一色いろはに弟がいたら   作:doesn't work

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続きます


姉弟の日常

「あれ真学校に行く用意しなくていいの?」

 

朝学校の身支度をしているいろはは登校する時間が近づいても一向に準備しようとしない真に問いかけました。

 

「うん!」

 

いろはに問いかけられた真は笑顔で頷きました

 

「何で?」

 

「なんと今日は学校の開校記念日で休みなんだ!」

 

真は胸をはって自慢するようにいろはにそう告げます

 

「そうなんだ、いいな〜」

 

いろははそんな真を羨ましそうに見つめていました

 

「えへへ、いっつもはお姉ちゃんにいってらっしゃいがいえないけど今日は言えるしね!」

 

「真!!」

 

ぎゅう〜

 

少し恥ずかしそうにそう告げた真にいろはは感極まったように真を抱き締めます

 

「もう、お姉ちゃんくすぐったいよ」

 

「それじゃあ行ってきます!」

 

いろはが学校に登校するために玄関に行くと真もそれを見送るために後ろをついてきます

 

「うん!あ、そうだお姉ちゃんちょっと」

 

「ん?」

 

真は何かを思いついたのかいろはに手招きをします。それに反応したいろはが顔を真に近づけます

 

チュ

 

「ふぇ⁉︎」

 

何と真は近づいてきたいろはの頬にキスをしました

 

「えへへ、いってらっしゃい!」

 

「う、うん。行ってきます」

 

突然のことに驚いているいろはを見て悪戯が成功したような笑みを浮かべながらいろはを見送りました。いろはは最初は戸惑っていたようですが家を出るときには頬を緩め浮かれながら登校して行きました

 

「さてと、洗濯と掃除を終わらせなきゃ」

 

真はいろはを見送った後、家の家事をおわらるべく早速取り掛かりました

 

ーーーー

 

「ふぅ〜、これでひと段落だね。あれ?」

 

家事がある程度終わった真は机の上にあるお弁当箱に気がつきました

 

「お姉ちゃん、お弁当忘れてる。お昼前…」

 

時間を確認すると時刻はちょうどお昼前の時間今からいろはの通う高校に届ければ間に合う時間です

 

「ん〜。よし!届けよう」

 

真はお弁当を届けることを決めるとすぐに準備をして家を出ました

 

「お姉ちゃんの学校は確かここら辺だったかな?」

 

真はいろはの高校には一度や二度にか行ったことがなく僅かな記憶を頼りに向かっていました

 

ーーー

 

一方いろははと言うと

 

(はぁ、まさか真のお弁当を家に忘れてきちゃうなんて…)

 

教室に1人いろはは自宅にお弁当を忘れていることに気が付き落ち込んでいました。

 

「いろはちゃんどうしたの?なんか落ち込んでるね」

 

「ちょっと、ね〜。でも全然大丈夫。気にしないで!」

 

「そう?なにか困ったことがあるならいつでも言ってね」

 

「うん。その時はお願いするね」

 

そんないろはに同じクラスの男子校生が気づかように話しかけます。声をかけられたいろはは話しかけられるやすぐにいつもの笑顔を浮かべて返答しました

 

男子校生はいろはにいい顔をしたいのか最後にそう言い残しいろはから離れて行きます

 

「購買で何か買ってこようかな」

 

いろはは、このまま教室にいても仕方がないので一旦何か食べるものを買うために購買に向かうことにしました。

 

「あ、お姉ちゃん!!」

 

いろはは購買に向かう途中、廊下を歩いているとそんな声が聞こえてきました

 

「真!?…と先輩?」

 

いろはが声のする方向に振り返るとそこには真でつい先日自分から依頼を出した奉仕部の部員である比企谷八幡がいました。いろははその異色の光景に驚きながらもこちらに走ってくる真を抱き止めます

 

「真がどうして学校に?それに先輩も…」

 

「それはねぇ…」

 

時は遡ります

 

「ここだ!」

 

真はなんとか無事に学校に到着しました。しかし

 

「お姉ちゃんの教室ってどこなんだろう…」

 

当たり前ですが真はどこになんの教室があるのかを全く知りません。真はどこに行けばいいかも分からずフラフラと校内を歩いていました。

 

「あ、あの!」

 

「ん?」

 

真は意を決して1人の男子校生に話しかけました。そうそれが八幡でした

 

「ちょっとお尋ねしたいんですけど…」

 

「お、おう」

 

(なんでそんなモジモジしながら聞いてくるんだよ。頬を染めるなよ。頬を)

 

真のことを可愛いと思いつつも返事をしました

 

「一年生の教室ってどこにあるかわかりますか?僕のお姉ちゃんがお弁当を家に忘れてしまってそれを届けたいんですけど」

 

「あぁ、一年生の教室ならこっちだ案内するよ」

 

「本当ですか!ありがとうございます」

 

(なんだかこの子、最近見た誰かに似てるな。誰だろう)

 

八幡は満遍の笑みを浮かべている真に対して誰かの面影を感じながらも真を一年生の教室に案内するのでした

 

と言うのが八幡と真が一緒にいる理由でした

 

「わざわざ真をここまで連れてきてくれてありがとうございます」

 

「お兄さんありがとうございます!」

 

「どういたしまして」

 

(そうか、誰かににてると思ったら一色だ。けど)

 

八幡はいつもの笑顔を作ってお礼を行ってきたいろはと純粋な笑顔を浮かべている真を見比べました

 

(姉弟でも、弟の方は素であざといんだな)

 

八幡はそう思いながらその場を後にしました

 

「はい!お姉ちゃん、お弁当」

 

真は自分のチュックサックに入れていたお弁当を出すといろはに差し出しました

 

「あ、わざわざ届けてくれたの!」

 

「うん」

 

「ありがとう!」

 

「えへへ、どういたしましたて」

 

いろははもう一度真を抱きしめました

 

「じゃあお弁当も渡せたし僕は帰るね」

 

真は学校にきた目的を達成できたので自宅に帰宅しようとします

 

「えぇ〜、一緒にお昼食べようよ」

 

「でもここお姉ちゃんの学校だよ?僕ここの人でもないのにここで食べていいの?それに僕の分のお弁当も持ってきてないし…」

 

どうやらいろはは真と一緒にお昼を食べたいようです。真も一緒に食べたいとは思っているようです

 

「お昼を食べるくらい大丈夫だよ。それにお弁当は2人で分ければいいし」

 

「う、うん。じゃあ食べていくね」

 

「そうと決まれば早速食べよ!」

 

いろはの勢いに押されるように真は手を引っ張られて連れられていきます

 

ーーー

「美味しかった〜。ご馳走様」

 

「うん。お粗末様でした」

 

2人で一つのお弁当を食べ終えた真といろはは残りの休み時間をゆっくりと過ごしていました。

 

「えへへ、真〜」

 

いろはは食事を終えて真に甘えるように抱きつきました

 

「お姉ちゃん時間大丈夫なの?」

 

「ちょっとくらいなら大丈夫だよ」

 

真もそれに応えるようにいろはに抱きつきます。それと同時にお昼を食べて結構な時間が立っておりそろそろお昼休憩が終わるのではないかと心配をしていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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