のせいで今も行方不明…音信不通なんだぞ…そして俺の目も…忘れたとは言わせねぇ!!」

 

「ははははっ!!相変わらず母さん想いの良い息子だなぁ!ククク…!

だがな…あいつはもう帰って来ない…何故か?まぁお前のことだから大体察しただろ?…

そうあいつは死んだんだよ!この俺に殺されたんだよ!!ククク…ハハハハっ!」

 

親父は高らかに俺をバカにしながら笑った。

 

「…じゃ…じゃああの手紙は…」

 

「ぐっ……あ、浅…霧…君……だめ…それ以上は…聞いちゃ…「うるせぇんだよっ!」

 

ツインテがなにか言おうとしたのを俺の親父は更に力を込めて無理やり遮った。

ツインテは苦しい顔をしていたが怖いとかそんな顔はしてなかった…

 

「それとお前さっき手紙とか言ったなぁ…?そんときには既にもうあいつは死んでいる…つまり…これがどういう意味か分かるよなぁ?ククク…」

 

嫌でもわかってしまう…あの手紙は母さんが書いたものじゃない…コイツが俺を弄ぶために書いたのだった

 

「…………。はぁ…」

 

「あぁ…?なんだお前らしくねぇ反応だなぁ?」

 

うぜぇ…本当に…

 

「どうした躑躅ぃ…?急に黙りこくって…母さんに会いてぇのかぁ?クククガキだなぁ?!」

 

本当に…うぜぇ…コイツの声が耳に入る度にイライラする…

 

「なぁ?何とか言えよぉ?なぁ?」

 

「……まれ…」

 

「あ?聞こえねぇよ」

 

「黙れって言ってんだよ…!!このクズ野郎が…!!!」

 

怒りを通り越して俺は殺意に溢れたいや元々殺す気ではあったがより一層殺意に溢れていた。

ツインテはかなり驚いた目で俺の方を見ていた。

 

そして

 

「あ…?躑躅…てめぇいつからそんな口聞けるようになったんだ…ごら…もういっぺん言ってみろよ…」

 

親父の方もきれたのか我を忘れてツインテを離してこっちへ向かってきた。

 

「何度でも言ってやるよ…黙れって言ったんだよ…このカスが…」

 

「んだとぉ?!躑躅ぃぃぃっ!!!」

 

「………。」

 

親父は早速俺に殴りかかってきた、こいつは昔から頭に血が上るとまともな考えが出来なくなる。

そのため動きも単純になる事は把握済みだった

 

そして更に大ぶりなパンチが俺目掛けて飛んでくるが…

 

「……。ばかが…」

 

「ぐぅぉっ?!!」

 

俺はそのまま軽くいなしてみぞおちに一撃を与えた

流石にいくら鍛え抜かれても急所はどうにもならない…。特にみぞおちなんてな

 

俺は息がまともに出来てないクソ親父の頭を掴みこう言った。

 

「次…こいつらに手を出してみろ…更に悪夢を見せてやるからよ……」

 

そう告げてそのまま投げ捨てた、あんなやつはゴミ箱がお似合いだ

 

俺はそのまま放置しその場を去ろうとした。しかし残念な事にこう言った事が起きた場合穏やかには終わらない…。

 

「ねぇ!ちょっと…浅霧君!」

 

この期に及んで文句か…。なんなんだ本当に鬱陶しい

 

「なんだ…別に助けたわけじゃない…俺はただあいつが気に入らなかっただけの話別にお前には関係ないそして文句が言いたいならそこのクソ親父に言いやがれ」

 

「なっ…文句だなんて…違うよ…浅霧君…その…」

 

あぁそういうパターンか、だが残念な事に俺はそう言ったのは求めてない

 

「何も言うな…」

 

「っっ!ごめん…」

 

俺はそう一言告げてそのまま帰って行った。

 

 

 

 




間がああああ
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