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皆さんお久しぶりです、暗部で今は束さんの護衛をしている志村イチです・・・えっ私のこと忘れてしまいましたか?そうですかそうですか・・・じゃあ力づくで思い出せましょうか?・・・・・まぁ冗談はほどほどにしときましょう。
私は今IS学園という場所にいます、今さら勉強をするために来たわけではありません…目的はただ、私にかつて酷いことをした姉の織斑千冬…兄の織斑春十…その取り巻き篠ノ之箒の3名を私が満足するまで肉体的にも精神的にも苦痛を与えて私が楽しむ為です、別に私はサイコパスじゃありませんよ…人間誰だって溜め込んだら発散するでしょ…私の場合は奴らへの復讐で発散するだけです。
入学式が終わり私は1組に向かい席についていた、教室には織斑春十と篠ノ之箒の姿があった…まさか同じクラスとはなんて幸運…実は私が教員の何人かに幻術をかけてクラス分けを操作したんです、当たり前ですよねやるなら徹底的にやらないと…ダンゾウ様に仕込まれましたから。
しばらくすると緑髪で眼鏡をした童顔の教員山田真耶先生が入ってきました、愚兄の目線は山田先生の豊かなお胸に釘付けですね…あああの腑抜けた顔滅茶苦茶にしたいな…いけないいけないまだ早いですね、そして始まった自己紹介生徒達は簡単には自己紹介をするので私も簡単にしますか。
イチ「志村イチです、特技は剣術です一年間よろしくお願いします。」
いたって普通の自己紹介です、その後自己紹介は続きいよいよ愚兄の番です。
春十「初めまして…織斑春十です……以上です…」
【!!!】
クラスの大半が愚兄の自己紹介を聞きずっこけました、やれやれちゃんとした自己紹介も出来ないとは、私がそう思ってると教室のドアが開き織斑千冬が入ってきて
千冬「貴様は自己紹介もろくに出来んのか!」
春十「あべし!?」
手に持った出席簿で愚兄の頭を叩きました、愚兄は痛そうに頭を抱えています…ざまぁ……私は無表情ですが心の内側では大爆笑しています。
千冬「まったく、諸君!私がこのクラスの担任の織斑千冬だ、私の仕事は諸君らを1人前のIS操縦者にすることだ私の指示には必ず【はい】か【YES】で答えるようにいいな!」
生徒達「「「「キャーーー!!!」」」」
それが教師の言うセリフですか、相変わらず暴君なのは変わってませんねまあ、でもその方が容赦なく苦痛を与えられます。
それとは別にここの生徒達は自分達がなにを扱うかを分かっているのだろうか?いや本当に分かってる者は少数でしょう、ISは確かに元々は宇宙開発の為に作られ今は競技としての面が強いですが裏ではテロなどで使われている【兵器】だということが。
大きな力というのは使い方を間違えれば身を滅ばす原因になる…私が向こうの世界で何度も目にしてきた出来事だ。
自己紹介が終わると授業が始まった。授業の内容は束さんから事前に教えてもらったので内容はかなり暇なものだった、すると糞姉が急に話し始めた。
「ああ、そういえばクラス代表を決めなければな。クラス代表はクラス対抗戦への出場の他、生徒会への出席、学園の行事でのまとめ役を担う。わかりやすく言うならばクラス委員長だ・・・自薦でも推薦でも構わない、誰かいるか?」
そう言い終わると生徒達は次々と挙手し声をあげる。
女子1「それなら織斑君がいいと想います」
女子2「春十君に一票入れます」
次々と愚兄をクラス代表にと声が出た。その本人は苦い顔をしており、本当は拒否したいが女子達の圧がすごくて言えないと私は状況を楽しみながら見ていると1人の女子が声をあげた。
声をあげたのはイギリスの代表候補生セシリア・オルコット。彼女は女尊男卑の思想の人物であり最初は男である愚兄が男というだけでクラス代表になるのが気に入らないという話だったが、やがてIS学園が極東にあることや人種差別的な発言などを言い放った。その後キレた愚兄がイギリスの悪口を言いそれに怒ったセシリア・オルコットが愚兄に決闘をすると話になった。
正直どうでもいい幼稚な言い合いに私はため息をつき早く終らないかと思っていると
千冬「決闘してクラス代表を決めるなら、志村お前もどうだ?」
何故か糞姉が私に決闘に参加しないかと言い出した、面倒なことさせんなと思いながら何故私を出そうとするのか理由を問いた。
イチ「何故関係ない私が決闘に出なければならないのでしょうか?」
千冬「確かに関係ないがクラスの代表を決めるということで実力的にお前も出る権利があると思ったからだ…」
イチ「いえ結構です、私はクラス代表に興味はありません」
私はクラス代表を拒否した、だが糞姉はしつこく私を決闘に出そうとしてきて愚兄やセシリア・オルコットまで話に入ってきた、これでは埒があかないと判断した私は
イチ「なら・・・勝った人はクラス代表になるかを選択出来るなら参加します」
条件を出した。私が出した条件を糞姉は少し考えると了承し愚兄とセシリア・オルコットもそれでいいということで一週間後にクラス代表をかけた決闘が行われることになった。はぁ…面倒なことになった。
決闘が決まってから3日が経過した、相変わらず愚兄とセシリア・オルコットは会うたびに言い合いになり授業が始まろうとしているのに止めない為山田先生が涙目になり糞姉が登場して出席簿で鎮圧が1組の日課だ、最近では取り巻きの篠ノ之箒が竹刀で参戦しようとするなど日に日に過激になりたまに私にも飛び火するのでストレスが貯まっていく…マドカの甘えてくる姿が懐かしく思える。
イチ「またか・・・」
私は最近あることに気付き始めた、登下校時に誰かに監視されていることに…こちらが振り向くとすぐに隠れる為未だ正体がわからない、なので私は次の日教室に向かう前誰にも見られてないのを確認すると印を結んだ。
イチ「影分身の術!」
【!!!】
イチ「悪いけど今日1日わたしを監視している奴の正体をつかんでほしいの…」
イチ(影)「了解、大丈夫へまはしないさ…」
私は影分身を1体作り1日私を監視する輩を探らせた。
授業が終わり同居人が来る前に寮の部屋に戻ると分身体がくつろいでおり資料に纏められたものを受けとると分身体は消え私は資料を読み始めた。
イチ「なるほど(私を監視していたのはIS学園2年生の更識楯無、専用機持ちで現ロシア国家代表であり日本政府の暗部・・・同業者か)」
何故私を監視しているかはわからない、だけどずっと監視されてると今後に予定している復讐計画が妨害される。さてどうしたものか…私は考え出した答えは更識楯無に私を怒らせないほうがいいと心に刻むことだ。
その夜同居人の鷹月静寐が眠ると私はベッドを抜け出し拡張領域から出した暗部の装備を一式を身に纏う。手裏剣…クナイ…巻物…刀を背中に装備しカラスの面を手に取りそのまま顔に取り付けた、さぁ行くか。
更識楯無は夜遅くまで1人で生徒会室で報告書を作っていた。
楯無「あーーやっと終わった・・・まったく日本政府も逐一織斑春十の動向を報告しろなんて、只でさえ世界中から研究所や女尊男卑組織からの問い合わせで手一杯だというのに…簪ちゃーん私を癒して・・・」
楯無は日々の様々な案件で疲弊し机に突っ伏す中ある1枚の資料を凝視していた、その資料はイチに関するパーソナルデータが記入されていた。
楯無「志村イチ…海外に本社があるIS企業の日本支社所属の企業代表、調査したけど特にこれといった問題がない普通の生徒・・・でも私は見た。一瞬だけど入学試験でたまたま教員との模擬戦で感じた気配は普通じゃないものだと私の経験で感じて数日監視したけど成果はなし…私の勘違いだったのかしら…」
楯無はイチに関する書類をしまうと寮に戻ろと席を立った瞬間
楯無「うっ!?なに・・・意識が遠退いて・・・」
バタン
楯無は急に睡魔に襲われ倒れてしまったそれを確認したイチは楯無に近づいた、楯無の首には少し大きい針のような忍具千本が刺さっていた、イチは殺傷力の低い千本に睡眠薬を塗り楯無の意識を奪ったのだった。
イチ「じゃあ始めようか・・・」
イチは印を結び楯無に術を発動した。
楯無「う・・・ここは?私は確か寮に帰ろうと・・・えっなにこれ!?」
楯無は意識が戻り回りを見渡すとそこはなにもない赤い空間に鎖で両腕を縛られ吊らされている状態だった。
楯無「う、外れない・・・痛っなに・・・嫌!!!」
楯無は鎖を解こうとするが外れずにいると、突如数ヵ所から痛みがしたので視線を向けるとそこにはかなりデカイヒルが自身の身体に張り付き血を吸っている光景だった。
楯無「いや!いや!!嫌!!!取って!?」
楯無がヒルに血を吸われ騒いでいると足音が聞こえ楯無の目の前に現れたのはカラスの仮面のつけたイチだった。イチは楯無に言った
イチ「取ってほしいか?」
それに対し楯無は取ってと叫びイチは刀を抜くと楯無ごとヒルを切りつけた。
楯無「きゃぁ!?」
悲鳴をあげる楯無にイチは次々と刀を振り下ろしヒルごと楯無の身体を切り刻んでいく、すべてのヒルが取れた頃には楯無は切り傷だらけだった、呼吸が荒い楯無にイチは問いかける。
イチ「約束するか?今後志村イチには緊急時以外関わらない、邪魔をしないと」
イチの言葉に楯無は
楯無「貴方まさか…志村イチちゃんね!?こんなことして覚えてなさいよ」
という言葉を返した。
イチ「自身の状況が分かってないようだ【パチン!】」
イチが指をならすと鎖は消え一瞬自由になるが今度は左右から鋼糸が楯無に巻き付き磔のような姿になる。
楯無「今度はなにを…」
イチ「この鋼糸は熱電導率が高い、「なにを…ぐっ!?」熱を与えればすぐに熱くなる…そしてこのまま鋼糸を巻き取りお前を締め付け最後は…」
イチは火遁で鋼糸を炙りどんどん熱くなる鋼糸を巻き取り始め楯無に苦痛が襲いかかった。
5分もすれば楯無は限界を迎えていた、直接火で炙られるわけではないため煙で失神出来ないのが余計に痛みを倍増するからだ…イチは刀で鋼糸を切ると楯無は電池が切れたように倒れイチは楯無の赤い瞳を見つめ声をかける。
イチ「じゃあもう1度言うわ、約束しなさい…今後私に関わるな…私がやることを静観していろ…今貴女が死んだら妹さんがどうなるかわかるでしょ?」
楯無「!?(私が死んだら簪ちゃんが新しい当主になって危険なことをそれに彼女がなにをするかわからない・・・それだけは駄目)」
楯無は暗部の長として生徒会長として目の前にいる志村イチと言う得体のしれない化け物を見逃すことは出来ないが愛する妹の為楯無は苦渋の決断をした。
楯無「分かったわ…約束するわ」
楯無がそう言うとイチは楯無の額に指をつけると
イチ「秘術・呪言呪縛の術!」
イチが術を発動し楯無にチャクラを流すと楯無は気を失った。
楯無「あれ・・・確か私は昨日・・・!?」
楯無は気がつけば生徒会室の自身の机に突っ伏しており目が覚めたことで昨夜の記憶が脳裏をよぎり自身の身体を確認しただが
楯無「えっ?血を吸われた痕も斬られた痕も一切ない…あれは夢だったの?」
楯無はイチにされたことはすべて夢だったのではないかと思い始め、引き出しからイチの資料を取った瞬間
楯無「!?(身体が動かない)」
楯無は突如身体が動かなくなり次にまるで身体中を剣で刺されたような痛みが走り楯無はその場にうずくまり資料から手を離すと痛みは嘘のように消えた。
楯無「夢じゃなかった・・・」
その様子をイチは窓越しに外から見ており楯無に施した呪印が機能したのを確認しイチはその場から消えた。
イチ「上手くいってよかった…」
イチは昨夜千本で楯無を寝眠らせると楯無に幻術をかけた。楯無が体験したのはすべて幻術であった為傷痕はなかったのだ。
これで一安心だ。木ノ葉のトビヒルと刀で切り刻む拷問を喰らえば私に対する恐怖は十分だ、ダンゾウ様が裏切らない為には相手に恐怖を植え付けるのが手っ取り早いと仰った通りだ・・・今回の拷問は奴らへの予行練習にもなったから丁度よかったな、明日は決闘だ…オルコットは瞬殺すればいいが愚兄は時間をかけて惨めに倒してやる、あぁ明日が楽しみだ。
イチは仮面の中で笑う。数年間待ちに待った瞬間を想像して・・・
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