「それでなんですか?」
「おう、俺達が欲しいのは、エンダーアイっていう素材だ。
作成方法はともかく、エンダーマンが強いんだ。こいつらを大量撃破できる奴を捜してたんだよ」
そういうわけでやってきた三階層。
そこはまさかのマインクラフトだった。
たしかに自由度高いし、素材という意味ではここは大事な建築用品だな?
俺は知識を使って、作業台から鉄の剣等の装備を作ることに成功した。
別にSAOの武装でもいいんだけど、その世界の装備があるならそっちを使う。
それに普通にSAO武器よりも強いし。
提供された武器を使って、夜のエンダーマン狩りを行う。
ただエンドポータルを開けるための仕様が、迷宮区の入り口を開けるという物に置き換わっている。
ここのボスは、きっとエンダードラゴンなんだろうなぁ。
そうおもいながら、やっていくと途中でプレイヤーに出会った。
「……」
「……」
「ここのやつらはもらい受けた」
「させん」
そういうわけで、敵プレイヤーを戮してエンダーパールを入手した。
死は怖くないから別にPVPやっても構わない。
それに剣を俺に振ってきたんだし、いいよな?
ハンムラビ法典というか、復讐法を見習ってどうぞ。
俺やダイア装備のRTA君の働きで、さっさと迷宮区が解放された。
まあここはそこまで大量の資材はないし、レッドスターの恩恵もあって一定時間空中に存在できる。
だから渓谷や山脈はなんのその。
敵の撃破は任せて、ギャラクシーに戻る。
さて、マリオギャラクシーで待ち受けるのは、サーフィン・ぱんころ~・バブルだ。
クッソムズイのは、操作性もあるけれど一撃死というのがある。
だから一般プレイヤーに受けないんだよなぁ。
つまりクリアできるのは、俺やTASさんだな?
RTA君は何度でも死んでいるけれど、痛覚が消えていないらしい。
だから痛いもんは痛いってよ。
TASさんは痛覚というか、ナーヴギアを落としてしまってその機能が消えているらしい。
そのせいで、触覚が消えていて今なおここの存在しているのかわからないという空気のような存在だ。
ただ嗅覚や味覚はあるので、発狂しなくていいって安心してた。
うーん、ナーヴギアってそんな精密機器だっけ?
とにかく意外な理由で驚きだぁ。
さてさて、サーフィンをクリアするのはそこまで時間はかからなかった。
ぱんころ~も、ジャンプ力ぅ……ですかねぇ。
おかげで何度も死にました。
クリアはしたんだけどねぇ。
問題は次だ次。
ファントムのパープル並の難易度だ。
というかバブルものが基本的な壁だな?
やっぱ直接な感覚じゃなくて、バブルという副次的な感覚になるから反応が一歩遅いんだよな。
なかなか難しい操作方法だし、なにより、キラー・電撃のルートライン・キライラ等が
障害物で存在しているのがつらい。
これで何度死んでいるんだっていう感じ。
「ん? 君も死にに来たのかい?」
「……」
目が死んでいる。
バブルステージで、俺とTASさん以外初めて見た。
容姿は女の子だけど、目がうろんだな?
今まで沢山死んで来たんだろうなぁって、感心してる。
よくぞ心を壊さずに来てくれた。
とにかく俺は、開口一番にスターいるか聞いた。
「いる」
「おk、把握」
たしかに星屑祭がない今、スター入手方法がこれだけだしなぁ。
死が辛くない時点で、俺達はサクサク来たし一般人が入手できるわけがないか。
「じゃ、一緒に行くか」
そういうわけで、途中で合流したTASさんやTA殿と共に先に導いた。
ん、TA殿って?
サーフィンに現れた死を恐れない猛者だけど。
死にまくって発狂してから痛覚が麻痺して、感覚が分からなくなったらしい。
味覚も嗅覚もおかしくなって、感覚もわからないっていう廃人一歩手前な人。
そんな人が唯一ハマったのが、タイムアタック。
クリアしたときに堕ちて、体がバラバラになっていく激痛が徐々に再生されて
快楽を発生させるっていうなかなか欠陥なシステムがあることに驚愕した。
「えぇ?」
「貴殿もはまったのではないのか?」
目の焦点がおかしいけれど、最低限のマナーがあるので親交がある。
「とにかく、この子をスター前に連れていくから、援護よろしく」
「了ぉ解」
結構死んだぞ。
こんな狭い隙間を三人で行くのはきついって。
泡と浮遊した俺で、二回分食らえるけど彼女をスター入手までさせるのはきつかった。
精神的にもきついし、死んだら二階のエントランスじゃなくて始まりの町の広場に落とされる。
そこから帰ってくるのが本当に面倒でなぁ。
ここどうにかしてくんない?
ついでに黒鉄宮で確認してきたけれど、blain/俺、art/RTA君、saturn/TASさん、
alsrain/TA殿、manami/あの女の子が死亡トップ10に入ってた。
各自、256、85、158、21、12だ。
何気に記憶にある、poh,kirito,asuna等を見てみる。
こいつら死んでないな。
ああ、死んでいないっていうのは、ログアウトの方。
死去と死亡は、明確な線引きがある。
死んで去るのと死んで亡くなるという意味。
そういう意味では、そんなに死去してないなぁってね。
死亡は相当いる。
manamiが9位に入っているってことは、2万人が結構慎重にやっていることが見て取れる。
それか死去してしまって、ランキング外になってるか。
よーし、帰るか。
帰ってくると、manamiはスターを手に取って喜んでた。
いやーよかったよかった。
でも、ここにいる連中、全員廃人なんすよ。
だから喜んでくれるけれど、心はたぶん空虚なんじゃないかな。
だって目が笑ってないし。
こわいね。
さて星屑祭りだ。
ちなみにこの時、4階へアクティベートされた。
つまりそれくらいの時間をかけたってわけ。
辛いね。
でも、これ以上につらいのは、マリオギャラクシー2からなのだよ。
理由は簡単で、3Dが売りなのに2Dな場面が多くなって復帰が難しくなるんだ。
更にマスターギャラクシーとかいうサドンデスなステージが、マジクソむずい。
主にブーメランブロスがいるところが、ね。
しゃがみ込むことをしらないと、普通に死ねる。
まあいいや。グランドフィナーレギャラクシーに来て、俺達は心を安らげた。
ただピーチやマリオから、マスターギャラクシーへの挑戦権が渡されたときは
失笑したけど。
そりゃもう、邪悪な笑みだ。
一応スターを無限に貰った。
それでも許さねぇからな?
―ステージがクリアされましたので、他階層とリンクされます―
<ブレイン、迷宮区より謎の機械獣が現れました。どうしますか?>